
TCL 10 Pro や TCL 10 Lite には、最大4つのスピーカーで同時再生が可能となる Super Bluetooth 機能が搭載されている。他のスマホにはない機能のため、音楽をよく聴く人には魅力的。
メーカーの違うスピーカーも同時再生
一般的に2つ以上のBluetoothスピーカーで同時再生をするには、TWS機能を搭載した同じスピーカーが必要。しかし TCL のスマホなら TWS機能の搭載は関係なく、違うメーカーのスピーカーであっても同時再生が可能となります。Super Bluetooth は他のスマホにはない実に面白い機能、最大4台まで同時再生ができるのは魅力です。
最大4台のスピーカーで同時再生

設定→Bluetoothと端末接続→Bluetooth→オンにして新規端末をペアリングしますからスピーカーを追加していく。特別なやり方とかはなく、普通に接続するだけ。全てがアクティブな状態となり、接続するだけですべてのスピーカーから音が出るようになります。ただし、追加していくたびに以下の表示がされ調整を促される。調整をしないと音がずれるため快適に聴くには操作が必要ということ。
重要:接続されているBluetoothスピーカーが変更されました。適切なユーザーエクスペリエンスを得るには、Bluetoothを調整する必要があります。そうでない場合、接続されている端末間で音楽の再生が適切に同期できません。調整はBluetoothスピーカーに対してのみ適用されます。
スピーカーを追加したときや、再接続して2つ以上のスピーカーで再生するときには毎回調整が必要になる。Super Bluetooth をタップして、同期校正から端末の修正をしていきます。
※それと、Wi-Fi 自動スキャンは、3台以上の Bluetooth スピーカーの接続中は自動的に無効になります。あまり気にする必要はないが、予備知識として覚えておくと良い。
Super Bluetooth の同期校正

校正
1つのスピーカーを構成して、お使いの携帯端末の動画と音声の同期の品質を高めることができます。
端末を構成する前に
- 静かな環境にします。
- お使いのスマホの近くにスピーカーを置きます。
- スマホを平面に置きます。
校正中
スピーカーから連続音声が発生してすべてを同期します。
端末の修正

接続したすべてのスピーカーを TCL スマホの10cm以内に置きます。端末の修正をタップすると、上に表示されているスピーカーから順番に連続したビープ音が流れるのでしばらく待つ。全てにチェックが付いて作業が終了。まれに失敗することもあるけど、もう一度お試しくださいをタップすれば、同期できなかったスピーカーだけでやり直してくれます。
オーディオバランスも調整可能

Super Bluetooth の設定では、スピーカーごとの音量調整や、オーディオバランスを、センターから左右に変更も可能。ただ、完全なステレオ再生とまではいかないようで、あまり期待しないほうが良いかも。もしかしたら、スピーカー性能によって聴こえ方は違うのかもしれません。
スピーカーの性能は重要かも
今回試したスピーカーでは問題なかったですが、TCL PLEX の時には同期校正ができないスピーカーがありました。スピーカーの性能によっては合わないものがあるかもしれません。
今回試した4つのスピーカー

- サンワダイレクト 400-SP073(廃止完売)
- Vanzon 20W ワイヤレススピーカー(完売?)
音楽再生用のセカンドスマホにも
TCL 10 Lite なら価格も安いので、音楽再生用のスマホとしても良さそう。また、OCNモバイルONEのスマホセットだと端末を安く購入でき、MUSICカウントフリー機能もあるのでおすすめ。データ通信量を消費しないで、追加料金なしで主要Musicストリーミングサービスを利用できます。iPhoneユーザーでも音楽用やゲーム用にセカンドスマホとして持っていても面白いと思う。
まとめ
複数のスピーカーで同時再生ができると、音の幅が広がり聴くのが楽しくなる。全てのスマホでこの機能が欲しいところだけれど、今のところ TCL のスマホ以外でこんな機能は見たことがない。他のメーカーとしっかり差別化できてる魅力的なスマホになるかと思います。
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