AeroActive Cooler X レビュー!ROG Phone 8 用の冷却クーラー

ROG Phone 8 に接続できる冷却クーラー「AeroActive Cooler X」のレビューです。専用クーラーのため外部電源を接続しなくても使えるのは便利。

※ASUSよりレビュー用のサンプル機を借りて執筆しています。記事内リンクにはアフェリエイト広告も含みます。

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AeroActive Cooler X

ROG Phone 8 シリーズに対応した外付けクーラーユニットで、定価は12,480円。価格は高いけれど、ROG Phone 8 のサイドコネクタより給電するため、外部電源がなくても駆動するのは便利。クーラーボタン(L/R)も搭載し、AirTriggersの設定からボタンの拡張もできます。

※ROG Phone 8 シリーズのサイズに最適化されているため、今までの ROG Phone に使うことはできません。

外観チェック

中央にペルチェ素子の冷却版、下側にあるUSB Type-C オス (接続用)をサイドコネクタに挿しこむ。上部には、着脱時に使うロック解除ボタンと、装着時に電源ボタンを押せるようになっています。

左右に物理ボタンを搭載。これは「上から下に押す」もしくは「背面から手前に押す」どちらにも対応している。下部には、USB Type-C メス (充電用)、3.5mmイヤホンジャック、キックスタンド。

キックスタンドを広げると自立させることもできます。ただ角度は深く、調整はできない仕様になっている。

付属品は、トラベルポーチ、Aero Case、冊子類。Aero Caseはハードタイプ、重さは約12.6gと軽量。装着時でもAniMe Vision部分が見えるように設計されている。ちなみにROG Phone 8本体に付属しているクリアケースの実測は19.6g。

装着方法

チュートリアルは、Armoury Crate→コンソール→AeroActive Cooler Xの詳細設定から確認できます。

AeroActive Cooler Xのロック解除ボタンを押して開いてから、ROG Phone 8のサイドコネクタと接続。ロック解除ボタンで開いた部分を閉じて装着完了。外すときは、ロック解除ボタンを押し開いてからサイドコネクタを取り外す。

冷却モードについて

  • スマート:システム状態に合わせて、自動的に冷却モードを切り替えるモード
  • クール:安定した高速エアフロー
  • フロスティ:熱電冷却を使った高速エアフロー
  • フローズン:熱電冷却を使った超高速エアフロー

冷却モードは4種類、スマートは自動切換えに対応。クール<フロスティ<フローズンという順番で、静音<冷却能力となる。静かにしたいならクール、最大化したいならフローズン。フローズンモードを有効にするには充電器への接続が必要です。

ゲーム中でもGame Genieのアシストツールを開いて「現在の冷却モード」から切り替えることができます。フローズンにするとファンの回転数が最大化するため、そこそこな騒音になる。

ライト制御

AeroActive Cooler XのライティングのカスタマイズもArmoury Crateから。光るのは上部のみ、中央のROGロゴはホログラムになっているため角度により見え方が違う。

Armoury Crate→コンソール→AeroActive Cooler X→ライト制御から、ライトエフェクトをカスタマイズできます。

  • 電話の着信時
  • ボタンモード
  • 音楽再生時
  • Xモード
  • 通知を受信時
  • 端末充電時
  • 画面オン時
  • 画面オフ時

電話の着信時と音楽再生時はオンオフのみ。通知の受信時はカラーをカスタマイズ可能。

ボタンモードや端末の充電時などにエフェクトはなく。Xモード、画面オン時、画面オフ時はエフェクトに対応。デバイスの温度で色が変化するエフェクトもある。

  • ミックスライト
  • レインボー
  • 温度で色を変える
  • 呼吸
  • ストロボ
  • カラーサイクル
  • 彗星
  • フラッシュパターン

マイク動作中はファンを停止する

ライト制御の項目の下に「マイク動作中はファンを停止する」機能もある。機能を有効にすると、録画/録音中/ライブストリーミング/通話などでマイクが使われている間は、ファンが自動的に停止します。初期設定ではオフ。

クーラーボタン

AeroActive Cooler Xを接続した状態で、Game GenieのAirTriggersからクーラーボタンの設定ができます。右の設定には「タップ情報の表示」と「バイブレーション」のオンオフがある。

タップシミュレーションは、2つの動作を割り当てることもできる。

  • 押した際に1つの動作を実行する
  • 押した際に2つの動作を実行する
  • 押す離すの際に別々の動作を実行する

タップシミュレーション以外のボタン設定は4つ。

  • タップの自動繰り返し
  • マクロ
  • AirTriggersプロファイル
  • シューティングアシスト

タップの自動繰り返しは、長押し1秒当たりのタップ数を1回~最大4回まで選択。シューティングアシストは、FPSゲームで連射した時に照準が上がるのを抑える機能。

バッテリー消費

原神のグラフィックス設定は最高、フレームレートを60に変更し、冷却モードはスマートで、30分プレイしてみたところ約2%ほど余計に消費するようでした。リアルタイム情報を表示してみると、システム温度は38度に抑えられている。

AnTuTu Benchmark(v10.2.5)を3回連続で回したときの比較です。AeroActive Cooler X の冷却モードはフロストだと、1回あたりバッテリーは4%多く減少。

最大温度バッテリー残量
AeroActive Cooler X
冷却モードはフロスト
41.2度-12%
AeroActive Cooler X
なし
49.9度-8%

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まとめ

少し値が張るものの、クーラー用の充電コードを接続しないでも使えるのはメリット。クーラーボタンも、上からだけでなく背面から手前にも押し込めるデザインなのも良かったです。悪いところはキックスタンドの角度くらいかな。

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