Google Pixel シリーズ(Android 12)便利機能や使い方まとめ!初期設定からのカスタマイズ

Google Pixel シリーズの便利機能や知っておきたい使い方をまとめました。Android 12にアプデートした後の機能について、初期設定やカスタマイズの参考にしてください。

スポンサーリンク

電源ボタンの長押しでアシスタントを起動

設定→アプリ→アシスタント→電源ボタンを長押ししてアシスタントを起動→長押しでアシスタントを呼び出すをオンにすると、Googleアシスタントの起動がしやすくなる。ただしこの機能をオンにすると、電源オフや再起動したいときは、電源ボタンと音量大ボタンの同時押しする必要がある。もしくはクイック設定の電源アイコンをタップする。

この設定は、ジェスチャーにあるのと同じ。また、ホームデバイスコントロールの電源ボタン長押し設定はなくなったようです。ホームアプリをインストールしてあれば、クイック設定にタイルが表示されるようになっています。

通知履歴

設定→通知→通知履歴をオンにすると、ここに通知履歴が表示されます。削除してしまった通知を後から確認したいときなどに便利。オンの状態だと、通知パネルの左下から履歴にアクセスできるようにもなる。通知履歴の機能は、一度オフにすると表示されていたものはすべて削除されます。

バブル通知

設定→通知→バブル→アプリにバブルの表示を許可がオンになっていると、一部の会話はフローティングアイコンとして他のアプリの上に重ねて表示されます。バブル表示したくないときにはオフで。

ゲーム設定

設定→通知→サイレントモード→スケジュール→ゲーム→ゲームダッシュボードをオンにすると、ゲーム内にショートカットメニューを表示できます。Digital Wellbeingと保護者による使用制限→サイレントモードからも設定できます。

  • スクリーンショット
  • 録画
  • フレームレートカウンタ

3つの機能をオンオフでフローティング表示ができ、一番右側はサイレントモードのオンオフ。最適化、YouTubeライブ、Google Play ゲームの表示機能もある。

ゲーム機能のアイコンがフローティング表示されないときは、一度最近のタスクを開いてから表示し直すと出てくるようです。いろいろ改善の余地はありそうなので、アップデートで修正されるとは思います。

拡張通知

設定→通知→拡張通知について。この機能はAndroid通知の自動調整と同じで、通知の重要度に応じて並び替えてくれるというもの。AIが学習していくようなので、ある程度の期間つかわないと違いは分からないかもしれない。また否定的な意見もあり、オンにすると通知が遅れたり届かなかったり、さらにバッテリー消費にも影響があるとのこと。

アダプティブ充電

設定→バッテリー→アダプティブの設定→アダプティブ充電は、電池の寿命を長持ちさせる機能。満充電になる時間を制御して、電池の劣化を防ぎます。午後9時~午前4時の間に充電する場合、有効なアラームが午前3時~10時の間に設定されていると、起床時間に合わせて充電をしてくれます。

バッテリー残量

設定→バッテリー→バッテリー残量をオンにすると、ステータスバーのアイコン右側にバッテリー残量が%で表示されます。

この曲なに?

設定→着信音とバイブレーション→この曲なに?→近くで流れている曲の情報を表示をオンにすると、自動的に曲を認識し履歴に保存されます。Android 12からロック画面に検索ボタンを表示に対応。この項目が表示されないときは、設定→ディスプレイ→ロック画面にあるこの曲なに?からオンにすると表示された。

メディアプレイヤー

設定→着信音とバイブレーション→メディア→メディアプレイヤーを固定するは、クイック設定にメディアプレイヤーを固定し、再生しやすくする機能。ミュージックアプリをタスクキルをしても表示されます。

触覚フィードバック

設定→着信音とバイブレーション→バイブレーションとハプティクスは、操作や着信などのバイブ設定。操作するたびにバイブするので、必要なければ触覚フィードバックをオフに。

着信音ミュート用のショートカット

設定→着信音とバイブレーション→着信音ミュート用のショートカット→ショートカットを使用は、電源ボタンを音量大ボタンを同時押しの割り当て。バイブレーションかミュートの選択ができます。電源ボタンの長押しにアシスタントを割り当てている場合は、電源メニューを開くショートカットになるため、この設定はできない。

設定→システム→ジェスチャーにあるのと同じ。

タッチ操作音

設定→着信音とバイブレーション→タッチ操作音は、操作時に音が鳴る機能。必要なければオフに。

表示するタイミング

設定→ディスプレイ→ロック画面に表示するタイミングの項目があります。

時間と情報を常に表示

オンにすると、アンビエント表示が有効になります。ロック画面に、時間、日付、アプリ通知アイコン、バッテリー残量が常に表示される。

スマートフォンをタップしてチェック

画面をタップして、時刻や通知などの情報を確認できます。電源ボタンを押さなくても、スリープを解除できる。

スマートフォンを持ちあげて通知を確認

スマートフォンを持ちあげる動作で、時刻や通知などの情報を確認できます。電池持ちを気にするなら、顔認証に対応していない機種の場合はオフでもいいかも。

通知時にスリープ状態から復帰

新しい通知が届いたときに画面をオンにします。電池持ち優先ならオフに。

スクリーンアテンション

設定→ディスプレイ→画面消灯→スクリーンアテンションをオンにすると、見ている間は画面がオフにならない。

ダークモード

設定→ディスプレイ→ダークモードをオンにすると、黒地の背景になる。スケジュールを指定して自動化することもできます。

夜間モード

設定→ディスプレイ→夜間モードをオンにすると、画面が黄味がかった色になりブルーライトをカットできる。黄味の強さや、スケジュールを指定した自動化も可能。

画面の自動回転で顔検出を有効にする

設定→ディスプレイ→画面の自動回転をオンにすると、端末の向きに合わせて画面が自動で回転してくれる機能。顔検出を有効にすると、寝転がったときでも顔の向きに合わせて自動回転をしないようにしてくれます。

設定→ユーザー補助→システム操作にあるのと同じ。

アプリアイコンの大きさ変更

設定→壁紙とスタイル→アプリグリッドにて、アプリアイコンの大きさを変更できます。アイコンを大きくするのと、ディスプレイ設定のフォントサイズや表示サイズを大きくすることで、シニアにも使いやすくなる。

アニメーションを無効化

設定→ユーザー補助→テキストと表示→アニメーションを無効化をオンにすると、オーバースクロール時のストレッチ効果を無効化できます。アニメーションに必要性を感じなければ無効化しておくと良いかも。

さらに輝度を下げる

設定→ユーザー補助→さらに輝度を下げるをオンにすると、画面をさらに暗くできます。ショートカットを追加するとアイコンがフローティング表示され、位置を左右上下に移動可能。一度機能をオンにするとクイック設定にもタイルが追加されるので使用頻度に応じて使い分けると良いかも。

ユーザー補助機能メニュー

設定→ユーザー補助→ユーザー補助機能メニュー→ユーザー補助機能メニューショートカットをオンにすると、起動アイコンがフローティング表示されます。これは左右上下に位置を移動することができ、他の機能と縦並びで同時表示も可能。順番の変更はできなそう。

  • 音声文字変換
  • 音声増幅
  • 片手モード
  • 音検知通知
  • ユーザー補助
  • さらに輝度を下げる

ナビゲーションメニューを3ボタンナビゲーションにした場合は、その他オプションもしくはユーザー補助のショートカットから、場所をナビゲーションバーにすることもできます。ただし複数の機能を使う場合は、長押しでの切り替えが必要になるため、フローティング表示の方が使いやすいかも。

システムナビゲーション

設定→ユーザー補助→システム操作→システムナビゲーションに、ナビゲーション設定があります。ここでは、ジェスチャーで操作するジェスチャーナビゲーションと、ボタンで操作する3ボタンナビゲーションを選択できる。ただしボタンにした場合、配置変更はできないためカスタマイズ性は低い。

設定→システム→ジェスチャーにあるのと同じ。

片手モード

設定→ユーザー補助→システム操作→片手モード→片手モードの使用をオンにすると、片手操作用に画面が縮小する。この機能はジェスチャーナビゲーションの時に有効で、3ボタンにした場合は、オプションの片手モードショートカットでフローティング表示する。ジェスチャー操作でもナビゲーションバーを下にスワイプとやりにくいため、ショートカットボタンを使った方が良さそう。

設定→システム→ジェスチャーにあるのと同じ。

緊急SOS

設定→緊急情報と緊急通報→緊急SOSは、電源ボタンを素早く5回以上押して支援要請ができる機能。設定トップの右上にあるユーザーアイコン→緊急時情報→デモ→緊急SOSから手順を確認できます。

ジェスチャー設定にある、カメラをすばやく起動を有効にしているとカメラも起動しますが緊急SOS機能が優先されます。

自動車事故検出

設定→緊急情報と緊急通報→自動車事故検出は、自動車事故に遭ったことをスマートフォンが感知した場合に助けが必要かを確認します。下にスクロールしていくとデモを試すがあるので、そこから動作フローを確認できる。

前方注意

設定→Digital Wellbeingと保護者による使用制限→ 前方注意→前方注意機能を使うをオンにすると、歩きスマホを検知した時に通知が来ます。

ジェスチャー操作

設定→システム→ジェスチャーに便利機能がまとまっています。一部機能は別の設定にあるのと同じ。

  • システムナビゲーション→ユーザー補助
  • 片手モード→ユーザー補助
  • スマートフォンをタップしてチェック→ディスプレイ
  • スマートフォンを持ち上げて通知を確認→ディスプレイ
  • 電源ボタンを長押しする→アプリ
  • 着信音のミュート→着信音とバイブレーション

クイックタップ(Pixel 5以降)

背面を2回タップして実行するアクションを選択できます。

  • スクリーンショットを撮る
  • デジタルアシスタントの起動
  • メディアを再生または一時停止
  • 最近使用したアプリを表示
  • 通知を表示
  • アプリを開く

クイックタップは、Pixel 5以降に実装された機能のため、その前のPixelシリーズには表示されない。

指紋センサーをスワイプして通知を表示

背面にある指紋センサーを下にスワイプして通知を確認できる機能。2回下にスワイプでクイック設定まで開き、上にスワイプすると閉じます。便利な機能ではあるが、指紋センサーに触れると反応してしまうことがあるため、好き嫌いは分かれそう。

カメラをすばやく起動

どの画面からでも、電源ボタンの2回押しでカメラをすばやく起動できる機能。

ひねる動作で前後のカメラを切り替え

カメラアプリを起動しているときに、2回ひねる動作で前面カメラと背面カメラを切り替える機能。

ふせるだけでサイレントモードをオン

平らな場所でスマートフォンを伏せるだけで、サイレントモードをオンにする機能。

複数ユーザー

設定→システム→複数ユーザーオンにすると、マルチユーザー機能が有効になる。新しいユーザーを追加すると、別のスマホとして使うことができます。クイック設定に人型アイコンが追加されるので、そこからの切り替えも可能。プライベートと仕事を分けるとか、家族内で使いまわすときなどにも便利。

QRコードの読み取り方法

QRコードの読み取りは、Googleレンズやカメラアプリで写し込んでも認識します。Googleレンズは、ホーム画面の検索窓にある右側のアイコンや、カメラアプリのモードにあるアイコンからも起動可能。

ホームの設定

ホーム画面で長押しすると、ホームの設定やウィジェットの設定を開けます。

スナップショット

At A Glanceと表示されていた機能がスナップショットとなっています。ホーム画面の日付のところに表示させたい項目を選択。日付の長押しからもカスタマイズを表示できます。日付をオフする機能はなく、ウィジェットではないため移動もできない。

候補

候補にあるホーム画面上に候補を表示は、ホーム画面の下の行に使い方に応じたアプリが表示される。オンになっていても表示されていないときは一度切替が必要。オフにしてからオンに戻し、アプリの候補を利用をタップすると表示が可能になる。ブロックされているアプリから、表示しないようにしたり、アプリを長押ししてアプリを固定することもできます。

ウィジェット

ウィジェットは表示方法が変わり、検索できるようになりました。使いたいものがあれば長押しで配置できます。この設定を開かなくても、ウィジェットに対応しているアプリなら、アプリアイコンの長押しからでも追加できます。

画面分割やスクリーンショット

最近のタスクを開いてアプリアイコンをタップすると、対応しているアプリなら分割画面ができます。下側にはスクリーンショットと選択が表示される。選択はテキストのコピーや検索、画像の場合はレンズや保存が表示される。

最近のタスクで表示した時に画像を含んでいると、左下にアイコンが表示されるようになりました。

Android12からは、ページ全体のスクロールスクリーンショットにも対応。スクリーンショットを撮影し「キャプチャ範囲を拡大」をタップして範囲を指定して保存する。ただし、最近のタスクにあるスクリーンショットでは「キャプチャ範囲」を拡大が表示されないため、電源ボタンと音量小ボタンの同時押しや、ユーザー補助機能のショートカットなどで行う必要はある。

スクリーンレコード

クイック設定にあるスクリーンレコード開始のタイルがあります。タップすると録音設定を、デバイスの音声、マイク、またはその両方を選択できる。

Googleフォトに無制限アップロード

Pixel 5 以前に発売されたGoogle Pixelシリーズは、写真をGoogleフォトに容量無制限でアップロードできます。Pixel 5a 以降に発売された端末は無制限対象外。 Pixel 5 は、Googleストアで販売終了していますが、Softbankならまだ購入できるようです。iPhoneや他の端末で撮影した写真でも、Google Pixelシリーズ経由でアップロードすることで容量を気にせずに写真を管理できるので別記事を参考に。

まとめ

Android12にアップデートすると設定の項目がいくつか変わります。モデルにより多少違いもありますが基本的な操作方法は同じ。追加機能もあるので参考に。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました