
Lenovo Tab Plusの便利機能や知っておきたい使い方をまとめました。どんな機能があるか、初期設定からカスタマイズの参考にしてください。
※製品貸出によりレビューをしています。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。
Bluetoothスピーカーモード

スマホとBluetoothで接続するだけで、Lenovo Tab Plusをスピーカーとして使えます。タブレットで再生すればよいのだけれど画面はスリープ状態でも良いし、スマホをリモコンのように扱えるのは便利です。出力は26Wもあるので、大音量での再生ができるのも魅力。
Smart Connect

パソコンのMicrosoft Storeから「Smart Connect」をインストールすることで、Lenovo Tab Plusとシームレスな連携ができます。
- アプリのストリーミング
- ウェブカメラ
- ファイル
- PCロック
- スマートクリップボード
- クロスコントロール
- 共有ハブ

クロスコントロールの表示オプションは、拡張やミラーリングだけでなくキーボードとマウス操作にも対応しています。それとタブレットで音声出力する機能もあり、これが地味に便利です。
バッテリー壁紙

設定→個人用にカスタマイズ→壁紙→「バッテリー壁紙」は、バッテリー残量に応じて表示が変わる動く壁紙。面白い機能なのに、適用できるのはロック画面のみなのが残念なところ。4種類用意されていて、充電中のアニメーションも変わります。
充電アニメーション

設定→個人用にカスタマイズ→「充電アニメーション」に、ケーブルを接続した時にアニメーションが3つ用意されています。
- クラッシック
- Lightning
- 歯車
ダークモード

設定→ディスプレイにて「ライトモード」と「ダークモード」の切り替えができます。自動切換えにも対応し、日没から日の出までを選択するとその時間も表示してくれる。
画面リフレッシュレート

設定→ディスプレイ→「画面リフレッシュレート」は、初期設定で自動リフレッシュレートになっています。90Hzと60Hzの固定化にも対応している。
目の保護モード

設定→ディスプレイ→「目の保護モード」をオンにすると、夜間の仕様に適した色になります。ダークモードと同様にスケジュールで自動化もできますが、日の入りから日の出までONにしても時間は表示されない。
読み上げモード

設定→ディスプレイ→「読み上げモード」は、一般的に言う読書モード。色彩効果もしくは白黒効果を適用し、電子書籍などが読みやすくなる。「カスタム効果」からアプリごとの選択ができるため、毎回切り替える必要ないのは便利。
スタンバイモード

設定→ディスプレイ→スタンバイモード→「スタンバイモードの有効化」をオンにすると、充電時に時計やスライドショーを表示できます。スタンバイモード時に、左右のスワイプでデジタルとアナログ時計の切り替え、上にスワイプすると写真のスライドショーになる。
画面下から上にスワイプするとロック画面を表示できます。写真のスライドショーを表示したいときには画面中央より上からスワイプすると良いです。
指を離してスリープから復帰

設定→ディスプレイ→その他の表示設定→「指を離してスリープ状態から復帰」は、日本語がおかしいけど端末を持ち上げてスリープを解除する機能です。これは横向きで持ち上げたときに反応するようで、縦向きでは反応しない。
設定→一般設定→すばやいジェスチャー→「タブレットを持ち上げて通知をチェック」と同じ機能です。どちらかのオンオフをすると連動して切り替わります。
背景音

設定→サウンド→「背景音」は、背景音を再生して集中力を高めてくれる機能。雨音やキャンプファイヤーの音など20種類も用意されています。
操作音

設定→サウンド→その他の音から、操作音のオンオフができます。
- 画面ロックの音
- 充電時の音とバイブレーション
- タッチ/クリック操作音
- スクリーンショットのプロンプト音
コントロールセンターのスタイル

設定→通知およびコントロールセンター→「コントロールセンターのスタイル」で、2つのタイプを選択できます。クラッシックコントロールセンターは、通知とコントロースセンターが同時に開く通常スタイル。新しいコントロールセンターは、左側をプルダウンで通知、右側のプルダウンでコントロールセンターがそれぞれ個別に開きます。これは横向きモード限定の機能のため、縦向きの時は対応しない。
ステータスバーのカスタマイズ

設定→通知およびコントロールセンター→ステータスバーのカスタマイズ→「カスタムを有効にする」をオンにすると、ステータスバーに表示されるアイコンをカスタマイズできます。何のアイコンか確認用としても使える。
バッテリー残量

設定→通知およびコントロールセンター→「バッテリー残量の表示」をオンにすると、ステータスバーのバッテリーアイコンの中に数字で残量が表示されます。アイコンの外に数字で表示する機能はない。
設定→バッテリー→「バッテリー残量の表示」も同じ。
顔認識

設定→生体認証とパスワード→「顔認識」は、「直接ロック解除」にしておくとスワイプする必要がなくなります。キックスタンドで立てかけて置くことが多いなら、設定→一般設定→すばやいジェスチャー→「ダブルタップすると画面がオンになります」をオンにしておくと便利です。
One Vision

設定→「One Vision」には、ウィンドウの機能がまとまっています。
スマート画面回転

スマート回転は、縦向きで表示されるアプリを横向きの画面中央に縦向きで表示させる機能。アプリごとに有効化できます。
※アプリによってうまく機能しないこともありそうです。パズドラのアカウント引継ぎを行うときには縦向きにしないと無理でした。
フローティングウィンドウ

フローティングウィンドウのやり方は9つあり、詳細から確認できます。「フローティングウィンドウアプリのサイドバー」は、有効にすると右端にサイドバーインジケーターが表示され、そこをスライドするとサイドバーが開く。サイドバー下の「…」から対応しているアプリをすべて表示できます。手動での並び替えはできないようで、間近に実行したものが一番上に並び替えられる仕様。表示されないアプリは「フローティングウィンドウアプリマネージャー」から有効化することで対応します。
分割画面

画面分割に対応しているアプリなら、3本指のダブルタップで分割画面が開きます。その他にも、コントロールパネル、タスクバー、最近使用したアプリ、画面上部の「…」ウィンドウメニューからなど複数の方法がある。
[ウィンドウ]ボタンおよび[ウィンドウ]メニュー

[ウィンドウ]ボタンおよび[ウィンドウ]メニューは、上部の「…」全画面ウィンドウボタンを表示するアプリを選択できます。
Lenovoペン

設定→ペンとキーボード→「Lenovoペン」を接続すると、手書き入力で文字に変換したり、リモコンとしても使えます。※ペンは別売りのため未確認。
物理キーボード

設定→ペンとキーボード→「物理キーボード」は、Lenovo純正のキーボードでなくてもBluetoothキーボードで機能します。「キーボードを接続した際にシステムモードを起動」をPCモードにしていると、接続するだけで切り替わってくれるのは便利です。
修飾キーでは、キー動作の変更もできます。
- Caps lock
- Ctrl
- Action key
- Alt
キーボードショートカットは、Ctrlキーを3秒間長押しするとポップアップウィンドウで一覧表示されます。
Win+D | ホーム |
Win+Back | 戻る |
Win+N | 通知センターを開く |
Win+L | 画面のロック |
Win+W | 現在のアプリを終了する |
Alt+Tab | 最近使ったアプリ |
Win+S | Google Search |
Win+P | PCモードの開始/終了 |
Alt+Shift | 入力言語を切り替える |
Ctrl+Shift | 入力方法の切り替え |
Ctrl+Space | キーボードのレイアウトを切り替える |
Win+←/→ | 画面分割 |
Win+↑/↓ | ウィンドウのステータスを切り替え |
Win+M | フローティングウィンドウをすべて削除 |
Win+Nunber | タスクバーアプリ |
Win+A | タスクバー |
Win | すべてのアプリ |
Win+E | ファイルマネージャー |
Win+I | 設定 |
通常モードでしか機能しないものもあるため「Win+P」のPCモードの開始/終了は覚えておくと良いです。
PCモード

設定→高度な機能→「PCモード」をオンにすると、パソコンのような見た目になり、マルチウィンドウに対応します。物理キーボードの設定にて接続時にPCモードに自動で切り替える方法や、キーボードの「Win+P」で切り替えられるため、このページを開く必要はない。
周辺機器モード

設定→高度な設定→「周辺機器モード」は、キーマッピングをすることでコントローラーやキーボードで操作できるようになる。有効にしてから対応させたいアプリを選択します。

原神を有効化してコントローラー試してみました。通常キーは追加してボタンを押すことでそのボタンを対応させる。ステアリングホイールは「WASD」の表示のままジョイスティックに対応します。アンカー表示は視点の切り替え。
アプリケーション内ブロック通知

設定→高度な機能→ラボ機能→「アプリケーション内ブロック通知」をオンにし、アプリを追加すると、そのアプリ使用中は通知が無効になります。
ホームの設定

ホーム画面の何もないところで長押しをすると「ホームの設定」が下に表示されます。デスクトップスタイルでは、標準とドロワーの切り替え。ホーム画面のレイアウト変更は「6×4」と「5×4」が用意されている。
設定→アプリ→デフォルトのアプリ→ホームアプリ→ホームの設定にあるのも同じ。
エンターテイメントスペース

「スワイプしてエンターテイメントスペースにアクセス」がオンになっていると、ホーム画面の左側に矢印アイコンが表示されます。

矢印をタップするか右にスワイプするとエンターテイメントスペースの画面になり、動画、ゲーム、電子書籍、ミュージックのカテゴリをアプリを切り替えることなく横断して探せます。
バッテリーセーバー

設定→バッテリー→「バッテリーセーバー」は、バッテリー節約モード。コントロールパネルからオンオフの操作したり、5%~75%の間で自動的に有効化もできます。
充電の最適化

設定→バッテリー→「充電の最適化」は、充電を制限することでバッテリーの負荷を軽減し寿命を延ばす機能。充電しながら使うことが多ければ設定しておくと良い。
- 充電保護:40%~60%
- 最大充電量制限:80%
バッテリーの状態とフル充電/放電サイクルの回数も確認できます。
システムナビゲーション

設定→一般設定→「システムナビゲーション」で、ジェスチャーと3ボタンに切り替えができます。3ボタン・ナビゲーションは右端に表示され、キーの順序を変更できる。
タスクバー

設定→一般設定→「タスクバー」に、ジェスチャーナビゲーション時の起動方法の変更とタスクバー表示の設定があります。起動方法は「下部インジケーターを長押しします」にすると、ガイドバーの長押しで表示、タスクバーの長押しで非表示になる。タスクバー中央の「l」をタップして「タスクバーを常に表示」からも切替できます。
すばやいジェスチャー

設定→一般設定→「すばやいジェスチャー」に、ジェスチャー操作がまとまっています。
3本指で下にスワイプ
初期設定ではスクリーンショットで、ホームに戻るに切り替えることもできます。
3本指で上にスワイプ
マルチタスクを起動
3本指で左右にスワイプ
隣接するタスクを切り替えます
3本指で長押しします
部分スクリーンショット
3本指でダブルタップ
分割画面
タブレットを持ち上げて通知をチェック
端末を持ち上げることで、時刻、通知などの情報を確認できます。
設定→ディスプレイ→その他の表示設定→「指を離してスリープ状態から復帰」と同じ機能。
ダブルタップで画面オンになります
スリープ状態の時に画面を2回タップすると画面がオンになる。キックスタンドで立てかけているときには、ダブルタップと顔認識を「直接ロック解除」にした組み合わせでスムーズに使える。
ダブルタップしてロック
ロック画面またはホーム画面をダブルタップすると、すぐにロックされます。
カメラをすばやく起動
電源ボタンを2回押して、カメラをすばやく起動する。どの画面からでも操作できます。
電源ボタンを長押し
電源ボタンを長押ししてアシスタントを呼び出す。長押しの長さも調整できます。この機能を有効にした場合、再起動などの電源メニューは3秒長押しになる。もしくはコントロールセンターの電源アイコンからも操作可能です。
スクリーンショットと画面録画

設定→一般設定→「スクリーンショットと画面録画」に、ショートカット設定があります。
- スクリーンショット:「電源」+「音量小」を押して撮影
- 画面録画:「電源」+「音量大」を長押しでツール起動
RAM拡張

設定→一般設定→「RAM拡張」から仮想メモリの拡張に対応します。ただし本体メモリは8GBあるため、初期設定のオフのままで良さそう。
複数ユーザー

設定→一般設定→「複数ユーザー」で、ユーザーごとのスペースを作れます。
QRコードスキャン

QRコードのスキャンは、カメラの設定で「QRコードの認識」がオンになっていれば、カメラアプリで撮影するだけで読み込めます。もしくはコントロールパネルにある「QRコードのスキャン」からも可能。これはカメラの設定は関係なく使えます。
まとめ
Lenovo Tab Plusは、キックスタンドを搭載していて常時立てかけて使うのが便利なので、「顔認識」と「ダブルタップで画面オンになります」を併用するとロック解除がスムーズになります。それと充電保護を有効にすれば、充電しっぱなしでもバッテリーに負担がかかりにくいのも良い設定です。
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