
OPPO Reno3 A は、4眼カメラ搭載のおサイフケータイ対応スマホ。OSには ColorOS 7.1(based on Android™ 10)が採用され、前モデル OPPO Reno A より使いやすさも向上している。
OPPO Reno3 A スペック
カラー | ホワイト ブラック |
サイズ | 縦: 160.9mm 横: 74.1mm 厚さ: 8.2mm |
重量 | 重量: 約175g |
OS | ColorOS 7.1(based on Android™ 10) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™665 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 4025mAh 18W急速充電対応 USB Type-C |
ディスプレイ | サイズ: 6.44 インチ スクリーン素材: Corning®Gorilla®Glass 5 解像度: FHD+(2400×1080) 画面占有率: 89.9% 表示方式: 有機EL(AMOLED) |
アウトカメラ | 約4800万画素(f/1.7) 約800万画素(f/2.2) 約200万画素(f/2.4) 約200万画素(f/2.4) |
インカメラ | 約1600万画素(f/2.0) |
SIMスロット | nanoSIM×2 microSDカード排他利用(最大256GB) ※ワイモバイル版はシングルSIM |
Wi-Fi | 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
NFC | 対応 |
Felica おサイフケータイ | 対応 |
防水 防塵 | IPX8 IP6X |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
通信方式 | FDD-LTE: Bands 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 TD-LTE: Bands 38 / 39 / 40 / 41 WCDMA: Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz キャリアアグリゲーション対応 |
センサー | GPS/Beidou/GLONASS/GALILEO/QZSS 磁気センサー 近接センサー 光センサー 加速度センサー ジャイロセンサー ステップカウント機能対応 |
同梱内容 | ACアダプター×1 USB Type-C™ データケーブル×1 イヤホン×1 SIMカードスロット用ピン×1 保護ケース×1 保護フィルム(貼付済み)×1 クイックガイド×1 安全ガイド×1 |
OPPO Reno3 A 外観レビュー

指紋センサーを内蔵した、6.44インチ水滴型ノッチディスプレイ。インカメラは約1600万画素。

ホワイトカラーだけれど、ほぼブルーな感じ。カメラは上から、超広角800万画素、メイン4800万画素、モノクロ200万画素、ポートレート200万画素の4眼レンズ。

左側面に音量調節ボタン。

右側面に電源ボタンとSIMスロット。

上部にはマイク穴のみ。通知用のLEDインジケーターは搭載されていない。側面の光具合が、クリアケースをしたときにメタリックケースのように感じる良いデザイン。専用ケースがあまり販売されていないのが残念だけれど、クリアケースで十分かもしれない。

下部には、イヤホン端子、マイク、USB Type-C 接続端子、スピーカー。スピーカーは下部のみのためモノラル。

付属品は、イヤホン、USB Type-C データケーブル、ACアダプター、SIMカードスロット用ピン、安全ガイド、クイックガイド、保護ケース。ちなみに保護フィルムもあらかじめ貼付られている。
OPPO Reno3 A ベンチマーク

AnTuTu Benchmark v8.4.0 のスコアは、183763という結果。OPPO Reno A では 188197(v8.0.3の時に計測)だったので、スコア的には少し下がってしまっている。しかし、一般的な使い方なら十分な性能で、ほとんどの人は問題ないと思う。
ちなみに、バッテリー設定にある高パフォーマンスモードをオンにして計測してみたところ、186453という結果。通常に戻して、ゲームスペースのコンテストモードで試してみると、183944という結果でした。
OPPO Reno3 A バッテリーテスト

PCMark の Work 2.0 battery life で計測してみたところ、13時間34分という結果になった。電池残量20%までは、11時間38分ぐらい。OPPO Reno A よりもバッテリー容量は多いのだけれど、駆動時間のテスト結果では1時間ほど少ない。とはいえ、これだけ持ってくれれば十分、普通に使う人なら快適。
急速充電の速度
OPPO Reno3 Aは、18Wの急速充電に対応。充電速度はどれくらいか15%まで減らした状態から計測してみました。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 42% | 27% | +27% |
1時間 | 69% | 54% | +27% |
1時間30分 | 94% | 79% | +25% |
電圧の高い充電器で充電すると「充電圧が高すぎます。充電器を交換してから続行してください。」と表示され充電が停止されます。本来制御できるはずの充電器でも過電圧となってしまったので、少し使いづらいところはある。
リバースチャージ対応
OGTケーブルで接続すると、OPPO Reno3 A をバッテリーのように使うリバースチャージのも対応していた。つないだだけでは反応しないため、設定→その他の設定→OTG接続をオンにしてから。
スマートサイドバーが便利になった

ColorOS 7 では、スマートサイドバーがかなり便利になっています。アプリは最大20個まで追加でき、スクロールで瞬時にアクセスできるようになった。さらにスマートサイドバーに追加したアプリの一部はフローティングウィンドウに対応。

他のアプリで作業中でも、ポップアップ表示されるので気軽に返信ができる。また上部の丸いアイコンをタップすると、フローティングバルブとなり常駐させることも可能。場所の移動もできるし、数秒後には端に半分隠れてくれるので邪魔にもならない。
その他の使い方など、別記事でまとめてあるので参考に。
OPPO Reno3 A カメラ機能

標準カメラモードから、スライドするとカメラモードを変更。夜、ビデオ、ポートレート、その他(エキスパート、ステッカー、Googleレンズ、パノラマ、タイムラプス、スローモーション)のモードがある。人のアイコンは、タップすると美顔補正の強度調整。48MPの高画質で撮影するときは、上部のハンバーガーメニューから。

4つ並んだ点の上(横向きでは右隣)をタップすると、2倍ズーム。

その隣は5倍ズーム。

ピンチアウトすると10倍までズームできます。しかし、ここまでズームしてしまうと画質は粗く実用的ではない。

反対側は119°の超広角撮影。上部にウルトラワイドと表示される。

近くのものも撮影できるマクロレンズにも対応。ただしマクロ用カメラレンズを搭載しているスマホよにはかなわない。ここから少し離すと、上部ブーケと表示された。その他にも、緑の植物、ブルースカイ、シーン、単色、テキストなど、AIが認識して表示されます。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真 アスペクト比 | 4:3 ● 1:1 全画面表示 | 4:3 ● 1:1 全画面表示 |
ビデオ 解像度 | 4K(30fps) 1080P(30fps)● 720P(30fp) | 1080P(30fps) 720P(30fp)● |
スローモーション 解像度 | 1080P 720P ● | ー |
ズーム | 最大10倍 | ー |
モード | 119度の超広角撮影 ポートレート 夜(ウルトラナイトモード) パノラマ エキスパート タイムラプス スローモーション ステッカー Google Lens 動画でもAI補正に対応 | ポートレート パノラマ タイムラプス ステッカー AIビューティー 動画でもAI補正に対応 |
●が初期値
DSDSの動作確認

SIMスロットは、nanoサイズが2枚のみ。デュアルSIMで使う場合には、microSDカードは使えない。
ドコモのガラケーSIM(FOMA)と楽天モバイルの通話SIMを入れて、DSDSの動作確認をしてみました。どちらのSIMも特別な設定はなく、DSDSでの運用もできそうです。ドコモのガラケーSIM(FOMA)でSMSが届かなかった場合には、一度機内モードにするなど、データ通信をオフにするか再起動をしてあげると繋がります。
※ワイモバイル版はシングルSIMになります。
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOはAR+に対応

Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶこともできそうだ。
ドラクエウォークは自動再生できなくなった

ColorOS 7 では、ゲームアシスタント機能に自動再生が無くなっている。メガモンスターの討伐など、オートバトルで放置できなくなってしまったため、スリープになる時間を少し長く設定しておくと良さそう。
黒い砂漠でバッテリー検証

黒い砂漠で1時間プレイしてみたところ、電池残量は11%減少した。これだけ持てば十分遊べそうだ。ゲームアシスタントは、画面の左上もしくは右の隅から内側にスワイプすると開きます。そこからさらに板にスワイプすると、CPUやGPUの使用率、フレームレートを表示もできる。
PUGBの初期設定

PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中になっていた。この設定のままなら特に不具合は感じなかった。
まとめ
OPPO Reno3 A は、前モデルよりもかなり使いやすくなっている。特にスマートサイドバーにはいろいろ機能が追加され便利になった。それにデザイン性も良く、クリアケースでも高級感があるので、他のケースを探さなくても良いかも。おサイフケータイ対応スマホを探しているなら、最有力候補になると思います。
コメント