
OPPO Reno7 A をAndroid 12にアップデートしてからの変更点をまとめました。基本的な設定などは使い方の記事を参考に。
ロック画面マガジン

設定→ホーム画面とロック画面→ロック画面マガジンにサブスクリプション追加。ロック画面のトグルがオンになっていても機能しないときは「ロック画面の壁紙に使用する」をオンにすると有効化されます。この項目は無効になっているときに表示されるようです。サブスクリプションは興味のあるトピックを選択し、表示させる壁紙を選別する機能だと思われます。すぐには反映されないため、自動更新されるときに変わるのかな。
通常の壁紙もいろいろ追加されています。パーソナルカスタマイズもしくはホーム画面の長押しから壁紙を選択して変更。壁紙を変更してからロック画面マガジンに戻したいときは、また「ロック画面の壁紙に使用する」が表示されるのでそれをオンに。
時計のスタイル

設定→ホーム画面とロック画面→時計スタイルが追加。ロック画面に表示される時計の並びを、縦並びと横並びを選択できます。顔認証で「ロック画面解除後にホーム画面に移動」を選択している場合には、ロック画面を見ることが少ないためあまり意味がない設定。

ちなみに、ホーム画面にある時計はウィジェットになります。ホーム画面を長押ししてウィジェットを変更することで対応できます。
のぞき見防止

設定→通知とステータスバーの項目が一新されました。位置別により詳細な設定が可能になっています。のぞき見防止機能では、顔認証で登録したものとは別に、顔データ(のぞき見防止用のみ)の登録が必要になった。
ステータスバー

設定→通知とステータスバー→ステータスバーも柔軟な表示に対応。バッテリー表示は外側に数字で表示できるようになり見やすくなっています。バッテリースタイルを水平以外を選択したときは、バッテリー残量はオンオフのみのトグル表示に切り替わる。
緊急情報と緊急通報

パスワードとセキュリティにあった緊急SOSや、システムセキュリティの緊急速報メールなどは、設定の緊急情報と緊急通報にまとまりました。
プライバシー

設定→プライバシーの項目もいくつか追加されている。Android 12から、カメラやマイクを使っているときにはステータスバーに緑色のアイコンで表示されるようになりました。機能してほしくないときには、カメラやマイクへのアクセスをオフにすることで遮断できます。コントロールパネルにショートカットの追加もでき、そこからのオンオフ操作にも対応する。「アプリがクリップボードを読み込んだら通知する」という項目も追加されました。
プライバシーダッシュボードでは、カメラ、マイク、位置情報をどれくらいの割合で使っているかの確認もできる。
フレキシブルウィンドウ

設定→特殊機能→フレキシブルウィンドウにトグルが2つ追加。ボタンフリーモードは全画面と閉じるのアクションボタンを非表示にしてすっきりするけど、使いにくくなるためオフのままを推奨。フローティングウィンドウで共有は、共有した先がフローティングウィンドウに対応している場合に表示されます。それとチュートリアルの一番下に「画面分割に切り替え」も追加されている。
表示サイズがおかしい

Digital Wellbeingと保護者による使用制限の表示サイズが大きくなっている。左側がAndroid 11の時で、右側がAndroid 12にアップデートした後。緊急情報の項目でも一部大きいところがあり、そういうところではAndroid 12から導入された「オーバースクロール時のストレッチ効果」が適用されている。おそらくColorOSのカスタマイズが入っていないのだと思われます。
オーバースクロール時のストレッチ効果をオフ

Android 12から導入された「オーバースクロール時のストレッチ効果」は、それ以上スクロールできないときにウニっって動くアニメーションこと。慣れないと気持ち悪いのでオフにしたいときは、設定→ユーザー補助→視覚→アニメーションの削除をオンにする。アプリを閉じたときのアニメーションなども機能しなくなるけど、余計な処理をしているだけなので特に必要なものではない。
ユーザー補助機能メニュー

設定→システム設定→ユーザー補助→ユーザー補助機能メニューのショートカットがフローティング表示できるようになりました。視覚や聴覚にある拡大、色補正、色反転、音声増幅などのショートカットも追加できます。システムナビゲーションがボタンの時は位置のカスタマイズも可能で、ユーザー補助ボタンの設定からナビゲーションバーにすることもできます。
片手モード

設定→システム設定→片手モードは、画面下側から下にスワイプすると片手でも操作しやすくなる。システムナビゲーションがジェスチャーの時にのみ有効。
検索と電源メニューについて

設定→システム設定から、「検索」と「電源メニュー」の項目がなくなりました。検索は、グローバル検索についての表示や権限管理などができたところ。グローバル検索は、設定→ホーム画面とロック画面に→ホーム画面でスワイプダウンをグローバル検索にしていると機能します。初回利用時には同意と権限の許可が必要。この検索画面で「︙」から設定を開くと、表示されなくなった検索と同じ項目を確認できる。

電源メニューでは、長押しでデバイスコントロールを表示できましたが、これはコントロールパネルにショートカットを追加することで対応するようになった。ただしホームアプリを追加していないと、パネルはグレーアウトされます。

カメラの透かしが、写真と動画で分けられるようになりました。アップデートしてから透かしがオンになったので確認しておくこと。
位置情報

Android 12から位置情報を「正確」と「おおよそ」の選択ができるようになりました。アプリごとに選択できるため、正確な位置情報を渡したくないときにはおおよそにすることもできます。
まとめ
Android 12 にアップデート後の変更点をまとめました。ColorOS は12のまま変更はないため基本的な使い方は同じです。使い方のまとめ記事と一緒に参考にしてください。
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