OPPOのデータ移行アプリを使って「Reno5 A」から「A3 5G」の機種変更を試してみました。データ容量が多いと時間がかかるので注意です。
データ移行アプリ
「Reno5 A」と「A3 5G」どちらもツールフォルダの中にデータ移行アプリがあります。
それぞれでアプリを開いたら、「Reno5 A」はデータ送信側のため(これは旧デバイスです)を、「A3 5G」はデータ受信側になるので(これは新しいデバイスです)を選択します。
新しいデバイスを選択した「A3 5G」では、移行先のデバイスの選択画面になる。今回はOPPO同士なので一番上をタップするとQRコードが表示されます。旧デバイスを選択した「Reno5 A」はスキャナーが起動するので、これを読み込むと次のステップです。
他の選択肢を選んだ時もQRコードが表示され、その他のAndroidではAPK(アプリのインストールパッケージ)を直接ダウンロード、iPhoneではApp Storeに移行します。
移行したいデータを選択
移行したいデータは、カテゴリごとに右側のチェックでまとめて選択する仕組みです。
- 連絡先
- メッセージ
- 通話履歴
- 写真
- 動画
- 音楽
- 文書
- 設定
- アプリ
- アプリデータ
対応していないデータもあります。
- ハードウェアにリンクされたデータ
- セキュリティ関連のデータ
- 一部のアプリとそのデータ
- システムクローンのデータ
下にスクロールして、最後の3つの項目は個別選択も可能です。
- 時計
- 設定
- 天気
- 通話の管理
- ホーム画面のレイアウト
- レコーダー
設定には6項目、アプリとアプリデータはインストールしているものが表示されます。選択後に「データの移行を開始」をタップすると転送が始まります。
アプリデータについて
アプリデータについては、サポート対象データ以外は非推奨となるためほとんどチェックが外れています。今回は検証のためすべてチェックを入れてみました。
アプリデータを移行しても、ほとんどのアプリで再ログインが必要です。ログイン情報を引き継いでくれるアプリは少ないです。中には正常に動作しなくなるものもあり、再インストール(もしくはデータ消去)しなければいけなかった。
データ転送にかかった時間
データ移行を開始すると残り時間が表示されます。35GBのデータ容量で1時間32分ほどかかりました。はじめに表示されていた時間よりも少し早く終わりましたが、結構な時間がかかるので余裕があるときに実行するのが良さそうです。
アプリデータをすべて選択すると、転送するデータ容量が多くなってしまいます。今回は15GB以上も増えてしまい転送に時間がかかりました。アプリデータは移行せずに、終わってから再びデータ移行アプリを実行し、必要なアプリデータだけ選択して再実行というのも良い方法です。
LINEやおサイフケータイ残高の移行
データ移行アプリではLINEやおサイフケータイで使っている残高などの移行はできません。これらは個別に対応する必要があるため実行するのを忘れないように。
まとめ
データ移行アプリは簡単に実行できて便利でしたが、データ容量が多いと時間がかかるため余裕のある時に行うのが良さそうです。またすべてのデータを移行できるわけではないため、転送完了後にはLINEやおサイフケータイの残高などの意向も忘れずに行うように。
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