
エントリースマホ【OPPO A79 5G】のレビューです。性能は高くないが、ステレオスピーカーに急速充電(33W)、おサイフケータイや防水性能(IP54)に対応している。
※メーカー貸出機のレビューのため製品版とは異なります。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。
スペック
OPPO A79 5G (CPH2557) | OPPO Reno11 A(CPH2603) | |
カラー | グローグリーン ミステリーブラック | ダークグリーン コーラルパープル |
サイズ | 縦: 166mm 横: 76mm 厚さ: 8mm | 縦: 162mm 横: 75mm 厚さ: 7.6mm |
重量 | 約193g | 約177g |
OS | ColorOS 13 based on Android13 | ColorOS 14 based on Android14 |
CPU | MediaTek Dimensity 6020 | MediaTek Dimensity 7050 |
メモリ | 4GB RAM拡張:最大4GB | 8GB RAM拡張:最大8GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
バッテリー | 5000mAh 33W SUPERVOOCフラッシュチャージ | 5000mAh 67W SUPERVOOCフラッシュチャージ |
ディスプレイ | サイズ:約6.7インチ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) 画面占有率: 91.4% リフレッシュレート:最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz パネルタイプ: LCD(液晶) | サイズ:約6.7インチ 解像度: 2412 x 1080 (FHD+) 画面占有率: 93.4% リフレッシュレート:最大120Hz タッチサンプリングレート: 最大240Hz パネルタイプ: 10億色有機EL |
アウトカメラ | [広角]約5,000万画素 [深度]約200万画素 | [広角] 約6,400万画素 [超広角] 約800万画素 [マクロ] 約200万画素 |
インカメラ | 約800万画素 | 約3200万画素 |
SIMスロット | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大1TB) ※ワイモバイルはシングルSIM(nanoSIM+microSD) | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大2TB) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth コーデック | Ver. 5.3 SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC | Ver. 5.2 SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC |
NFC | 対応 | 対応 |
Felica おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
防水 防塵 | IPX4 IP5X | IPX5 IP6X |
生体認証 | 指紋認証(側面) 顔認証 | 指紋認証(画面内) 顔認証 |
同梱内容 | 保護フィルム(貼付済み) SIM取出し用ピン クイックガイド 安全ガイド | 保護フィルム(貼付済み) SIM取出し用ピン クイックガイド 安全ガイド |
価格 | 29,800円 | 48,800円 |
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OPPO Reno11 Aと比較

奥OPPO Reno11 A、手前OPPO A79 5G、見た目は共通点の多いデザインになっています。OPPO A79 5Gは、処理性能やカメラ性能を控えめにし価格を抑えたモデル。通話やLINE、音楽や動画視聴など軽い作業を主に行うライトユーザー向けのスマホです。
OPPO Reno11 Aは、処理性能やカメラ性能も良く、AI機能まで使えるミドルレンジスマホ。価格は高くなるけれど、SNSなど多用するユーザーはこちらの方がおすすめ。逆にOPPO A79 5Gの方が優れているところは、ステレオスピーカーとイヤホンジャックを搭載しているところ。
外観チェック


中央パンチホール型の約6.7インチ液晶ディスプレイ。背面カラーはグルーグリーン、格安なモデルでも安っぽいデザインではないです。※貸出機のため左下に管理用のシールが貼ってあります。


左側面には、SIMスロットのみ。右側面に電源と音量調節ボタン。


上部にはマイク穴のみ。受話口はスピーカー兼用、液晶には保護フィルムが貼られています。下部に、イヤホンジャック、マイク穴、USB Type-C、スピーカー。ステレオスピーカーを搭載しているのはメリット。
nanoSIM2枚とeSIMに対応

SIMスロットは、nanoSIM2枚もしくは、nanoSIM+microSDカードの排他利用。eSIMにも対応していて2枚の物理SIMが入る貴重なスマホ。ただし、eSIMを有効にした時は物理SIMは1つしか使えないため、3つのSIMすべてで同時待ち受けができるわけではないです。※ワイモバイル版では、シングルSIM(nanoSIM+microSD)+eSIMと仕様が異なる。
ベンチマーク
この貸出機はテスト用のせいか、ベンチマークソフトのインストールはできなかった。調査してみるとAnTuTu Benchmark(v10)で、39満点~41万点ほどのスコアが出るようです。
バッテリーテスト
YouTubeをどれくらい再生できるか試したところ、11時間経過して電池残量が11%になった。再生条件は、画質1440P60、画面輝度100%、音量0。このテストでのバッテリー持ちは良かったですが、サンプル機のため参考程度に。
33W SUPERVOOC フラッシュチャージ対応
OPPOの充電規格「SUPERVOOC フラッシュチャージ」には、33Wに対応しています。充電器は不足していないため、別途用意する必要がある。
PD充電の速度
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
15分 | 43% | 28% | +28% |
30分 | 65% | 50% | +22% |
45分 | 84% | 69% | +19% |
1時間 | 95% | 80% | +11% |
純正品ではない65WのPD充電器で試してみても、充電速度は速かったです。電池を15%まで減らした状態から、30分で50%充電できた。
使い方について
製品版とは異なるため使い方についての解説は省略します。異なるところはあると思いますが別機種のを参考に。
カメラ性能

アウトカメラは、約5,000万画素の広角カメラ+約200万画素の深度測位カメラ。インカメラは、約800万画素。

超広角撮影には対応していなく、ズームは最大10倍まで。シャッターボタンの長押しで最大20枚の連写に対応。カメラモードは、スライドした「その他」右上の編集から並び替えもできます。



通常撮影、2倍ズーム、10倍ズーム。


ポートレートと夜景モードで撮影。
カメラ機能
アウトカメラ | インカメラ | |
写真アスペクト比 機能 | 1:1 4:3 ● 16:9 Full QRコードスキャン ビューティー フィルター | 1:1 4:3 ● 16:9 Full 手のひらを見せて撮影 ミラー自撮り AIビューティー フィルター |
ビデオ解像度 機能 | 720P 1080P ● ビューティー フィルター | 720P ● 1080P ビューティー フィルター |
ズーム | 最大10倍 ・写真 ・動画 ・夜景 ・タイムラプス ・PRO ・テキストスキャナー ・ステッカー 最大5倍 ・超高解像度 | ー |
タイムラプス | 10x● 60x 120x 480x 960x | 10x● 60x 120x 480x 960x |
他の撮影モード | 夜景 ポートレート PRO 高解像度 パノラマ スローモーション テキストスキャナー ステッカー Googleレンズ | 夜景 ポートレート パノラマ ステッカー |
●は初期値。
ゲームの動作確認

ゲーム管理アプリに追加したアプリを起動すると、左上からスワイプすることでゲームツールが使えるようになります。
ポケモンGO

遊べはしますが、快適な動作は見込めなそうです。AR機能に対応しているのも確認できた。
原神

グラフィックス画質は、最低(デフォルト)でも動作は重たかったです。
PUBG

グラフィックの初期設定は、クオリティがHD、フレーム設定が高。クオリティを標準以下にすると、フレーム設定はウルトラの選択が可能になり最高40FPSで動作します。
有線コントローラーの接続確認

動作確認 | パススルー充電 | |
ROG Tessen | ○ | 8W |
GameSir G8 Galileo | ○ | 8W |
GameSir X2s | ○ | 8W |
GameSir X2 Pro-Xbox | ○ | 8W |
Razer Kishi V2 | ○ | 8W |
Backbone One | ○ | × |
Leadjoy M1C+ | ○ | 8W |
スマホを挟み込んで有線接続するゲームパッドの動作確認です。設定→その他の設定にある「OTG接続」をオンにしてから接続。どのコントローラーも動作はしましたが、ROG Tessenはセンサーを塞いでしまうため画面の明るさ固定が必要。Backbone Oneのみパススルー充電は反応してくれなかったです。
まとめ
低価格のエントリーモデルでも、ステレオスピーカー、おサイフケータイ、IP54防水防塵、33W急速充電、nanoSIM×2+eSIMといった必要な機能に対応したスマホ。しかしCPUやカメラ性能は高くはないため、最低限使えれば良いというライトユーザー向けのモデルになります。動作は重たいので、予算があるならOPPO Reno11 Aのほうがおすすめ。
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