Xperia 8(SOV42)は、21:9の縦長ディスプレイが特徴。大画面でも片手で操作しやすいサイズ感で、手の小さい人でも扱いやすいスマホだ。
Xperia 8 スペック
サイズ | 高さ:158mm 幅:69mm 厚さ:8.1mm |
質量 | 約170g |
ディスプレイ | 約6.0インチ 1080×2520 |
アウトカメラ | 1200万画素+800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池容量 | 2,760mAh Type-C |
OS | Android 9 |
CPU | Qualcomm® snapdragon™630 2.2GHz/4コア+1.8GHz/4コア |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB microSD最大512GB |
FeliCa | おサイフケータイ対応 |
NFC | 対応 |
防水 防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)/ac |
Buletooth | Buletooth®5.0 |
生体認証 | 指紋 |
参考:UQモバイル / ワイモバイル
Xperia 8 概観レビュー
21:9の超ワイドな縦長ディスプレイ。大画面でも片手で扱いやすい魅力的なサイズ感。
背面カメラは、1200万画素+800万画素のデュアルレンズ。カラーは、ホワイト、ブラック、オレンジ、ブルーの4色展開。UQモバイル版はホワイトとブラックのみとなる。
右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。電源ボタンに指紋センサーの機能があり、スリープ解除と同時にロック解除が可能。
左側面に、SIMスロット。
上部に、イヤホンジャック。カメラの反対側の端に、LEDインジケーターもしっかり搭載。
下部に、Type-C充電端子とスピーカー。Xperia Aceはデュアルスピーカーなのに、シングルなのは残念なところ。しかも最大音量はかなり控えめ。
SIMスロットは、SIMピンなしで簡単に開けられる。microSDカードスロットを取り出してから、nanoサイズのSIMスロットを引き出す仕組み。
Xperia 8 ベンチマーク
ベンチマークの計測結果は、111469というスコア。マルチタッチテストは、しっかり10点反応。参考値として、Xperia Aceのスコアは、116336でした。
Xperia 8 バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life で、バッテリーテストを行ってみたところ、10時間38分という結果になった。バッテリー容量は、2,760mAhのため悪くはない。より長持ちさせたい時には、バッテリー設定のスタミナーモードで、節電レベルを調節して使うこともできる。
いたわり充電搭載
バッテリーの寿命を延ばす「いたわり充電」機能が搭載されているため、充電時間は制御されます。不規則な生活をしている人や、満充電にしておきたいときには、オフにしておいた方が良いかも。急速充電には非対応。
21:9マルチウィンドウ
21:9のワイドディスプレイは、2つのアプリを表示するマルチウィンドウに向いている。半分半分ではなく、上部に動画アプリを表示したとすると、下部でSNSやブラウザ検索などで使いやすい。このサイズは、ちょうど一般的なスマートフォンと同じ16:9で表示されることになり閲覧性は抜群。その他、使い方などは別記事でまとめてあります。
Xperia 8 カメラ性能
カメラでも21:9の比率で撮影可能。ただし広角撮影というわけではないため、ズームのような感じになる。
カメラは、13種類のシーン×4つのコンディションを自動で判断し、だれでも手軽に撮影可能。横向きで撮影した時には、認識しているものを左下にアイコンで表示されます。
ポートレートセルフィーでは、ぼけ、美肌、肌の明るさ、目の大きさ、輪郭補正など5つの効果をつけた自撮りができる。インカメラでは、手のひらを向けるとシャッターが切れるハンドシャッターや、笑顔に反応するスマイルシャッターのどちらかを設定可能。ただし、ポートレートモードの時は反応しない。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真 画像サイズ | 4:3(12MP)デフォルト 16:9(9MP) 1:1(9MP) 21:9(7MP) | 4:3(8MP)デフォルト 16:9(6MP) 1:1(6MP) 21:9(5MP) |
動画 ビデオサイズ | 4K(16:9) 4K(21:9) Full HD(21:9) Full HD(16:9)デフォルト Full HD(16:9 60fps) HD VGA | Full HD(21:9) Full HD デフォルト HD VGA |
ズーム | 最大5倍 | 非対応 |
スローモーション | 120fps | 非対応 |
シーン認識 | 【シーン】 料理 夜景&人物 逆光 低照度 夜景 ソフトスナップ 赤ちゃん ドキュメント 風景 スポットライト 逆光&人物 マクロ オート 【コンディション】 固定 動き 歩き検出 オート | 対応 |
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOはAR+非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には非対応のため、AR+で遊ぶことはできない。その他は特に問題なく、ポケモンGOプラスの動作も確認済み。
ドラクエウォークは電池消費が高い
ドラクエウォークをやってみると、画面が縦長のためとても広く感じる。遊ぶのは問題ないのだけれど、消費電力が気になるところ。1時間で20%ぐらい減ってしまうので、ヘビーユーザーには向かない。
黒い砂漠でバッテリー検証
黒い砂漠を1時間プレイしてみたところ、バッテリー残量は84%まで減少した。画面が広いのは良いけれど、1時間で16%も減ってしまうので長時間遊ぶのには向かない。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は快適画質。グラフィックのクオリティがスムーズで、フレーム設定は中。しばらく遊んでいると、カメラ付近が暖かくなるのが気になった。
まとめ
Xperia 8 の最大の特徴は、大画面でも片手で操作しやすい超ワイドの縦長ディスプレイを搭載していること。特に、21:9マルチウィンドウを使うと、他のスマホよりも明らかに見やすいのは魅力。ただし性能は高くないため、ライトユーザー向けのモデルとなる。ゲームなどたくさん使うヘビーユーザーは、フラッグシップモデルにした方が無難。
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