OPPO Reno9 Aのレビューです。メモリが増えたのとデザインの変更はあるが、性能的には大きな変化はないようだ。
※メーカー貸出により記事を作成しています。記事内にはアフェリエイトリンクも含まれています。
スペック
OPPO Reno9 A (CPH2523) | OPPO Reno7 A (CPH2353) | OPPO Reno5 A (CPH2199) | |
カラー | ムーンホワイト ナイトブラック | スターリーブラック ドリームブルー | アイスブルー シルバーブラック |
サイズ | 縦: 160mm 横: 74mm 厚さ: 7.8mm | 縦: 159.7mm 横: 73.4mm 厚さ: 7.6mm | 縦: 162.0mm 横: 74.6mm 厚さ: 8.2mm |
重量 | 約183g | 約175g | 約182g |
OS | ColorOS 13 based on Android13 | ColorOS 12 Android 11 (ColorOS 13 Android13) アップデート可 | ColorOS 11 Android11) (ColorOS 12 Android 12) アップデート可 |
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G | Snapdragon765G |
メモリ | 8GB | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB |
バッテリー | 4500mAh 18W急速充電 USB Type-C | 4500mAh 18W急速充電 USB Type-C | 4000mAh 18W急速充電 USB Type-C |
ディスプレイ | サイズ:約6.4インチ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) 画面占有率: 89.4% リフレッシュレート:最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz パネルタイプ: 有機EL(AMOLED) | サイズ:約6.4インチ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) 画面占有率: 89.4% リフレッシュレート:最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz パネルタイプ: 有機EL(AMOLED) | サイズ:約6.5インチ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) 画面占有率: 90.0% リフレッシュレート:最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz パネルタイプ: LCD (LTPS) |
アウトカメラ | [広角]約4,800万画素 [超広角]約800万画素 画角120° [マクロ]約200万画素 | [広角]約4,800万画素 [超広角]約800万画素 画角120° [マクロ]約200万画素 | [メイン]約6400万画素 [超広角]約800万画素 画角119° [モノクロ]約200万画素 [マクロ]約200万画素 |
インカメラ | 約1600万画素 | 約1600万画素 | 約1600万画素 |
SIMスロット | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大1TB) ※ワイモバイルはシングルSIM (nanoSIM+microSD)+eSIM | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大1TB) ※au/UQ mobile/ワイモバイルはシングルSIM (nanoSIM+microSD)+eSIM | nanoSIM×2+eSIM microSDカード排他利用(最大1TB) ※ワイモバイル版はシングルSIM(nanoSIM+microSD) |
Wi-Fi | 2.4 / 5GHz (802.11a/b/g/n/ac) | 2.4 / 5GHz (802.11a/b/g/n/ac ) | 2.4 / 5GHz (802.11a/b/g/n/ac ) |
Bluetooth コーデック | Ver.5.1 SBC/AAC/aptx/aptx HD/LDAC | Ver.5.1 SBC/AAC/aptx/aptx HD/LDAC | Ver.5.1 SBC/AAC/APTX/APTX HD/LDAC HD オーディオ |
NFC | 対応 | 対応 | 対応 |
Felica おサイフケータイ | 対応 | 対応 | 対応 |
防水 防塵 | IPX8 IP6X | IPX8 IP6X | IPX8 IP6X |
生体認証 | 指紋認証(画面内) 顔認証 | 指紋認証(画面内) 顔認証 | 指紋認証(背面) 顔認証 |
通信方式 | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: UMTS(WCDMA) Band 1/4/5/6/8/19 4G: TD-LTE Band 38/40/41/42 4G: LTE FDD Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 5G: n3/n28/n41/n77/n78 | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: UMTS(WCDMA) Band 1/4/5/6/8/19 4G: TD-LTE Band 38/40/41/42 4G: LTE FDD Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 5G: n3/n28/n41/n77/n78 | 2G (GSM): 850/900/1800/1900 3G (WCDMA): band 1/2/4/5/6/8/19 4G (TD-LTE): band 38/39/40/41/42 4G (LTE FDD): band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28 5G: n3/n28/n77/n78 |
センサー | GPS/BeiDou/GLONASS/GALILEO/QZSS 地磁気センサー 近接センサー 光センサー 加速度センサー ジャイロセンサー 重力センサー ステップカウント機能対応 | GPS/BeiDou/GLONASS/GALILEO/QZSS 地磁気センサー 近接センサー 光センサー 加速度センサー ジャイロセンサー 重力センサー ステップカウント機能対応 | GPS/Beidou/GLONASS/GALILEO/QZSS 磁気センサー 近接センサー 光センサー 加速度センサー ジャイロセンサー ステップカウント機能対応 |
同梱内容 | SIM取出し用ピン×1 保護フィルム(貼付済み)×1 保護ケース×1 クイックガイド×1 安全ガイド×1 ※ワイモバイル版は保護ケースなし | SIM取出し用ピン×1 保護フィルム(貼付済み)×1 保護ケース×1 クイックガイド×1 安全ガイド×1 ※ワイモバイル版は保護ケースなし | SIM取出し用ピン×1 保護フィルム(貼付済み)×1 保護ケース×1 クイックガイド×1 安全ガイド×1 |
外観チェック
左上パンチホール型の約6.4インチ有機ELディスプレイ。画面内の指紋センサーは一般的なスマホよりも下側に位置している。背面には目に見えない無数の凹凸がある「OPPO Glow (オッポ グロウ)」という独自処理と、NFC検出エリアにガラスを組み合わせた特徴的なデザイン。
左側面にSIMスロット、音量調節ボタン。右側面に電源ボタン。
上部にマイク穴。画面保護フィルムはあらかじめ貼り付けられています。下側に、イヤホン端子、マイク穴、USB Type-C、スピーカー(モノラル)。
付属品は、ソフトタイプのクリアケース、安全ガイド、クイックガイド、SIM取り出し用ピン。保護ケースは、背面はクリアで側面はすりガラス調、カメラ部分もしっかりカバーしている。
ベンチマーク
機種 プロセッサー | OPPO Reno9 A Snapdragon 695 5G | OPPO Reno7 A Snapdragon 695 5G | OPPO Reno5 A Snapdragon 765G |
Geekbench 5 | シングル:679 マルチ:2037 | シングル:681 マルチ:1967 | シングル:601 マルチ:1725 |
3DMark Wild Life | 1215 | 1216 | 1671 |
PCMark for Android Benchmark | 9881 | 8243 | 8273 |
前モデルOPPO Reno7 Aと同じチップセットを搭載しているため同性能。メモリが8GBに増えてはいるが、スコア的には誤差の範囲か。OPPO Reno5 Aと比較すると、CPUは高くGPU性能は劣る。AnTuTu Benchmark(v10.1.0)のスコアは45万ほど。連続でテスト行っても発熱でスコアが激減することはなかった。
バッテリーテスト
PCMark の Work 3.0 battery life を計測。画面のリフレッシュレートは初期設定の90Hzで、駆動時間は14時間9分。電池残量20%までは11時間56分。今回のテストでは、前モデルOPPO Reno7 Aの方が3時間も長い結果となった。
OPPO Reno9 A | OPPO Reno7 A | OPPO Reno5 A | |
計測結果 | 14時間9分 | 17時間10分 | 14時間43分 |
20%まで | 11時間56分 | 14時間29分 | 12時間23分 |
バッテリー容量 | 4500mAh | 4500mAh | 4000mAh |
重量 | 約183g | 約175g | 約182g |
この結果だけ見てしまうと、軽くて長持ちするOPPO Reno7 Aが優秀に見える。
急速充電の速度計測
電池残量を15%まで減らした状態から充電速度を計測してみました。充電器は付属していないため、18W以上の急速充電に対応したのを使用。どれくらいで充電できるか目安にしてみてください。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
15分 | 35% | 20% | +20% |
30分 | 56% | 41% | +21% |
45分 | 75% | 60% | +19% |
1時間 | 91% | 76% | +16% |
1時間15分 | 98% | 83% | +13% |
リバースチャージ
OPPO Reno9 Aから他のデバイスを充電するリバースチャージにも対応。接続前するときは、設定→その他の設定→OTG接続をオンにしてから。これを有効にしないと反応しない。
特別な便利機能
設定→壁紙とスタイル→常時表示ディスプレイには、使用状況に応じて変化する機能があります。アバターを設置できるBitmojiや、ロックを解除するたびに切れ目が残るInsightも面白い。
設定→特殊機能m着クイック起動は、指紋認証でロックを解除するときにスライドすることでアプリを起動できる機能。最大5つのアプリやシステム機能を配置できるので、決済系アプリなどよく使うアプリを素早く起動できます。
設定→特殊機能→スマートサイドバーは、サイドからスライドして起動するショートカットツールバー。ここから起動すると画面上にフローティング表示できます。それとシステムの画面翻訳も便利で、画面に表示されているものなら画像内テキストでも翻訳してくれる。
その他のにもたくさんの機能があるので別記事でまとめてあります。
カメラ性能
上のレンズが約4800万画素の広角カメラ、下が約800万画素の超広角(画角120°)、右側の小さいレンズが約200万画素のマクロカメラ、その上にフラッシュライト。インカメラは約1600万画素。前モデルOPPO Reno7 Aと変わっていないみたいです。
中央に、広角、通常、ズーム切り替え。左側にGoogleレンズ、右側にビューティーとフィルターを配置。シャッターボタンは長押しすることで最大20枚のバーストショット(連写)ができます。
右上のメニューから設定を開きます。撮影方法には、ビューファインダーをタップして撮影と、手のひらを見せて撮影する機能がある。初期設定ではオフとなっています。
カメラモードのその他で、アイコンを長押しして配置換えができます。アウトカメラとインカメラで同時に撮影するアウト/イン同時動画撮影や、顔を認識して飾りやアバターを追加するステッカー機能も搭載している。
ハイエンド機と比べてしまうと夜景撮影は見劣りする。
カメラ機能
アウトカメラ | インカメラ | |
写真アスペクト比 機能 | 4:3 ● 1:1 FULL 16:9 超広角モード AIシーン強化 QRコードスキャン 超高解像度 AI美化処理 | 4:3 ● 1:1 FULL 16:9 AIビューティー 手のひらを見せて撮影 ミラー自撮り |
ビデオ解像度 機能 | 1080P ● 720P AI美化処理 | 1080P 720P ● AI美化処理 |
ズーム | 最大6倍 ・写真 ・動画 ・夜景 ・アウト/イン同時動画撮影 ・タイムラプス ・PRO ・テキストスキャナー ・ステッカー 最大5倍 ・超高解像度 | ー |
カメラモード | 夜景 ポートレート アウト/イン同時動画撮影 スローモーション タイムラプス PRO 超高解像度 パノラマ テキストスキャナー マクロ ステッカー Google Lens | 夜景 ポートレート アウト/イン同時動画撮影 タイムラプス パノラマ ステッカー |
●は初期値。
SIMのAPN設定を確認
SIMスロットは、排他的デュアルSIMスロットSIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)/microSD。SIMを2枚入れてしまうとmicroSDカードが使えない仕様。これはeSIMを有効にすることでnanoSIM+eSIM+microSDカードというトリプルスロットのような使い方も可能です。
※ワイモバイルから販売されているモデルは、シングルSIM(nanoSIM+microSD)+eSIMになります。
楽天モバイルは、SIMを挿入するだけで使えます。IIJmioは挿入してからアクセスポイント名を選択。povoは右上の+から手動で追加する必要があった。SoftbankはY!mobileを選択することで使えるようになります。
ゲームの動作確認
ゲーム管理アプリに追加したアプリを起動すると、左上からスワイプすることでゲームツールが使えるようになります。
ポケモンGO
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶことも可能です。
原神
原神のグラフィックス画質は、低(デフォルト)になっていました。30分ほどのプレイでバッテリー残量は8%減少。OPPO Reno7 Aでは10%減少していたのでバッテリーテストの結果とは逆の結果になった。
PUBG
グラフィックの初期設定は、クオリティがHD、フレーム設定が高。これが最高設定になります。クオリティを標準以下にすると、フレーム設定はウルトラの選択が可能になり最高40FPSで動作する。
有線コントローラーの接続確認
動作確認 | 純正ケース装着時 | パススルー充電 | |
Razer Kishi V2 | 〇 | 〇 | 〇 |
Backbone One | 〇 | 〇 | △ |
GameSir X2 Pro-Xbox | 〇 | 〇 | × |
スマホを挟み込んで有線接続するゲームパッドの動作確認です。OPPO Reno9 Aの「その他の設定」にあるOTG接続をオンすると操作できるようになります。Razer Kishi V2は、何も問題なく操作可能。Backbone Oneは、ケーブルを挿した状態から接続すればパススルー充電が可能になる。GameSir X2 Pro-Xboxは、パススルー充電には対応していなく、ケーブルを挿した状態から接続するなら充電はできるけど操作ができなくなる。
購入先
公式オンラインショップにて、OPPO Reno9 A+OPPO 33W SUPERVOOC 急速充電ACアダプター+ OPPO USB Type-C データケーブルの3点セットが購入できる「お得なスマホ福袋キャンペーン」実施中。
2023年12月9日(土)00:00から2024年1月31日(水)23:59まで
まとめ
前モデルOPPO Reno7 Aと比較すると、メモリが増加しただけで大きな違いはないようです。デザイン的には一部に強化ガラスを使っているため高級感はあるものの、こだわりがなければ価格が安い方を選択するのが良さそう。
福袋3点セットの「お得なスマホ福袋キャンペーン」は、OPPO Reno7 Aも対象で本体のみで購入するより5,000円も安くなっていました。2024年1月31日(水)23:59まで
公式オンラインショップ:OPPO
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