ZenFone 6 (ZS630KL)は、カメラが180度回転するフリップカメラを搭載した新形態スマホ。カメラが動くことで、他のスマホとは違った撮影ができるぞ。
通常撮影で高画質
カメラの解像度は、12MP(4:3)が初期設定になっている。取った写真の詳細情報を確認すると、解像度4000×3000、ファイルサイズが4.20MBとかなりの高画質。しかも、カメラが180度回転するため、自撮りまで4Kの高画質で撮影可能なのだからすごい。
カメラ解像度は、カメラを起動した左上の設定から変更でき、さらに高画質の 48MP(4:3)に変更も可能。最高画質で撮影した写真の詳細情報を確認すると、解像度8000×6000、ファイルサイズ11.94MBと容量はかなり大きい。もちろん、この8K画質でも自撮り可能で、国内で販売されているスマートフォンでは最高になる。
広角とパノラマが素晴らしい
今いる位置からだと被写体の全体が映らないというときには、移動してカメラアングルを変えることが多いかと思います。 ZenFone 6 (ZS630KL) のカメラ機能ならば、移動しなくても全体の撮影が可能。
超広角レンズに切り替えることで、より幅の広い写真撮影ができる。しかも歪み補正機能を搭載しているため、違和感のない自然な画像に仕上がります。
さらにパノラマでの撮影もフリップカメラが自動で行ってくれるため、ブレることなく嫌いなパノラマ写真を撮ることができます。今いる場所から移動しなくても、撮影方法を変えるだけで全体を写せるため、雰囲気を伝えるのに最高レベルのスマホカメラだ。
AIシーン認識機能
自動でシーン認識をし、16シーンのモードで撮影してくれるAIシーン認識機能も搭載。横にしたときの左上、雲と太陽のアイコンは空を認識しているようです。
縦持ちの時には右上に、フォークとスプーンで食べ物を認識しています。その他に、人物、犬、猫、文字、夕日、ステージ、三脚、フィールド、オーシャン、フラワー、グリーン、スノー、QRコードも認識します。それと、禅太郎のアイコンが出てくる時もあり、何を認識しているかは不明?
超広角カメラの撮影方法
超広角カメラで撮影するときは、シャッターボタンの近くにある山アイコンを切り替えるだけ。
この写真は通常撮影したもの。超広角カメラは横向きだけでなく、縦の撮影でも十分な効果を発揮してくれます。
超広角カメラで撮影することにより、手前にあるハロウィーンまで撮影されました。全体が分かるようになるため、超広角カメラでの撮影は便利です。
これも通常撮影。ビルを下から撮ってみたところ。
超広角カメラモードで撮影すると、周りの状況を把握しやすい画像になる。これだけでも面白い写真が撮れそうだ。
ZenFone 6 (ZS630KL)はフリップカメラなので、アウトカメラとインカメラの性能に違いはないです。そのため、自撮りでもこの広角撮影が可能。自撮りをよくする人なら、良い写真が撮れるイメージができるのではないでしょうか。
パノラマ撮影は自動で撮影
パノラマモードでは、Autoとマニュアルを切り替えることができます。左上にあるAutoアイコンをタップするとマニュアルになるけれど、Autoの方がブレずにとれるので切り替える必要はないかも。シャッターボタンを押すと、自動でフリップカメラが動作し撮影してくれます。最後まで放置してしまうと自分まで写ってしまうため、程よいところでシャッターボタンをタップして止めましょう。
縦向きでも撮影してみました。鉄骨番長のような縦長のアトラクションでも全体を写すことが可能。パノラマ写真をきれいに撮るのは難しいため、今までのスマホにその機能があったとしてもあまり使ったことはないかと思います。 ZenFone 6 (ZS630KL) をてにすると、いろんなものをパノラマで撮りたくなるかも。
ズームは最大8倍
ズームして撮影してい時には、右下の1.0×とタップすると2倍の撮影モードとなる。
ズーム2倍の時には2.0×と表示されます。もう一度タップすると1倍に戻ってしまうため、それ以上ズームしたいときは2本指で広げるピンチアウト。スライドバーが出たら、それを動かすことで調節することもできる。
最大ズームは8倍まで可能。スクリーンショットだと画質は荒いが、実際の写真だともう少し鮮明に写る。
奥村組の文字は太陽が当たっているため少し見にくいが、左上の日本道路ははっきりわかった。以前レビューした、OPPO「Reno 10x Zoom」にはかなわないけれど、スマホのカメラでここまで出来れば十分だろう。
夜景モードでも撮影
これは通常撮影。これでも十分だけれど、夜景モードで撮影するとより明るくなる。
夜景モードで撮影すると、明らかに明るさが違う。これもいろんなところで試してみたくなる機能だ。
撮った写真をギャラリーで確認した時に、暗い写真だと「明るさを修正」が表示されることがあります。実行すると修正された画像が表示され元の画像と比較できます。保存した場合でも元の画像は残ったまま、新しい画像として保存されるので試してみてください。
フリーアングル撮影も便利
クリップカメラは好きな位置で止めることができ、フリーアングルでの撮影も可能。カメラの位置を変えられるというのは、他のスマホにはない大きな特徴です。
フリップカメラを動かすには、シャッターボタンの右側にあるカメラ切り替えボタンを上下にスワイプすることで自由動かせます。また、初期設定のままであれば、音量ボタンを長押しすることでも位置の調節が可能。
カメラが動くということは、スマホの持ち方が自由になるということ。水平に持っていても前方の撮影ができるので、使い方も広がります。
モーショントラッキング機能も搭載
モーショントラッキングが搭載されているのもフリップカメラならではの機能。被写体をタップすると、モーショントラッキングが始動します。被写体の動きに合わせて自動でカメラが追跡してくれるので、フリップカメラが動くのは見ていても面白い。ただし、速い動きにはついていくことができないため、動きのゆっくりなものならば十分使えそう。
カメラモード別の解像度
写真 | 48MP(4:3) 12MP(4:3)デフォルト 9MP(16:9) 9MP(1:1) 7MP(19.5:9) |
ポートレート | 12MP(4:3)デフォルト 9MP(16:9) 9MP(1:1) 7MP(19.5:9) |
夜景 | 12MP(4:3)デフォルト 9MP(16:9) 9MP(1:1) 7MP(19.5:9) |
PROモード | 48MP(4:3) 12MP(4:3)デフォルト 9MP(16:9) 9MP(1:1) 7MP(19.5:9) RAW+JPG(4:3) |
動画 | 4K 3840×2160(60 fps) 4K 3840×2160 デフォルト FHD 1920×1080(60 fps) FHD 1920×1080 HD 1280×720 |
モーショントラッキング | 4K 3840×2160(60 fps) FHD 1920×1080(60 fps)デフォルト |
スローモーション | FHD 1920×1080(240 fps) FHD 1920×1080(120 fps) HD 1280×720(480 fps)デフォルト |
タイムラプス | 4K 3840×2160 FHD 1920×1080 デフォルト HD 1280×720 |
※解像度48MPを選択した場合、HDR+とエフェクトは使用できません。
※インカメラも共通です。
まとめ
ZenFone 6 (ZS630KL)のカメラ性能は優秀で、さらにフリップカメラが動くことにより、今までのスマホではできなかったことが可能になった。自撮りまで超高画質での撮影できるため、一度使ったらもう他のスマホに戻れなくなるかも。
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