HUAWEIのスマートウォッチ「WATCH GT 5」のレビューです。前モデルから見た目での違いは分かりにくいが、ハードとソフト両方で性能が向上している。
※提供:HUAWEI。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。
WATCH GT 5 の進化ポイント
前モデルWATCH GT 4と比較して、価格設定はそのままにハードウェアとソフトウェアの性能が向上しました。デザイン、バッテリー、耐久性、測定精度、ランニング機能など、さらに進化した多機能スマートウォッチになります。
ゴルフ機能については、IOS使用時のゴルフマップダウンロード速度が向上したのみ。さらなる機能を求めるならば「WATCH GT 5 Pro」もしくは「Ultimate」モデルがおすすめ。ゴルフ機能の比較については別記事を参考に。違いを理解すると、よりグレードの高いモデルが欲しくなります。
WATCH GT 4 と比較
左GT 5、右GT 4のブラックモデルの比較です。パッと見での違いは分かりにくく、エッジ部分凹みがGT 5の方が広いデザインになっている。上から下にスワイプして表示するクイック設定は、アイコンが大きく表示され、ホーム画面が透けて見えます。側面のクラウンや機能ボタンは同じ、ベルトの仕組みが異なり平らにならない仕様となる。
中央のセンサーに新たな高感度モジュールが搭載され、裏側を見ると違いが分かりやすい。ベルトはメタルボタンを押して簡単に着脱できるEasyFit 3.0にアップグレード。深爪な人でなければ交換するのが楽になります。ベルトの幅やピンの長さに違いはなく、試しに5⇔4で付け替えてみたところ、EasyFit 2.0との互換性も確認できた。
メタルボタンとベルトの柔軟性が少し硬めのせいか、多少重たくなっていました。本体は軽量化されているのに総重量では増えています。
WATCH GT 5 | WATCH GT 4 | |
ベルト | 29.3g | 26.0g |
本体のみ 公表値は共に48g | 48.2g | 49.5g |
本体+ベルト | 77.5g | 75.5g |
サイズ | 約45.8 mm × 約45.8 mm × 約10.7 mm | 約46 mm × 約46 mm × 約10.9 mm |
本体のみの公表値は同じ48gだが、実測値は個体差なのか違いがありました。サイズは各0.2mmずつコンパクトに仕上げられている。
バッテリー性能がさらに向上
通常使用は GT4 と同様の約14日間ですが、ヘビーユースで約9日間、常時点灯機能使用時で約5日間と1日ずつ向上しています。41mmモデルも同様に、ヘビーユースと常時点灯で1日ずつ向上しました。
温水対応や耐摩耗性が向上
特殊な表面加工により、耐摩耗性は GT 4 より2倍も向上。防水防塵性能については、温水にも使えるIP69Kを新たに取得し、高温・高圧水にも対応しています。
測定精度の向上
新たに搭載された「ヒマワリ型衛星測位システム」によってGPS精度も向上。スライドは WATCH GT 5 Pro のものですが、GT 5 にも搭載されています。GT 4 でも精度に不満はなかったけれど、さらに正確になったということでゴルフ場でも活かされる。
ランニングフォーム分析機能追加
ランニングのワークアウトにランニング分析機能が追加されました。左右のバランスをウォッチ上でリアルタイムに表示でき、ワークアウト後にはヘルスケアアプリから経過時間ごとの詳細なデータを確認できます。トレーニング中に疲れてきたときなどフォームが崩れやすくなるため、認識することで怪我の予防にもなるといいます。
フルカラーマップに対応
ワークアウト中にフルカラーマップの表示が可能になりました。小さい画面でもわかりやすく、タップしてからクラウンを回すことで拡大縮小に対応する。最大1000kmまでの縮小ができますが、地図が表示されたのは5kmまででした。
10km以上は世界全体マップをダウンロードすることで表示されます。ちなみに色が暗いのは夜間モード(昼夜モード自動切替)。ダウンロードは、ヘルスケアアプリ→デバイス→WATCH GT 5→オフラインマップから。ただし、ダウンロード速度が遅いため、あらかじめ時間のある時に行うこと。
情緒測定に連動した文字盤
メンタルの状態を3段階でモニタリングする「情緒測定」機能も追加されました。快適/普通/不快の状態をインテリジェントに推測し記録します。
情緒測定に連動してパンダの表情が変わる文字盤もあり、30種類のアニメーションが用意されているとのこと。何日か試してみたけど、2種類ずつしか確認できなかった。
テキスト入力に対応
LINEの通知にクイック返信するだけでなく、日本語のテキスト入力が可能になり使い勝手が良くなった。
ただしフリック入力ではなく、タップしてからもう一度タップして選択、画面が小さいため誤タップも多く慣れは必要そうだ。それと、変換が完全に対応できていなかったので、あくまでも簡易的な返信ができるようになったということ。これが音声入力できるようになったらかなり便利なんですけどね。
スクリーンショット
右側面にあるクラウンと下にある機能ボタンを同時押しすると、スクリーンショットの撮影が可能になった。これはウォッチ側に保存されるわけではなく、ペアリングしているスマホに転送されギャラリーで確認できます。転送速度はスマホの性能によって変わるかもですが、だいたい3~5秒くらいかな。
WATCH GT 5 シリーズ
46mmは3モデル、41mmは2モデル販売されています。
ブラック 46mm | ブラウン 46mm | ブルー 46mm | ブルー 41mm | ホワイト 41mm | |
ベルト | フルオロエラストマー | レザー | コンポジットウーブン | フルオロエラストマー | レザー |
価格 | 33,880円 | 36,080円 | 36,080円 | 33,880円 | 36,080円 |
9%レジ割 | 30,831円 | 32,833円 | 32,833円 | 30,831円 | 32,833円 |
HUAWEI公式サイトでは、9%レジ割に5%クーポンの併用も可能。追加で購入する交換ベルトにも適用できます。
公式サイト割引クーポン
HUAWEI公式サイト:HUAWEI STORE
HUAWEI公式サイトで使える限定クーポン
クーポンコード:AOCTNEWJP
割引率 :5%OFF
適用可能製品 :WATCH GT 5、WATCH GT 5 Pro、交換ベルトにも利用可
有効期限 :11月15日 23:59まで
まとめ
前モデルと見た目での違いは分かりにくいが、バッテリー性能や耐久性などしっかり向上していました。それとワークアウト中のフルカラーマップや、テキスト入力に対応したのも便利で、価格が据え置きなのはうれしいところ。
ゴルフ機能を求めるならば、よりグレードの高いモデルが欲しくなります。ゴルフ機能比較を参考に。
コメント