OPPO Reno5 A に楽天モバイルのeSIMを設定してみました。eSIMのオンオフを操作したとき、動作がどうなるのかも試しています。
楽天モバイルのSIM設定
今回は「Rakuten Hand」に設定していたeSIMを「OPPO Reno5 A」に移行してみました。my楽天モバイルアプリ、もしくはWebから楽天モバイルにログインします。
eSIMの再発行
my楽天モバイル→契約プラン→各種手続き→SIM交換に進みます。パソコンからだと少しわかりづらく、右上のメニュー「三」を開いて、my楽天モバイルをクリックすると契約プランが表示される。
SIM交換・再発行で、再度ダウンロードを選択し、再発行を申請する。お申込内容の確認で確定するをタップすると「SIMの交換を申請しました」「確認メールを送信しました」と表示されます。再発行の作業はこれで完了。
別端末でQRコードを表示
Rakuten Handの時には、my楽天モバイルアプリのみで開通できました。しかし「OPPO Reno5 A」でeSIMを有効化するときには、別の端末で初期設定用のQRコードを表示する必要があります。
他のスマホやパソコンなど、別の端末でmy楽天モバイルにログインし、申込番号をタップ。準備中となっていても大丈夫です。eSIM開通用のQRコードを表示するから、SIMの初期設定QRコードが表示される。これを「OPPO Reno5 A」のeSIM設定でスキャンします。
eSIMの有効化
OPPO Reno5 Aの設定→SIMカードおよびモバイルデータ→eSIMを有効にする。追加をタップすると、SIMのダウンロードに進みます。
SIMのダウンロードから次に進むと、ネットワークのQRコードをスキャン画面になります。ここで別端末で表示したQRコードをスキャンします。読み込むと「Rakuten を使用しますか?」と認識するので、右下から有効化します。
処理が完了すると「Rakuten は有効です」と表示され、しばらくすると通信ができるようになります。eSIMでは、APNなどの特別な設定をする必要はないです。デザリングも問題なくできています。
Rakuten Linkの設定
eSIMの開通作業が終わったら、Rakuten Linkの認証も済ませておく。認証はスムーズで、電話番号や認証コードは自動で入力されます。
着信・通知が来るようにする3つの設定
Rakuten Linkに限らずですが、バッテリーの最適化により着信や通知が来ないことがあります。3つ設定を行うことで改善されると思うので、インストール後には初期設定をしておくこと。
モバイルデータの上限設定
楽天モバイルは、使った分だけ段階的に料金が変わる従量制になっている。そのため、1GBや3GBなど料金が上がるまでにデータ使用量を抑えてあげると節約できます。
設定→SIMカードおよびモバイルデータ→データ使用量→モバイルデータの制限で、データ通信を制限できます。データ使用量の統計の開始日は開通日になるので、1日に変更しておく。毎月のデータ使用量を制限をオンにし、誤差があるかもしれないので上限は少し少なめに設定しておくと良いかも。毎日のモバイルデータ量の制限や、データアラート機能もある。
アプリごとにWi-Fiのみ制限
大きなデータを扱うアプリや、Wi-Fi環境でしか使わないアプリなどがあれば、ネットワーク権限でWi-Fiのみに設定しておくと節約することもできます。
eSIM切り替え動作確認
eSIMをオフにすると、比較的スムーズにSIM2に挿してあるモバイル通信に切り替わってくれます。再びオンにしてもすぐに有効になり、ほぼストレスはないといえるレベル。ただしオフにしたら完全に無効化されてしまうため、トリプルスタンバイという使い方はできない。
eSIMオフ時のRakuten Link
Rakuten Linkの認証を済ませておけば、着信やSMSの受信はできました。しかしeSIMがオフの状態だと、アプリを開いたときに強制的にログアウトしてしまうようです。アプリを開かずに、電話を受けるだけや、通知から返信することはできる。また、こちらから電話をかけることはできないため、eSIMがオフの状態だと実用的ではない。
※アプリを開かないように努力しても何かのタイミングでログアウトされてしまうことがありました。接続の維持はできないと思ってよいかも。
SDカードは使える
eSIMをオンにするとSIM2は無効化されますが、microSDカードスロットとして使うことはできます。見た目は2スロットでも、SIM1+eSIM+microSDカードのトリプルスロットのような使い方が可能です。
楽天モバイルと格安SIMの2回線
eSIMに楽天モバイルを設定した場合には、SIM1にデータ通信専用の格安SIMを使うことで安くできます。しかも楽天回線エリアを気にする必要なく、安定したデータ通信を確保できるのもメリット。
楽天モバイルがeSIMではなく物理SIMの場合は、SIM1に楽天モバイルを挿入し、eSIMはIIJmioがおすすめ。他と比べても圧倒的に安く、この組み合わせが一番最強。
- IIJmio:2GB 440円~
初期費用1円キャンペーンをしていたので、詳細はリンク先を確認してください。※データ通信専用SIMの場合は、スマホセット割引の対象外なので注意。
まとめ
OPPO Reno5 A に楽天モバイルのSIM設定は簡単にできました。Rakuten Handから乗り換えを検討している人にもおすすめです。また、楽天モバイルと格安SIMの2回線を使うと、安くて安定した通信を確保できるため検討してみるのも良いかと思います。
5G通信に対応しているエリアにて、通信速度の計測をしてみました。
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