Zenfone 9 の便利機能や知っておきたい使い方をまとめました。どんな機能があるか、初期設定からカスタマイズの参考にしてください。
- HyperFusion
- デュアルバンドWi-Fi
- ゲームの低遅延
- ミニヘッドアップ通知
- 音量調整モード
- 完全消音
- スマート着信音
- オーディオウィザード
- 着信音ミュート用のショートカット
- 操作音とバイブの強さ
- システムモード
- バッテリーの表示スタイル
- バッテリーケア
- 夜間モード
- DC調光
- スマートスクリーン
- リフレッシュレート
- アニメーション速度
- システムカラースキーム
- ステータスバーのアイコン管理
- システムナビゲーション
- Always-on Panel
- 壁紙とスタイル
- 指紋認証
- 顔認証
- スマートキー
- モバイルマネージャー
- Game Genie
- ツインアプリ
- エッジツール
- OptiFlex
- アクセサリー
- ジャスチャー操作
- 片手モード
- 背面ダブルタップ
- スクリーンレコーダー
- スクリーンショット
- 24時間表示
- ユーザー設定
- QRコードの読み込み
- まとめ
HyperFusion
設定→ネットワークとインターネット→インターネット→モバイルアシスタント→HyperFusionをオンにすると、より安定したインターネット接続を提供できます。現在インストールされている中で対応アプリが表示される。ただし、モバイル通信のデータ量の増加に注意。
バッテリー→システムモードを「高性能」にした時に、HyperFusionを自動的に有効にする設定もある。
デュアルバンドWi-Fi
設定→ネットワークとインターネット→インターネット→デュアルバンドWi-Fiをオンにすると、ステータスバーのWi-Fiアイコンが2つになる。2.4GHzおよび5GHzたいのWi-Fiネットワークを同時に使用してネットワークの安定性と帯域幅を向上させます。
ゲームの低遅延
設定→接続済みのデバイス→接続の設定→ゲームの低遅延をオンにすると、ゲーム中は自動的にBluetoothヘッドセットを低遅延に切り替える。
ミニヘッドアップ通知
設定→アプリと通知→ミニヘッドアンプ通知をオンにすると、通常のヘッドアップ通知よりシンプルな内容で表示する。アプリリストからアプリごとのオンオフも可能。
音量調整モード
設定→音とバイブレーション→音量調節モードで切り替えができる。ASUSにすると、異なるオーディオ項目を1つのボリュームスライダーにリンクさせて、音量の同時調整に対応する。切り替え後には、音量調整のスライダー右にチェックがつき、タップすると個別に同期を解除できる。
ASUSに切り替えを行うと、音とバイブレーションにある以下の項目が非表示になります。
- アウトドアモード
- 完全消音
- 音量同期
- スマート着信音
完全消音
設定→音とバイブレーション→完全消音をオンにすると、ミュートにした時にメディアの音量もゼロにします。例えば、アプリ広告を読み込んだ時などに音が流れるというのも防げる。
スマート着信音
設定→音とバイブレーション→スマート着信音をオンにすると、周囲の雑音レベルに合わせて音量を調整してくれる。
設定→ネットワークとインターネット→通話→着信音→スマート着信音と同じ項目。
オーディオウィザード
設定→音とバイブレーション→オーディオウィザードで、サウンドモードやイコライザーの調整ができる。右上のヘッドホンアイコンから、対応するROGヘッドセットのプロファイルを選択すると、音質がパワーアップするようです。
サウンドモードは音量ボタンを押してからの切り替えもできます。音量調節バーの下にあるパラメータアイコンから展開→右上のグラフアイコンをタップするとサウンドモードが表示される。
着信音ミュート用のショートカット
設定→音とバイブレーション→着信音ミュート用のショートカットは、電源ボタンと音量大ボタンを同時に押したときの機能。バイブレーションかミュートを選べ、オフにすることも可能。
操作音とバイブの強さ
設定→音とバイブレーションで一番下までスクロールしていくと、効果音とバイブレーションの設定がある。ダイアルパッドの操作音など必要なければオフに。バイブレーションと触覚フィードバックの強さから、着信時のバイブレーション設定やバイブレーヨンの強さの調整もできる。
システムモード
設定→バッテリー→システムモードにて、4つのモードの切り替えができる。
- 高性能
- ダイナミック
- 省電力
- 超省電力
一般的な使い方はダイナミックで、それ以外のモードはチェックのオンオフでカスタマイズできる。
バッテリーの表示スタイル
設定→バッテリー→表示設定→バッテリーの表示スタイルから、割合(%)のみというシンプルな表示も可能。この設定の下にある「超省電力モードのとき」は、オフにすると超省電力モード時に出るオレンジのバッテリーアイコンを消すこともできる。
バッテリーケア
設定→バッテリー→バッテリーケアに、充電についての設定が3つある。
- 低速充電:ゆっくり充電することで負荷を減らす
- 予約充電:満充電の時間をできるだけ短くして劣化を防ぐ
- 充電制限:低く設定しておくとバッテリーの寿命が長くなる
毎日決まった時間に充電するなら、低速充電と予約充電の組み合わせ。不規則ならば充電制限をしておくとバッテリーへの負担を減らせる。
夜間モード
設定→ディスプレイ→夜間モードをオンにすると、黄味がかったいろになりブルーライトをカットする。スケジュールから時間を指定した自動化もできます。
DC調光
設定→ディスプレイ→DC調光は、画面のちらつきを抑えてくれる機能。リフレッシュレートを60Hzにするとオンオフの操作ができます。ただ、このトグルをオンにしておくと60Hz以外の時にはディスプレイ設定を表示するたびに切り替えのアニメーションが入るため、気になるならオフに。アップデートで修正はいるかも。
スマートスクリーン
設定→ディスプレイ→スマートスクリーンをオンにすると、画面を見ている間はスリープへの移行時間が延長されます。縦向きの時のみ有効。
リフレッシュレート
設定→ディスプレイ→リフレッシュレートは、高いほど画面を滑らかに表示してくれる。システムモードをダイナミック以外にしている場合は、モード側の設定に制御されます。
アニメーション速度
設定→ディスプレイ→アニメーション速度→アニメーター再生時間スケール→アニメーションをオフにすると、オーバースクロール時のストレッチ効果を無効化できます。※それ以上スクロールできないときにウニって動くアニメーションのこと。
システムカラースキーム
設定→ディスプレイ→システムカラースキームは、ライトとダークのモード切り替え。自動スイッチから時間を指定した自動化にも対応する。ダークモードの壁紙の濃さから不透明度の調整もできます。強制ダークモードでは、選択したアプリを強制的に暗い配色にする。
ステータスバーのアイコン管理
設定→ディスプレイ→ステータスバーのアイコン管理にて、ステータスバーに表示されるアイコンを選別できる。アイコンが何を示しているのか確認するのに良いかも。
システムナビゲーション
設定→ディスプレイ→システムナビゲーションで、ジェスチャーかバー(ボタン)を選択できる。ナビゲーションバーにするとマルチタスクボタンの長押しでスクリーンショットが使えたりする。
Always-on Panel
設定→ディスプレイ→Always-on Panelをオンにすると、スタンバイ時でも日付と時間を表示できる。表示のタイミングは、タップして10秒間表示する、常時、時間ごとの3パターン。時間ごとは、選択すると開始時刻と終了時刻を指定できる。時計のスタイルは4種類用意されている。
壁紙とスタイル
設定→壁紙とスタイルで、壁紙の色と基本色やシステムカラースキームの変更ができる。壁紙の変更には、ゆるキャン△の壁紙が4枚あります。アイコンの大きさなど変えたいときは、ディスプレイ設定の方にあるディスプレイとフォントサイズから。
指紋認証
設定→セキュリティと画面ロック→指紋認証→スリープモードからのロック解除方法は、初期設定で指紋センサーを押すとなっています。タッチだけで素早く解除したい場合は、指紋センサーを押すまたはタッチするに変更もできる。
顔認証
設定→セキュリティと画面ロック→顔認証の登録と、端末を持ち上げてスリープ解除を併用すればロック解除がスムーズになる。顔認証はマスクをしていても認識してくれます。帽子までかぶってしまうとさすがに無理ですが、鼻の頭ぐらいまでマスクを下げると認識してくれる。
スマートキー
設定→拡張機能→スマートキーは、電源ボタンのカスタマイズができる。2回押すと長押しにそれぞれ別の機能の割り当てができ、カスタマイズにはアプリの選択やクイックアクセスのたくさんの機能の中から選べる。
- Googleアシスタントを開く/復帰
- 音声入力
- カスタマイズ
アプリ(任意のアプリを選択)
クイックアクセス
2回押す | 長押し | |
システム | Wi-Fi ホットスポット Bluetooth 音声モード マナーモード 自動回転 スクリーンショット 懐中電灯 | 〇 (懐中電灯はなし) |
電話 | 電話を発信 自分のQRコードを表示 | 〇 |
電卓 | 電卓 通貨計算 単位変換 | 〇 |
時計 | ストップウォッチ タイマー アラームの設定 | 〇 |
ファイルマネージャー | 最近使用したファイル | 〇 |
ギャラリー | フォトアルバムを開く | 〇 |
音声レコーダー | 録音 | ー |
カメラ | カメラを起動 前面カメラを起動 写真撮影 録画 | ー |
Googleアシスタント | Googleアシスタントの復帰 Googleアシスタントの個人情報更新 登録チャンネル ショート Search 探索 | 〇 Googleアシスタントのトランシーバーモード |
音声検索 検索 | 〇 | |
天候 | 都市リスト 検索 | 〇 |
モバイルマネージャー | メモリ開放 スキャン | 〇 |
メッセージ | 新しい会話 | 〇 |
Google Play ストア | マイアプリ | 〇 |
Gmail | アカウントの選択 作成 | 〇 |
ドライブ | スキャン アップロード 検索 | 〇 |
マップ | 職場 自宅 | 〇 |
Chrome | シークレットタブ 新しいタブ | 〇 |
フォト | スクリーンショット | 〇 |
カレンダー | リマインダー 新しい予定 | 〇 |
ファイル | 画像 | 〇 |
2回押すと長押しで微妙な違いはある。よく使う決済アプリを設定しておくと使いやすいかも。
長押しには電源を切るが割り当てられていて、他の機能に変更した場合はコントロールパネルから電源ボタンメニューを呼び出すことができます。
スワイプのクイックアクセス
電源ボタンを上下にスワイプすることで実行できる操作を選択できます。
- 通知のチェック
- 更新
- ウェブページの先頭/最後に移動
- メディアの前後移動
- メディアの再生/一時停止
モバイルマネージャー
設定→拡張機能→モバイルマネージャーは、データ使用状況やクリーンアップが管理アプリ。右上の設定からショートカットの作成もできます。
Game Genie
設定→拡張機能→Game Genieでは、ゲームアシスタントツールのカスタマイズができる。ゲームリストの管理でアプリを追加すると、ゲーム中に上部から内側にスワイプしてツールパネルを呼びだせる。
表示順序のカスタマイズでは、トグルとツールに分かれて並び替えができます。
トグル
- リフレッシュレート
- リアルタイム情報
- ネットワークスイッチ
- ナビブロック
- アラートなし
- 着信拒否
- ショートクリップ
- 明るさ固定
- データのみ
ツール
- エッジツール
- メモリ開放
- 録画
- マクロ
- PiPモード
- ロックタッチ
- クロスヘア
- 検索
さかのぼって録画できるショートクリップや、操作を記録して自動化するマクロなど、ゲーミングスマホ並みの機能まで搭載している。ROG Phone 6 と比較すると、充電モード、AirTriggers、クイックコントロールがないぐらい。
- リアルタイム情報の管理:リアルタイム情報を有効にした時に表示する項目
- ナビブロック:ナビブロックを有効にした時の設定
- 自動タッチロック:ロックタッチに自動的になる時間の設定
ツールパネルの上部をタップするとサブパネルが開き、システムモードの変更やFPS・温度などリアルタイム情報の確認もできる。中央Game Genie下の歯車アイコンから設定を開き、ゲーム中でもカスタマイズ可能。
ツインアプリ
設定→拡張機能→ツインアプリは、1つのアプリを2つのアカウントで同時に利用できる機能。インストール済みで対応してアプリが表示されます。SNSだけでなく、ポケモンGOなどのゲームにも対応。最近のタスクを開いてポケモンGOのアイコンをタップすると、上に分割で画面分割、ウィンドウを開くでフローティングウィンドウで表示できる。
フローティングウィンドウでは、上部の内側にある四角いアイコンをタップするとバブル表示し、外面の端には格納できる。画面分割では、右下に上下入れ替えができるフローティングボタンが表示される。
エッジツール
設定→拡張機能→エッジツールは、フローティングウィンドウ開くサイドバーツール。サイドバーのスタイルから、長さ、幅、透明度のカスタマイズができる。
アプリケーション管理で順番の並び替え、右上のペンアイコンからアプリを追加。ツインアプリでポケモンGOを複製したなら、ここから追加しておくと遊びやすくなる。
OptiFlex
設定→拡張機能→OptiFlexは、アプリの起動を加速する機能。アプリの再ロードを減らして、スタンバイ時の電力も節約する。初期設定で、使用状況に基づいて自動選択になっています。
アクセサリー
- Connex Accessories Set
- Smart Backpack Mount
設定→拡張機能にあるアクセサリーに2つの項目がある。こ子は専用ケースを取り付けてあるときしか操作できません。別記事でレビューしているので参考に。
ジャスチャー操作
設定→拡張機能→ジェスチャー操作に、ジェスチャーに対応した操作がまとまっています。
端末を持ち上げてスリープ解除
端末を手に取った時にスリープが解除される機能。顔認証との併用するとロック解除がスムーズになる。
ひっくり返してミュート
着信時に端末の画面を下に向けると、着信音がミュートになる。
スクリーンオフ
画面をダブルタップするとスリープモードになる。
スクリーンオン
画面をダブルタップするとスリープモードを解除。
スワイプアップで起動
画面をスワイプアップでスリープモードを解除
音楽をコントロール
縦向きで使用しているとき、2本の指で上から下に “ll” を描くと音楽を再開または一時停止する。”<” または “>” を描くと前後の曲に移動します。
アプリを起動
端末が縦向きでスリープ状態の時に、画面に対応した文字を描くと設定したアプリが起動する。初期設定ではオフになっていて、以下の操作が割り当てられている。
- W:天候
- S:カメラ – 前面カメラ
- e:時計
- m:カメラ
- Z:ギャラリー
- V:電話
ほかのシステム系の動作だったり、任意のアプリを設定することもできる。
片手モード
設定→拡張機能→片手モードは、下部を下にスワイプすると画面の上部が下がり片手で操作しやすくなる。画面上部ではなく通知を表示に切り替えも可能。
「片手操作用に画面を縮小する」から、片手モード時の表示範囲の設定ができます。片手モードのショートカットをオンにすると、右下にフローティングショートカットの表示し、音量大と小の両方のボタンをを長押しでも対応する。
背面ダブルタップ
設定→拡張機能→背面ダブルタップに、操作を割り当てることができます。
- スクリーンショット
- カメラを起動
- 懐中電灯
- サウンドレコーダー
- Googleアシスタントを開く
- マルチメディア
スクリーンレコーダー
設定→拡張機能→スクリーンレコーダーに、画面録画の機能がまとまっている。
解像度 | 1080p 720p 480p |
録画画質 | 高画質 通常画質 低画質 |
フレームレート | 120fps 90fps 60fps 48fps 30fps 24fps 15fps |
録音ソース | マイク 内部オーディオ なし |
録画前のカウントダウン | 0秒 3秒 5秒 10秒 |
スクリーンショット
設定→拡張機能→スクリーンショットに、画面撮影の機能がまとまっている。システムバーを削除をオンにしておくと、ステータスバーとナビゲーションバーの入らない撮影が可能。システムナビゲーションがナビゲーションバーの時は、マルチタスクボタンの長押しでもスクリーンショットができる。
24時間表示
設定→システム→日付と時刻→24時間表示は、初期設定でオフ。24時間表示で慣れている人はオンにしておこう。
ユーザー設定
ホーム画面の設定は、ホーム画面の長押しか2本指のピンチインをし、右下のユーザー設定から、もしくはドロワーを開いた右上のメニューにも同じユーザー設定がある。
ホーム画面
レイアウトのレイヤーモードやホーム画面をロックなどカスタマイズができます。
アプリロック
アプリロックを始めるには、パターンまたはPINのロック解除を登録する。アプリ一覧表示されるので、タップすると鍵のロックバッチが黄色くなりロック済みとなる。アプリを開くときには、登録したロック解除設定や生体認証をしないと開かない。右上の設定から、ロックバッチを非表示にしたり、ロック中のアプリの通知を表示しないようにカスタマイズもできる。
アプリを隠す
アプリを非表示は、タップしてアプリアイコンが暗くなりホーム画面に表示されなくなる。表示するには、2本指で外側にピンチアウトすることで隠しアプリのフォルダが開く。
QRコードの読み込み
QRコードの読み取りは、コントロールパネルにある「QRコードをスキャン」パネルをタップして行う。標準のカメラアプリでも読み込んでもいいし、Googleレンズを使う方法もある。
まとめ
コンパクトなモデルでも機能はしっかり搭載されていて、カスタマイズ性はかなり高い。フラッグシップモデルのため価格は高いですが、バッテリーケアをしっかり設定すれば長く使えます。3年以上使うことを想定してみればそこまで負担はないかも。
コメント