【ROG Phone 9】ゲーム管理機能Armoury Crateを解説

ROG Phone 8 のゲーム管理機能「Armoury Crate」を解説です。いろんな設定があるので使い方の参考に。

※貸出機によるレビューです。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。

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Armoury Crate

Armoury Crateは、ホーム画面下にあるChrome左側のアイコンから起動する。起動したら下側メニューに、ゲームライブラリ、コンソール、特集の切り替。右上には、コンパクトに表示する切り替えや設定メニューなどがあります。

ゲームライブラリの+からゲームリストの管理が開き、ゲームを手動で追加できます。右上メニューには、ゲームの並び替えやゲームを行った時間の確認もできる。

設定には、起動アニメーションの表示、BGM、タッチサウンドをオフにしたり、温度の単位を変更に対応。スタートアップアニメーションは4つ用意されています。オフにするとすぐに開いてくれるため、アニメーションが必要なければオフに。

ゲームライブラリ

ゲームライブラリでは、アプリごとにカスタマイズできます。カバーの左上から表示エリアの指定、右上のペンアイコンからはイメージ画像を変更可能。アプリの公式HPリンクやシナリオ詳細、保存データではゲーム中に録画した動画やスクリーンショットが表示されます。

シナリオ詳細

  • Xモード:ハイパフォーマンスモード
  • ダイナミック:バランスモード
  • 超省電力:電力消費を減らす制限モード
  • アドバンスド:カスタマイズモード

シナリオ詳細から、ゲームごとに4つのシステムモードを適用できます。右上メニューにはゲームプロファイルのインポートや共有、ゲームによって正式なシナリオプロファイルが用意されているのもあり、適用するとアドバンスモードに反映される。

アドバンスドモードの編集

アドバンスモードの編集するから4つのカテゴリをカスタマイズできます。

タップスライド感度
スライド安定性
タッチ速度
スライド精度
タッチ強度(タッチサンプリングレート720Hz)
ディスプレイグラフィックビースト(カスタマイズ設定もある)
リフレッシュレート(ゲームが対応している必要がある)
パフォーマンスゲームチューニング(高度なカスタマイズも可能)
バックグラウンドのCPU使用率を強制的に制限する
メモリ開放
ネットワークオート5G
ネットワークの接続中断を防止
バックグラウンド同期の制限

AirTriggers

AirTriggersのカスタマイズには自身で設定したものが表示され、ROG Instant Masterにはゲームによって用意されているものを適用できます。右上の矢印をタップすると全画面で表示され確認できる。

キーマッピング

キーマッピングはゲームパッドを接続した時に設定できるようになり、設定後に表示されます。右上の矢印から設定内容の確認ができる。

マクロ

ゲームによってはROG Instant Masterにいくつかコンボマクロが用意されています。自身で設定したものはカスタマイズに表示され、右上矢印から動作の順序を確認できる。

ブロックタッチエッジ

右上の歯車アイコンから、画面の左右下部分をタッチ不可能な領域として拡張することができます。この機能は横向きのゲームのみ対応する。

表示エリア

インカメラのパンチホールが気になるなら、表示エリアを片寄せもしくは中央に合わせることもできます。

コンソール

コンソールでは、システム温度、残り時間、CPU/GPU/ストレージ/メモリの使用率を表示する。システムモードの変更は、ゲームのシナリオ詳細とは違い全体に適用するもの。その他にも下にスクロールしていくとAniMe VisionやGame Genieの設定などがある。

システムモード

ダイナミックは標準的なモード。Xモードと超省電力については「編集する」からカスタマイズできます。

Xモードはパフォーマンスを最大化するためほぼ開放。超省電力では、制限の緩和することで細かな設定に対応する。

AniMe Vision

ROG Phone 9(スタンダードモデル)では、背面にある85個のLEDでアニメーションを点灯できます。初期設定ではオフになっているので、Armoury Crateのコンソールから有効化。時間を指定した消灯タイマーや、別のROGユーザーと送受信して設定できるアニメーションをアンロックする機能もある。

詳細設定から点灯させるエフェクトを選択できます。10個の項目それぞれでカスタマイズでき、手書きや著名、インポート(167×48 GIFファイル10MB以下のみ)にも対応する。

  • 音楽再生時
  • 電話の着信時
  • 通知を受信時
  • 端末の充電時
  • 画面オン時
  • 画面オフ時
  • 写真撮影時
  • カウントダウン
  • 録画中
  • ゲームプレイ時

システムライト

通常はシステムライトは非表示の機能ですが、ROG Tessenを接続すると表示されます。

表示エリア

コンソールにある表示エリアは、ゲームライブラリに登録されているゲーム全体で有効にします。ゲームごとのシナリオ詳細で指定すると、それが優先されます。

AeroActive Cooler X Pro

ROG Phone 9 Pro Editionに付属する専用の冷却クーラーAeroActive Cooler X Proを接続すると操作できます。

Game Genie

  • ゲームの管理
  • 表示順序のカスタマイズ
  • ゲームの録画設定
  • ゲームデータを優先

Game Genieに4つの項目があります。ゲームリストの管理は、ゲームライブラリにて追加するのと同じ。ゲームデータを優先は、最前面のゲームデータを最優先に維持する機能で、ネットワークの遅延を減らします。

表示順序のカスタマイズ

表示順序のカスタマイズは、Game Genieのツールパネルに表示する順序にの並び替え。ただし、ゲームがその機能に対応していないと表示されない項目もある。【例】スカウトモード、ROG Instant Master、XSense、冷却モード、キーマッピングなど。

トグルツール
リフレッシュレートROG Instant Master
リアルタイム情報X Sense
XキャプチャーAI Grabber
ネットワークスイッチ現在の冷却モード
ナビブロックマクロ
アラートなしブロックタッチエッジ
着信拒否振動マッピング
AIノイズキャンセリングAirTriggers
充電モードの変更キーマッピング
ショートクリップエッジツール
明るさを固定メモリ開放
スカウトモード録画
データのみPiPモード
バックグラウンドモードロックタッチ
クロスヘア
クイックコントロール

ゲームの録画設定

ゲームの録画設定には、ショートクリップの録画時間、Xキャプチャー、その他の設定にスクリーンレコーダー(本体設定の拡張機能にあるのと同じ)がある。Xキャプチャーは特別なイベントを検知して自動的に録画してくれる機能で、対応しているゲームは少ないです。

  • アリーナ・オブ・ヴァラー
  • 原神
  • 崩壊:スターレイル

確認できたのは上記3タイトル。アリーナ・オブ・ヴァラーでは、殺人クリップ・死亡クリップ・勝利の瞬間に対応し、1つのバトルで15個ほど自動撮影してくれました。原神と崩壊:スターレイルは、ウィッシュクリップ(ガチャの録画)のみ。

AirTriggers

AirTriggersの環境設定とタッチ設定ができます。

超音波ボタンの設定

タップ情報を表示は、感圧式ボタンを押したときに画面内に表示して視覚的に認識できる機能。バイブレーションは、押したときだけ振動するのと、押すと離す両方の動作で振動させる触覚フィードバック設定。フィンガーレストは、指を離すことなく再実行する機能。右側では、タッチの押す強さ、スワイプやスライドなどの調整できます。

モーションコントロールの設定

モーションコントロールの設定には、10個の項目があります。それぞれ低/中/高の感度調整ができる。

クーラーボタンの設定

専用の冷却クーラー装着時の設定です。AeroActive Cooler X Proは、ROG Phone 9 Pro Editionに付属しています。

アンボクシングミッション

初回起動時に行ったミッションをリトライできます。

特集

特集では、185Hz、165Hz、120Hz、ROG Select、GamePad、AirTriggers、Instant Masterに対応したゲームが表示されます。※有料アプリや日本では非対応のアプリも含む。

eスポーツモード

ゲームライブラリで管理されているゲームの起動中には、電源の長押しメニューに「eスポーツモード」が追加されます。

  • サイレントモード
  • タッチ防止
  • 特別な機能が一時的に無効にする
  • バイパス充電
  • リフレッシュレート:自動
  • システムモード:ダイナミック

eスポーツモードは、競技に合わせたモードになり機能が制限されます。終了するときには電源ボタンを長押しして、電源メニューからeスポーツモードを終了する。

まとめ

ROG Phone 9(スタンダードモデル)でも、AniMe Visionに対応しました。85個のLEDのため、ROG Phone 9 Pro と比較すると表示領域は少ないですが、手書きやインポートなどのカスタマイズにも対応している。

ゲーム時のアシスト機能についてはGame Genieの解説記事を参考に。

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