Legion C530 は、キューブ型のコンパクト設計でもフルタワー性能を実現したパワフルなゲーミングPC。コストパフォーマンスも抜群で、安くても快適なゲーム環境を構築できる。
Legion C530 スペック
OS | Windows 10 Home 64 bit |
CPU | インテル® Core™ i5-9400F プロセッサー インテル® Core™ i7-9700 プロセッサー |
メモリ | 8GB (8GBx1,空1) 16GB (8GBx2) |
ストレージ | SSD 512GB SSD 512GB+HDD 1TB SSD 1TB SSD 1TB+HDD 1TB |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® GTX 1650 NVIDIA® GeForce® GTX 1660Ti |
LAN | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
Wi-Fi | IEEE 802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth v4.2(OSに依る) |
前面 インターフェース | USB 3.0 x 2 ヘッドホン・マイクロホンコンボジャック x 1 マイクロホン x 1 |
背面 インターフェース (GTX 1660Tiモデル) | DisplayPortx1 Dual link DVI-Dx1 HDMIx1 USB 3.1 Gen2 x 2 USB 3.0 x 2 USB 2.0 x 2 ライン出力 x 1 イーサネットコネクター x 1 |
本体寸法 | 幅:238mm 奥行:358mm 高さ:305mm |
本体質量 | 約 11kg (最大構成時) |
電源 | 500W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® BRONZE】 |
主な付属品 | 電源ケーブル 変換アダプタ(3ピン→2ピン) マニュアル類 購入証明書(梱包箱の外側に貼 られています) |
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Legion C530 外観レビュー
本体はキューブ型のコンパクトサイズ。横幅は238mm、高さは270mmほど、取っ手部分まで測ると305mm。正面のデザインはメッシュ穴に、LEGIONのロゴ。電源オンの時には、Oの部分がY字型に光ります。
前面のインターフェイスは、マイクロホン、ヘッドホン・マイクロホンコンボジャック、USB 3.0 x 2。下側にあるので、設置場所によっては少し使いづらいかも。
背面ディスプレイポートは、DisplayPort、HDMI、Dual link DVI-D(GTX 1660Tiモデル)。インターフェイスは、ライン入力、イーサネットコネクター、USB 2.0 x 2、USB 3.1 Gen2 x 2、USB 3.0 x 2。下部には、コードを抑えるゴムバンドも付いている。
電源ケーブルは、3ピン→2ピンの変換アダプタ付き。
上部はクリアになっていて、電源が入ると赤くライティングされる。前側右にある丸いのが電源ボタン。取っ手部分はしっかりしていて持ち運びにも便利。ただし約11㎏あるので軽いというわけではない。※上位モデルのLegion C730だと、1680万色のライティングシステムに対応している。
底面に通気口と、4点でしっかり支えるゴムグリップ。
右側面は、アイアングレーの一色でシンプル。
サイドパネルは、背面にある赤いラインの取っ手を手前に引き、背面側にスライドさせるだけのツールレス設計。
GTX 1660Tiはショートタイプのため、プラスチック版で前面からのエアフローを確保している。これはプラスドライバーで外せるため、後から拡張することも可能。レビュー機は 8GBモデルのため、中央にあるメモリスロットは1つ空いている。
左側面もシンプルで、ステッカー類が貼られているだけ。サイドパネルは、背面側の上下2つのねじで止まっています。
ねじは手だけで回すことができるため、右側と同様に背面側にスライドさせることで簡単に開きます。こちら側には、電源ユニットとドライブベイが収納されいている。
ラッチを上にあげるとロックが外れ、取り出せる拡張しやすい設計。3.5インチサイズのストレージが2つ使える。
Legion C530 ベンチマーク
ベンチマークの計測を行ったのは、Core i5-9400FにGeForce GTX 1660Tiを搭載したモデル。製品番号:90L2003RJMになります。
3DMARK
2560×1440 | 1920×1080 | |
Time Spy | 5867 | ー |
グラフィックスのスコア | 6113 39.30 FPS 35.48 FPS | 9288 61.47 FPS 52.55 FPS |
CPUスコア | 4781 16.07 FPS | ー |
Port Royal | 1552 7.19 FPS | 2632 12.19 FPS |
解像度を1920×1080にカスタマイズすると、十分なパフォーマンスがでる。GeForce GTX 1660Tiでもレイトレーシングに対応してはいるが、リアルタイムレイトレーシングのベンチマークPort Royalのスコアは出ないようだ。RTXシリーズではないため、NVIDIA DLSSは非対応。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
標準品質 1920×1080で、スコア:8097、評価:快適 という結果。実機では、他のGeForce GTX 1660Tiを搭載したモデルよりも少し低いスコアでした。実際にプレイしてみたところ、初期設定 3Dグラフィックス解像度 100%、画質プリセット 高 のままで問題なく遊べそうです。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
1920×1080 高品質(デスクトップPC)のスコアは、13134 非常に快適という結果。
リアルタイムレイトレーシングの動作確認
リアルタイムレイトレーシングに対応したゲームを3タイトル試してみました。
Battlefield V (バトルフィールドV)
Battlefield V (バトルフィールドV)でDXR有効にすると、フレームレートが少し落ちるものの大きな影響はなかった。全体的に鏡のように映りこむところは多くはないため、オンのままで問題なく遊べそう。
CONTROL(コントロール)
CONTROL(コントロール)で、レイトレーシングをオンにすると、照明が床に反射したリアルな映像効果を楽しめる、しかし、フレームレートが 78 FPS から 24 FPS まで下がったので快適には遊べない。これは中の設定となり、高にした場合は 18 FPS とさらに落ちた。
METRO EXODUS(メトロ エクソダス)
METRO EXODUS(メトロ エクソダス)では、レイトレーシングをオンにすると明るさ補正がなくなって暗くなる感じ。この方がリアルで臨場感はあるかもしれないが見にくくなるだけかも。フレームレートも 63 FPS から 25 FPS まで下がるためやめた方が良さそう。ちなみに、これは高の設定でウルトラにすると 16 FPSまで落ちる。
CONTROL(コントロール)とMETRO EXODUS(メトロ エクソダス)では、レイトレーシングを有効にすると、フレームレートがかなり落ちるため実用性は低い。重たいゲームでは、初期設定のままプレイするのが良さそう。オフのままなら快適遊ぶことができます。
Legion C530 の照明効果
Lenovo Vantageから照明効果の設定ができる。しかし、常にオン、高速点滅、中速点滅、低速点滅だけとなり、高度な設定はできない。上位モデルの Legion C730 では、1680万色のライティングシステムに対応しているようなので、オンラインショップを確認してみてください。
Legion C530 の気になるところ
良くできているゲーミングPCですが、使っていて気になったこともあります。まず負荷がかかった時のファンの音が大きいこと。机上に設置できるコンパクトさがメリットではあるが、近くにあるせいもあり気になりやすいです。机の下に置いてしまうと、前面のインターフェイスは使いづらくなってしまうので机上が前提。ヘッドホンをして遊ぶなら気にならないので、必須アイテムとなるかも。また、ロゴの明かりがまぶしいのもデメリット。
まとめ
Legion C530は、コンパクトでもほとんどのゲームを初期設定のまま快適に遊べるコスパ抜群のゲーミングPC。机上の上に省スペースで設置したい人にはおすすめ。ただし、ファンの音が大きいというデメリットは把握しておくと良いかも。
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