Redmi Note 10Tのレビューです。型落ちのため57%OFFの2万円引き14,800円で購入できる防水防塵おサイフケータイを搭載した全部入りスマホ。
安く購入できるところ
定価34,800円のものが、Xiaomi公式 楽天市場店にて57%OFFで2万円引きとなり14,800円で販売されていました。さらに1,000OFFクーポンも適用でき、ポイント還元分も差し引くとかなり安いです。ただしカラーは、オープンマーケット版の限定色レイクブルーのみ。
公式オンラインストアでは、15,800円で3,000円OFFクーポンも配布しています。楽天のポイント還元額が1,000円以上にならなければこちらの方が安い。
中古でも新品未開封品がメルカリ:Redmi Note 10Tで安く出品されています。ただし安く販売されているのは、Band19非対応のソフトバンク版が多いです。docomo回線のSIMを入れて使う予定ならオープンマーケット版を購入しておいた方が無難。
スペック
カラー | アジュールブラック ナイトタイムブルー レイクブルー(オープンマーケット版) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GGB |
サイズ | 約163mm × 約76mm × 約9.0mm |
重量 | 約198g |
ディスプレイ | 6.5インチ液晶ディスプレイ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) リフレッシュレート: 最大90Hz Corning®Gorilla®Glass3 |
プロセッサー | Snapdragon™ 480 5G |
OS | Android 13 ベースのMIUI14 ※アップデート済み |
バッテリー | 5000mAh 18W急速充電 |
アウトカメラ | 約5,000万画素メインカメラ 約200万画素(深度カメラ) |
インカメラ | 約800 万画素 |
セキュリティ | 側面指紋認識センサー AI顔認証 |
NFC | FeliCa / おサイフケータイ® 対応 |
防水/防塵 | IPX8 IP6X |
SIMスロット | nanoSIM+microSDカード(最大1TB) eSIMに対応したデュアルSIM |
Wi-Fi | WiFi5 (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | 5.1 |
付属品 | Redmi Note 10T / 保護ケース(試供品)/ SIM取り出しツール(試供品)/ クイックスタートガイド/ 保証に関するお知らせ |
外観チェック
中央パンチホールタイプの6.5インチ液晶ディスプレイ。背面はガラスのような光沢がある樹脂素材で安っぽくはない。
左側面にはSIMスロット。右側面に、指紋センサーを搭載した電源ボタン、音量調節ボタン。
上部にマイク穴とイヤホンジャック。下部に、マイク穴、USB Type-C、モノラルスピーカー。
付属品は、ソフトタイプのクリア保護ケース、 SIM取り出しツール、クイックスタートガイド、保証に関するお知らせ。保護ケースは厚みがあるタイプで、しっかり保護してくれそうだけど音量ボタンを押すのは硬め。今までのRedmiシリーズでは、USB Type-C端子のカバーも付いていたけどこれにはなかったです。
ベンチマーク
機種 プロセッサー | Redmi Note 10T Snapdragon 480 5G | OPPO Reno9 A Snapdragon 695 5G |
Geekbench 5 | シングル:523 マルチ:1770 | シングル:679 マルチ:2037 |
3DMark Wild Life | 977 | 1215 |
PCMark for Android Benchmark | 7945 | 9881 |
ミドルレンジクラスのOPPO Reno9 Aと比較すると性能は落ちます。あくまでもライトユーザー向けのエントリーモデルとなる。AnTuTu Benchmark(v10.1.3)のスコア38万点ほど。
バッテリーテスト
PCMark の Work 3.0 battery life を計測。画面のリフレッシュレートは初期設定の60Hzで、駆動時間は19時間1分、電池残量20%までは16時間4分。この結果からみると、90Hzで使ってもバッテリー持ちは良さそう。
急速充電の速度を計測
電池残量を15%まで減らした状態から充電速度を計測してみました。充電器は付属していないため、18W以上の急速充電に対応したものを使用。どれくらいで充電できるか目安にしてみてください。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
15分 | 32% | 17% | +17% |
30分 | 50% | 35% | +18% |
45分 | 66% | 51% | +16% |
1時間 | 80% | 65% | +14% |
1時間15分 | 89% | 74% | +9% |
1時間30分 | 94% | 79% | +5% |
1時間45分 | 97% | 82% | +3% |
2時間 | 99% | 84% | +2% |
リバースチャージ対応
Redmi Note 10T本体をモバイルバッテリーのように使えるリバースチャージの確認もできた。ワイヤレスイヤホンの充電や、メインスマホを充電することも可能。
カメラ性能
アウトカメラは、約5,000万画素のメインカメラと約200万画素の深度カメラ。広角撮影には対応していない。インカメラは約800 万画素。
広角には対応していいないため、ビューファインダーの右下に「ビューティ」と「フィルター」があるのみ。シャッターボタンは長押しで動画撮影。右上のハンバーガーメニュー→設定→カスタマイズからレイアウトやサウンド変更も可能。カメラモードは「もっと見る」から、最大15秒の音楽好き「ショートビデオ」を作成できたりするのはXiaomiの特徴。
通常撮影、2倍ズーム、最大10倍ズーム。
ポートレートはそのまま撮影すると補正がイマイチなのはで、フォーカスしたいところを選択してから撮影した方が良さそう。夜景撮影は強くはなく、少し鮮明になる程度でした。
カメラ機能
アウトカメラ | インカメラ | |
写真画質 カメラフレーム | 高 ● 標準 低 3:4 ● 9:16 Full 1:1 | 高 ● 標準 低 3:4 ● 9:16 Full 1:1 |
機能 | AI ビューティ フィルター 広角 最大10倍ズーム | AI ビューティ(美肌、小顔、大きな目) フィルター 手のひらシャッター ミラーフロントカメラ |
ビデオ | 1080P 30FPS● 720P 30FPS 最大6倍ズーム ビューティ フィルター | 1080P 30FPS ● 720P 30FPS ビューティ フィルター |
ショートビデオ | 720P 30FPS ● 1080P 30FPS 速度変更5段階 最大6倍ズーム ビューティ フィルター | 720P 30FPS ● 1080P 30FPS 速度変更5段階 ビューティ フィルター |
スローモーション | 最大3倍ズーム | ー |
タイムラプス | 1080P 30FPS ● 720P 30FPS 速度4×~1800× 時間∞~240 フィルター 中央重点/平均測光/スポット測光 最大6倍ズーム | 1080P 30FPS ● 720P 30FPS 速度4×~1800× 時間∞~240 フィルター |
その他 撮影モード | ポートレート 夜景 パノラマ プロ 50MP | ポートレート パノラマ |
●は初期値
SIMのAPN設定を確認
SIMスロットはnanoSIM+microSDカードで、eSIMにも対応しているため、nanoSIM+eSIM+microSDカードというトリプルスロットのような使い方も可能です。
各キャリアの回線を挿入してみたところ、IIJmio(docomo回線)は選択する必要があり、それ以外は挿入しただけで使いえるようになりました。
ゲームの動作確認
ゲーム用のスマホとしては向いていないためか、ゲームターボは初期設定でオフとなっていました。使いたいときには、セキュリティアプリにあるゲームターボからゲームスペースを開いて、右上の設定からゲームターボをオンにする。それとホーム画面のショートカットをオンにすると、ホーム画面にアイコンが追加されます。
ポケモンGO
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶことも可能です。アプリを複製できるデュアルアプリ機能は非対応。
原神
原神のグラフィックス画質は、低(デフォルト)で、快適な動作は見込めない。遊べないことはないけど、ストレージ容量は64GBしかないため容量が足りなくなると思います。
PUBG
グラフィックの初期設定は、クオリティがHD、フレーム設定が高。クオリティを標準以下にすると、フレーム設定はウルトラの選択も可能になる。
有線コントローラーの接続確認
動作確認 | 純正ケース装着時 | パススルー充電 | |
Razer Kishi V2 | 〇 | 〇 | 〇 |
Backbone One | 〇 | 〇 | ○ |
GameSir X2 Pro-Xbox | 〇 | 〇 | ○ |
スマホを挟み込んで有線接続するゲームパッドの動作確認です。すべて動作反応し、パススルー充電できました。保護ケースは少し厚みがあるため、ケースのまま装着するならしっかり押し込むこと。性能が低くてもクラウドゲームなら問題なく遊べます。
メリット・デメリット
- 安い
- 防水・おサイフケータイ対応
- 電池持ちが良い
- 長く使うスマホではない
- 動作がもっさりしている
- カメラ性能は期待できない
メリットは、IP68の防水防塵性能におサイフケータイ対応していて15,000円以下で購入できるのは安い。電池持ちも良いためライトユーザーならば不満なく使える。
デメリットは、2022年の4月に発売しているモデルのため、アップデートの保証期間が短くなると思います。性能は高くないため動作がもっさりしていたり、カメラ性能も高くはないというのも認識してほしいところ。
購入先
まとめ
定価34,800円では正直手を出すべきと思っていたが、半額以下で購入できるならコスパは抜群。ただし動作は快適とまではいかないため、あくまでもライトユーザー向けのエントリーモデルになる。付属している保護ケースは厚めなので、よく落とす人にも向いているかも。
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