OPPO Reno5 A に ColorOS 12(Android12)アップデートが来ました。主に ColorOS 11 からの変更点をまとめています。
コントロールセンター
上から下にスワイプすると表示されるコントロールセンター(クイック設定パネル)の表示が変わりました。▽がある項目(文字部分)をタップすると詳細が表示されるため、タイルの長押しで設定に行く手間が省けます。SIM切り替えのパネルがなくなったためモバイルデータからの切り替えと、スクリーンショットやパーソナルスポットも新たに対応。以前から対応しているものも含め以下の項目が対応している。
- Wi-Fi
- モバイルデータ
- Bluetooth
- スクリーンショット
- パーソナルスポット
- サイレントモード
メディア出力
上部には常時「メディア出力」が追加。ColorOS 11のときはBluetoothイヤホンを接続したときに表示されていたのを見やすくしたのか。これは音声を再生するデバイスを切り替える機能だけれど、メディアプレイヤーから切り替えれられるためあまり使わないと思う。有線イヤホンを接続した場合は、スピーカーと表示されていたのがワイヤーイヤホンに代わります。
ウィジェット
ウィジェットの追加方法が変わりました。ホーム画面の何もないところを長押しし、左上の「+」から追加する。いままで下側には表示されていたウィジェットアイコンはなくなっています。それとAndroid12の機能として、ウィジェットにシステムUIが追加され、会話ウィジェットを表示できるようになった。日本人ではあまり使いたがる人はいないかも。
アプリ名を非表示
アプリ名の表示をオフにして、ホーム画面をすっきりできるようになりました。ホーム画面の何もないところの長押し→アイコン→アプリ名を表示のトグルをオフ。
正確な位置情報の選択
Android12になると、位置情報を「正確」か「おおよそ」を選択できるようになります。基本的には正確な位置情報が推奨されているようで、おおよそにしておくと変更を促されます。正確に切り替えるとそれを維持し続けるため、どうしてもおおよそに切り替えたいときにはアプリ情報から「正確な位置情報を使用」をオフに。
カメラとマイクのアクセスインジケーター
Android12のプライバシー機能として、カメラとマイクにアクセスしているときにインジケーターが表示されるようになった。カメラやマイクアプリを使用すると、右上にアイコンが表示され、しばらくすると緑のドットに代わります。自身で操作していないときに表示されているときは、通知パネルを開きアイコンをタップ→使用中のアプリ名が表示されるのでさらにタップするとそのアプリの権限に行きます。意図していない動作をするときには権限を取り消すこと。
アニメーションの無効化
Android 12で導入されたオーバースクロール時のストレッチ効果という機能があります。スクロールして、それ以上進めないときに画面が伸びる効果で、慣れないと気持ち悪い。無効化するには、設定→システム設定→アクセシビリティ→視覚→アニメーションの削除をオンにする。
アプリの無効化
OPPO Reno5 A では、Netflixアプリがプリインストールされていて削除できなかったが、無効化できる仕様になったようです。無効化してから有効化したい場合は、設定→アプリ→無効化になっているアプリから有効化する。アプリ管理や、Google Playストアからも有効化できます。
パーソナルカスタマイズ
設定→パーソナルカスタマイズから、それぞれの項目を変更し個性を出すことができます。表示が少し変わったので確認しておくと良いかも。アプリレイアウトはなくなっているので、ホーム画面とロック画面から。
- 壁紙
- テーマ
- アイコン
- クイック設定
- カラー
- フォント&表示サイズ
アイコンはホーム画面長押しで表示されるのと同じ。
シンプルモード
設定→ホーム画面&ロック画面→ホーム画面モードには、標準モードとドロワーモードのみとなりました。シンプルモードは、設定→特殊機能→シンプルモードから。
ロック画面のショートカット
設定→ホーム画面&ロック画面→ロック画面ショートカットの項目が追加された。右下のカメラは固定で、左下の選択になる。タップしながら内側にスライドすることで起動する機能ですが、顔認証でロック解除後にホーム画面に移動(自動ロック解除)にしていれば使わないかも。
- Googleアシスタント
- Google Pay
- ロック画面マガジン
- デバイスコントロール
- なし
タスクマネージャー
その他の設定にあったタスクマネージャーが、ホーム画面&ロック解除に移動されています。このトグルをオンにしてもいいし、最近のタスクを開いて右上のメニューからロックしても同じ。ロックしてあれば「すべてを閉じる」をタップしても削除されずに常駐できます。
ビデオカラーエンハンサー
設定→ディスプレイと明るさ→OSIE ビジュアルエフェクトが、ビデオカラーエンハンサーに変更。色域を広げてくれるようですが、バッテリー使用量が増加するとのこと。
触覚と音
サウンドとタッチ操作バイブのオンオフができた「その他の音とバイブ」が「触覚と音」に変わりました。表示内容も変わっていますが基本的には同じ。設定→サウンドとバイブ→触覚と音から。
バッテリーのスタイル
設定→通知とステータスバー→ステータスバーにある、バッテリーのスタイルとバッテリー残量が柔軟にカスタマイズできるようになりました。水平だけでなく、垂直、ループ、表示しないに対応。水平以外にしたときは、バッテリー残量はオンオフだけのシンプルな表示になる。以前の数字はアイコン内のみで見にくかったが、アイコンなしの数字だけ表示も可能になったのはうれしい改善。
顔認証
設定→パスワードとセキュリティ→顔の表記が変わりました。基本的な機能は同じです。ロック画面のショートカット機能を使うなら「ロック解除後にホーム画面に移動」をオフに。
緊急情報と緊急通報
以前はセキュリティにあった緊急関連のものが、緊急情報と緊急通報にまとめられました。
バッテリーの使用状況
設定→バッテリーの項目が改善され、バッテリーの使用状況がグラフで表示されるようになった。今までは確認できなかったので、これもうれしい改善。
フレキシブルウィンドウ
設定→特殊機能→フレキシブルウィンドウに、フローティングウィンドウの設定があります。以前より操作がしやすくなっているので、チュートリアルを確認してみると良いかも。「ボタンフリーモード」は、タップの工程が増えるだけなので使わななそう。「ゲーム中にウィンドウをすばやく非表示にする」をオンすると、フローティングウィンドウの外側をタップするだけでサイドに格納してくれる機能。
スマートサイドバー
設定→特殊機能→スマートサイドバーに設定がまとまっています。新バージョンは2列になり、起動場所は上部をドラックして移動できる。上にスライドすることで編集が可能。ツールとアプリで最大20個まで追加できます。追加してから長押しでアプリ位置の入れ替えもできます。多くのアプリを配置するときには「アプリ名表示」をオフにすることで間隔を狭くできる。
システムナビゲーション
設定→システム設定→システムナビゲーションに、ボタンとジェスチャーの設定があります。以前あった「スワイプアップジェスチャー」は廃止されたようです。
アクセシビリティ
設定→システム設定→アクセシビリティ→ユーザー補助機能メニュー→ショートカットをオンにすると、アクセシビリティボタンがフローティング表示されるようになりました。システムナビゲーションをボタンにしている場合は、アクセシビリティ→ユーザ補助ボタンから位置をナビゲーションバーに変更もできます。
片手モード
設定→システム設定→片手モードは、システムナビゲーションがジェスチャーのときのみ使える機能。ガイドバー付近を下にスワイプすることで、上部を操作しやすくできる。
電源メニュー
設定→システム設定→電源メニューは、電源の長押しでデバイスコントロールができるのだと思うのだけれど、自分の環境ではうまく機能していないようでした。コントロールを追加からホームアプリが表示されるけれど追加されない。
メッセージアプリの設定
Rakuten Linkの認証を試みたところ、SMSが受信しない状況になりました。メッセージアプリを開いてみると再設定が必要だったので、アップデート後には一度確認しておいた方が良いかも。
ゲームツール
ゲームスペースがシンプルに「ゲーム」に代わりました。ゲームを追加するときは右上のメニュー「ゲームを追加する」から。ゲームデータの項目もありプレイした時間の確認や設定からカスタマイズができる。
詳細は別記事を参考に。
まとめ
ColorOS 12にアップデートしてからの変更点をまとめました。中でもバッテリーアイコンのカスタマイズや、使用状況がグラフで確認できるのはうれしい改善です。ここで取り上げていない機能については、ColorOS 11の記事も参考に。
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