サンワダイレクトのスマホクーラー「400-CLN036」のレビューです。挟み込むクランプ式とマグネットの取り付けにの両方に対応しています。
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サンワダイレクトのスマホクーラー
モデル | 出力 | 重量 | 風量調節 最大ノイズ | 特徴 | 価格 |
スタンダード 400-CLN034 | 7W | 54g | 3段階 46dB | 軽量 温度表示 | 2,980円 |
ハイエンド 400-CLN035 | 19W | 98g | 3段階 67dB | 最強冷却 三脚対応 | 3,980円 |
高機能 400-CLN036 | 12W | 86g | 2段階 51dB | 2WAY対応 LED切り替え | 3,980円 |
サンワダイレクトからスマホ用の冷却クーラーが3モデル発売されました。すべて電気で冷やす「ペルチェ素子」を採用し、最大出力に応じて冷却能力は高くなります。サイズは6.6~8.5cmのスマホに対応。ハイエンドモデルは、カメラ用の三脚を取り付けるネジ穴も付いていて、ライブ配信にも向いている。
今回レビューするのは、iPhoneにそのまま取り付けるMagSafeと、挟んで固定するクランプ式の2WEYに対応した高性能モデルです。
外観チェック
USB Type-Cの上に電源ボタンがあり、単押しでオン、長押しするかコードを抜くとオフになる。クランプのツメを開いてスマホを挟むことで固定します。
電源ボタンを下にした場合、左側のボタンは風量調節、右側はLED切り替え。クランプはツメを開きながら持ち上げることで外せます。その時に広げ過ぎてしまうとリング部分が歪んでしまうためほどほどに。
冷却面はMagSafeに対応し、iPhoneならクランプなしでも取り付け可能。付属品は、MagSafe非対応でも使える金属プレート、USB Type-C to C ケーブル。充電器は付属していないため12W以上のものを用意する必要がある。
クランプ固定
クランプのリングは歪みやすいためしっかりはめ込む必要があり、これは少し残念なところ。取り付けは、電源ボタンや音量調節ボタンを干渉しないように。POCO F4 GTの場合、熱を持つのは上部の方になるため、挟み込んでからスライドさせるとうまくいく。
基本的には冷却効率が落ちるためケースをつけない方が良いが、ケースのままでも使えました。スマホによっては、ケースがあることによって電源ボタンや音量調節ボタンが干渉しにくくなるのもありそうだ。
スタンドにもなる
クランプでもマグネットでもコードの位置を調整できるため、スタンド代わりに自立させることもできます。スタンダートモデルやハイエンドモデルでは、このようなことはできないためメリットになる。自立させた状態で、ファンモードを変えたベンチマークの違いを比較してみました。
ファン速度による冷却能力の違い
- 風量:弱 39.3°
- 風量:強 37°
ファンの風量を変えてAnTuTu Benchmarkを3回連続で行った結果を比較してみました。弱でも40°以下に抑えて、強の場合は充電しながらの動作でも37°程度まで維持しています。強にするとファンの音が大きくなるため、状況に応じて使い分けるのが良さそうだ。
マグネット固定
付属の金属プレートを貼り付けることで、MagSafeに対応していないスマホでもマグネットで取り付けることができます。クランプ固定と比較しても、ボタンを干渉しないし取り付けが楽なので圧倒的に使いやすい。金属プレートの貼り付けに抵抗がなければ、クランプは使いたくなくなるほど。
「Leadjoy M1C+」コントローラーにも使える
USB Type-C接続できる有線コントローラーLeadjoy M1C+にも使えました。総重量はかなり重くなるのですが、クーラー部分をテーブルに乗せて使えば重さは気にならない。USB Type-CになったiPhone 15シリーズにも対応しています。ただし、スマホに直接取り付けるより冷却効率は10%ほど減少するとのこと。
LED切り替え
LED切り替えボタンを押すたびに光り方が変わります。レインボー→カラーサイクル→ブレス→オフという順番で繰り返す。設定は保存されない仕様で、電源を入れるたびにリセットされレインボーからとなる。
まとめ
2WEYの取り付けに対応していますが、クランプ固定だと電源ボタンや音量調節ボタンに干渉しやすいため、マグネットで取り付けるのが一番楽です。ハイエンドモデルと比較すると出力は低くなれけれど、近づけるだけで付いてくれる高性能モデルの方が使いやすい。
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