TCL PLEX のおすすめ初期設定と、知っておきたい便利な使い方を紹介します。どんな機能があるか購入前の参考にしてみてください。
Super Bluetoothで4台同時再生
設定→ネットワークと接続→Bluetooth→Super Bluetoothは、最大4つのスピーカーと接続し、臨場感あるステレオサウンドを提供する機能。これは特におすすめな機能のため、使い方などは別記事でまとめてあります。
大きく表示する簡易モード
設定→ディスプレイ→ホームアプリ→シンプルランチャーに変更すると、大きな表示に変更可能。シニア向けにも対応できます。
ナビゲーションバーの設定
設定→ディスプレイ→ナビゲーションバーでは、仮想ボタンのレイアウト変更や、背景色を変えられるのも特徴的な機能。ナビゲーションバーを非表示にした全画面ジェスチャに変更することもできるけど、手動回転には対応しなくなるためお好みで。
設定→ディスプレイ→画面の向きをオフにすると、画面を回転した時に手動で回転させるアイコン(右上)がナビゲーションバーに表示されるようになる。個人的には、自動回転よりも手動回転の方が好き。自動回転の方が好きなら、ナビゲーションバーは全画面ジェスチャにした方がすっきりする。
ちなみに、その上にある明るさ自動調節は初期設定でオフになっている。オンにしておいた方が利便性が高いのでおすすめ。
ステータスバーの設定
設定→ディスプレイ→ステータスバー→スタイルから、ノッチを非表示にすることができます。また、通知アイコンフォルダをオンにすると、ステータスバーのアイコン表示をまとめることもできる。時間の隣にある3のアイコンみたいに、何件あるか数字で表示された。
ホールパンチディスプレイ
設定→ディスプレイ→ホールパンチディスプレイで、アプリを有効にすると全画面で表示できるようになる。ステータスバーのスタイル設定で、ノッチエリアを非表示するにしていても、アプリごとの設定となるためホールパンチディスプレイが優先されるようだ。
横向きゲーム起動時にスライドでメニューバーが表示されます。一番上のアイコンが、ホールパンチディスプレイのオンオフとなり、切り替えにはアプリの再起動が必要になる。ここから、通知のオフやスクリーンショット、スクリーンレコーダーをショートカット起動できるというのも知っておきたい便利な機能。
新規通知のアンビエント表示
設定→ディスプレイ→アンビエント表示→新規通知は、初期設定でオンになっている。通知が来た時に、画面がオフのままディスプレイ上に数秒表示される機能となり、必要なければオフにしても良い。通知用のLEDインジケーターは搭載されていないため、視覚的に認識したいときには、オンのままで。これは限定的な機能となるため、残念ながら時計を表示するアンビエント表示機能はないようだ。
ブルーライトカットするモード
設定→ディスプレイ→アイ コンフォート モードは、ディスプレイの色温度を調節し、ブルーライトを除去して眼精疲労を低減してくれる機能。常に有効化するだけでなく、スケジュールプランで設定した時間のみ適用することも可能。この他に、設定→Digital Wellbeing と保護者による使用制限→おやすみモードで、白黒のグレースケールにする方法もあります。
さらにNXTVISIONでは、アプリごとに読書モードを設定することができたり、環境光に応じて色温度を自動調節する機能も備わっている。
NXTVISION
設定→NXTVISION→マルチメディア改善を有効化にすると、暗いところがより鮮明になり画面を鮮やかになる。SDR to HDRでは、SDR素材のものでもHDRのように強化してくれる機能のようです。
読書モードは、グレースケールよりも色があり、画面の色温度を暖色にするよりも見やすいかもしれない。常に有効にするだけでなく、特定のアプリを指定して有効にすることもできので、かなり便利な機能。ただし、アイ コンフォート モードやグレースケールの方が優先される。
画面の色では、環境光に応じて色温度を自動調節してくれるアダプティブトーンに対応。これを一度オフにし、色温度のスライドバーを調節してから再びオンにすると、ベースの色温度を変更できる。
ジェスチャ操作
設定→高度な機能→ジェスチャでは、いろいろな操作に対応しています。反転してミュート、3本指でスクリーンショット、クイック起動カメラは、初期設定でオン。画面分割ジェスチャーとタップしてスリープを解除するは、オフとなっているのオンにしておくと便利。
スマートキーに割り当てられる機能
設定→高度な機能→スマートキーで、シングルプレス、ダブルプレス、長押し、それぞれに任意の操作を割り当てることができます。
- NXTVISION拡張をオン/オフにする
- Googleアシスタントを起動する
- 無線機モード(長押しのみ)※Googleアシスタントが起動
- Google検索
- コードをスキャンする※Googleレンズが起動
- カメラをスタートします
- フロントカメラの起動
- 最後の写真を開く
- Exploreを開く※写真検索
- 特定のピクチャを開く
- 端末の最適化
- バックグランドアプリを消去
- 通常の省電力モードをオン/オフにする
- スーパー省電力モードを開始する
- フラッシュをオン/オフにする
- スクリーンショット
- サウンドレコーダーを開始/停止する
- おやすみモードをオン/オフにする
- 画面分割
- ローカルおよびオンラインで検索
- タイマーを開く
- メモを取る
- ブラウザで検索
- 自分のQRコードを表示する
- 画面のオン/オフ
- データローミングのオン/オフ
- 消音のオン/オフ
- 通知のクリーンアップ
機能だけでなく、アプリを指定することも可能です。一番上の操作をタップして、アプリを開くを選択するとアプリの選択画面になります。
その他の高度な機能
ジェスチャとスマートキー以外の高度な機能も簡単に紹介しておきます。
App Cloner
アプリを複製して、2つのアカウントで使えるようになる。対応しているアプリは7つ。
- Messenger
- Snapchat
- LINE
スクリーンレコーダー
ビデオの解像度、音、タップ操作の記録などの設定ができます。
Func ショートカット
ロック画面に表示できるショートカットです。指紋や顔など生体認証を使っているなら必要ないかも。
片手モード
画面の表示サイズを小さくして、片手で操作しやすくする機能。画面のデフォルトサイズを変更できるのも特徴。
スイッチフォン
古いスマホからのデータ移行機能
スマートマネージャ
設定→スマートマネージャは、自動起動、メモリ、バッテリーなど、使用状況をによりインテリジェントに最適化してくれる機能。バッテリーの寿命を延ばすための機能なので、通知が来ないときには見直してみると良いかも。
また、スマートマネージャを表示しているときに、2本指で上にスワイプするとプライベートスペースにもアクセスできます。
指紋センサーのジェスチャ操作
設定→セキュリティと位置情報→指紋センサーは、ロック解除以外のジェスチャ操作にも対応。初期設定ではすべてオフとなっているため、使いたい機能をオンにする。個人的には通知パネルの表示が好きだけれど、付属のクリアケースが引っかかるため、少し戻しづらいかも。
指紋センサー→指紋の管理→クイック起動のショートカットをオンにすると、指紋にロック解除以外を割り当てることもできる。ロック解除は人差し指にし、中指では別の動作をする機能です。登録した指紋の右側にある歯車のアイコンから、プライベートスペースを開く、もしくはアプリケーションをトリガで任意のアプリを指定することも可能。スマートキーのショートカットよりも、ロック解除が同時に行われるため動作はスムーズ。
ホーム設定
ホーム設定は、ホーム画面に空いているところの長押しすると右下に表示される。もしくはドロワー表示した時の右上の歯車アイコンから。ホーム画面のスタイルをドロワー表示から、iPhoneのようにすべてのアプリを表示することもできます。その他、アプリアイコンバッジを数字表示にしたりする操作もここから。
QRコードリーダーはGoogleレンズ
QRコードの読み取りはGoogleレンズを使用します。カメラを起動したときの左側のレンズアイコンをタップ。もしくは、ホームボタンの長押しでGoogleアシスタントを起動し、マイク左のアイコンをタップするとGoogleレンズが起動。後はQRコードを写し込むだけで自動認識してくれます。頻繁に使うのであれば、スマートキーにあるコードをスキャンするを割り当てておくと良いかも。
まとめ
TCLはテレビのメーカーというだけあり、ディスプレイの機能が充実している。その他にも、Super Bluetoothやスマートキーなど、他社のスマホにはない便利な機能も特徴的。価格は安いのに、ハード面もソフト面でも良くできているので、使い方など参考にしてみてください。
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