【ROG Phone 8】ゲーム管理機能Armoury Crateを解説

ROG Phone 8 のゲーム管理機能「Armoury Crate」を解説です。いろんな設定があるので使い方の参考に。

※ASUSよりレビュー用のサンプル機を借りて執筆しています。記事内リンクにはアフェリエイト広告も含みます。

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Armoury Crate

Armoury Crateは、ホーム画面のChromeの左側のアイコンから起動する。下側に、ゲームライブラリ、コンソール、特集の切り替え、右上に小タイル表示やメニューなどがあります。

ゲームライブラリの+からゲームを追加。右上メニューで、並び替えやゲームをやった時間の確認もできる。

設定から、起動アニメーションの表示、BGM、タッチサウンドをオフにしたり、温度の単位を変更にも対応。スタートアップアニメーションは3つ用意されています。オフにするとすぐに開いてくれるため演出の必要がなければオフに。

ゲームライブラリ

ゲームライブラリでは、アプリごとにカスタマイズできます。カバーの右上のペンアイコンからはイメージ画像を変更可能。アプリの公式HPリンクやシナリオ詳細、保存データにはゲーム中に録画した動画やスクリーンショットを管理できる。

シナリオ詳細

  • Xモード:ハイパフォーマンスモード
  • ダイナミック:バランスモード
  • 超省電力:電力消費を減らす制限モード
  • アドバンスド:カスタマイズモード

シナリオ詳細から、ゲームごとに4つのシステムモードを適用できる。右上メニューにはゲームプロファイルのインポートや共有、ゲームによって正式なシナリオプロファイルが用意されているのもあり、適用するとアドバンスモードに反映される。

アドバンスドモードの編集

アドバンスモードの編集するから4つのカテゴリをカスタマイズできます。

タップスライド感度
スライド安定性
タッチ速度
スライド精度
タッチ強度(タッチサンプリングレート720Hz)
ブロックタッチエッジ(タッチ不可能な領域をカスタマイズ)
ディスプレイビジュアル強化
グラフィックビースト(カスタマイズ設定もある)
リフレッシュレート(ゲームが対応している必要がある)
パフォーマンスゲームチューニング(高度なカスタマイズも可能)
バックグラウンドのCPU使用率を強制的に制限する
メモリ開放
ネットワークオート5G
ネットワークの接続中断を防止
バックグラウンド同期の制限

AirTriggers

AirTriggersのカスタマイズには自身で設定したものが表示され、ROG Instant Masterにはゲームによって用意されているものがありダウンロードして使用すると適用できます。感圧式ボタンの設定は、リリーススピードの調整。

リリーススピードについては、アクションやシューティングゲームなどは反応をよくするために速めにし、レーシングゲームのアクセルなど長押しが必要なゲームには遅くして対応できる。

キーマッピングとマクロ

キーマッピングでは、設定した内容を確認できる。マクロのカスタマイズには自身で設定したもの、ゲームによってはROG Instant Masterにいくつかコンボマクロが用意されています。

キーマッピングの設定は、ゲーム中に対応するコントローラーを接続するとGame Genieのツールボックスにキーマッピングのアイコンが表示されます。コントローラーのメニューボタンから編集も可能。接続するコントローラーによって表示は違うかも。

表示エリア

インカメラのパンチホールが気になるなら、表示エリアを片寄せもしくは中央に合わせることもできます。前モデルまでは画面の外側にインカメラがあったため、ROG Phone 8から追加されている機能になる。

コンソール

コンソールでは、システム温度、残り時間、CPU/GPU/ストレージ/メモリの使用率が表示される。システムモードの変更は、ゲームのシナリオ詳細とは違い全体に適用するもの。その他にも下にスクロールしていくとライティングやGame Genieの設定などがある。

システムモード

ダイナミックは標準的なモード。Xモードと超省電力については「編集する」からカスタマイズできます。

Xモードはパフォーマンスを最大化するためほぼ開放。超省電力では、制限の緩和することで細かな設定に対応する。

システムライト

システムライトは、背面のROGロゴのライティング設定について。ROG Phone 8 Proだとアニメーションに対応しているためちょっと違う。オンオフと3つの設定があり、別のデバイスと接続するライト同期、時間を指定できる消灯タイマー、Auraライトの詳細設定をカスタマイズできる。

ROGロゴライティングで、それぞれのオンオフや光り方を調整できます。

  • 電話の着信時
  • ボタンモード
  • 音楽再生時
  • Xモード
  • 通知を受信時
  • 端末の充電時
  • 画面オン時
  • 画面オフ時

通知を受信時は、指定したアプリの通知のみ点灯にも対応する。

※ROG Phone 8 Pro(Editionモデルも)は、システムライトではなくAniMe Visionを搭載しています。

表示エリア

ゲーム中の表示エリアを、全画面/片寄せ/中央に一括で対応させる機能。ゲームのシナリオ詳細で設定していても、ここを変更すると上書きされます。

AeroActive Cooler X

別売りの冷却クーラー「AeroActive Cooler X」の設定で、接続中でないと操作できない。詳細設定からチュートリアルを確認することはできます。

Game Genie

  • ゲームの管理
  • 表示順序のカスタマイズ
  • ゲームの録画設定
  • ゲームデータを優先

Game Genieの項目は4つ。ゲームリストの管理は、ゲームライブラリにて追加するのと同じ。許可されているアプリはゲーム中にGame Genieのツールが使えます。

表示順序のカスタマイズは、Game Genieのツールボックスに表示する順序について。ただし、並び替えを行ってもゲームがその機能に対応していないと表示されない項目もある。【例】スカウトモード、ROG Instant Master、XSense、冷却モード、キーマッピングなど。

トグルツール
リフレッシュレートROG Instant Master
リアルタイム情報X Sense
XキャプチャーAI Grabber
ネットワークスイッチ現在の冷却モード
ナビブロックマクロ
アラートなし振動マッピング
着信拒否AirTriggers
充電モードの変更キーマッピング
ショートクリップエッジツール
明るさを固定メモリ開放
スカウトモード録画
データのみPiPモード
バックグラウンドモードロックタッチ
クロスヘア
クイックコントロール

ゲームの録画設定には、ショートクリップの録画時間、Xキャプチャー、その他の設定にスクリーンレコーダーの設定がある。スクリーンレコーダーの設定については、本体設定の拡張機能にあるのと同じ。

Xキャプチャーに対応しているゲームがインストールされていると、対応ゲームのところに表示されます。タップして録画する項目を選択できる。この設定はGame Genieのツールボックスに表示されるXキャプチャーのアイコンを長押しすることでも編集可能です。

Arena of Valor(アリーナ・オブ・ヴァラー)で設定できました。他に対応しているゲームは未確認。

ゲームデータを優先については、有効にすると最前面のゲーム通信を優先し、安定したネットワークの接続状態を維持して遅延を減らす機能。

AirTriggers

AirTriggersの環境設定と感度調整ができます。

感圧式ボタンの設定

タップ情報を表示は、感圧式ボタンを押したときに画面に表示させ視覚的に認識できる機能。バイブレーションは、押したときだけ振動するのと、押すと離す両方の動作で振動させる触覚フィードバックの設定がある。

タッチ設定は、押す強さの調整。デュアルパーティションボタン設定は、内側と外側の範囲の調整。スワイプやスライドの設定はなく、これらの機能は除外されたようです。

モーションコントロール

モーションコントロールの設定には、10個の項目があります。それぞれ低/中/高の感度調整ができる。

クーラーボタンの設定

クーラーボタンの設定については、感度ではなく触覚フィードバックのオンオフのみ。

アンボクシングミッション

特集

特集では、165Hz、120Hz、ROG Select、GamePad、AirTriggersに対応したゲームが表示されます。日本では非対応のアプリも含むため、GetからGoogle Playストアに進んで確認する必要はある。

eスポーツモード

ゲームリストの管理に追加したアプリの起動中に電源ボタンの長押しをすると、電源メニューに「eスポーツモード」が表示されます。これを有効にすると、サイレントモード/タッチ防止/特別な機能の停止など制限され、バイパス充電は有効化する。リフレッシュレートとシステムモードは現在指定している状態を表示しています。

eスポーツ大会にて公平性を保つために、Armoury CrateやAirTriggers、マクロなどの特別な機能を一時的に使えなくする機能です。アプリを閉じることもできなくなるため、終了するときは電源ボタンの長押しで「eスポーツモード」をオフにする。

まとめ

Armoury Crateでは、シナリオ詳細からゲームごとに個別の設定できるのは便利な機能。前モデルから変更されたところは、リリーススピードと表示エリアの設定が追加され、AirTriggersのスライドやスワイプの機能は除外されたみたい。

ゲーム中のアシスト機能「Game Genie」については別記事を参考に。

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