OPPO「R15 Pro」で初期設定から変更したところと、知っておくと便利な使い方を紹介します。同じ ColorOS を搭載している「R15 Neo」でも共通点があると思うので参考に。
※ColorOS 6 にアップデートされました。スマートサイドバーがコンパクト化され、画面録画機能が新たに追加されています。使い方などは別記事を参考に。
顔認証を登録したらやっておきたいこと
顔認証を登録すると、「持ち上げて画面をオン」機能をオンにすることを推奨されます。オンにしておくと、手に取ってすぐにロックが解除されるためかなり便利です。この機能のオンオフは、設定→スマートアシスト→ジェスチャーとモーションでいつでも変更できます。
持ち上げて画面をオンにしたら、顔認証の設定に戻り、電話のロック解除後にロック画面に留まるをオフにします。オフにすることで画面を触らなくてもそのまま使いだすことができます。
その下にある、薄暗い場所でスクリーンの輝度を補正は、暗いときに画面を明るくして顔を照らし認識しやすくしてくれる機能です。それと、目を閉じている場合はロック解除不可はその名の通り。この2つはオンにしておいた方が良さそう。
バッテリー残量を数値で表示する
設定→通知とステータスバーの項目で変更したのはバッテリー残量(%)をオンにしたぐらい。右上に表示されている電池のアイコンの中に数字で残量を表示してくれるので確認しやすくなります。これは設定→電池からも変更可能。
それと、OPPO「R15 Pro」では通知LEDがないため、一番下にある通知で画面をオンにするを有効化しておくのも良いかも。通知があったときに音以外でも認識できるようになります。ただし画面は自動画面オフで設定した時間で切れるし、頻繁に通知があると電池の消耗にもつながるので個人的にはオフ。
色温度を変えてブルーライトカット
設定のディスプレイおよび輝度では、画面色温度の調整をしました。スライドバーを目いっぱいより暖色にしても物足りないときには、夜間シールドで今すぐ有効にするともっと暖色にできます。スケジュールで管理することもでき、夜間だけブルーライトをカットしたいときには便利な機能です。また設定時間をずらすことで常に夜間モードにしておくことも可能。白黒ディスプレイや、夜間時に最適な画面閲覧というよりもの保護に有効なディスプレイ効果もあります。
全画面アプリ表示の項目では、アプリごとの全画面表示のオンオフや、ノッチ部表示コントロールがあります。アプリによってはコンテンツがノッチ部分に隠れてしまうこともあり、オフにすることで改善できる。この操作は、ホーム画面に表示されているアプリのアイコンを長押しした、アプリ情報からも操作できます。
アイコンのテイストも変えられるテーマ変更
設定→待ち受け画面&ロック画面マガジン→テーマの設定では、たくさんある無料テーマの中から好きなものをダウンロードして適用することができます。テーマにより壁紙だけでなく、アプリのアイコンまでが全く違うテイストになってしまう。変えてみるとなかなか面白いし、他人との差別化も図れるのでおすすめ。
スワイプアップジェスチャーナビゲーションも便利
設定→「スマートアシスト」→ナビゲーションキーで変更できる、スワイプアップジェスチャーナビゲーションが意外と便利。画面上にナビゲーションキーが表示されなくなり、上にスワイプして操作します。希望のジェスチャーレイアウトを4つの中から選べて自由度も高く、戻るを両側に設定できるのも便利な仕様です。
スワイプアップジェスチャーナビゲーションに設定すると、画面が広く使えるメリットはあるが、キーボード操作時に触れてしまい誤動作を起こしてしまうことがある。それを回避するには、キーボードの位置を変更する。キーボードの「あa」を長押しして、片手モードを起動、四角に矢印のアイコンで位置を変更できます。少しぐらいキーボードが上に来ても画面が大きいので問題ないです。
置いたまま使いやすくする画面OFF時のジェスチャー設定
設定→「スマートアシスト」→ジェスチャーとモーション→画面OFF時のジェスチャーで、ダブルタップして画面オンを有効化するのもおすすめ。スマホがテーブルに置いてある状態でも、ダブルタップするだけで画面を点灯できます。手に取る必要もなく、電源ボタンを押す必要もなし。顔認証を設定してあれば少しのぞき込む程度でもロックの解除ができます。
一番下にあるスクリーンオフジェスチャーの追加では、任意のアプリを設定することもできるます。起動するのに少し間があるけど、良く使うアプリを登録しておくのもありかも。
ロングスクリーンショットの撮り方
スクリーンショットは電源ボタンと音量の下ボタンを同時押しすることで撮ることができます。または、設定→「スマートアシスト」→ジェスチャーとモーション→3本の指のスクリーンショットをオンにすると、3本の指で下にスワイプでもできるようになります。
どちらのやり方でもいいので、スクリーンショットをしてすぐに表示される縮小した画面をタップすると編集画面に移行します。右下にある、縦長スクリーンショットのアイコンをタップし、記録したいところまでスクロールして完了すればOK。
OPPO「R15 Pro」の画像編集機能はかなり充実していて、いろんなことができます。スクリーンショットをした直後でも、後からでも自由自在です。長すぎるスクリーンショットを撮ってしまったとしても短くすることも簡単。
片手モードの起動方法
片手でも操作しやすくなる片手モードが、通知バーの追加機能の中に納まっています。通知バーに表示できる数は決まっているため、あまり使わないものと入れ替える必要があります。通知バーに設置してから有効にすると、画面が小さく表示され、右と左どちらでも寄せて使うことができます。
また片手モードでなく、キーボードだけ左右に寄せたいときには、設定→その他の設定→キーボードおよび入力方式→Gboard→設定→片手モードで、右手モードか左手モードを選択する。キーボードが表示しているときなら「あa」を長押しして設定までショートカットできます。
機能を制限できるキッズスペース
子供に使わせるときには、余計な操作を一切できなくするキッズスペースという機能も搭載されています。設定→セキュリティ→キッズスペースで、アクセス許可されたアプリにて使わせるアプリを選択。一番下に表示されているキッズスペースを開始をタップすれば、選択したアプリだけしか使えない状態で渡すことができます。
制限時間も決められるため使い過ぎの心配もなく、解除するときには指紋かパスコードを入力する必要です。頻繁に起動させたいときには、片手モードと同様に通知バーに追加しておくことも可能。
SIMを差したときにのデータ通信量設定
OPPO「R15 Pro」では、データ通信量のリマインダー機能があります。デフォルトの設定では200MBと少なめ。使い切るとモバイルデータはオフになっていますと表示され、OKをしてしまうと通信が遮断。元に戻すには、設定→デュアルSIM&セルラー→モバイルデータをオンにする。ちなみに、その他の200MBを使用タップすれば、オフにならずにそのまま使っていられます。
リマインダー機能は使いすぎ防止には良いのですが、デフォルト設定だと少なすぎる。もっと大きくするか、今後は通知しないにという設定もあるので変更した方が良さそう。またデータ使用量統計の開始日がSIMを挿した日になるため、1日に変更した方が管理しやすい。
QRコードリーダーの使い方
OPPO「R15 Pro」では、QRコードリーダーが搭載されていないようです。QRコードリーダーアプリをインストールしてもいいけど、LINEやTwitterなどにあるQRコードを読み取る機能を使う方法もあります。LINEのアイコンを長押しすると、QRコードリーダーが表示されタップすると起動。これはLINEのサービス内だけでなく、外部のQRコードもしっかり認識して開くことができます。
【追記】Googleレンズに対応しました。Googleアシスタントを起動して、GoogleレンズのアイコンをタップすればQRコードを読み取ることができます。
アプリが反応しない時のドーズ設定
※アップデートにより表示が変更されました。バックグラウンドの実行を許可すると良いかも。
OPPO「R15 Pro」では、画面がOFFの時に、ネットワークの接続、データの同期、その他操作を一時停止して、電力消費を抑える機能が備わっています。これはアプリごとに自動的に設定されるようで、初期設定のままではうまく機能してくれないアプリもあります。
うまく機能しないときには、アプリを長押しして表示されるアプリ情報から、電力消費保護にあるドーズをオフにすると機能してくれるようになります。もしくは、設定→電池→電力消費保護→対象アプリを選択してドーズをオフ。
IP電話アプリのSMARTalkで着信できなかったり、おサイフケータイのEdyでオートチャージができないときなど、ドーズをオフにしてみると機能してくれます。通知が来なかったり、画面を付けた時に通知が来るようなら、まずドーズの設定を疑ってみてください。
LINEなど通知が来ないときの対処方法
LINEなど一部のアプリでは、ドーズ設定などしても通知が来ないときにはアプリを常駐させておくことで解決できます。タスク表示して対象アプリを下にスワイプするとロックするので、メモリを解放した時でも削除されなくなります。アプリ分割モードを有効にしているときには上部にアイコンが表示されるのでタップすることで、ロックと解除ができます。
※使う頻度が少ないアプリは、制御されてしまうような感じです。解除方法はないようで、手動で確認する必要があるかも。
【追記】アップデートにより変更があります。LINEはバックグラウンドで自動起動できるようになりました。その他で通知が来ないアプリがあるときには、次の設定を確認してみてください。ホーム画面にあるアプリ「フォンマネージャー」からプライバシー権限→起動マネージャーで許可すると改善されるかもしれません。起動ブロックの記録もみれるので確認してみてください。
通話の録音で迷惑/詐欺電話対策
[設定] > [システムアプリ] > [電話] > [通話の録音] では、自動録音という便利な機能も備わっています。指定した番号の録音、すべての不明な番号の録音、すべての録音と指定することができ、大事な仕事の通話や、知人とのトラブル回避などに役立つかもしれません。
初期設定では、電話帳に登録していない不明な電話番号の着信に応答すると、自動的に録音開始。通話が終了すると、[通話の録音の確認] > [通話録音] に音声ファイルとして保存されます。自動で録音が完了してくれるので、迷惑電話や詐欺電話の対策にも使える機能です。
そもそも知らない電話は受けたくないというときは、[設定] > [システムアプリ] > [電話] > [ブロック] > [着信拒否] で、ワン切り着信を拒否する、非通知の着信を拒否、不明な着信を拒否、といった細かな着信拒否設定が可能。さらにブラックリストとホワイトリストを作成したり、ショートメールでは、キーワードを指定してスパム対策もできます。
動かなくなってしまった時の対処方法
一度画面がフリーズしてしまい動かなくなってしまったことがありました。こういうとき再起動すればたいていは回復してくれるはず。電源が切れない場合には、「電源ボタン+音量ボタン上」の長押しで強制的に再起動させることも可能です。もし、動作が不安定になったときには、リカバリーモードを起動する方法もあります。
リカバリーモードにするには、電源が切れている状態から「電源ボタン+音量ボタン下」2か所をしばらく長押し。通常起動とは異なる画面になり、言語選択が表示されます。ここでは英語と中国語にしか対応していないため、Englishを選択。ColorOS Recoveryが表示され、画面中央辺りにある Reboot で再起動。Wipe dataではアプリの設定を初期化できるようです。工場出荷時に初期化できるわけでありません。
使用のヒントを翻訳してみた
OPPO「R15 Pro」の説明書となる使用のヒントが英語だったので翻訳してみました。
ColorOS 5.2にアップデートされて使いやすくなりました。
まとめ
OPPO「R15 Pro」のおすすめ初期設定と、知っておくと便利な使い方をいくつか紹介しました。必要と思うものだけ取り入れてみてください。ColorOSのアップデートで変更があるかもしれないので参考程度に。
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