【moto g64 5G】レビュー!今時に3万円以下で買えるミドルスマホ

Motorolaのgシリーズ「moto g64 5G」のレビューです。定価は34,800円だけれど、割引やポイント還元で3万円を切るコスパの優れたミドルスマホだ。

※自身で購入したものをレビューしています。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。

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スペック

カラースペースブラック
シルバーブルー
OSAndroid 14
プロセッサーMediaTek Dimensity 7025
(2.5GHz x 2+ 2.0GHz x 6)
メモリ8GB
ストレージ128GB
microSDカード最大1TBまで
ディスプレイ約6.5インチ
解像度:2,400 x 1,080
アスペクト比:20:9
リフレッシュレート:最大120Hz
バッテリー5,000mAh
3030W TurboPower チャージ対応
サイズ (高さx幅x厚さ)約161.56mm x 73.82mm x 7.99mm(最薄部)
重さ約177g
アウトカメラ約5,000万画素メイン
約200万画素マクロ
インカメラ約1,600万画素
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz)
Bluetooth5.3
スピーカーステレオ
NFC対応
FeliCaおサイフケータイ対応
耐水・防水IPX2
防塵IP5X
生体認証指紋認証(側面の電源ボタンと併用)
顔認証
SIMスロットnanoSIM+microSDカード
eSIM(DSDV)にも対応
価格34,800円
格安スマホセット

外観チェック

中央パンチホールの6.5インチ液晶ディスプレイ。背面カラーはスペースブラック、見る角度により光を反射するタイプで安っぽくはない。

左側面にSIMスロット。右側面に、指紋センサーを内蔵した電源ボタンと、音量調節ボタン。

上部にはマイク穴のみ、受話口がスピーカー兼用、画面の保護フィルムの貼り付けは無し。下部には、3.5mm ヘッドセットジャック、USB Type-C、スピーカー。

SIMスロットは、nanoサイズが1枚とmicroSDカードの2スロットで、eSIMを搭載しDSDVに対応します。付属品は、冊子類とSIMピン、ソフトタイプのクリアケースのみでコストが抑えられている。本体重量は約177g、ケース込みでも197.3gと軽量でした。

ベンチマーク

機種
プロセッサー
moto g64 5G
MediaTek Dimensity 7025
moto g52j 5G
Snapdragon 695 5G
Geekbench 6シングル:1018
マルチ:2418
シングル:905
マルチ:2115
3DMark
Sling Shot Extreme
26212845
PCMark
for Android Benchmark
1383610128

前モデルの「Snapdragon 695 5G」と比較すると、CPUは上がっているがGPU性能は高くはないみたいです。AnTuTu Benchmark(V10.3.4)では47万点ほどのスコアでした。

バッテリーテスト

PCMark の Work 3.0 battery lifeを計測。条件は、リフレッシュレート自動、画面輝度100%、音量0にして、7時間42分。バッテリー残量20%までの実行時間は、6時間36分でした。

急速充電速度

急速充電は30Wに対応。バッテリー残量を15%まで減らした状態から、どのくらいで充電できるか計測してみました。

充電時間電池残量回復量回復差
開始時15%0%0%
15分44%29%+29%
30分66%51%+22%
45分85%70%+19%
1時間96%81%+11%

Motoアプリ

ホーム画面にあるMotoアプリに便利機能がまとまっています。ひねってカメラを起動するクイックキャプチャや、2回振ってライトを点灯する簡易ライト機能など使い方を把握しておくと良いです。一部の機能は端末設定にあったりします。別記事でまとめてあるので参考に。

カメラ性能

約5,000万画素のメインカメラに、約200万画素のマクロカメラ。インカメラは約1,600万画素。

プレビュー画面中央下側に「マクロ・1倍・2倍」の切り替えがあり、超広角には非対応。スライドもしくはピンチアウトで最大8倍ズームまで対応する。上部には、自動ナイトビジョンや画像のスタイル変更「自動補正・ナチュラル」もあります。シャッターボタンは長押しすると、ゆっくりめ連写で撮影し、後からアニメーションの作成もできる。

設定にあるシャッター音のオンオフは、日本のSIMを入れるとこの項目は消えていしまいます。カメラモードには、指定した色を強調するスポットカラー撮影やデュアル撮影もあり、共に写真だけでなく動画にも対応する。

残念ながら、カットアウトやシネマグラフといった機能は非対応でした。

スポットカラーは、中央の円を強調したいカラーまで移動すると、その色以外のところを白黒にする機能で、下のスライドバーで強さの調整ができる。デュアル撮影は、ビューファインダーの位置を動かしたり、インアウトの切り替えや上下のレイアウトにも対応。動画の場合、位置の移動や切り替えはできるけど、レイアウトの変更はできない仕様。

ポートレートは境目がぼやけてしまう。ナイトビジョンは、シャッタ時間が長くなるため、通常撮影時の自動ナイトビジョンよりも少し鮮明に写ります。

カメラ機能

アウトカメラインカメラ
写真
アスペクト比
1:1
3:4●
9:16
フル
1:1
3:4●
9:16
フル
写真
解像度

標準●

標準●
動画
アスペクト比
9:16 ●
フル
9:16 ●
フル
動画
フレームレート
30FPS●
60FPS
ズーム最大8倍
タイムラプス4×●

16×
32×
4×●

16×
32×
カメラモードマクロ
ポートレート
スポットカラー
スポットカラー動画
ナイトビジョン
パノラマ
プロ
スローモーション
タイムラプス
デュアル撮影
デュアル撮影動画
ライブフィルタ
広角
ポートレート
スポットカラー
スポットカラー動画
プロ
タイムラプス
デュアル撮影
デュアル撮影動画
ライブフィルタ
フェースビューティー

●が初期値

ゲームの動作確認

ゲームタイムというツールキットが搭載しています。ゲーム中に、パフォーマンスモードや通知ブロック、スクリーンショットや画面録画などの機能を使える。ゲーム毎に、パフォーマンス・リフレッシュレート・ディスプレイの解像度などの指定もできます。

ポケモンGO

ポケモンGOは、AR機能に対応しているのを確認できた。

原神

グラフィックス画質のデフォルト設定は最低。遊べなくはないけれど、重たいゲームは向いていない。

PUBG

グラフィックの初期設定は、クオリティがHD、フレーム設定が高。クオリティを標準以下にすると、フレーム設定はウルトラの選択もできる。

有線コントローラーの接続確認

USB Type-Cで接続できる有線コントローラーを試してみました。製品詳細については各レビュー記事を参考に。

レビュー記事リンク動作確認純正ケース装着時パススルー充電
GameSir G8 Galileo6W
GameSir X2s7W
GameSir X2 Pro-Xbox7W
Razer Kishi V27W
Backbone One7W
Leadjoy M1C+×
ROG Tessen7W

どのコントローラーも動作し、純正ケースごと利用できました。ただし「Leadjoy M1C+」については、パススルー充電は認識せず非対応となります。

購入先

格安スマホセット

ワイモバイルから販売されているものは、製品名に「y」のついた「moto g64y 5G」別モデルになります。メモリが4GBと少ないだけで、あとは同じというコスト抑えたもの。ライトユーザーであれば、1円で購入できるため悪くはない。yモデルのメモリを拡張するRAMブースト機能は、最大4GBまで搭載されていて、デバイスメモリ4GB+RAMブースト4GBに対応する。

メリット・デメリット

メリット
  • 価格が安い
  • 薄型軽量
  • ステレオスピーカー
デメリット
  • 重いゲームは不向き
  • 防水性能はIP52
  • カメラの性能は高くない

メリットは、おサイフケータイに対応していながら3万円以下(スマホセットやポイント還元など)で購入できるというコスパの高さ。薄型軽量というスタイルにステレオスピーカーを搭載しているのも魅力です。

デメリットは、価格を抑えるために性能も落とされているところ。重たいゲームは向かないし、カメラは超広角撮影には非対応だったりする。防水性能も高くはないため、デメリットを把握したうえで購入を検討すること。

まとめ

34,800円の定価だと魅力は感じないけれど、3万円以下で買えるなら悪くないです。ただしヘビーユースには向かないため、デメリットを把握したうえで購入を検討すること。スマホセットだと、ワイモバイルはメモリが4GBと少ないモデルで1円、IIJmioなら2万円以下で購入可能です。

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