「VideoProc」は動画編集・動画ダウンロード・画面録画の機能などが1つにまとまった多機能ビデオ処理ソフト。この編集の機能を使って、360度カメラで撮影した動画を通常の2D変換してみました。
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3D動画を編集する
「VideoProc」を起動したら、左側のビデオをクリックすると動画の編集画面になります。起動画面を見てわかるように、DVDへの書き込みやダウンロード、録画機能まで搭載されている多機能ビデを処理ソフトです。
動画編集の画面になったら、左上のビデオからファイルを選択するか、編集したいファイルをドラック&ドロップでも取り込めます。
360度カメラで撮影した3D動画を取り込んだ状態。編集画面は簡易化されていて直感的な操作が可能。動画編集の初心者でもわかるような作りになっている。3Dから2Dに変換するときは、下のツールボックスから「3D→2D」を選択。
3Dから2Dに変換する
編集画面で「3D→2D」をクリックすると、ステレオビデオをモノラルに変換という画面になる。右下の出力フォーマットの初期値は、「モノラル出力(左目のみ)」になっています。右側の映像を出力したいので、「モノラル出力(右目のみ)」に変更。完了をクリックし、編集画面の右下にある「RAN」で出力する。出力先を変更していなければ、PC→ビデオ→VideoProcに保存されます。出力したデータを編集画面に読み込み、次はレンズ補正の作業です。
レンズ補正でフラット化する
ツールボックスのレンズ補正を選択したした時の初期値です。ここで変更するのは、「二次補正項のの係数(k1)」のみ。
「二次補正項の係数(k1)」を-1.00にしてあげると、映像が良い感じにフラットになる。これで完了し「RAN」で出力すれば、2D動画の完成。
たったの2工程だけで、簡単に3D動画を2Dにすることができました。再生すると多少のゆがみはあるものの、良い仕上がりだと思います。撮影する機材にもよるのかもしれませんが、2眼のカメラであれば、カメラの向いている方向の映像を2つに分けて加工できそうです。
手振れ補正を追加して加工
この動画ブレが大きかったので、ツールボックスにある手振れ補正も試してみた。手振れ率の初期値5.00からMAXの10.00にして出力してみると、明らかに補正されたのが分かる。見やすくなるので、これも試してみると良い機能だ。
ただし、出力の時には他の動画を削除しないと、全部出力してしまうようです。今回は、編集作業で残っていた3つすべてを出力してしまいました。VideoProcフォルダに余計なものが増えてしまうので、加工するときには他の動画を編集画面から削除しておいた方が良さそう。
クロップ(動画の一部を拡大)でより見やすく
「VideoProc」には、クロップ機能も備わっています。これは動画の一部を拡大して切り抜いてくれる機能です。レンズ補正をしても、端の方は少しゆがみは感じるので、トリミングしてしまうのが良いでしょう。
ただ、自分の環境では動作しないようで、試すことができなかった。お試し用のライセンスというわけではないと思うので、パソコンの性能の問題なのか、すべての機能が使えなかったのは残念。
録画機能も便利に使える
多機能ビデオ処理ソフトというだけあり、画面録画の機能も便利に使える。画面録画、カメラ録画、その両方の同時撮影、マルチディスプレイにも対応している。さらに、撮影範囲も指定できるクロップもある。
編集のクロップ機能が使えなかったので、編集した動画を再生し、範囲指定して録画してみた。これで、端のゆがんだ部分は見事に取り除くことができる。ただ、画質が悪くなってしまったので有効な方法ではないかも。設定から録画品質を、高品質に変更してあげると少しだけ良くはなります。設定では、録画停止のコマンドなども変更できるので確認しておくと良いでしょう。
さらに、作図ツール機能もあり、動画を撮影しながら書き込めるのも面白いです。この起動方法も設定にて変更可能。
まとめ
「VideoProc」の動画編集機能を使って、3D動画を2Dに変換することができました。ライセンスコードが、期間限定で配布されているので試してみてはいかがでしょう。
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