モトローラの「moto g8」シリーズのおすすめ初期設定や知っておきたい便利な使い方を紹介します。「moto g8」「moto g8 power」では多少の違いはあるけれど、基本的には同じように使える。
※新たに発売された「moto g8 power lite」は、使い方が違うので別記事を参考に。
moto g8 plusの使い方
上位モデルの「moto g8 plus」は別記事でまとめてあるので参考に。
電池の残量表示
設定→電池→電池残量パーセント表示をオンにする。電池残量が通知で認識しやすくなっておすすめ。
ナイトディスプレイでブルーライトカット
設定→ディスプレイ→ナイトディスプレイでブルーライトをカットができます。指定した時刻や、日の入りから日の出まで自動でオンオフも可能。
ピークディスプレイ
Motoディスプレイ、もしくは設定→ディスプレイ→ピークディスプレイは初期設定でオン。画面がオフの時でも、時間や日付、電池残量や通知を確認できる機能。常に表示されているわけではなく、通知があったときや動きを検知して表示してくれる。moto g8 powerでが、タップして復帰をオンにしておくと、タップで表示も可能。
※moto g8では、タップして復帰とGoogleアシスタントのオンオフはない。
表示されたアイコンをタップすると、内容を確認したり、メールならこのまま返信までショートカットもできる便利な機能。表示する内容やアプリごとのでブロックする設定もある。
ダークテーマ
設定→ディスプレイ→詳細設定→ダークテーマをオンにすると、黒ベースのテーマとなり、省電力で目にも優しいモードとなる。
親切ディスプレイ
Motoディスプレイ、もしくは設定→ディスプレイ→詳細設定→親切ディスプレイをオンにする。画面を見ている間は、画面が暗くなったりスリープしないようにしてくれる便利機能。
スクリーンショットエディタ
Motoアクション、もしくは設定→ディスプレイ→詳細設定→スクリーンショットエディタは初期設定でオン。オンになっているとスクリーンショットを撮った時に、ロングスクリーンショット・編集・共有ができるようになる。逆に、保存するか破棄するかを選択しなければいけなくなり、オフにしておくとすぐに保存される。
スクリーンショットの取り方は、電源ボタンと音量下ボタンの同時押し、もしくは電源ボタンの長押しで表示されるスクリーンショットのアイコンをタップする。それと、3本指でのスクリーンショットという方法もある。
3本指でのスクリーンショット
Motoアクション、もしくは設定→ディスプレイ→詳細設定→3本指でのスクリーンショットをオンにすると、楽にスクリーンショットができるようになる。3本指を少し開いて画面の任意の場所を長押しするだけで撮れます。左下の設定から、特定のアプリでは機能しないように例外を追加しておくこともできます。
スワイプして縮小
Motoアクション、もしくは設定→ディスプレイ→詳細設定→スワイプして縮小をオンにすると片手モードになる。画面中央から右下または左下にスワイプすることで、画面が小さくなり、片手で操作がしやすくなる機能。戻すときは通知を開いて、ミニ画面がアクティブですと表示されているところをタップして全画面に戻す。
着信音量の調整
設定→音→着信音の音量を下げておくと良いかも。初期設定では音量が大きいうえにデフォルトの通知音が警告音のようなので、詳細設定→デフォルトの通知音を確認しておくことをおすすめします。
※moto g8 powerでは、Motoオーディオ(Dolby技術搭載)が搭載しています。コンテンツを自動識別して最高のサウンドを再生してくれるスマートオーディオ機能やコンテンツに合わせたモード、自身でのカスタマイズも可能。moto g8では、オーディオ効果で簡易的にイコライザーの調整をする機能のみ。
持ち上げて消音
Motoアクション、もしくは設定→音→詳細設定→持ち上げて消音をオンにすると、手に取る動作で消音にできる便利な機能。左下の設定では、アラームと着信の両方がオンとなっていて、どちらかだけを有効にしておくこともできる。
下向きでマナー
Motoアクション、もしくは設定→音→詳細設定→下向きでマナーモードをオンにしておくと、画面を下向きで置くだけでマナーモードになる。左下の設定から、動作と例外を制御することもでき、柔軟な設定ができるのも便利なところ。
メディアコントロール
Motoアクション、もしくは設定→音→詳細設定→メディアコントロールをオンにすると、画面がオフの状態でも音量キーで音楽の操作ができる。音量上げキーを長押しすると次のトラック、音量下げキーの長押しで前のトラック、音量キーのタップで音量調整。
Adaptiveパフォーマンス
設定→システム→Adaptiveパフォーマンスという機能もある。
AdaptiveパフォーマンスによりRAMの効率が向上するため、オンデバイスAIでアプリより早く開けます。オンデバイスAIはコンテキストと使用状況のパターンを使用して、次にアプリを開くタイミングを判断します。
AIが学習して、アプリが早く開けるとのこと。使用状況に左右されると思うので試してみても良いかも。
指紋センサーで通知表示
設定→システム→操作→指紋センサーをすスワイプして通知を表示をオンにすると通知を確認するのが便利になる。下に2回スワイプするとコントロールパネルの表示も可能で、上にスワイプで戻ります。素早いスワイプでは反応しないようで、ゆっくりスワイプするのが良さそう。ちなみに、指紋を登録していない指でも反応します。
電源キーを2回押す
設定→システム→操作→電源キーを2回押すの動作は、初期設定でアシスタントの起動が割り当てられている。素早く起動できるので知っておくと便利。この機能を、カメラの起動に変更することもできるけど、Motoアクションのクイックキャプチャー機能を使えば済むのでアシスタント起動のままで良いと思う。
システムナビゲーション
設定→システム→操作→システムナビゲーションは、ジェスチャーと3ボタンを選べます。ジャスチャーナビゲーションでも、端末を横にしたときに手動回転のアイコン(画像左下のアイコン)が表示されるようになっている。
電源ボタンと音量大ボタンの設定
設定→システム→操作→着信音を停止は、電源ボタンと音量大ボタンの同時押しでの動作割り当て。バイブレーションかミュート、もしくは機能をオフの選択ができる。
簡易ライト
Motoアクション、もしくは設定→システム→操作→簡易ライトは、端末を2回振り下ろすとライトのオンオフができる機能。暗がりでも素早くライト点灯ができるのは便利。
クイックキャプチャー
Motoアクション、もしくは設定→システム→操作→クイックキャプチャーは、手首を素早く2回ひねるとカメラを起動できる。左下の設定から、背面と自撮りで開くカメラを選択しておけます。カメラ起動時に2回ひねると、インカメラとアウトカメラの切り替えも可能。
Motoゲームタイム
Motoアプリに、Motoゲームタイムの設定があります。機能が有効になっていれば、通知などをブロックしてゲームに集中できるようになる。また、ゲーム中にツールキットへのアクセスができ、メッセージアプリを開いたり、スクリーンショットを素早く撮るのにも便利。
設定で、Motoアクションをブロックしたり、明るさをロックする項目もあるので確認しておくと良い。
※moto g8ではオーディオ拡張機能は搭載されていない。
QRコードの読み取り方法
QRコードは標準のカメラアプリで読み込むだけで、QRコードを認識してくれる。黄色く表示されたアイコンをタップすると詳細が表示され、リンクを開いたりコピーしたりできます。もしくはGoogleレンズでQRコードを読み込む方法もある。
ジェスチャー自撮り
インカメラを起動しているときの右上の設定を開き、下にスクロールしていくとジェスチャー自撮りがある。これをオンにしておくと、手のひらを検知してシャッターを切ってくれるとても便利な機能。自撮り棒での撮影でもリモコンいらず。
カメラ機能が面白い
moto g8シリーズのカメラには、面白い機能が搭載されている。右上のヘルプ(?アイコン)から詳しい撮影方法も確認できます。
※moto g8は、ARステッカー非搭載。
カットアウト
写真を撮影してから編集して被写体を切り出し、背景を置き換える機能。フレーム内に顔が一つ写っている必要があり、準備完了と表示されたら撮影する。背景が黒い写真に仕上がるので、編集から背景を追加。自身で撮影した写真や、ビーチや砂漠などのサンプルもいくつかあります。
スポットカラー
1つの色を選択し、写真の残りの部分を白黒にする機能。色の違いがはっきりしているところで撮影すると面白い写真に仕上がる。
Cinemagraph(シネマグラフ)
写真の一部をアニメーションにして、残りの部分を静止画にする機能。ヘルプで見ると、スカートの一部だけが動いている様子を確認できます。この機能を使えば、アイデア次第で面白い作品が作れるかも。
その他のカメラ性能と機能は、別記事にまとめてあります。moto g8 シリーズの比較もできるので参考に。
まとめ
「moto g8」と「moto g8 power」では、便利な機能がたくさん搭載されています。どんな機能があるか把握しておくと、より使いやすくなる。レビュー記事も参考に。
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