ColorOS 12にアップデートすると「ゲームスペース」が「ゲーム」というシンプルなアイコンに変更されました。ゲームツールの機能が増えているので詳しく解説します。
ゲームツール
ゲームスペースがシンプルに「ゲーム」に代わりました。アイコンはゲームコントローラで、ツールフォルダの中にあるかも。初めて利用するときは使用状況へのアクセスが求められます。表示された設定から→ゲーム→使用状況へのアクセスを許可をオンにして戻る。
ゲームを追加する
右上のメニュー「ゲームを追加する」からアプリを選択し完了するとマイゲームに追加されます。間違えて追加してしまったときは、ゲーム項目のメニューから削除する。レイアウトを変更したときには長押しでメニューが開きます。ゲームアイコンの下にコントローラが表示されているのは、ゲームフォーカスモードは初期設定でオンになっているということ。この機能については後述。
ゲームデータ
ゲームデータではプレイした時間が表示されます。
設定
設定を下にスクロールするとゲームフォーカスモードとゲームフィルターの案内もあります。ゲームツールキットから設定を開けないためあらかじめ確認しておくこと。
ゲームツールキット
オンにしておくことで、画面上部付近をスライドしてゲームツールキットを使うことができます。
ゲームアイコンをゲームに・・
オンすると、追加してあるゲームアイコンがホーム画面からなくなりすっきりする。ゲームを起動するときは、ゲームツールアプリのホーム画面から。
スピーカーで着信に応答
オンにしておくと、スピーカーで着信できるようになる。
通知スタイル
ゲームツールキットを起動しているときの方が、スクロール通知の細かな設定ができます。
明るさ固定
ゲームツールキット起動時でも変更できますが、ゲーム時以外の設定にも影響があるようで、ゲーム中に設定を変更したときには端末設定を確認した方が良いかも。
解像度を自動的に調整します。
端末の温度やバッテリー残量に応じて、画面解像度を自動的に調節してくれる機能。一部のゲームにのみ対応。
ゲームキャプチャー
右上メニューの左側のアイコンをタップすると、ゲームキャプチャーが表示され「最近」と「ゲーム」ごとに撮影したスクリーンショットが見れる。ゲームアイコンのメニューから直接そのゲームのゲームキャプチャーに行くこともできます。
ゲームツールキット
ゲームツールキットは左上からスワイプで起動。縦型アプリの場合は右上付近から。起動位置の変更はできないようです。3ページ目に編集があり、アプリの追加や削除、配置の変更ができる。WhatsAppやMessengerなど使わない機能は削除して、Chome、LINE、Twitterなどを追加しておくと、ゲーム画面の上にフローティング表示できます。
- Messenger
- Discord
- パフォーマンス設定
- ゲームフォーカスモード
- 通知
- 画面録画
- ゲームフィルター
- タップの最適化
- システムステータス
- ボイスチェンジャー
- 方向ロック
- 編集
パフォーマンス設定
ゲームのパフォーマンスを3段階に切り替えができる。
低電力モード
バッテリーの消費を節約するために、デバイスのパフォーマンスを下げます。ゲームのグラフィックが影響を受ける場合があります。
バランスモード
デバイスのパフォーマンスとバッテリー消費量のバランスを取ります。端末の温度は比較的安定した状態に保たれます。
プロゲーマーモード
滑らかな画質と安定したフレームレートが得られるようにパフォーマンスが調整されますが、バッテリー消費量が増します。
ゲームフォーカスモード
あらゆる機能をブロックしゲームに集中できる機能。ゲームを起動する前にあらかじめオンの状態から始める設定もできます。終了するときはゲームツールキットをスライドして終了する。
- ゲームツールキットをブロック
- ジェスチャーナビゲーションをブロック
- クイック設定をブロック
- 通知をブロック
- 着信をブロック
- アラームをブロック
通知スタイル
通知スタイルを選択できます。ブロックするかヘッドアップ通知が通常仕様。
スクロール通知は対応しているアプリが限られていますが、ニコニコ動画のように右側から左側に通知が流れる機能。通知の背景を切り替えると(🎮ゲーム例)が流れるデモが見れます。速度、不透明度、最大メッセージの調整もできる。対象サポートアプリは以下のもの。
- Messenger
- Messenger Lite
- Telegram
- Messages
画面録画
画面録画をタップすると移動可能な録画ボタンが表示されます。録画は一時停止にも対応し、撮りたいところだけの撮影も可能。設定アイコンからは録音の選択ができます。
- システムサウンドの録音
- マイクサウンドを録音
そのほかの設定は、端末設定→システム設定→画面録画から。画面タッチの表示や、フロントカメラの動画を記録などがあり、実況動画のようなピクチャーインピクチャーとしての録画もできます。
ゲームフィルター
ゲームが対応していればゲームフィルターをかけられます。その状態のままスクリーンショットや録画も可能。
- なし
- HDR
- ナイトビジョン
- 明るさ補正
- クラシック映画
タップの最適化
タップの最適化では、カスタムとお勧めの選択が可能。カスタムなら、下にスクロールして、ミスタッチ防止のカスタマイズもできます。
- タッチ感度
- スワイプ感度
- 通知ドロワーの誤操作防止
- スクリーンショットジェスチャーのブロック
- 画面分割ジェスチャーのブロック
システムステータス
画面上部に(FPS、GPU、CPU)を表示する機能。ドラッグして移動もできます。
ボイスチェンジャー
対応しているゲームで、5種類のボイスチェンジャーが使える。Discordに適用するトグルもあります。有線イヤホンを接続すれば、下にあるマイクアイコンから音声テストができる。デジタル音が強いため、あまり期待はしないこと。
- 騎士
- 子供
- エイリアン
- ロボコップ
- ジャイアント
方向ロック
端末をひっくり返しても画面を反転させずにそのままロックしておける機能。
ゲームスペースから廃止された機能
- スクリーンショット
- 自動再生
2つの機能がなくなっています。スクリーンショットは音量下と電源ボタンで撮影できるので良いが、自動再生がなくなったのは残念。画面を暗くしたまま動作し続けることができなくなった。
まとめ
ColorOS 12にアップデートすると、ゲームスペースの機能が一新されました。アプリの追加やボイスチェンジャーといった新しい機能も追加されツールっぽくなっています。しかし、自動再生が使えなくなってしまったのは残念なところ。ゲームツールキットから設定を開けなかったりもするので、改善されるのを期待したい。
ColorOS 12の変更点は別記事を参考に。
コメント