OPPO「Reno 10x Zoom」は、カメラ性能が抜群のハイスペックスマホ。驚くほどキレイに撮れるので、ついつい写真を撮りたくなる。
OPPO「Reno 10x Zoom」スペック
カラー | オーシャングリーン ジェットブラック |
サイズ | 約77.2(W)x162(H)x9.3(D) (mm) |
質量 | 約215g |
ディスプレイ | 約6.65インチ FHD+ 2340 x 1080 AMOLED(有機EL) Corning® Gorilla®Glass 6 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 855 オクタコア2.8GHz + 2.4GHz + 1.7GHz |
バッテリー | 4065mAh 急速充電対応 VOOC3.0 急速充電対応 |
OS | ColorOS 6.0(based on Android™ 9.0) |
メモリ | RAM:8GB ROM:256GB microSD/HC/XC 最大256GB(別売) |
カメラ | アウトカメラ:約4,800万画素/約800万画素/約1,300万画素 インカメラ:約1,600万画素 |
生体認証 | 顔/指紋 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Bluetooth® 5.0 対応コーデック:SBC,aptX,aptX HD,LDAC |
通信方式 | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/66 3G:1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
SIMスロット | nanoSIM×2 |
付属品 | ACアダプタ イヤフォン USBデータケーブル 安全ガイド クイックガイド SIMカードスロット用ピン 保護ケース 保護フィルム(貼付済み) |
OPPO「Reno 10x Zoom」外観レビュー
インカメラが収納されている6.6インチの全画面ディスプレイ。ベゼルの幅は狭く、画面占有率は93.1%と迫力のあるスクリーンになっている。さらに、第6世代のゴリラガラスが搭載され耐久性が高いのも魅力です。
背面カラーはオーシャンブルー、他にジェットブラックもある。見た目はガラスコーティングされていて光沢のある仕上がり。カメラ部分はフラットで、中央にある緑のOドットが少し凸になっている。これは、平らな面に置いたときにもカメラレンズを傷つけないようにするデザイン。
使いうときだけに飛び出してくるピボットライジングカメラ。顔認証、インカメラ、懐中電灯を使うときに起動します。動作速度は0.8秒しか掛からないため、ストレスなく思っていた以上に快適に使えました。毎日平均100回使用しても、5年以上の耐久性を持ち、落下時にも検知システムが自動的に収納して損傷を防いでくれる。
ピボットライジングカメラの背面にはライトが付いている。懐中電灯を使用するときに、明るく照らしてくれる。カメラレンズはトリプルカメラで、4800万画素の超高解像度メインカメラ、1300万画素の望遠カメラ、800万画素の超広角カメラを搭載
上部は、インカメラが収納されているときにはフラットですっきりしている。カメラ側にはマイク穴、ディスプレイ側の受話口はデュアルスピーカーにもなり、臨場感ある音を楽しめるのも魅力。
左側面には音量調節ボタンのみ。側面は、つや消しのマットデザイン。
右側面には電源ボタンのみ。背面にあるOドットと同じ色の緑ラインが入っていてデザイン性も良い。
端末下側に、SIMスロット、Type-C端子、スピーカー。ディスプレイ内のナビゲーションキーは、非表示にしてジェスチャーで操作も可能。
OPPO純正ケースはクリアではなくブラック。滑りづらい素材で持ちやすいのはメリットだが、少し厚みがあるため大きくなってしまうのはデメリット。端末の保護の観点からするとしっかり守ってくれそうなので、慣れてしまえば大きさはそこまで気にならないかも。
OPPO「Reno 10x Zoom」ベンチマーク
ベンチマークを計測してみると、347440というかなり高い結果がでた。この数値からしても、ただのカメラフォンというわけではないハイスペックなスマホということが分かる。
さらにバッテリー設定にて、高パフォーマンスモードにしてから再計測してみたところ、358795まで向上しました。通常モードでも十分すぎるスペックのため、高パフォーマンスモードを使用する機会はないと思いますが参考まで。
カメラ性能を富士山で試してきた
カメラ性能は思った以上に抜群でした。やはり10倍ズームで撮影すると、画質を維持したままキレイな写真が撮れるのはインパクトがある。さらに、夜景や動画までキレイに撮れるため、ついついいろんなものを撮りたくなります。とにかくスマホとは思えないぐらい画質がキレイなため、カメラ性能を求める人には最高かもしれない。
指紋認証と顔認証が快適
指紋センサーはディスプレイ内に搭載されていて、端末を置いたままでも指紋でロック解除が可能。OPPO R17シリーズよりも指紋認証の認識速度が28.5%も改善されているというが、使ってみた感じでも明らかに快適になっている。アニメーションスタイルも、光線、月光、重力、フラッシュ、カラフルクラウドの5つに増えた。また、サウンドとバイブで、指紋アニメーションサウンドをONにするとロック解除時の音まで楽しめる。
それと、指紋認証を使うアプリを試してみました。OPPO「R17 Neo」の指紋センサーでは、パスワードマネージャーのSafeInCloudでは反応しなかったが、OPPO「Reno 10x Zoom」ではしっかり反応してくれた。アプリのバージョンアップによるものかもしれないけれど、対応したのは個人的にうれしい。
ピポットライジングカメラは顔認証にも対応していて、反応スピードも速く思っていた以上に快適に動作してくれた。ただし、顔認証のロック解除方法が、画面がオンの時に上にスワイプすると、電源ボタンを押してロック解除しかなく、顔で直接という設定がないのが残念。そのため、設定→便利機能→ジェスチャーとナビゲーションで、持ち上げて画面をオンにしてもそのままロックを解除することはできない。
急速充電の速度を計測してみた
急速充電の速度はどんなものか計測してみました。電池残量を27%まで減らしたところから、30分経過で71%まで、1時間経過で92%まで充電された。30分で44%も充電できるのはかなり快適。残りの30分では21%とゆっくりで、バッテリーの負荷を防ぐために制御されているようです。OPPO「Find X」ほど驚異的な充電ではないけれど、十分快適な充電速度ではないでしょうか。
ゲーミングスマホとしても十分な性能
ベンチマークの計測結果を見ても分かるように、カメラ性能が良いだけでなくゲーミングスマホとしての性能も十分備わっている。さらに、フレームレートの安定性やタイムラグの向上、タッチ性能の高速化など最適化され、ゲーム時のパフォーマンスは高い。スピーカー性能も良いためゲームに没入できること間違いなし。
それと、冷却には水冷システムなどが採用されていて、デバイスの温度を効率よく下げてくれるようだ。もしかしたら、端末が重たいのは冷却システムのせいなのだろうか?慣れてしまえば、この重さはあまり気にならないけれど、長時間持ち続けると負担はかかるだろう。
ゲームアプリはゲームスペースに追加することで、最適なパフォーマンスに設定でき、通知やネットワークの管理まで可能。常に最適な環境で楽しむことができるので、アプリをインストールしたら追加しておこう。
DSDSの動作をチェック
SIMスロットは、表と裏にmicroサイズのSIMが2枚収まる。SDカードを使いたいときにはSIM2は使えない仕様。SIMを2枚入れてDSDSの動作を試してみました。ドコモのガラケーSIM(FOMA)とデータ通信専用SIMを2枚入れてみたところ、データ通信中に電話の着信をしっかり受けることができることを確認。ドコモを解約したくない人でも、1台で十分運用できそうです。
OPPO「Reno 10x Zoom」でゲームをしてみた
ゲームアプリをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になるかもしれないので参考程度に。
ポケモンGOはAR+対応
ポケモンGOをやってみると、位置情報がしっかりしていて快適に遊べそうです。ARCoreにも対応しているためmAR+で楽しむこともできる。
リネレボを1時間連続プレイ
リネレボを1時間連続で試してみると、電池残量は89%になった。バッテリーの持ちは良いようで、長時間プレイも十分こなせそうだ。
黒い砂漠のグラフィックは鮮やか
黒い砂漠では、初期設定で十分鮮やかに表現されていた。グラフィック設定で品質優先に変更してみると、さらにくっきりするがバランス優先で十分。
D2メガテンはAR悪魔対応
D2メガテンでは、ARCoreに対応しているためAR悪魔を召喚できる。富士山の山頂でコロボックルを召喚してみた。AndroidでARCoreに対応している端末は少ないため貴重。
まとめ
OPPO「Reno 10x Zoom」 のカメラ性能は抜群で、ついつい写真を撮りたくなる。少し重たいのが難点だけれど、カメラ性能を重視したい人にはかなりおすすめ。スペックもかなり高いので、何をするにも満足度の高いスマホです。
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