OPPO Reno5 A は、アウト/イン同時動画撮影やネオンポートレートなど、カメラ機能が特徴の5G対応スマホ。おサイフケータイに防水・防塵、高性能CPU搭載で動作も快適。
OPPO Reno5 A スペック
カラー | アイスブルー シルバーブラック |
サイズ | 縦: 162.0mm 横: 74.6mm 厚さ: 8.2mm |
重量 | 約182g |
OS | ColorOS 11 (based on Android™11) |
CPU | Qualcomm®Snapdragon™765G オクタコアCPU:2.4GHz×1+2.2GHz×1+1.8GHz×6 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 4000mAh 18W急速充電 USB Type-C |
ディスプレイ | サイズ:約6.5インチ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) 画面占有率: 90.0% リフレッシュレート:最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz パネルタイプ: LCD (LTPS) |
アウトカメラ | [メイン]約6400万画素 [超広角]約800万画素 [モノクロ]約200万画素 [マクロ]約200万画素 |
インカメラ | 約1600万画素 |
SIMスロット | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大1TB) ※ワイモバイル版はシングルSIM(nanoSIM+microSD) |
Wi-Fi | 2.4 / 5GHz (802.11a / b / g / n / ac ) |
Bluetooth | Ver.5.1 |
NFC | 対応 |
Felica おサイフケータイ | 対応 |
防水 防塵 | IPX8 IP6X |
生体認証 | 指紋認証(背面) 顔認証 |
通信方式 | 5G:n3/n28/n77/n78 FDD LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28 TD LTE: Bands 38/39/40/41/42 WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900MHz キャリアアグリゲーション対応 |
センサー | GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS 磁気センサー 近接センサー 光センサー 加速度センサー ジャイロセンサー ステップカウント機能対応 |
同梱内容 | SIM取出し用ピン×1 保護ケース×1 保護フィルム(貼付済み)×1 安全ガイド×1 クイックガイド×1 |
OPPO Reno5 A 外観レビュー
パンチホール型の約6.5インチ液晶ディスプレイ。リフレッシュレートは最大90Hzに対応し、滑らかな表示が可能。
背面に4眼カメラと指紋センター、上部にモバイル非接触IC通信マークがあります。カラーはアイスブルー、少し控えめな光沢タイプです。
右側面に電源ボタン。
左側面に、SIMスロットと音量調節ボタン。
上部には、マイク穴のみ。保護フィルムは、あらかじめ貼付てあります。通知用のLEDインジケーターは非搭載。
下部に、イヤホンジャック、マイク穴、USB Type-C、モノラルスピーカー。
付属品は、ソフトタイプのクリアケース、安全ガイド、クイックガイド、SIM取り出し用ピン。充電器が付属していないのは理解しておくこと。急速充電は、PD(9V/2A)とQC(9V/2A)に対応しているため、18W以上の充電器があると便利。
OPPO Reno5 A ベンチマーク
機種 プロセッサー | OPPO Reno5 A Snapdragon 765G | OPPO Reno3 A Snapdragon 665 |
Geekbench 5 | シングル:601 マルチ:1725 | シングル:310 マルチ:1346 |
3DMark Wild Life | 1671 | 387 |
PCMark for Android Benchmark | 8273 | 6415 |
前モデルの OPPO Reno3 A と比較してみました。パフォーマンスが向上していて、ストレスなく快適な動作をしてくれます。
OPPO Reno5 A バッテリーテスト
PCMark の Work 3.0 battery life の計測してみたところ、14時間43分という結果になった。電池残量20%までは、12時間23分ほど。ディスプレイが液晶になってしまったので、電池持ちが気になっていましたたが、これだけ持てば十分使えそうです。
急速充電の速度を計測
充電器は付属していないため、18W以上の急速充電に対応したのを使用。電池残量を15%まで減らした状態から充電速度を計測してみました。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 53% | 38% | +38% |
1時間 | 81% | 66% | +28% |
1時間30分 | 96% | 81% | +15% |
Power delivery(9V/2A)とQuickCharge(9V/2A)に対応しています。18W以上の充電器を持って入れば、急速充電は快適。
リバースチャージ対応
OPPO Reno5 A 本体をバッテリーのように使えるリバースチャージにも対応していました。設定→その他の設定→OTG接続をオンにし、OTG対応ケーブルをつなぐことで他端末を充電できます。iPhoneやワイヤレスイヤホンなどにも給電可能。
OPPO Reno5 A 使い方
OPPO Reno5 A に搭載している ColorOS 11 の特徴的な機能にスマートサイドバーがあります。画面端に常駐し、いつでも起動できるツールバーです。ColorOS 11 では画面翻訳機能も追加されています。システム機能やアプリなど最大20個まで追加可能。
追加したアプリが対応していれば、フローティングウィンドウとして他のアプリ上に表示できます。スマートサイドバーとは別に、場面端に常駐させておくことも可能。
その他の使い方は、別記事でまとめてあります。どんな機能があるか参考にしてください。
ColorOS 12にアップデート後は別記事を参考に。
OPPO Reno5 A カメラ機能
アウトカメラは、6400万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラ、右側に200万画素のモノクロカメラとフラッシュライト。インカメラは1600万画素。
左側のドットをタップすると超広角レンズに切り替わります。上からはプルダウンでメニューが開き、フレーム、タイマー、64MPオンオフの切り替えができる。
右側のドットは、2倍、5倍ズーム。長押しすると分度器のようなスライダーが開き、最大20倍までのズームができます。動画撮影時には、長押しで慣性ズームにも対応。ただしAE/AFロックが反応してしまうので、長押しというよりもタッチしながらの上下スライドという操作が良い。
カメラモードは、夜景、動画、写真、ポートレートが並び、その他に別の機能が格納されています。アウト/イン同時動画撮影、スローモーション、タイムラプス、映画、エキスパート、超高解像度、パノラマ、テキストスキャナー、マクロ、ステッカー。写真モードでは、QRコードの撮影にも対応している。
超高解像度モード:超高精細写真と超解像アルゴリズムにより、最大 1億800万画素相当の解像度で写真を撮ることができ、非常に豊かなディテールと質感を実現します。画像を数倍に拡大しても、解像度が落ちず、鮮明な画像を残すことができます 。
寸法 | サイズ | |
標準 | 3468×4624ピクセル | 8.0MB |
64MP | 6936×9248ピクセル | 18.8MB |
超高解像度 | 9024×12032ピクセル | 26.8MB |
超高解像度で撮影するとサイズがかなり大きくなります。そのおかげで、撮影後に拡大しても鮮明な画像を確認できる。
アウト/イン同時動画撮影を起動すると、上部にインカメラ、下部にアウトカメラの映像が表示される。画面のダブルタップ、もしくは右下のカメラの切り替えで上下を逆にできます。中央上部のアイコンをタップすると、分割、円形、短形のモード選択でき、移動することも可能。撮影中の移動もできるけど、モードの切り替えはできないため撮影前に決めておく必要はあります。
ネオンポートレートは、光が玉のようにボケて人物も綺麗に撮影するフィルター機能。ポートレートモードの上部にあるフィルターを有効にすると選択できます。アウトカメラのみでインカメラには対応していない。
写真左は通常撮影。写真右は夜景モード(ウルトラナイトモード)で、暗い場所の撮影でも明るく撮れます。 明るい部分の白飛びも抑えられてはっきりする。夜景モードの左上にあるアイコン、三脚モード使用するとよりクオリティーの高い写真に仕上がる。
カメラ性能
アウトカメラ | インカメラ | |
写真アスペクト比 機能 | 4:3 ● 1:1 FULL 16:9 超広角モード AIシーン強化 QRコード読み込み対応 64MP AI美化処理 | 4:3 ● 1:1 FULL 16:9 AIビューティー 手のひらジェスチャー フリップセルフィー(ミラー) |
ビデオ解像度 機能 | 4K 1080P(60fps) 1080P(30fps)● 720P(60fp) 720P(30fp) 超広角モード 手振れ補正 AIハイライトビデオ ウルトラナイト動画 Live HDR ぼかし AI美化処理 | 1080P(30fps) 720P(30fp)● 手振れ補正 ぼかし AI美化処理 |
スローモーション 解像度 | 1080P 720P ● | ー |
ズーム | 最大20倍 ・写真 最大10倍 ・動画 ・夜景 ・アウト/イン同時動画撮影 ・タイムラプス ・エキスパート ・テキストスキャナー ・ステッカー 最大5倍 ・超高解像度 | ー |
カメラモード | 夜景 ポートレート アウト/イン同時動画撮影 スローモーション タイムラプス 映画 エキスパート 超高解像度 パノラマ テキストスキャナー マクロ ステッカー Google Lens | 夜景 ポートレート アウト/イン同時動画撮影 タイムラプス パノラマ ステッカー |
●は初期値
楽天モバイルとDSDSの動作確認
SIMスロットは、排他的デュアルSIMスロットSIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)/microSD。基本的には、SIMを2枚入れるとmicroSDカードが使えない仕様。ただしeSIMを有効にすると、nanoSIM+eSIM+microSDカードというトリプルスロットのような使い方は可能です。※ワイモバイル版は、 eSIM非搭載のシングルSIMスロット(nanoSIM+microSD)
楽天モバイルのeSIMの設定や格安SIMなどの動作確認をしてみました。
上記のSIMを挿して動作確認をしてみたところ、使えないものはなかったです。これに加え、ガラケー(FOMA)SIMでも着信できたのでDSDSの動作も確認済み。※優先ネットワークのタイプを3G/2G(自動)に変更すると使えるようになります。
楽天モバイルのeSIM設定や、Rakuten Linkの動作確認などしてみたので別記事も参考に。
楽天モバイルの5G通信確認
楽天モバイルの5G対応エリアにて、通信速度を計測してみました。※OPPO Reno5 A は、susb6のみで、ミリ派(超高速通信)は非対応。
- ダウンロード:51.9Mbps
- アップロード:121.3Mbps
4G通信よりは速いけど、この計測地においては爆速を体験することはできなかった。それに通信量も多くなりそうなので、5G通信を使う必要性は特に感じないかも。※優先ネットワークのタイプを切り替えれば、5G通信をしない設定もできます。
ゲームの動作確認
ゲームスペースにアプリを追加すると、パフォーマンスの調整や通知の制御などができます。左からスワイプすると、画面キャプチャからゲームごとに撮影したものを表示できる。追加したアプリの起動中には、スマートサイドバーの代わりにゲームアシスタントツールバーが使えるようになります。
ColorOS 12(Android12)にアップデートすると、ゲームスペースが「ゲーム」に変わります。
ポケモンGOはAR+対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶこともできる。
ドラクエウォークに自動再生
ツールバーにある自動再生を使うと、画面が暗くなってロックがかかる。オートバトルで時間がかかるときなど、スリープにならないまま戦ってくれます。
※ColorOS 12にアップデートすると自動再生は使えなくなります。
黒い砂漠でバッテリー検証
グラフィックの初期設定が品質優先になっていた。このままどれくらいバッテリーが消費するか試してみると、1時間で13%消費した。長時間遊ぶなら少し設定を下げてあげると良いかも。
PUBGのグラフィック
グラフィックの初期設定は、クオリティがHD、フレーム設定が高になっていた。最高設定は、HDRのウルトラ。クオリティをスムーズにすると、フレーム設定は極限の選択も可能となり、FPSは60前後でるようだ。
OPPO Reno5 A 販売先
- ビックカメラ.com
- ひかりTVショッピング(お得セットあり)
まとめ
OPPO Reno5 A は、前モデルよりもパフォーマンスの良いスマホに仕上がっている。
- 5G対応の高性能チップセット搭載
- おサイフケータイ対応
- IP68 防水防塵
- カメラ機能が魅力
- eSIM対応(ワイモバイルモデルは非対応)
残念なところをあげるなら、有機ELではなく液晶になってしまったのと充電器が付属しないこと。それでコストを抑えてはいるが、そこそこの金額になるので格安スマホセットで安く購入するのが良さそう。
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