OPPO Reno A など おすすめ初期設定や ColorOS 6 の使い方

OPPO Reno A の初期設定から変更したところや、知っておくと便利な使い方を紹介します。同じColorOS 6を搭載した OPPO A5 2020やReno 10x Zoomも、基本的な使い方は一緒なので参考に。※楽天モバイルの OPPO Reno A 128GBモデルは共通。

※ColorOS 7 を搭載した新モデル OPPO Reno3 A は、別記事を参考に。

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OPPO Reno A 取扱説明書

OPPO Reno A 128GB の「スタートminiガイド」が公開されました。

バッテリー残量を数字で表示

上部の通知バーに表示されているバッテリーのアイコンは、残量が数字で表示されている方が見やすいので変更します。設定→通知をステータスバー→バッテリー残量(%)をオンにするとアイコンの中に数字が表示される。

もしくは、設定→電池→ステータスバーにバッテリー残量(%)を表示する でも設定可能。この方がどれくらい残っているのか把握しやすいのでおすすめ。※アイコンの隣に数字で表示する設定はないようです。

低輝度フリッカーフリーアイケア機能搭載

設定→ディスプレイと輝度→低輝度フリッカーフリーアイケアがあります。これは、オンにすると、画面低明度時のちらつきによる目の疲れを軽減してくれる機能。※OPPO A5 2020は、低輝度フリッカーフリーアイケア非対応。

スマートフォンのディスプレイではあまり聞かないが、パソコン用のディスプレイではフリッカーフリーが搭載されていると明らかに目が疲れにくい。「オンにすると画面のノイズがわずかに増大します。」という記載もあるけど、あまり気にならないのでオンにしておいて問題ないだろう。

それに加え、画面色温度の調整や、夜間シールドを有効にすることでブルーライトのカットもできます。さらに目の保護をしたいのであれば、白黒ディスプレイや夜間時の快適な画面閲覧のモードというのもある。オンオフだけでなく、時間を指定して決まった時間に自動的に有効化することもできます。

通知メニューのコントロールパネルから、夜間シールドとグレースケールの切り替えができるのも覚えておくと便利。

ホーム画面のレイアウト

ホーム画面のレイアウトは、設定→待受け画面&ロック画面マガジンから変更可能。待ち受け画面モードを、標準モードからドロワーモードに変更したり、表示アプリの数を4×6から5×6に増やすこともできます。見た目を変えたいときには、テーマを設定から無料でダウンロードして適用できる。OPPO R15 Proの時に、いろいろ試した記事を参考に。

ウィジェットの追加やスクロールの効果を変更したいときには、設定からではなく、ホーム画面を2本指でピンチインすると編集モードになる。※らくらくスマートフォンのような簡易モード的なものはないようです。

音の調整と指紋アニメーションサウンド

初期設定のままだと音が大きすぎるため、音量を調節しておくのが良さそう。音量ボタンを押して表示される調節バー下の「…」をタップすると、メディアの音量、着信音の音量、アラームの音量をまとめて設定できる。

設定→サウンドとバイブからも変更可能。そこのシステムフィードバックから、ダイヤルパッド、画面ロックの音、音とタッチ操作バイブなどのオンオフの設定もできます。指紋アニメーションサウンドはオンにしてあげると、指紋設定の時に楽しめるので後述します。

おやすみモードと自動オンオフ機能

設定→おやすみモードを有効にすると、許可した通知以外サイレントモードになる。夜寝るときや集中したいときに便利な機能。許可設定から特定の着信を許可したり、柔軟な対応も可能です。

それとは違い、まったく使わない時など電源を完全に切りたいときには、設定→その他の設定→自動オン/オフで時間を設定するのが良い。曜日を指定してセットすることもできるため、仕事中など完全に使えないときに便利な機能。

指紋認証のアニメーションスタイル

指紋認証を設定すると、アニメーションスタイルにて指紋センサーのアニメーションが選択できるようになる。光線、月光、重力、フラッシュ、カラフルクラウドの5つから選択でき、タップすると動作を確認できます。この時に、サウンドとバイブで指紋アニメーションサウンドをオンにしていれば、音付きで動作確認が可能。

顔認証登録時の設定

顔認証を登録した時に表示される「持ち上げて画面をオン」機能はオンにしておきます。もしキャンセルしてしまった時には、設定→便利機能→ジェスチャーとモーションで有効化できます。

「薄暗い場所で画面の輝度を補正」はオンにすると、暗いところで画面が明るくなり認識しやすくなる機能。ロック解除は「顔で直接」にしておくと。持ち上げて画面をオンと併用することで、手に持った時にロックが解除され使い勝手が格段に増す。「眼を閉じると顔認識に失敗します」は、寝顔でロック解除されたくないときはオンにしておくこと。

ロックスクリーンパスワードのリセット方法

指紋認証と顔認証を登録しておいても、本体を再起動したときにはロックスクリーンパスワードが必要。もしパスワードを忘れてしまった時のために、メールアドレスを登録してリセットできる機能も搭載されています。設定→指紋、顔およびパスコード→ロックスクリーンパスワード→セキュリティメールアドレスにバインドでメールアドレスを登録します。確認用の入力はないため間違えないように。

リセット方法は、ロック画面パスワードを間違えると「パスワードをお忘れですか?」と赤字で表示されるのでそこをタップ。ロックスクリーンパスワードをリセットする方法で、メールでリセットを選択し、メールアドレスを入力して完了する。msp@oppo.comから6桁の数字が届くので、それを入力し、新しいパスワードを入力すればリセットされる。ただし、入力する時間は59秒とかなり短いため、メールをすぐに確認できる状態にしてから行うこと。

スマートドライビング機能

設定→スマートサービス→スマートドライビング→運転を妨げないにて、運転中の着信許可などの設定ができます。おやすみモードのドライブバージョンのような感じ。電話に出るとスピーカーに切り替える設定や、SMS自動返信機能などがあります。

QRコードの読み取り方法

OPPO独自のQRコードリーダーというのは搭載されていないので、Googleレンズなどで対応します。レンズアプリを起動するか、Googleアシスタントを起動してレンズアイコンのタップでも可能。または、カメラを起動した時の左側にある切り替えメニューから、ステッカーの下にGoogle Lensが隠れています。

もしくは、LINE、Twitter、Opera、などに搭載されたQRコードリーダーを使う方法もあります。アプリアイコンを長押しすると、ショートカットが表示されるので、ドラッグ&ドロップでホーム画面に設置することも可能です。

電源ボタンでGoogleアシスタント起動

設定→便利機能→電源ボタンの 0.5 秒長押しでGoogleアシスタントを起動をオンにしておくと便利。特にナビゲーションキー隠している状態の時には、電源ボタンの方がGoogleアシスタントを呼び出しやすくなります。

ナビゲーションキーはジェスチャが便利

設定→便利機能→ナビゲーションキーの初期設定はバーチャルキーです。キーレイアウトを変更したり、非表示にしたりするのもここから。しかし、バーチャルキーよりも「両側からのスワイプジェスチャ」や「スワイプアップジェスチャ」の方が慣れてしまえば便利に使える。

ただしデメリットもあり、キーボードのフリック入力やポケモンGOなど一部のゲームアプリでは、ホーム画面に戻ってしまう誤動作を起こしやすくなる。※フリック入力は、キーボードの位置を変更することで回避可能なので次項を参考に。

キーボードの位置を変える

キーボードは「Simeji for OPPO」が採用されている。キーボードが起動しているときの左上にあるキノコアイコンからいろいろ設定できます。高さ調節の項目はあるけれど、下のスペースを広げることは、それ以上できないのでキーボードをGboardに切り替えました。

設定→その他の設定→キーボードおよび入力方式→デフォルトキーボードからGboardに変更。その下にキーボードの場所を選択するというのはある。初期設定でスペースが空いているようになってはいるけど、もう少し間を広げたい。

Gboardは「…」からドラッグでカスタマイズできます。片手モードを追加して□矢印が付いたアイコンをタップすると、キーボードの位置を移動することができます。片手モードだからと言って、右左のどちらかに寄せる必要はなくど真ん中でOK。少し上に設置してあげれば、フリック入力の時に、スワイプアップジェスチャに触れにくくなる。

スマートサイドバーを使いこなせ

ColorOS 6 の中で一番使いこなしたいのが、このスマートサイドバー。初期設定では右側に設置されているけど、長押しすると少し広がり、その間は移動することができます。上下だけでなく左側に持っていくことができるため、右利きでも左利きの人でも使いやすい。

スマートサイドバーには良く使うアプリを追加しておけば、画面をスクロースする手間が省けます。ワンタップロック画面やGoogleレンズを追加しておくのも良いかも。スマートサイドバーを表示させている状態で長押しすると、アプリの位置変更もできます。※ColorOS 5.2では、6つ表示できていたのですが、4つ表示に減ってしまったのが残念なところ。

ダブルタップして画面をオン

設定→便利機能→ジェスチャーとモーション→画面がオフの時のジェスチャ→ダブルタップして画面をオンを有効にしておこう。指紋センサーがディスプレイ内蔵型のため、必要ないかと思ったけれど、単純に時間を確認したいときには便利です。その他に、いろいろなジェスチャー操作にも対応しています。

スマート電話のジェスチャ

設定→便利機能→ジェスチャーとモーション→スマート電話の機能もすべて有効化しておくと便利。

  • 電話が耳に近い場合は自動応答
  • スピーカーに切り替えて通話に出る
  • 携帯電話を裏返して着信音を消す

※ColorOS 5.2にあった「耳に近づけたときに自動的に発信する」機能はなくなったようだ。

スクリーンショットの撮影方法

スクリーンショットの撮り方は3つ。

  • 電源と音量下ボタンの同時押し
  • スマートサイドバーのショットカット
  • 3本の指でスクリーンショット

3本の指でスクリーンショットが特に便利だけれど、スクロールする画面では動いてしまうので、他のやり方と使い分けるのが良い。また、縦長の画面で長いスクリーンショットを撮りたいときには、スクリーンショットを撮った後に右下に表示される縦長スクリーンショットをタップする。

スクリーン録画の設定

今まで日本で発売されていたOPPOのスマホは、あえてスクリーン録画機能を削除していたようだけど、やっと日本でもこの機能が使えるようになった。やり方はスマートサイドバーのショートカット、もしくは通知センターのコントロールパネルを編集して追加する。

初期設定では録音が許可されていないため、設定→システムアプリ→画面録画にて許可する。「画面タップで録画」は何を意味しているのか分からなかった。「フロントカメラ」を有効にするとインカメラで丸くワイプ表示され移動も可能。

※電源と音量上ボタンの同時押しが、画面録画に対応しているスマホもあるけれど、ColorOS 6の場合はマナーモードになる。

※記事作成時、Reno 10x Zoomでは画面録画機能に対応していないようです。今後アップデートされるかは不明。

Smart Lockと位置情報の場所

Smart Lockは、持ち運び検知機能や信頼できるデバイスを追加してロックを解除できる機能。しかし、スライドしなければいけなくなるため、逆に使い勝手は悪くなる。生体認証だけで十分なので、もし設定してしまった時には、設定→デバイスおよびプライバシーから変更できます。

位置情報の設定場所も、デバイスおよびプライバシーにある。細かな設定をしたいときにはここから。もしくは、通知センターのコントロールパネルで、アイコンを長押しすることでもショートカットできます。

使用制限を掛けるモードが2つ

設定→デジタルウェルビーイング&ペアレンタルコントロールにて、利用時間を管理したり保護者による使用制限を掛けた使い方ができるようになる。子供が自分のスマホとして使うときにはこれ。もう1つ、設定→セキュリティ→キッズスペースにて、特定のアプリしか使用できないような使い方ができる。こっちは一時的に子供に遊ばせるときに便利な設定。

ゲームスペースの「AFKを再生」が便利

ゲームスペースにアプリを追加すると、ゲームのパフォーマンスを良くしたり、通知をブロックできるような管理ができます。それだけでなく、追加されたアプリではスマートサイドバーの内容が変わり「AFKを再生」が使えるようになる。これは、オートバトルで勝手に動いてくれているときなど、画面を暗くして電力消費を抑えたり、スリープにならないようにするには有効な方法。

例えば、ドラクエウォークのwalkモード時に「AFKを再生」にしておくと、画面が暗くなり電力消費量を抑えられる。画像ではうっすらと背景が見える状態、ここからさらに暗くなる。解除するときはスワイプするだけ。

また、初期設定でインストールされているブラウザアプリ「Opera」をゲームスペースに追加しておけば、YouTubeを再生中に「AFKを再生」で、画面の暗い状態でも再生が可能。YouTube Premiumに加入していなくてもバックグラウンド再生に近いものができる。ただし画面が完全にオフというわけではないため消費電力は多めだと思います。

※「AFKを再生」はとても便利な機能ですが、注意点もあります。画面にロックがかかっているわけではないため、「誰でも操作可能な状態」であることを理解しておくこと。自分の目の届かないところでの再生はしない方が良いです。

アプリ画面分割モードのやり方

設定→アプリ画面分割モードでやり方を確認できます。3本指で上にスワイプして画面分割は、スクリーンショットの逆の動作。マルチタスクボタンの長押しや、最近のタスクを表示して画面分割をタップするなど、やり方はいろいろ。横向きの全体表示中に通知が来たら「画面分割返信」を押す方法もあるようです。

通話の自動録音機能

設定→システムアプリ→電話→通話の録音にて、かかってきた電話を自動的に録音する機能を設定できます。自動記録で選択した相手、すべての不明な電話の録音、すべての通話の記録のいずれかを選択すると、その対象相手からかかってきた電話に対して自動で録音する。設定しておけば、トラブル回避や迷惑電話対策にもなるかもしれません。

カメラのジェスチャシャッター

インカメラで自撮りをするときに、シャッターボタンを押さなくても手のひらを向けるだけで撮影できる機能が搭載されています。自撮り棒で離れていても、手のひらを向けるだけでカウントダウンが始まります。設定はインカメラを起動しているときの右上。もしくは。設定→システムアプリ→カメラから。

通知が来ないときの対処法

スマートシステムマネージャーにより、しばらく使っていないアプリを自動で停止するなど、電池をより長く持たせるための機能が備わっています。頻繁に通知が来るアプリは大丈夫なのですが、あまり使っていないアプリだと通知が来なくなることがあるかもしれません。

その制御を解除する方法として、フォンマネージャー→プライバシー権限→スタートアップマネージャにて、対象のアプリを許可してみてください。オンにすることでシステムの電力消費量は上がりますが、これで改善されるはず。また、ここでブロックの記録を確認することもできます。

アプリにより動作が違うかもしれないので、その他の対処法も参考に。

設定→電池→スマート省エネをオフ→カスタム省エネからアプリを選択し、バックグラウンド実行を許可する。さらに最近のタスクでロックをタップし、タスクキルされないようにするなどを組み合わせます。ですが、電力消費の点や確実に確認するためにも、定期的にアプリを起動するのが一番かもしれません。

緊急速報メールの設定

設定→システムアプリ→メッセージ→その他のメッセージ設定→緊急速報の設定から確認できます。特に変更することはないのですが、場所だけは把握しておきましょう。「緊急速報の設定」の下にある「緊急速報の録音」から履歴を確認することもできます。

※楽天モバイルのSIM(ドコモ)では、10月12日の台風による警報は着信しませんでした。OPPO R15 Pro では、他社のSIMで着信したので、通信の問題だとは思います。

IMEI番号を確認して保証期限を調べる

端末を起動してしばらくすると、電子保証書の登録が促される。登録することで、紙の保証書がなくてもOPPOの保証サービスをOPPOのアフターサービス支店で受けることができます。登録完了後の保証期限の確認は、OPPOの公式サポートにて、IMEI番号を入力すると表示される。

IMEI番号の確認方法は、設定→端末情報→端末の状態にある「IMEI 1」の右側に表示される番号のこと。「IMEI 2」もあるけど、この番号ではない。またダイヤルで「*#06#」と入力しても確認できます。

まとめ

OPPO Reno A 128GB の初期設定から変更したところや、知っておくと便利な使い方を紹介しました。ColorOSは、他のスマホと少し異なるため、はじめて使う人では少し戸惑うかもしれません。逆に慣れてしまえば快適に使えるので、使い方を参考にしてみてください。

※記事作成時のOSバージョンは、ColorOS 6「CPH1983FX_11_A.14」です。バージョンにより異なる場合があります。

OPPO Reno A の128GBモデルは、楽天モバイル限定。それ以外から発売されるものは、64GBモデルになります。

OPPO Reno A 64GBモデル

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