
Lenovo Legion Tabの便利機能や知っておきたい使い方をまとめました。どんな機能があるか、初期設定からカスタマイズの参考にしてください。
※製品貸出によりレビューをしています。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。
- Android 15にアップデート後の使い方
- プロジェクション
- テーマ
- バッテリー壁紙
- 充電アニメーション
- ダークモード
- 画面リフレッシュレート
- 夜間モード
- 読み上げモード
- スタンバイモード
- タブレットを持ち上げてディスプレイを点灯
- 背景音
- 触覚フィードバック
- 操作音
- コントロールセンターのスタイル
- システムUI調整ツール
- バッテリー残量
- 顔認識
- プライベートスペース
- One Vision
- 画面分割
- Lenovo Tab Pen Plus
- 物理キーボード
- PCモード
- 周辺機器モード
- ビデオ通話アシスタント
- アプリケーション内ブロック通知
- 充電の最適化
- ゲームアシスタント
- システムナビゲーション
- タスクバー
- ジェスチャー機能
- スクリーンショットと画面録画
- RAM拡張
- 複数ユーザー
- ホーム設定
- まとめ
Android 15にアップデート後の使い方

初期導入のOSはAndroid 14です。この記事で紹介しているのは、Android 15にアップデートしてからの機能になります。
プロジェクション

設定→追加の接続→「プロジェクション」に、映像出力時の設定があります。サイドコネクタとモニターを接続すると自動で認識し、その後に設定を変更できるようになる。

モードの変更、サウンド出力デバイス選択、スイッチ解像度と出力フレームレート、拡張モード時にモニターの位置などを変更できます。
テーマ

設定→個人用にカスタマイズ→「テーマ」でアイコンのデザインや、「システムテーマ」の色でコントロールセンター(クイック設定パネル)をカスタマイズできます。
バッテリー壁紙

設定→個人用にカスタマイズ→「バッテリー壁紙」は、バッテリー残量に応じてロック画面の表示が変わります。4種類用意されていて、充電中もアニメーションになる。
充電アニメーション

設定→個人用にカスタマイズ→「充電アニメーション」に、ケーブルを接続した時のアニメーションが3つ用意されています。
- クラッシック
- Lightning
- 歯車
ダークモード

設定→ディスプレイにて「ライトモード」と「ダークモード」の切り替えができます。自動切換えにも対応し、日没から日の出までを選択すると、その時間も表示してくれた。
画面リフレッシュレート

設定→ディスプレイ→「画面リフレッシュレート」は、初期設定でインテリジェント(自動)になっています。最高は最大165Hz、標準は最大60Hz、アプリごとに高リフレッシュレートの指定もできる。
夜間モード

設定→ディスプレイ→「夜間モード」をオンにすると、夜に適した黄味がかった色になります。時間を指定したり、日の入りから日の出までの自動化にも対応する。
読み上げモード

設定→ディスプレイ→「読み上げモード」は、一般的に言う読書モード。色彩効果もしくは白黒効果を適用し、電子書籍など読みやすくします。「カスタム効果」からアプリごとに選択をすれば、切り替える必要がなくなり便利に使える。
スタンバイモード

設定→ディスプレイ→スタンバイモード→「スタンバイモードの有効化」をオンにすると、充電時に時計やスライドショーを表示できます。スタンバイモード時に、左右のスワイプでデジタルとアナログ時計の切り替え、上にスワイプすると写真のスライドショーになる。
タブレットを持ち上げてディスプレイを点灯

設定→ディスプレイ→その他の表示設定→「タブレットを持ち上げてディスプレイを点灯」は、端末を持ち上げた動作でスリープを解除する機能です。
設定→一般設定→すばやいジェスチャー→「デバイスを持ち上げて通知をチェック」と同じ機能です。どちらかをオンオフすると連動して切り替わります。
背景音

設定→サウンドとバイブレーション→「背景音」は、背景音を再生して集中力を高めてくれる機能。雨音やキャンプファイヤーの音など20種類も用意されています。
触覚フィードバック

設定→サウンドとバイブレーション→バイブレーションとハプティクス→「触覚フィードバック」は、操作時にバイブレーションで反応してくれる機能。好みの問題ではあるけれど、個人的にはオフしてます。
操作音

設定→サウンドとバイブレーション→「その他の音」から、操作音のオンオフができます。
- 画面ロックの音
- 充電時の音と
- タッチ/クリック操作音
- スクリーンショットのプロンプト音
コントロールセンターのスタイル

設定→通知およびコントロールセンター→「コントロールセンターのスタイル」で、2つのタイプを選択できます。クラッシックコントロールセンターは、通知とコントロースセンターが同時に開く通常スタイル。新しいコントロールセンターは、左側をプルダウンで通知、右側のプルダウンでコントロールセンターがそれぞれ個別に開きます。これは横向きモード限定の機能のため、縦向きの時は対応しない。
システムUI調整ツール

設定→通知およびコントロールセンター→システムUI調整ツール→「カスタムを有効にする」をオンにすると、ステータスバーに表示するアイコンを指定できる。ここでアイコンの意味も分かります。
バッテリー残量

設定→通知およびコントロールセンター→「バッテリー残量」をオンにすると、ステータスバーのバッテリーアイコンの中に数字で残量を表示できます。アイコンの外に数字を表示する機能はない。
設定→バッテリー→「バッテリー残量」と同じ。
顔認識

※Legion Tabでは、この領域のスクリーンショットが許可されていないため、Tab Plusの同じ内容を使っています。
設定→生体認証とパスワード→顔認識は、「直接ロック解除」にしておくとスワイプする必要がなくなります。「タブレットを持ち上げてディスプレイを点灯」と併用するとスムーズにロックを解除できる。
プライベートスペース

設定→セキュリティとプライバシー→「プライベートスペース」は、異なるアカウントでアプリをインストールできる機能です。アプリ一覧の下に、ロックを解除しないと開けないスペースが作られます。
One Vision

設定→「One Vision」には、ウィンドウの機能がまとまっています。
スマート画面回転

スマート画面回転は、縦向きで表示されるアプリを画面中央に縦向きで表示させる機能。アプリごとにオンオフできるので、必要なければオフに。
フローティングウィンドウ

フローティングウィンドウのチュートリアルを詳細から確認できます。「フローティングウィンドウアプリのサイドバー」を有効にすると、サイドバーインジケーターが表示され、内側にスライドするとサイドバーが開く。並び順は間近に実行したものが一番上にくるため並び替えには対応していない。
サイドバー下の「…」から対応しているアプリをすべて表示できます。表示されないアプリは「フローティングウィンドウアプリマネージャー」から有効化する。
フローティングウィンドウは、最大で5つ表示することができます。6つ以上開くと初めに開いていたウィンドウから自動で閉じる仕様でした。
画面分割

画面分割に対応しているアプリなら、3本指のダブルタップで分割画面できます。その他にも、コントロールパネル、タスクバー、最近使用したアプリ、画面上部の「…」ウィンドウメニューからなど複数の方法がある。
[ウィンドウ]ボタンおよび[ウィンドウ]メニュー

上部中央に表示される全画面ウィンドウボタン「…」を表示するアプリを選択できます。
Lenovo Tab Pen Plus

設定→ペンとキーボード→「ペン」に、Lenovo Tab Pen Plusをペアリングした時の設定があります。※別売りのため未確認。
物理キーボード

設定→ペンとキーボード→「物理キーボード」は、Lenovo純正のキーボードでなくてもBluetoothキーボードで機能します。「キーボードを接続した際にPCモードを起動」をPCモードにしていると、接続するだけで切り替わってくれるのは便利です。
Actionキーは、Windowsキー、Commandキー、検索キーです。キーボードショートカットは、Ctrlキーを3秒間長押しするとポップアップウィンドウで一覧表示されます。
Action+D | ホーム |
Action+Back | Esc |
Action+N | 通知センターを開く |
Action+L | 画面のロック |
Action+W | 現在のアプリを終了する |
Alt+Tab | 最近使ったアプリ |
Action+S | Google Search |
Action+P | PCモードの開始/終了 |
Alt+Shift | 入力言語を切り替える |
Ctrl+Shift | 入力方法の切り替え |
Ctrl+Space | キーボード レイアウトを切り替える |
Action+←/→ | 分割画面 |
Action+↑/↓ | ウィンドウのステータスを切り替え |
Action+M | フローティングウィンドウをすべて削除 |
Action+Nunber | タスクバーアプリ |
Action+A | タスクバー |
Action | すべてのアプリ |
Action+E | ファイルマネージャ |
Action+I | 設定 |
通常モードでしか機能しないものもあるため「Action+P」のPCモードの開始/終了は覚えておくと良いです。
修飾キーでは、キー動作の変更もできます。
- Caps lock
- Ctrl
- Action key
- Alt
- Esc
PCモード

設定→高度な機能→「PCモード」をオンにすると、パソコンのような見た目になり、マルチウィンドウに対応します。物理キーボードの設定で接続時にPCモードに自動で切り替える方法や、キーボードの「Win+P」で切り替えられるため、このページで操作する必要はない。
周辺機器モード

設定→高度な機能→「周辺機器モード」は、キーマッピングに対応しコントローラーやキーボードで操作できるようになる。有効にしてから対応させたいアプリを選択します。

原神をCOWBOX D8proで試してみたところ、トリガーボタンの設定ができませんでした。COWBOX D9は対応していて、設定後に再度接続すると動作したので相性はありそうです。キーボードの接続時には、PCモードを解除して通常モードで対応します。
ビデオ通話アシスタント

設定→高度な機能→ラボ機能→「ビデオ通話アシスタント」は、タッチアップ、背景ぼかし、仮想背景、画面共有機能が提供されます。対応しているアプリは、Microsoft Teams、Zoomが確認できました。
アプリケーション内ブロック通知

設定→高度な機能→ラボ機能→「アプリケーション内ブロック通知」をオンにし、アプリを追加すると、そのアプリ使用中は通知が無効になります。
充電の最適化

設定→バッテリー→「充電の最適化」は、充電容量を制限することでバッテリーの負荷を軽減し寿命を延ばす機能です。バッテリーの状態とフル充電/放電サイクルの回数も確認できます。
- 充電保護:40%~60%
- 最大充電量制限:80%
ゲームアシスタント

設定→ゲームアシスタント→ゲームを管理するから、アプリを追加するとゲームアシスタントを使えるようになります。通常ゲームアプリは自動で追加されますが、ゲーム以外のアプリでも手動で追加も可能。ショートカットソートからゲームアシスタントに表示する機能の並び替えもできる。
- WLAN
- フローティングディスプレイ
- タイマー
- 画面録画
- ハングアップ
- バイパス充電
- キーマッピング
- スクリーンショット
- RAMをクリーニング
- 通知をブロックする
- ミスタッチ防止
- ソート設定

ゲーミングビューでは、表示するアスペクト比を変更して広い視野でみることができます。PUBGモバイルではディープビューが表示されるけど、実際には対応してなかった。他のゲームからゲームアシスタントに追加されているアプリも変更できます。

超広角ビューと、さらに広くなるエクストリームビューの設定があり、それぞれセンターと下寄せの指定ができる。

バイパス充電では、マニュアルからインテリジェントにするとスマートバイパス充電設定ができます。最低充電量の%指定と、限界温度は低・中・高の3段階。ゲーム中でもゲームアシスタントから、通常のバイパス充電とスマートバイパス充電の切り替えは可能です。

ゲームアシスタントは左中央から内側にスワイプすると開きます。起動位置は長押しで上下左右(下限は20%ぐらいまで)に移動も可能。システムモードは、パフォーマンス、バランス、省電力の切り替えができます。


リアルタイム情報を表示するフローティングディスプレイとタイマーの機能は、通常はゲーム内に配置され自由に移動可能。ゲーミングビューを対応させているときにはゲームアイランドとして画面外の上部に統合されます。

ハングアップ機能は。画面をオフにして動作するモードで、電源ボタンを押すことで復帰できます。
システムナビゲーション

設定→一般設定→「システムナビゲーション」で、ジェスチャーと3ボタンに切り替えができます。3ボタン・ナビゲーションは右端に表示され、キーの順序の変更もできる。
タスクバー

設定→一般設定→「タスクバー」に、ジェスチャーナビゲーション時の起動方法の変更とタスクバー表示の設定があります。「下部インジケーターを長押しします」にすると、かこって検索機能は停止され、ガイドバーの長押しで表示、タスクバーの長押しで非表示になる。
ジェスチャー機能

設定→一般設定→「すばやいジェスチャー」に、ジェスチャー操作がまとまっています。
3本指で下にスワイプ
初期設定ではスクリーンショットで、ホームに戻るに切り替えることもできます。
3本指で上にスワイプ
マルチタスクを起動
3本指で左右にスワイプ
隣接するタスクを切り替えます
3本指で長押しします
部分スクリーンショット
3本指でダブルタップ
分割画面
デバイスを持ち上げて通知をチェック
デバイスを持ち上げることで、時刻、通知などの情報を確認できます。
設定→ディスプレイ→その他の表示設定→「タブレットを持ち上げてディスプレイを点灯」と同じ機能。
ダブルタップすると画面がオンになります
スリープ状態の時に画面を2回タップすると画面がオンになる。
ダブルタップしてロック
ロック画面またはホーム画面をダブルタップすると、すぐにロックされます。
カメラをすばやく起動
電源ボタンを2回押して、カメラをすばやく起動する機能で、どの画面からでも操作できます。
電源ボタンを長押し
電源ボタンを長押ししてアシスタントを呼び出す。長押しの長さも調整できます。この機能を有効にした場合、再起動などの電源メニューは3秒長押しになる。もしくはコントロールセンターをすべて展開した時、上部に表示される電源アイコンからも電源メニューを呼び出せます。
スクリーンショットと画面録画

設定→一般設定→「スクリーンショットと画面録画」に、ショートカット設定があります。
- スクリーンショット:「電源」+「音量小」を押して撮影
- 画面録画:「電源」+「音量大」を長押しでツール起動
画面録画のショートカットを有効にすると、電源ボタンを長押し機能が無効化されます。
RAM拡張

設定→一般設定→「RAM拡張」から仮想メモリの拡張に対応します。ただし本体メモリは12GBもあるため、初期設定のオフのままで良さそう。
複数ユーザー

設定→一般設定→「ユーザー」で、ユーザーごとのスペースを作れます。
ホーム設定

ホーム画面の何もないところで長押しをすると「ホームの設定」が下に表示されます。デスクトップスタイルでは、標準とドロワーの切り替え。ホーム画面のレイアウト変更は「6×4」と「5×4」が用意されている。
設定→アプリ→デフォルトのアプリ→ホームアプリの設定アイコンで表示されるのと同じ。
エンターテイメントスペース

「スワイプしてEntertainment Spaceにアクセス」がオンになっていると、ホーム画面の左側に矢印アイコンが表示されます。

矢印をタップするか右にスワイプするとエンターテイメントスペーをスの画面になり、動画、ゲーム、電子書籍、ミュージックのカテゴリをアプリを切り替えることなく横断してコンテンツを探せます。
まとめ
ゲームアシスタント機能が搭載されているのは良かったです。手動でゲーム管理に追加すれば、ゲーム以外のアプリでも便利に使えます。※一部対応していないアプリはある。さらにLegion Tabはサイドコネクタを搭載しているため、バイパス充電も重宝しそう。コンパクトなサイズのタブレットなのにペンやキーボードにもしっかり対応していた。
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