【COWBOX D9】大画面タブレットも有線接続できるコントローラー

PlayStation Portal リモートプレーヤーのような見た目の【COWBOX D9】は大型タブレットも挟める幅の広いコントローラー。別売りの拡張ケーブルを使って大画面ゲーム機にしてみた。

※自身で購入した製品のレビューです。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。

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COWBOX D9の対応長さは270mmまで

製品ページには130~280mm長さ対応という記載がありますが、実際に計測してみたところ130~270mmまででした。11インチのRedmi Pad SEなら問題なく、それ以上のサイズで使いたい場合には「COWBOX D8pro」が142~289mmまで対応しています。

個人的な意見として、幅広く対応するのはD8proだけれど、USB端子が下側にあるため却下。有線で使うなら上側に接続できるD9の方が快適に使えると判断しました。ちなみに無線にも対応していますが、技適マークがないため、そのままでは使ってはいけないのが残念なところ。

【追記】COWBOX D8proの方が良かったです。技適マークもあるため無線でも問題ない。

外観チェック

見た目はPlayStation Portal リモートプレーヤーのようで、大画面のタブレットを挟めるため幅は広い。背面には、M1/M2ボタンを搭載しています。

左側に、十字キー、セレクト、ホーム、ステータスインジケーター。右側に、ABXY、スタート、ターボ、充電インジケーター。ボタンは少し硬めなのが気になるところ。

厚さのある端末でも挟める深さがあり、シリコンゴムでホールドするようになっています。グリップの下側は、滑り止めにほんの少しだけ凹凸のあるデザイン。

R1/L1はカチカチ音が強め、R2/L2は柔らかすぎず程よい硬さ。左上にUSB Type-Cを搭載し、有線接続が可能です。

付属品は、日本語に対応した説明書、ゴムブラケット×2、USBケーブル(AtoC)。ゴムブラケットは、薄型の端末を取り付けるときの支えとして使います。

ゴムブラケットの取り付け位置は、背面アームの内側に付けるのが良さそう。挟み込む力に2つの支点が追加され、ぐらつきを抑えてくれます。

使い方

背面ボタンの設定方法

M1/M2+セレクトボタンを2秒長押しで登録開始。最大12個まで順番で登録でき、M1/M2を押して登録完了。登録の解除は、M1/M2+セレクトボタンを2秒長押し、ボタンを登録せずにM1/M2で完了。

連射および連射ホールド

  • 連射モード:連射モードにしたいボタンを押しながらターボボタンを押す
  • 連射ホールド:連射状態のボタンを押しながらターボボタンを押す
  • 連写オフ:連射ホールド状態のボタンを押しながらターボボタンを押す

ターボ+左ジョイスティックの上下で連射速度の調節もできます。

ABXYボタン配置の切替方法

ホームボタン+Y+A

COWBOX L型 ケーブルで拡張

同メーカーからL字の拡張ケーブルも販売されています。

この製品には、ゴムシムテープ、転換端子、コントローラーに接続専用L型ケーブル(25cm)が付属しています。ゴムシムテープは、本体との隙間を埋めてくれるもの。張り付けなくても使えるし、スマホの場合でもケースの厚みがあれば必要ない。

11インチのタブレットの場合

11インチのRedmi Pad SEに取り付けてみたところ、付属していたケーブルの長さがギリギリでした。ちなみにこの機種の幅は、255.53 mm。L字ケーブルを取り付けると最大幅の270mmにちょうど収まる。

コードがギリギリの状態でも遊べなくはなかったが、解決策としてインカメラが下にくるように反対にし左側に設置すればコードの長さ問題はなくなる。

Xbox Cloud GamingやSteam Linkも動作確認できました。これだけ大きな画面で遊べるのは快適です。Playstationは所持していないためリモートプレイは試せていない。

8インチタブレットの場合

8.7インチのRedmi Pad SE 8.7 4Gだと、ケーブルに余裕があり装着しやすい。11インチと同様に、大きな画面でゲームができるのは良いけれど総重量はそれなりになる。テーブルの上や膝の上などに乗せて遊ぶと重さは気にならない。

スマホの場合

Xiaomi・OPPO・Motorolaといった複数のスマホで動作確認できました。ある程度の厚みがあるケースを装着したままでも挟み込むことができます。ただ、他の有線コントローラーと違いUSBのメス側を塞いでしまうため充電しながらはできない。アダプターをかませれば充電できなくはないけど、配線が増えてしまうので電池がなくなったら素直にやめるのが良さそう。

PC接続も可能

パソコンとの有線接続にも対応しています。USB接続端子が上部にあるためパソコンでも使いやすい。ただ幅は広いため、一般的なコントローラーに慣れていると違和感があるかも。

他コントローラーと重さを比較

パソコンと有線接続をできるコントローラーの重さを比較してみました。スマホ用の有線コントローラーBackbone Oneと、有線無線両対応のXboxワイヤレスコントローラーです。

重さ(実測値)
Backbone One138.6g
COWBOX D9255.2g
Xboxワイヤレスコントローラー288.8g

Backbone Oneはコンパクトなので軽い。Xboxワイヤレスコントローラーは電池が入っているため重くなっています。幅広が気にならなければ、COWBOX D9の方が軽量。

専用アプリはBluetooth接続のみ

設定専用アプリ「gamepad space」と、原神などのコントローラー非対応のゲームも対応できるキーマッピングアプリ「ShootingplusV3+」が用意されていますが、有線では使えなかったです。どんな機能かは公式YouTubeの動画を参考に。

gamepad space

ShootingplusV3+

Bluetooth接続方法

  • Switchモード:R2+ホームボタン
  • Xinputモード:R1+ホームボタン
  • Dinputモード:B+ホームボタン
  • ShootingplusV3+:A+ホームボタン

まとめ

大画面タブレットまでゲーム機化できるし、パソコンにも使える便利なコントローラーでした。残念だったのは、ボタンが少し硬いのと、有線ではアプリに対応していないところ。あと個人的には有線用として購入したから良いのだけど、技適マークがないため無線利用も考えている人にはおすすめしにくい。

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