ASUS Chromebook C523NA (C523NA-EJ0130)は、15.6型の大画面を搭載した貴重なモデル。しかも、メモリは8GB搭載していて、コスパの高い実用的なノートパソコン。
ASUS Chromebook C523NA スペック
型番 | C523NA-EJ0130 |
CPU | インテル® Celeron® プロセッサー N3350 |
OS | Chrome OS™ オペレーティング システム |
メインメモリ | 8GB |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 500 |
ストレージ | eMMC:64GB |
カメラ | 92 万画素Webカメラ |
通信機能 | 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth®機能:Bluetooth® 4.0 |
インターフェース | USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 2 USB 3.0 x 2 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 microSDカードスロット x 1 |
サウンド | スピーカー:ステレオスピーカー内蔵 (2W×2) マイク:アレイマイク内蔵 |
入力 | キーボード :74キー英語キーボード ポインティングデバイス:マルチタッチ・タッチパッド |
バッテリー | 駆動時間:約10時間 充電時間:約2.3時間 消費電力:最大45W |
サイズ | 幅357.5mm×奥行き248.5mm×高さ15.6mm (突起部除く) |
質量 | 約1.43kg |
主な付属品 | ACアダプター Type-C – HDMI アダプター 製品マニュアル 製品保証書 |
参考:ASUS Chromebook C523NA (C523NA-EJ0130)
ASUS Chromebook C523NA 概観レビュー
Chromebookではモバイルに特化した小型なものが多い中、貴重な15.6インチの大画面ディスプレイを搭載。画面が大きくても本体の薄さは15.6mm、質量は約1.43kgと軽い。
天板は軽さと堅牢性を備えたアルミニウム合金仕上げで、カラーはシルバー。中央にASUSのロゴと、左上にはCromeのロゴ。
底面の全面側両端にステレオスピーカーを搭載。
ディスプレイ横のベゼル幅は約7mmと狭く、画面占有率約79%を実現。映り込みの少ない非光沢の大画面はとても見やすい。
キーボードは、74キー英語キーボード。15インチクラスでもテンキーは配置されていないため、キーピッチは1.4mm確保されている。程よい打鍵感でタイピングも快適。
右側面に、USB3.0、USB3.1(Type-C/Gen1)。
左側面に、USB3.1(Type-C/Gen1)、カードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、USB3.0。
付属品に、小型で軽量のACアダプターと、Type-C – HDMI アダプター。
ASUS Chromebook C523NA ベンチマーク
Octane Score の計測結果は、12117 参考まで。
ASUS Chromebook C523NA バッテリーテスト
Androidアプリが実行可能なため、PCMark for Android Benchmark でバッテリーテストを行ってみた。結果は6時間27分、これはバッテリー残量が20%になるまで可動し続けたときの参考値です。負荷のかかる処理を続けてもこれだけ持つということ。公表値では約10時間となっているため短く感じるかもしれないが、ブラウジングやブログの執筆など軽い作業であれば、1時間で10%ほどしか減らない。
バッテリーは残量だけでなく、後どれくらい使えるか時間でも表示してくれる。使用状況により再計算もされるため、作業目安を立てやすいのはメリット。実際に使ってみてもバッテリーの持ちの良さは実感できた。
ちなみにパフォーマンステストは、6195という結果。参考値として、Zenfone Max Pro(M2)が、6228と同じくらいの数値。Zenfone 6 だと9024というかなり高い数値です。
充電速度も速くて快適
スペックでは、バッテリー充電時間は約2.3時間と記載があるけど、実際にはもっと早いような感じです。10%まで使ってから充電してみたところ、あと 1:05 で充電完了という表記された。その後 30分で51%まで、1時間で86%まで回復。そこで あと 0:15 で充電完了となっていた。ただし、ここからは時間通りにならないようで、少し時間をかけて充電するようです。急速充電も十分なレベルで、快適に使えそう。
ASUS Chromebook C523NA 使い方
Windowsとは少し勝手が違うため、はじめは使いづらいかもしれません。タッチパッドは動き方が違うため、同じように使いたかったら、設定→デバイス→マウスとタッチパッド→スクロールを逆にする。マウスを使わないなら、タップによるクリックやドラッグも有効にしておくほうが便利。
また、設定→デバイス→キーボードにキーボードショートカットの表示があるので一通り確認しておくのが良いと思う。検索+escでタスクマネージャーを起動したり、ctrl+alt+F5でウィンドウのスクリーンショットを撮影できたりと、やりたいことが見つかるかもしれない。F5は6の上、それだけで押すと複数画面モードになる。スマホでいうと、□のマルチタスクキーかな。※アプリ一覧からヘルプでも確認できます。
それに英語キーボードも、キーにプリントされているのと違っていたりします。@は[ キーだったり()がずれていたり、少し戸惑うかも。日本語キーボードと位置は一緒なので、ブラインドタッチできる人なら問題ない。
法人利用にも活躍しそうな1台
ディスプレイはタッチ対応ではないけれど、フラットにするとこができるのも特徴。大きな画面をグループディスカッションなどで共有するのには便利。また画面が大きいと、マルチウィンドウにしても作業がしやすい。メモリも8GB搭載しているため、タブやタスクを複数開いていても快適に作業できるのもメリット。
さらに、Chromebookならウィルス対策ソフトのインストールも必要なく、セキュリティ面まで安心というのもメリット。自動で行われるアップデートで常に最新の安全な状態に保たれます。もしも不具合が起きて初期化する必要があったり、落として破損してしまったときでも、Googleアカウントでログインしなおせば、同じ環境をすぐに復元できるというのも便利なところ。再セットアップで時間を無駄にすることはもうなくなりそう。
デメリットとしては、WindowsやMacで使っていたソフトがインストールできないというのはある。しかし、Androidアプリで代用したり、ほとんどの作業はChromeブラウザで完結できるはず。逆に余計なものがない分、一般的なノートパソコンより不具合が起こりにくいのはメリットです。長期間の使用ができるためコストパフォーマンスという面で考えてもかなりの差が出るだろう。
インターネット環境さえあればクラウドベースでファイルの共有などが容易にできる時代。これからのノートパソコンはWindowsやMacではなく、Chromebookに移行していく会社が増えていきそうな気がします。アカウントさえあれば、個人所有のパソコンは必要ないし、複数台を使いまわすのに導入コストが安いというのも理由です。
Androidのゲームアプリも遊べる
Google Play ストアから、Androidアプリをインストールして使うことができます。試しに配信されたばかりの マリオカート ツアー を入れて遊んでみたところ、操作はかなり難しいができないことはない。遊べはするけど、ちょっとゲームの選択ミスった。クイックな対応が必要ないゲームで遊ぶのが良さそう。
※すべてのゲームができるわけではなく、起動できないものやインストールすらできないものもあります。また負荷の高いゲームなどの動作は重たくなるかと思います。
まとめ
ASUS Chromebook C523NA (C523NA-EJ0130)は、15.6型の大画面にメモリ8GBを搭載した実用性の高いChromebook。Windowsとは少し使い勝手が違うが、慣れてしまえば問題ない。価格が安いパソコンであっても動作は軽く、コストパフォーマンスは最高。
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