Legion Goのゲーム管理機能「Legion Space」とゲームツールの「サイドメニュー」を解説します。購入を検討している人も参考に。
※貸出機によるレビューです。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。
ショートカットについて
コントローラーの左側上部「Legion Lボタン」でゲーム管理機能「Legion Space」を起動。右上部の「Legion Rボタン」でゲームツールのサイドメニューを表示できます。どちらも、もう一度押すと閉じる。
Legion L+LRボタンを押している間は、ショートカットキーの一覧が表示されます。
- Legion L短押し:Legion Space
- Legion R短押し:右メニュー(サイドメニュー)
- Legion L+LB:ショートカットキーの一覧
- Legion L+RB:D入力/X入力切り換え(Direct InputとX Input)
- Legion L+R:Xboxボタン(GamePadモードのみ)
- Legion R長押し:右コントローラーのオン/オフ(離脱時)
- Legion L長押し:左コントローラーのオン/オフ(離脱時)
- Legion R+Y3:Legionのスクリーンショット
- Legion L+Y:Fn+Qモード切り換え(サーマルモードの切り替え)
- Legion L+X:Windowsのスクリーンショット
- Legion L+A:Ctrl+Alt+Del(Windowsコマンドの呼び出し)
- Legion L+B:オンスクリーンキーボード
- Legion R+↑:システムの処理電力が1W増加します
- Legion R+↓:システムの処理電力が1W低下します
- Legion L+↑:モーターの駆動を強くする
- Legion L+↓:モーターの駆動を弱くする
Legion Space
初期設定では英語表記になっているため、Settings→General→Select Preferred Languageから日本語を選択。
ホーム画面について
Legion Spaceのホーム画面は、ライブラリと設定以外は使うことはなさそう。クラウドゲームは全画面表示には対応していないため、Xboxアプリかブラウザで起動した方が良いです。ゲームストアはGamesPlanetが表示されます。Androidゲームは、サポート終了予定のAmazonアプリストアを開くだけ。
左下のメニューから、Windowsの操作をしたいときの最小化や、電源メニューの操作もできます。
- Legion Spaceの最小化
- ライブラリ
- Legion Spaceホーム
- ダウンロードセンター(GamesPlanet)
- スクリーンショット
- 設定
- 電源メニュー
ライブラリ
ライブラリには最近プレイしたゲームや、ダウンロードしたすべてのゲームが表示されます。右上の+からゲームを手動で追加することもでき、ブラウザを選択しておけばWindowsのデスクトップを開く必要はなくなる。ただし、選択するたびに新しいウィンドウが開きます。
設定
Legion Space V1.0.2.9の設定について解説します。※バージョンの違いで変更があるかもしれません。
全般
全般に、使用言語の選択や24時間表示、起動時の実行などがある。「バッテリー充電を最適化する」は、バッテリーの劣化を軽減するために充電を80%までに抑える機能。充電しながら使うことが多ければ有効化しておくと良さそう。
パフォーマンス
パフォーマンスに、パフォーマンス、省エネ、カスタム1、カスタム2という4つのモードが用意されている。
サーマルモードは、静音、バランス、パフォーマンス、カスタムの4つ。カスタムではTDPを5W~30Wの選択が可能。ファンモードは、フルスピード、スマートがあり、サーマルモードをカスタム選択時にはファンモードもカスタマイズできます。
ファンモードの下にFPSリミッターがあり、有効にすると30~144まで指定可能。OSモードは、パフォーマンス、バランス、高率の3つ、これは省エネモードにしているときは機能しない。
ネットワーク
Wi-Fiの設定で特別な機能はない。
Bluetooth
Bluetoothの設定で特別な機能はない。
ディスプレイ
ディスプレイに、明るさ調整や解像度など。
解像度
- 2560×1600
- 1920×1200
- 1280×800
リフレッシュレート
- 60Hz
- 144Hz
Radeon Super Resolution (RSR)
AMDのアップスケーリング機能。参考リンク
オーディオ
オーディオに、音量と入出力デバイスの設定があるだけで特別な機能はない。
コントローラー
コントローラー設定では詳細なカスタマイズに対応。
振動
オフ、弱、中、強の選択が可能。初期設定は強。
コントローラーモード
コントローラーモードの案内。右コントローラー下部のボタンで、GamePadとFPSモードを切り替える。FPSモードにすると、コントローラー設定にマウスのDPI設定が追加されます。
- 500
- 800(初期値)
- 1200
- 1800
ボタンマッピングプロファイル
ボタンマッピングプロファイルの編集から、GamePadモードとFPSモードのレイアウトを表示/編集ができます。それぞれでプロファイルのテンプレートを追加して保存可能。
GamePadモード
ボタン設定は、前面ビューと背面ビューに分かれています。変更したいボタンをタップすると、コントローラー、マウス、キーボード、テンキー、キーボードの組み合わせから自由度の高いカスタマイズができる。
FPSモード
FPSモードでは、左と右で分かれている。GamePadモード同様に、マウス、キーボード、テンキー、キーボードの組み合わせから選択。
テスト入力
テストを開始をタップすると、ボタン入力のテストができる。
ジャイロ動作
初期設定で無効。右スティックと左スティックを選択できます。
ジョイスティックのデッドゾーンを調整
ジョイスティックのデッドゾーンを1%単位で調整できる。
ジョイスティックの感度を調整
ジョイスティックの出力と物理の感度を調整できる。
トリガーラベル
トリガーの反応する範囲を調整する。
タッチパッド有効化
右ジョイスティック下のタッチパッドのオンオフ。
タッチパッドの振動
タッチパッドを操作したときの振動のオンオフ。
コントローラーの休止状態
コントローラーを取り外したときに、一定時間で休止状態にする機能で、5分~60分の指定ができます。Legion L/Rを長押しすることで手動でのオンオフも可能。
機能ショートカットキー
Legion L+LBを押している間はショートカットキー一覧が表示されます。
ボタン配置を切り替える
この機能を有効にすると、Legion Lが表示ボタンに、Legion Rがメニューボタンと入れ替わります。ショートカットは切り替わらずにそのまま。
コントローラーのバッテリーの状態
左右コントローラーのバッテリー状態が表示される。
コントローラー用ファームウェアのアップデート
アップデートを確認できる。
現在のコントローラーのバージョン
現在のコントローラーバージョンが表示される。
カスタマイズ
ジョイスティックと電源ボタンのライトのオンオフ。
照明効果のプロファイルは3つ指定可能で、効果、輝度、スピードを調整できます。効果は4種類。
- 点滅なし
- 点滅
- ダイナミックカラー
- スパイラルレインボー
ディスク容量
SSDとmicroSDカードの容量を表示。タップするとフォルダを開きます。
スクリーンショット
スクリーンショットの保存先の指定と、撮影時の通知設定。
ダウンロード
ダウンロードの保存先の指定。
ドライバー
アップデートを確認。
サイドメニュー
Legion Rボタンを押してサイドメニューが開きます。
パフォーマンス
- モードの切り替え
- パフォーマンスモニター
- サーマルモード
- ファン
- FPSリミッター
- OS電源モード
全般
- 明るさ調整
- 音量調整
- Bluetooth
- Wi-Fi
- 解像度
- リフレッシュレート
- フレームモニター
- Radeon Super Resolution (RSR)
フレームモニターは左上に表示され移動はできないようです。
コントローラー
- コンソールのキーマッピング
- コントローラーの振動
- 照明効果
- タッチパッドの有効化
- タッチパッドの振動
- コントローラーの休止状態
表示をタップすると現在のコントローラー割り当てを確認できます。
システムのクイック設定
- Alt+Esc(ウィンドウの切り替え)
- Win+D(Windowsのデスクトップ表示)
- Alt+F4(Windowsのシャットダウンメニュー)
- タスクマネージャー
- ファイルマネージャー
- 仮想キーボード
- スクリーンショット
- ミュート
- Wi-Fi設定
- Bluetooth設定
- Esc
プロダクティビティモード
外部ディスプレイをメインに設定したいときに有効にする。
ヘルプ
- ヘルプセンター
- ユーザーマニュアル
- オンラインサポート
- Lenovo診断ソリューション
- Lenovo Community Forum
- お問い合わせ
それそれ選択するとブラウザで開きます。
まとめ
Legion Spaceである程度の設定を済ませておき、後はサイドメニューで切り替えるだけ。はじめは使いにくいかなと感じたけれど慣れてきたら問題なかったです。ゲームごとにプロファイルを設定する機能は実装されていないため、サイドメニューを頻繁に使うことになりそう。
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