AQUOS zero(アクオス ゼロ)の実機レビュー。約6.2インの大画面ながら、重さが約146gしかない超軽量のハイエンドスマホです。
AQUOS zero(アクオス ゼロ)スペック
OS | Android™ 9 Pie |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 845(SDM845) 2.6GHz(クアッドコア) + 1.7GHz(クアッドコア) オクタコア Performance core 最大周波数(シングルコア):2.80GHz Efficiency core 最大周波数(シングルコア):1.77GHz |
メモリ | RAM 6GB |
ストレージ | ROM 128GB |
バッテリー | 3,130mAh |
ディスプレイ | 約6.2インチ 有機EL WQHD + (1,440 × 2,992ドット) |
アウトカメラ | 有効画素数 約2,260万画素 CMOS 裏面照射積層型 |
インカメラ | 有効画素数 約800万画素 CMOS 裏面照射型 |
Bluetooth® | Bluetooth®5.0 |
Wi-Fi | IEEE802.11a / b / g / n / ac |
通信方式 | 3G:Band1(2.1GHz) / Band2(1.9GHz) / Band4(1.7GHz/2.1GHz) / Band8(900MHz) / Band19(800MHz) FDD:Band1(2.1GHz) / Band2(1.9GHz) / Band3(1.8GHz) / Band4(1.7GHz/2.1GHz) / Band8(900MHz) / Band11(1.4GHz) / Band12(700MHz) / Band17(700MHz) / Band19(800MHz) / Band26(800MHz) / Band28(700MHz) TDD:Band41(2.5GHz) / Band42(3.5GHz) GSM:850 / 900 / 1800 / 1,900MHz |
SIMスロット | nano×1 |
サイズ | 高さ:約154mm 幅:約73mm 厚さ:約8.8mm(突起部を除く) |
重さ | 約146g |
生体認証 | 顔/指紋 |
防水防塵 | IPX5/8 IP6X |
おサイフケータイ | 対応 |
本体付属品 | 保証書 スタートアップガイド 3.5㎜イヤホン変換アダプタ SIM取り出しツール(試供品) |
参考:OCNモバイルONE
AQUOS zero(アクオス ゼロ)外観レビュー
約6.2インチの有機ELディスプレイは、全体が緩やかにカーブする独自のラウンドフォルム。
背面に、指紋センサーと約2260万画素のシングルカメラ。デザインは、軽量でも強度のあるアラミド繊維で、手触りの良いマットな仕上がり。
右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。
左側面には、ボタン類など何もなし。
上部にSIMスロット。インカメラは約800万画素、ノッチ部分は少し広め。デュアルスピーカーのため受話口からも音が出る。
下部に、マイク穴、Type-C、スピーカー。付属品として、3.5㎜イヤホン変換アダプタが同梱されている。
AQUOS zero(アクオス ゼロ)ベンチマーク
ベンチマークの計測結果は、295165 という高スコアで、十分すぎる高性能。しかし、マルチタッチテストでは、5点しか反応しなかった。※新バージョンでは計測方法が変わったのか、328089 というスコアになった。
AQUOS zero(アクオス ゼロ)バッテリーテスト
PCMark for Android Benchmarkで、バッテリーテストを行ってみたところ、何度も途中で止まってしまい正確な計測ができなかった。だいたい6時間前後ぐらいになりそうな感じで、最近のスマホの中では物足りないかもしれない。もともと軽量を売りにしているので、バッテリー容量は3,130mAhと多い方ではない。バッテリーの持ちよりも軽さを重視する人向けになる。
今回のレビュー機では充電器がなかったため、充電速度は未計測。急速充電には対応しているので、充電環境を整えられるなら軽さを重視しても良いかもしれない。
AQUOS zero(アクオス ゼロ)の使いかた
初期設定から変更したところや便利な使い方を、別記事でまとめてあるので参考に。
AQUOS zero(アクオス ゼロ)カメラ性能
複数の撮影モードが搭載されていて、写真や動画サイズは幅広く対応している。QRコード・バーコード認識の機能も搭載し、カメラで写すだけ読取可能。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真サイズ | 18:9 15.0M(5480×2740)デフォルト 7.4M(3840×1920) 16:9 16.9M(5480×3084) 4K2K(3840×2160) 4:3 22.5M(5480×4112) 10.0M(3648×2736) 1:1 7.5M(2736×2736) | 18:9 5.3M(3264×1632)デフォルト 1.8M(1920×960) 16:9 6.0M(3264×1836) FULL HD(1920×1080) 4:3 8.0M(3264×2448) 2.8M(1920×1440) 1:1 5.8M(2400×2400) |
動画 | 【動画サイズ】 18:9 7.4M(3840×1920) 1.8M(1920×960)デフォルト 16:9 4K2K(3840×2160) FULL HD(1920×1080) FULL HD(1920×1080)60fps HD(1280×720) HD(1280×720)60fps 4:3 1.6M(1440×1080) 1:1 1.2M(1080×1080) 【画質とデータ量】 汎用モード(H.264)デフォルト 高画質モード(H.265) 軽量モード(H.265) 【手振れ補正】 光学式手ブレ補正 電子式手ブレ補正 デフォルト OFF | 【動画サイズ】 18:9 1.8M(1920×960)デフォルト 16:9 FULL HD(1920×1080) HD(1280×720) 4:3 1.6M(1440×1080) 1:1 1.2M(1080×1080) 【画質とデータ量】 汎用モード(H.264)デフォルト 高画質モード(H.265) 軽量モード(H.265) 【手振れ補正】 ON デフォルト OFF |
スロービデオ | 120fps(デフォルト) 240fps | 非対応 |
タイムラプス倍速 | 30(0.25秒間隔で撮影) 60(0.5秒間隔で撮影) 150(1.25秒間隔で撮影) 300(2.5秒間隔で撮影) | 非対応 |
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOのAR+には非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には対応していないため、AR+で遊ぶことはできない。それ以外は特に問題なく、ポケモンGOプラスの動作も確認済み。
ドラクエウォークはくっきり表示
ドラクエウォークは、かなりくっきり表示された。バッテリーの持ちが心配になるので、あまり長時間のプレイには向いていないかも。
黒い砂漠を1時間プレイ
グラフィックはとてもきれいで、はっきり表示されていた。デュアルスピーカーで音も良く、没入感は最高。1時間オートプレイをしてみたところ、バッテリー残量は85%まで減った。
PUBGはHD画質
PUBGの初期設定はHD画質、グラフィックのクオリティはHD、フレーム設定は高になっていた。動作は快適だけれど長時間プレイしていると、端末の背面が温かくなってくる。
まとめ
最近のスマホは、大画面で大容量バッテリーのものが主流になりつつある中、AQUOS zero(アクオス ゼロ)は貴重な軽量スマホ。ただし軽量化している分、バッテリー容量は多くないため、ヘビーユーザーには向かない。また、ハイエンドモデルのため価格は高く、スマホセットで安く購入するのがおすすめ。OCNモバイルONEのキャンペーンで安い時が狙い目。
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