Redmi Note 11の便利機能や知っておきたい使い方をまとめました。どんな機能があるか、初期設定からカスタマイズの参考にしてください。
- 常時オンディスプレイ
- 通知効果
- ロック画面設定
- 壁紙カルーセル
- ロック画面の時計形式
- 充電アニメーション
- ダークモード
- 読書モード
- リフレッシュレート
- サウンドアシスタント
- サイレントモードのタイマー設定
- Do Not Disturbモード
- タップで振動する
- 操作音のオンオフ
- サウンド効果
- コントロールセンターのスタイル
- バッテリー残量表示
- ノッチを隠す
- ホーム画面モード
- システムナビゲーション
- ホーム画面の設定
- 最近のタスク配置
- 指紋認識方法
- 顔認証のロック画面オプション
- 着信設定
- カメラ設定
- アプリロック
- 隠しアプリ
- ジェスチャーショートカット
- スクリーンレコーダー
- 片手操作モード
- スピーカーをクリーニング
- アクセシビリティメニュー
- メモリ増設
- ゲームターボ
- ビデオツールボックス
- フローティングウィンドウ
- アプリの常駐
- シンプルモード
- QRコードリーダー
- 非対応の機能
- まとめ
常時オンディスプレイ
設定→常時オンディスプレイとロック画面→常時オンディスプレイをオンにすると、画面がスリープ状態のままでも、時間、日付、バッテリー残量、通知アイコンなどを確認できる。表示する時計のデザインや、署名や背景画像など、豊富に用意されていてカスタマイズ性も高い。ただ「アイテム表示」の設定は、タップ後10秒間以外の変更はできないため、完全な常時オンディスプレイではない。
通知効果
設定→常時オンディスプレイとロック画面→通知効果では、通知があった時の表示方法を選択できます。アニメーションの種類は、パルス(青)、パルス(赤、)スターライトの3パターン。常時オンディスプレイをオンにしていれば、一緒に表示されます。画面の点灯なしや画面を点灯するだけの設定もある。
ロック画面設定
設定→常時オンディスプレイとロック画面に、ロック画面設定がある。
持ち上げてスリープ解除
持ち上げてスリープ解除をオンにすると、端末を手に取ったときに画面が点灯する。顔認証を設定した時にはオンにしておくことでロック解除がスムーズになる。
ダブルタップしてスリープ解除または画面をオフにする
この機能をオンにすると、ダブルタップで画面の点灯と消灯の操作ができるようになる。ただし、消灯の操作は画面がロック状態のときだけで、ホーム画面では反応しない。
壁紙カルーセル
設定→常時オンディスプレイとロック画面→壁紙カルーセルは、ロック画面が表示されるたびに壁紙が切り替わる機能。初期設定ではオンになっているので気に入らなければオフに。
ロック画面の時計形式
設定→常時オンディスプレイとロック画面→ロック画面の時計形式では、時計の表示デザイン変更や、ロック画面に署名を表示することもできる。
充電アニメーション
設定→常時オンディスプレイとロック画面→デバイスのロック解除後に充電アニメーションを表示するは、充電端子を挿した時のアニメーションのこと。オフにすると、画面を表示しているときだけアニメーションしなくなる。ロック画面やスリープ時にはオフにならない。
※サウンドとバイブレーション→追加設定に、音を消す設定もあります。
ダークモード
設定→ディスプレイ→ダークモードにすると、画面が黒ベースになる。ダークモードの時間設定から、時間を指定してオンオフの自動化もできます。その他のダークモードオプションでは、アプリごとの設定ができるはずだけれど、現時点では表示されていない。今後アップデートで改善されるかも。
読書モード
設定→ディスプレイ→読書モードをオンにすると、ブルーライトをカットできる。時間設定からオンオフの自動化もできます。クラッシックでは色温度、ペーパーでは色温度やテクスチャ、色彩(フルカラー・淡泊・白黒)の調整も可能。
※設定→ディスプレイ→色彩は、読書モードがオンのときは調整できない。
リフレッシュレート
設定→ディスプレイ→リフレッシュレートから、滑らかな表示になる90Hzに変更できます。
サウンドアシスタント
設定→サウンドとバイブレーション→サウンドアシスタント→複数のアプリでメディアサウンドを調整するをオンにすると、アプリごとの音量を調節できるようになる。複数のアプリを起動しているときに音量キーを押すと、左側に音符アイコンが表示されます。それをタップすると個々のアプリ音量の調整画面になる。
※メモリ不足のためか複数のアプリを同時起動していると頻繁に落ちます。
サイレントモードのタイマー設定
音量キーを押したときに、音量バーの上部「…」をタップすると設定画面が表示されます。ベルのアイコンがサイレントモード、月のアイコンがDo Not Disturbモード(DND)。スライドすると、30分、1時間、2時間、8時間の4段階でタイマーをセットできます。
メディアの音量も無音にしたいときや、バイブレーションを無効にしたいときは、設定→サウンドとバイブレーションから。
Do Not Disturbモード
Do Not Disturbモード(DND)は、より詳細な設定ができるサイレントモード。オンにする時間を指定したり、デバイスロック時、着信の除外設定、同じ電話番号から繰り返しかかってきたときの許可など柔軟に対応できます。
呼び方や機能はメーカーや設定によって変わりますが、大まかな認識は以下ような感じです。
画面点灯やバイブ (設定による) | あり | なし |
Xiaomi | サイレントモード | Do Not Disturbモード |
他のAndroid | マナーモード | サイレントモード |
iPhone | マナーモード (サイレントスイッチ) | おやすみモード |
スマートフォンをミュートにし、画面をモノクロに切り替える「おやすみ時間モード」という機能もある。場所は、設定→Digital Wellbeingと保護者による使用制限→おやすみ時間モードから時間を指定できます。
タップで振動する
設定→サウンドとバイブレーション→タップで振動するで、3段階で強さを変更できます。振動が必要なければオフに。
操作音のオンオフ
設定→サウンドとバイブレーション→追加設定で、操作音のオンオフができます。
- ダイヤルパッド操作音
- タップ操作音
- デバイスロック時に音を鳴らす
- スクリーンショット撮影時に音を鳴らす
- アプリのアンインストール時に音を鳴らす
- アイテム削除時に音を鳴らす
- 充電器の接続時に音を鳴らす
- 起動時にオーディオを再生
サウンド効果
設定→サウンドとバイブレーション→サウンド効果では、有線イヤホンを接続したときにカスタマイズできます。イヤホン音を調整はXiaomi製イヤホンを接続したときの補正。聴覚に応じた音量調整や、リモコンボタンの割り当ての変更もできます。
音量調整では、加齢によって高音が聴き取りにくくなるのを補正してくれます。
カスタムプリセットから聴覚診断して適用も可能。音の聴こえ方で、はいといいえを選択していくと結果が表示されます。中央の点線よりも上になったところを補正してくれるようで、元の音とプリセット交互に再生し聴き比べもできます。上の画像結果では、左耳の高音だけが聴こえにくいということになる。
コントロールセンターのスタイル
設定→通知とコントロールセンター→コントロールセンターのスタイル→古いバージョンにすると、コントロールセンターと通知が一緒の一般的な表示方法になる。新しいバージョンでは、プルダウンしてから左右のスライドで切り替えられるけど、慣れないなら古いバージョンへ。
バッテリー残量表示
設定→通知とコントロールセンター→ステータスバー→バッテリー残量表示から、表示方法を変更できます。アイコン横にしたほうがバッテリー残量が見やすくなる。
ノッチを隠す
設定→通知とコントロールセンター→ステータスバー→ノッチを隠すで、表示方法を変えられます。各アプリごとのノッチ表示方法もカスタマイズできる。
ホーム画面モード
設定→ホーム画面→ホーム画面モードで、クラッシックとアプリドロワーを使用に切り替えられる。どちらが使いやすいかは、慣れと好みの問題。
システムナビゲーション
設定→ホーム画面→システムナビゲーションで、ボタンとジェスチャーの切り替えができます。ジェスチャーの方がすっきりするけれど、ボタンだとボタンショートカットが使えて便利。
※ボタンの位置を逆にしたいときは、ミラーボタンをオフにする。
ボタンショートカット
- カメラを起動
- スクリーンショットを撮影
- Googleアシスタントを起動
- 現在のアプリを閉じる
- ライトをオンにする
- メニューを表示
- 画面をオフにする(一部)
- なし
ボタンショートカットで上記機能を割り当てられます。初期設定では、メニューボタンを長押しと戻るボタンを長押しは「なし」になっているので、スクリーンショットを撮影や画面をオフするにしておくと便利に使える。
ホーム画面の設定
設定→ホーム画面→ホーム画面の設定に、ホーム画面のレイアウト設定がまとまっています。アプリアイコンがいつの間にか移動していたことがある人は、ホーム画面のレイアウトをロックしておくと良いかも。アイコンサイズや、レイアウトを5×6にすることもできます。これらの設定は、ホーム画面を長押しからも変更可能。
※グローバルアイコンアニメーションは機能していないようです。
最近のタスク配置
設定→ホーム画面→”最近のタスク”でアイテムを配置するでは、縦配置と横配置の変更ができます。一般的な配置が良ければ横に変更しておく。
指紋認識方法
設定→画面ロックとセキュリティ→指紋認証→指紋認識方法を、タッチと押すの変更ができます。タッチだと触れるだけでロック解除、誤動作を防ぎたいなら押すにすると良い。
顔認証のロック画面オプション
設定→画面ロックとセキュリティ→指紋認証→ロック解除後もロック画面に留まるをオフにすると、ロック解除にスワイプする必要がなくなる。持ち上げてスリープ解除を併用することで、手に取るだけですぐに使えてスムーズ。
着信設定
設定→アプリ→システムアプリ設定→通話設定→着信設定に、着信時の操作があります。必要なものをオンに。
- 持ち上げて音量ダウン
- 着信音の音量を上げる
- 着信時にライトを点滅
カメラ設定
設定→アプリ→システムアプリ設定→カメラ設定→カスタマイズから、カメラアプリの設定を変更できます。もしくは、カメラアプリを起動したときの右上「≡」から設定を開く。
- 機能のレイアウト
- カメラモード
- 色彩
- サウンド
カメラモードはパネルに変更した方が使いやすい。
アプリロック
設定→アプリ→アプリロックでは、指定したアプリにロックを掛けることができます。ロックするタイミングや、アプリごとに通知内容を非表示にしたりカスタマイズ性も高い。顔認証や指紋認証での解除にも対応しています。
※MIUI 13からは、アプリロック内の隠しアプリ機能は、セキュリティアプリから設定するようになった。
隠しアプリ
セキュリティアプリ→アプリを隠すから選択したアプリは、ホーム画面上に表示されなくなる。表示方法は2本指でピンチアウト。通知を非表示にしたり、アプリロックもかけられます。
ジェスチャーショートカット
設定→追加設定→ジェスチャーショートカットで、使いたい機能をオンにしておく。
Googleアシスタントを起動
- 電源ボタンを0.5秒長押し
スクリーンショットを撮影
- 3本指を下にスライド
- 音量ダウン+電源(オフにはできない)
カメラを起動
- 電源ボタンを2回押す(ライトをオンと併用不可)
- 画面ロック時に音量ダウンボタンを2回押します
ライトをオンにする
- 電源ボタンを2回押す(カメラを起動と併用不可)
指紋センサーをダブルタップ
このカスタムジェスチャーは、オンオフではなく機能を割り当てる。
- スクリーショットを撮影
- ライトをオンにする
- コントロールセンター
- 通知シェード
- Googleアシスタントを起動
- カメラを起動
- 電卓
- サイレントモード
- 問題に関連するログを取得
- なし
スクリーンレコーダー
設定→追加設定→スクリーンレコーダーに、録画設定がまとまっています。録画するときは、コントロールセンターのタイルをタップすると録画ツールが起動する。ゲームターボのツールボックスからも起動できます。
片手操作モード
設定→追加設定→片手操作モードをオンにすると、片手で操作しやすいモードが使えるようになる。ホームボタンから右または左にスワイプすると画面の操作範囲が狭くなる。サイズは、4.5インチ/4.0インチ/3.5インチと3段階の変更も可能。
システムナビゲーションをジェスチャーにしているときは、クイックボール非対応のため今のところ起動方法がないです。
Redmi Note 11 のリリース時点では、Android 11 ベースの MIUI 13になります。Android 12 ベースの MIUI 13 では、下に縮小する片手操作モードが採用されているので今後アップデートされるかも。
スピーカーをクリーニング
設定→追加設定→スピーカーをクリーニングは、30秒のオーディオを再生してスピーカーをクリーニングする機能。音量を最大にすると効果的なため、音が出ても良い環境下で実行すること。
アクセシビリティメニュー
設定→追加設定→ユーザー補助→アクセシビリティメニューをオンにすると、ショートカット機能が使えるようになる。ナビゲーションバーがボタンのときは、右下にショートカットメニューが表示されます。ジェスチャーの場合は、2本指で上にスワイプして起動。もしくは音量キーの大と小を長押しで起動できる設定もある。
メモリ増設
設定→追加設定→メモリ増設は、空きストレージを仮想メモリとして使える機能。初期設定からオンになっているので、特に気にすることはないですが、こんな機能もあるということで。
ゲームターボ
設定→特別な機能→ゲームターボ→アプリを追加すると、起動中にツールボックスを使用できるようになる。
画面左上に表示されるショートカットをスライドすることでツールボックスを起動します。左側のアプリアイコンをタップすると、ゲーム画面の上にフローティング表示が可能。上部のバランスをタップして、ゲームモードをパフォーマンスに切り替えもできます。
- メモリ消去
- DND(フローティング通知)
- スクリーンショット
- 録画
- Wi-Fi
- キャスト
- 画面をオフにする
- 設定
画面をオフにすると、画面が消えている状態でも動作します。オートモードで放置できるゲームなど、画面をオフにすることで電力を節約できる。
強化されたエクスペリエンス
ゲームターボの設定から強化されたエクスペリエンスで、機能を制限できます。
- 自動明るさ調整をオフにする
- 読書モードをオフにする
- スクリーンジェスチャーを制限
- 通知シェードを開かない
アプリごとの設定
ゲームターボ設定の一番下にある追加設定から、アプリごとの細かな設定ができます。
- タッチレスポンス
- 連続タップの感度
- タッチ耐性エリア
ビデオツールボックス
設定→特別な機能→ビデオツールボックス→ビデオアプリを管理にアプリを追加すると、アプリ起動中にツールボックスを使えるようになる。ショートカットの位置を右側にすることも可能。画面オフ時にビデオのサウンドを再生(耳のアイコン)は、画面をオフにしても再生できる機能です。YouTubeでビデオツールボックスを使うと、YouTube Premiumに加入していなくても画面オフ時の再生ができるようになる。
フローティングウィンドウ
設定→特別な機能→フローティングウィンドウで、操作の確認ができます。起動方法は通知からだけでなく、ゲームターボやビデオツールボックス、最近のタスクの上部からも開くことができます。
※最近のタスクでアプリの長押しするとアプリ情報に行くだけで、画面分割等にも対応していない。アプリをロックして常駐するのはセキュリティから。
アプリの常駐
設定→アプリ→システムアプリ設定→セキュリティ→スピードブースト→アプリをロックから選択すると、最近のタスクで鍵マークがつく。この状態のアプリは、下の×をタップしてもタスクキルされなくなる。スライドすることで消去は可能です。
※セキュリティアプリを開いた右上の設定からも設定できます。
シンプルモード
設定→特別な機能→シンプルモードをオンにすると、アイコンやテキストが大きく表示されます。
QRコードリーダー
QRコードの認識は、ホーム画面のツールフォルダーにあるスキャナーアプリで読み込めます。標準カメラで写し込んでも認識させることはできますが、スキャナーアプリの方が認識速度は速いです。コントロールセンターにあるタイルからも起動可能。
非対応の機能
Redmi Note 11では対応していない機能があります。
- 画面分割
- クイックボール
- サイドバー
- デュアルアプリ
- セカンド・スペース
まとめ
Redmi Note 11 には便利な機能がたくさん搭載されています。ただし、他の Xiaomi 製スマホの「MiUI 13」と違い、対応していない機能もありました。乗り換えを検討しているときは、使いたい機能があるか把握しておくこと。
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