TCL 10 Lite は、他のスマホにはない機能が魅力。TCL 10 Proと比較すると、アンビエント表示やEdge Barなど一部の機能が省略されているが、SuperBluetoothやスマートキーなど、ほとんどの機能を引き継いでいる。
TCL 10 Lite スペック
OS | Android Q(10) TCL UI |
CPU | Snapdragon 665 |
SIMスロット | シングルSIM SIM スロット1 : nanoSIM SIM スロット2 : Micro SD |
サイズ | 高さ:162.2mm 幅:75.6mm 厚さ:8.4 mm |
重量 | 180g |
セキュリティ | 指紋認証 顔認証 |
ディスプレイ | 6.53インチ フルHD+(2340x1080ドット) LTPS液晶 画面占有率91% 色調調整 読書モード ブルーライト軽減 |
ストレージ | 128GB ROM 対応MicroSD card:最大256GB |
メモリ | 6GB |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n (2.4GHz) 802.11 a/n/ac (5GHz) Wi-Fi Direct Wi-Fi ホットスポット ワイヤレスディスプレイ |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
センサー | GPS:A-GPS、GLONASS、Galileo、OTDOA 加速度 ジャイロスコープ デジタルコンパス 光センサー 近接センサー Face Key(Face unlock) |
アウトカメラ | 4800万画素 視野角79° レンズ6P 絞り値1.8 800万画素 視野角118° レンズ5P 絞り値2.2 200万画素 視野角79° レンズ3P 絞り値2.4 200万画素 視野角86.6° レンズ3P 絞り値2.4 |
インカメラ | 1600万画素 視野角79.3° レンズ5P 絞り値2.2 |
バッテリー | 4000mAh USB Type-C |
NFC | 対応 |
Felica おサイフケータイ | 非対応 |
対応周波数 | 2G:B2/3/5/8 3G:B1/6/8/9/19 4G:B1/3/8/18/19/26 |
対応SIM | 3G:Docomo、SoftBank 4G/LTE:Docomo、au、SoftBank VoLTE:Docomo、au、SoftBank |
付属品 | ACアダプター USB Type-Cケーブル 透明ケース クイックガイド 安全情報シート シム取り出しピン スクリーンプロテクター |
正規代理店 → TCL 10 Lite
TCL 10 Lite 外観レビュー
6.53インチの大画面は、画面占有率91%。インカメラは、左上に位置するパンチホールディスプレイ。
背面に指紋センサーと4眼カメラ。TCL 10 Pro はカメラ部分はフラットになっていたが、TCL 10 Lite では凸になっている。
左側面にSIMスロットと、いろんな機能を割り当てられるスマートキー。
右側面に電源ボタンと音量調節ボタン。
上部にマイク穴とイヤホンジャック。パンチホールのインカメラは、端にあって邪魔になりにくい。
下部に、マイク、USB Type-C、スピーカー。
付属品は、SIM取り出しピン、USB Type-Cケーブル、ACアダプター、クイックガイド、安全情報シート、クリアケース。
クリアケースは、本体のロゴ「TCL」に合わせたデザインになっている。カメラレンズの外枠部分は、クリアケースよりも少し厚みがあるようで、使い方によっては傷がつきやすいかも。
TCL 10 Lite ベンチマーク
AnTuTu Benchmark v8.4.3 のスコアは、183570という結果。TCL 10 Proのスコアは、220687だったので少し控えめだけど、一般的な使い方なら十分な性能。最近販売されたOPPO Reno3 Aもチップセットは同じSnapdragon 665のため、ベンチマークスコアは近い。
TCL 10 Lite バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life で計測してみたところ、12時間という結果になった。電池残量20%までは、10時間9分ぐらい。これだけ持ってくれれば1日十分使える。
充電速度を計測
付属のACアダプタは 5V2Aの10W なのだけれど、電力を計測してみると12Wで充電してくれていた。電池残量が15%になってから、どのくらいの速度で充電できるか測ってみたので参考に。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 41% | 26% | +26% |
1時間 | 67% | 52% | +26% |
1時間30分 | 90% | 75% | +23% |
2時間 | 99% | 84% | +9% |
リバースチャージにも対応
OTG対応ケーブルを持っていれば、TCL 10 Lite 本体をモバイルバッテリーのように使うリバースチャージにも対応している。ワイヤレスイヤホンの充電や、メインスマホを充電するサブスマホとしても活躍できます。
SuperBluetoothで4台同時接続
Bluetoothスピーカーを最大4つまで同時再生できるSuperBluetooth機能が搭載されている。これは他のスマホにはない、TCLだけの特別な機能になる。違うメーカーのスピーカーでも同時再生ができるのはとても便利。ただ、オーディオバランスで左右の音を変更できるのだが、ステレオとまではいかないため、センターのまま同時再生が良さそう。また、音がズレるときは同期校正から調整も可能です。設定方法などは別記事で書いてあるので参考に。
TCL 10 Lite の便利機能
TCL 10 Lite の便利な機能として、スマートキーがあります。端末左側にある物理キーに、様々な機能やアプリの起動など自由に設定できカスタマイズ性が高いのも特徴。シングル・ダブル・長押しの3つの動作に対応し、使いやすさは間違いなく向上する。その他の使い方などは別記事を参考に。
TCL 10 Lite カメラ機能
標準カメラでの撮影状態。上部(左上)にAIが認識したアイコンが表示されている。
縦持ちでは右側、横持にすると下側に位置する広角アイコンをタップすると、118°の超広角撮影が可能。
左側のアイコンは2倍ズーム。
ピンチアウトすると最大10倍までズームができます。
カメラモードをスーパーマクロに切り替えれば、近くの被写体も鮮明な撮影ができる。
カメラモードは詳細から他のモードの選択もできます。よく使うモードがあれば、下に表示されているモードと入れ替えられるのも便利な仕様。
カメラ仕様
アウトカメラ | インカメラ | |
写真画質 | 48メガピクセル(4:3)高解像度 12メガピクセル(4:3)● 9メガピクセル(1:1) 8メガピクセル(16:9) 7メガピクセル(全画面) | 16メガピクセル(4:3)● 12メガピクセル(1:1) 12メガピクセル(16:9) 10メガピクセル(全画面) |
ビデオ画質 | 4K(16:9 30fps) 1080P(16:9 30fps)● 720P(16:9 30fps) 480P(4:3 30fps) | 1080P(16:9 30fps)● 720P(16:9 30fps) 480P(4:3 30fps) |
ズーム | 最大10倍 | ー |
スローモーション | 4×(120fps) 8×(240fps)● | ー |
ストップモーション (タイムラプス) | 1/2 ● 1s 3s 5s 8s 12fps 24fps 30fps ● | ー |
カメラモード | ポートレート プロ スローモーション ストップモーション ライトトレース パノラマ スーパーマクロ 高解像度(48M) | フェースビューティ ポートレート |
●が初期値
楽天モバイル対応状況
SIMスロットは、nanoサイズSIM×1、microsdカード×1。日本モデルではデュアルSIMには対応していないシングルSIMとなるようです。楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」を試してみましたが、現状では非対応のようです。今後ソフトウェアアップデートでの対応を期待したい。
BIGLOBEモバイルのau回線でも試してみましたが、データ通信はできるけれど通話とSMS はできませんでした。格安SIMでの運用も注意が必要。
ゲームアプリの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOのAR+には非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には非対応。AR+では遊べないというだけで、他は特に問題はなさそう。
ドラクエウォークで通信のタイムアウト?
ドラクエウォークをやっていると通信がタイムアウトになることがある。リトライすれば問題ないのだけど、ちょっと気になる。何が原因かは突き止められていないので参考程度に。
黒い砂漠でバッテリー検証
黒い砂漠を初期設定のまま1時間プレイしてみると、バッテリー残量が15%ほど消費した。満充電の状態からなら6時間以上遊べそうだ。
PUBGの初期設定
グラフィックの初期設定は、クオリティがスムーズで、フレーム設定は中になった。この設定のままで十分遊べます。
TCL 10 Lite 購入先
正規代理店 → TCL 10 Lite
まとめ
TCL 10 Lite は、SuperBluetoothやスマートキーなど他のスマホにはない機能を搭載しているのが特徴。価格が安いのも魅力なので、セカンドスマホとして使うのも良いかと思います。予算があるなら、TCL 10 Proの方がおすすめ。
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