Lenovo Legion Y740(17)は、スタイリッシュでスマートなデザインの17インチゲーミングノートPC。最新の高性能グラフィックスに、効率的な冷却システムでパフォーマンスは抜群。
Legion Y740(17)スペック
CPU | ・インテル Core i7-8750H プロセッサー ( 2.20GHz 2666MHz 9MB ) ・インテル Core i7-9750H プロセッサー (2.60GHz, 12MB) |
OS | ・Windows 10 Home 64bit(初期導入) ・Windows 10 Pro 64bit(カスタマイズ) |
メモリ | ・8GB PC4-21300 DDR4 SODIMM ・16GB PC4-21300 DDR4 SODIMM (8GBx2) ・32GB PC4-21300 DDR4 SDRAM SODIMM (16GB x 2) |
ストレージ SSD | ・256GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) ・512GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) ・1TB Solid State Drive, M.2 2280, PCIe-NVMe, TLC |
+HDD | ・なし ・1TB ハードディスクドライブ 7200rpm 2.5インチ 7mm |
ディスプレイ | 17.3型 FHD IPS液晶 LEDバックライト付 1920×1080ドット 144Hz 光沢なし |
GPU | ・NVIDIA GeForce RTX 2060 (6GB GDDR6 192bit) ・NVIDIA GeForce RTX 2070 (8GB GDDR6 256bit Max-Qデザイン) ・NVIDIA GeForce RTX 2080 (8GB GDDR6 256bit Max-Qデザイン) |
キーボード | 英語キーボード US配列 RGBバックライト付 |
無線LAN | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠) Bluetooth(バージョンはモデルによる) |
本体サイズ (W×D×H) | 約 412x305x21.95mm(最薄部) |
本体質量 | 約2.9kg |
インターフェース | MiniーDisplayPort HDMI USB 3.1 イーサネット・コネクター(RJ-45) USB 3.0 電源ジャック セキュリティーキーホール USB 3.0(Powered USB) マイクロフォン・ヘッドフォン・ジャック USB3.1 Type-C(Thunderbolt™ 3) |
直販モデルだと割引額が大きいので、オンラインストアを確認してみてください。
オンラインストア:Legion Y740(17)
Legion Y740(17)概観レビュー
アルミ製ボディにパワフルな性能を搭載し、わずか21.95mm(最薄部)のスリムでスタイリッシュなデザイン。17インチのゲーミングPCでも、重さは約2.9kgしかない。
本体カラーはブラック。天板のロゴ、LEGIONの中にあるY部分だけ光る仕様。
背面中央にポート類が集約されていて使いやすい。左から、MiniーDisplayPort、HDMI、USB 3.1、イーサネット・コネクター(RJ-45)、USB 3.0、電源ジャック。
左側面には、マイクロフォン・ヘッドフォン・ジャック、USB3.1 Type-C(Thunderbolt™ 3)。
右側面には、USB 3.0(Powered USB)。隣にある小さな穴は、リカバリーの時に使うNovoボタン。
底面のメッシュ穴から吸気し、背面2か所と両サイドから効率よく排気。スピーカーは、全面両端のスリットからと、本体内部に低音再生用のサブウーハーも搭載されている。
液晶ディスプレイは反射の少ない非光沢。リフレッシュレートは144Hz。
最大開閉角度は180度まで開く。
キーボードの選択は、英語キーボードのみ。ゲーミングPCとしては、キーストロークは少し浅めな気がする。
230WのACアダプターは、コードも合わせると1kg以上になるようだ。
Legion Y740(17)ベンチマーク
ベンチマーク計測に使ったのは、NVIDIA®GeForce RTX™ 2070 with Max-Q Designを搭載している、製品番号:81HH001TJE になります。
2560×1440 | 1920×1080 | |
Time Spy | 6673 | – |
Time Spy GPU | 6795 43.98 FPS 39.20 FPS | 10384 69.05 FPS 58.52 FPS |
Time Spy CPU | 6057 20.35 FPS | ‐ |
Port Royal | 3877 17.95 FPS | 6242 28.90 FPS |
NVIDIA DLSS | Off 17.95 FPS On 26.21 FPS | Off 29.23 FPS On 41.54 FPS |
3DMarkの初期値が2560×1440なので、解像度をディスプレイと同じ1920×1080にして計測してみました。数値をみると十分パフォーマンスが出ているようだ。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
標準品質 1920×1080で、8543 快適という結果でした。平均スコアよりも高い結果となっています。設定を変更しなくても十分遊べそうです。
ゲーム性能は十分!快適に遊べた
ゲームを3タイトルほど試してみました。FF15は、初期設定のままで 100 FPS前後、負荷のかかるところでも 70FPS出ていたので、快適に遊べそうです。BFVとCONTROLでは、リアルタイムレイトレーシングを試してみたところ、処理不足になることなく没頭できた。それに冷却効率も良いようで、パフォーマンスが落ちる心配もなさそう。
ライティングを制御するCorsair®iCUE
アプリ一覧のCorsairフォルダの中に、iCUEというライティングを制御するアプリがプリインストールされています。制御できるのは、キーボード、排気口、サイドのポート付近、天板ロゴのそれぞれで自由に変更可能。キーボードもキー毎に指定してカスタマイズできます。ただし日本語には対応していないので、こだわりがなければ初期設定のSPIRAL RAINBOWのままでも良いかも。明るさは、テンキーの8と9で3段階の調節ができます。
【追記】Setting→Languageを日本語にし、パソコンを再起動することで日本語に対応できました。
Lenovo Vantage の使い方
Lenovo Vantage というシステムユーティリティアプリもプリインストールされている。バッテリー設定やファンの速度調節、マクロ・キーの設定など、使い方は別記事でまとめてあるので参考に。
英語キーボードについて
日本語キーボードの場合、ゲーム中に半角/全角キーを入力してしまうと動かなくなってしまうというデメリットがある。それとは違い英語キーボードの場合だと、Alt+~やShift+CapsLKで半角/全角を切り替えるため、誤入力をすることはほぼない。また配列的にホームポジションが取りやすかったり、EnterやBackSpaceが横長で打ちやすいというのもメリット。ただし、@入力はShift+2だったり、日本語キーボードとは違う位置にあるキーがあるので慣れは必要かもしれない。
キーボードが熱くならない抜群の冷却性能
エアフローは、後方の2ヵ所と左右の合計4か所から排気。2つのファンがCPUとGPUを別々に冷却するシステムでパフォーマンスを維持してくれます。ゲームをしていても電源ボタン付近が温かくなる程度で、キーボードの熱は気にならなかった。薄型のゲーミングノートでも効率よく冷却してくれるようです。
ポートが後ろにあり拡張性も高い
ポート類が後ろに集まっているため、マルチディスプレイに対応させるなど拡張がしやすいのも特徴。サイドにあるUSB Type-Cも外部出力に対応しているため、最大で3台のモニターを拡張することもできます。
背面の接続だけで2つのモニターを拡張してみました。配線がすっきりしていて、全く邪魔にならないは良いですね。本体は17.3型の大画面で、144Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、新たに高価なゲーミングディスプレイを購入する必要がないというのはメリット。サブ画面に、Discord、youtube、攻略情報など表示しながらゲームをするなど、すでに持ち合わせているものや安いものなどコストを抑えて楽しめる。
まとめ
Lenovo Legion Y740は、高性能な薄型ゲーミングPC。リアルタイムレイトレーシング技術を、17インチの大画面で楽しめるので没入感は抜群です。さらに冷却性能も高く、パフォーマンスが落ちる心配がないというのもメリット。直販モデルで購入すると割引率がすごいので、コストパフォーマンスはかなり良いと思います。カスタマイズモデルでもかなり安くなるので、見積もりを出してみてはいかがでしょう。
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