
OPPO Reno5 A からOPPO A3 5Gに乗り換えて1ヵ月が経ちました。堅牢性やバッテリー性能は良いけれど、動作は少し遅いです。
ミドルからエントリーへの乗り換え

OPPO Reno5 A は2021年6月に発売されたミドルクラスのRenoシリーズで、OPPO A3 5G は2024年12月に発売されたエントリークラスのAシリーズになります。3年半が経過してベンチマークスコアに差がなくなっていたので乗り換えてみました。1ヵ月しっかり使ってみて感じたメリットは堅牢性とバッテリー性能、デメリットはカメラ性能とアプリの動作が遅くなることです。
メリット
乗り換えてよかったのは以下の3点。
- 堅牢性
- バッテリー性能
- 側面指紋認証
堅牢性
釘を打ったり、落下させても画面が割れない衝撃の強さは魅力です。これだけ強ければ保護ケースはいらないので裸のまま使っています。それにケースを付けていない分、重量は軽くなるし、保護フィルムなども購入する必要がないのもメリットです。
バッテリー性能

バッテリー容量も多く駆動時間には満足しています。ヘビーに使わなければ、充電制限で80%までに留めておいても1日十分使えました。急速充電の速度も速く快適です。
側面指紋認証

指紋センサーは、OPPO Reno5 Aは背面でしたが、OPPO A3 5Gは側面の電源ボタンになって便利に使えています。個人的には画面内指紋センサーが好きではないため、この側面指紋認証が乗り換えを促した要素の一つです。
デメリット
1ヵ月使って感じた残念なのところが以下の3点。
- カメラ性能
- 動作が遅い
- 防水性能
カメラ性能


エントリークラスのためカメラ性能は劣ります。


2倍ズームで撮影すると余計に画質の粗さが目立ちます。きれいな写真を撮りたい人にはお勧めしません。記録用程度にとりあえず撮影できれば良い人向け。
動作が遅い
ベンチマークスコアは悪くはなかったのですが、実際に使っているとアプリの立ち上がりが遅いことがありストレスになります。使っているうちにもっと遅くなるのではという懸念が消えない。短期限定で使うとか、最低限使えれば良い人向けになってしまう。
防水性能
防水性能は、OPPO Reno5 A が IP68、OPPO A3 5G は IP54と保護等級が低い。水しぶきの保護程度にとどまるため注意が必要です。
性能比較
機種 | OPPO Reno5 A | OPPO A3 5G |
カラー | アイスブルー シルバーブラック | ブラック パープル |
サイズ | 縦: 162.0mm 横: 74.6mm 厚さ: 8.2mm | 縦: 166mm 横: 76mm 厚さ: 7.7mm |
重量 | 約182g | 約187g |
OS | ColorOS 12 Android 12(出荷時は11) | ColorOS 14 based on Android14 |
CPU | Snapdragon 765G | Dimensity 6300 |
メモリ | 6GB RAM拡張:最大5GB | 4GB RAM拡張:最大4GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
バッテリー | 4000mAh 18W急速充電 | 5100mAh 45W SUPERVOOCフラッシュチャージ |
ディスプレイ | サイズ:約6.5インチ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) 画面占有率: 90.0% リフレッシュレート:最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz パネルタイプ: 液晶 | サイズ:約6.7インチ 解像度: 1604 x 720 (HD+) 画面占有率: 89.9% リフレッシュレート:最大120Hz タッチサンプリングレート: 最大120Hz パネルタイプ: 液晶 |
アウトカメラ | [メイン]約6400万画素 [超広角]約800万画素 [モノクロ]約200万画素 [マクロ]約200万画素 | [広角]約5,000万画素 [深度]約200万画素 |
インカメラ | 約1600万画素 | 約800万画素 |
SIMスロット | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大1TB) ※ワイモバイル版はシングルSIM(nanoSIM+microSD) | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大1TB) |
Bluetooth | Ver.5.1 | Ver. 5.3 |
NFC | 対応 | 対応 |
Felica おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
防水 防塵 | IPX8 IP6X | IPX4 IP5X |
生体認証 | 指紋認証(背面) 顔認証 | 指紋認証(側面) 顔認証 |
ディスプレイ解像度の違いも懸念点でしたが、使っていて気になるほどではなかったです。
まとめ
最新のRenoシリーズに乗り換えるより、購入価格や保護ケース・フィルムも不要で安く済みます。しかしベンチマークスコアが近いからといって、エントリークラスの域を超えていないのは理解しておきたいところです。結論として乗り換えはおすすめできない。やはり最低限使えればいいというライトユーザー向けでした。
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