ROG ALLYのサイバーパンク2077設定はこれ!XG Mobileの拡張でパストレーシングも試す

ROG ALLYでサイバーパンク2077の設定はどれがいいか探ってみました。ROG XG Mobileの拡張でレイトレーシングオーバードライブも試しています。

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初期設定

ゲームを起動するとAMD Radeon Softwareのポップアップが出てきます。非アクティブ!の表示が出た場合は、コマンドセンターのAMD RSRがオンになっている状態。AMD RSR(Radeon Super Resolution)は、ゲームの解像度を1920×1080にアップスケールする拡張機能です。しかし、サンバーパンクはFSR(FidelityFX Super Resolution)に対応しているためRSRはオフにしてゲーム内設定のFSRを有効にするように。

AMD RSRをオンにしていると、AMD RISは無効化されてしまう。RISは視覚的ディティールを向上してくれる機能のため、RSRをオフにしたらRISはオンに切り替えておきます。AMD RISはコマンドセンターの編集で追加するか、AMD Radeon Softwareで設定する。Radeon Image シャープニングを有効にするか、グラフィックプロファイルをゲームにすることでも有効になる。

左側は、RSRオフ、RISはオン。右側は、RSRオン、RISオフ。左側の方が輪郭がはっきりしていて、RISのシャープニング技術の効果がわかる。1280×720でも十分なクオリティ。

ゲームプロファイルの設定

ゲームプロファイルの構成で、オペレーティングモードはTurboにしておく。Turboでないとパフォーマンスが出ないため、あらかじめ設定しておけば自動的に適用されます。バッテリー駆動のDCもTurboで試してみたけれど、1時間ほどで電池切れとなった。一時的に取り外すならよいけれど、基本的には充電しながら遊ぶことになると思います。

ゲーム内設定

デフォルトのクイックプリセットは中、解像度は1920×1080でベンチマークを実行すると、平均FPS39.65でました。画面モードは、初期設定でボーダレスウィンドウになっているため、フルスクリーンに設定しておくことをおすすめします。いろいろ設定を変更していたら画面がおかしくなったので。

左が1920×1080、右が1280×720。クイックプリセットは中のまま解像度を1280×720にすると、平均FPSは67.12まで上がります。この解像度でもアップスケール技術のおかげで十分きれい、ただ文字を比較すると物足りなさはあるかも。クイックプリセットをSteam Deckにしても平均FPSは63.64でした。

クイックプリセットは中、解像度は1920×1080で、録画しながらでもカクつくことなくいけました。録画するなら解像度は高い方が見栄えはいいですね。画面録画のショートカットキーは、背面のマクロボタン(左右OK)+ Y ボタン。

追加でパフォーマンスモードのバッテリー駆動も試してみました。設定は、クイックプリセットは中のまま、解像度を1280×720に下げています。ライティングをオフに、リフレッシュレートを60Hzにして、1時間試してみるとバッテリー残量79%→17%、62%減少。パフォーマンスでも意外といけました。

レイトレーシング:オーバードライブ

NVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop GPUを拡張できる「ROG XG Mobile GC33Y」をROG ALLYに接続すると、パストレーシング技術を実装した「レイトレーシング・オーバードライブ・モード」の設定で遊べます。この時にDLSSの設定を有効にしないと平均FPSが50も出ないのでオンになっているか確認すること。オンになっていれば1920×1080で平均FPSは90を超えます。

ちなみに「ROG XG Mobile」のファン部分が赤く光っているのを消す設定はないようです。ROG Flow Z13 GZ301VVでは消せたので少し仕様が違う。

左が、レイトレーシング:オーバードライブ。右は、中設定の1920×1080。完全レイトレーシングと呼ばれるパストレーシングは、よりリアルな光の描写がされています。少し見にくい気もするけど大画面に映せば没入感は半端なさそう。逆に通常の方はこんなに明るいんだと改めで実感した。これはこれでゲームっぽくて良いけどね。

注意

レイトレーシング:オーバードライブの高い設定のままROG XG Mobileを外し、ROG Ally本体のみでサイバーパンクを起動するとクラッシュします。本体のみでも遊ぶときには、クイックプリセットを中にするなど設定を戻してから外すように!

microSDカードでもOK

ROG ALLYのストレージ容量は512GB。容量が足りない場合は、ゲームデータの保存先をmicroSDカードにしても問題なく遊べます。セーブデータのロードやファストトラベルの移動なども本体ストレージとほとんど変わらない印象でした。microSDカードの規格はUHS-IIに対応していますが、UHS-Iでも十分そうです。

いろいろ試してみたので別記事を参考に。

まとめ

AMD RSR、RIS、FSRの設定と、ゲームプロファイル構成のオペレーションモードはTurboにしておくこと。解像度は1280×720でも十分なクオリティだけれど、文字の輪郭は少しぼやけた感じになります。ただ大きい画面で見比べないとそこまで気にならないかも。それとROG XG Mobile GC33Yをつなぐことで最新のパストレーシング技術を体験できました。これは大画面で遊びたくなりますね。

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