TONE e20 子供からシニア世代まで家族3世代で使えるスマホ

TONE e20 は、家族の見守り機能に特化しているライトユーザー向けスマホ。重たいゲームには向かないけど、子供やシニア世代の初めてスマホなら十分使える。

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TONE e20 スペック

システムOSAndroid™ 9.0
CPUMediatek Helio P22 (MT6762WB) Octa-Core (2.0GHz)
メモリ4GB
ストレージ64GB
ディスプレイ6.26インチHD+
720×1520ピクセル
重さ約175g
サイズ高さ:159mm
幅:76.5mm
厚さ:8.2mm
アウトカメラ1,200万画素
1,300万画素
200万画素
インカメラ800万画素
バッテリー3,900mAh
micro USB
SIMスロットnanoSIM×2
microSDカード(最大256GB)排他利用
DSDV対応
Wi-Fi802.11 b/g/n 2.4GHz
Bluetooth4.2
通信方式GSM 850/900/1800/1900
3G B1/2/5/6/8/19
LTE B1/3/5/8/18/19/26/28B/38/41
おサイフケータイ非対応
生体認証顔認証
指紋認証
位置情報GPS(A-GPS)およびネットワーク
同梱物保証書
SIMカード台紙
SIMピン
micro USBケーブル
ACアダプタ
置くだけサポート

TONE e20 外観レビュー

6.26インチの大画面ノッチ型ディスプレイ。

背面に、トリプルカメラ、フラッシュライト、指紋センサー。カラーはホワイトのみで、中央にTONEのロゴ。指紋センサーが少し認識しにくいのは気になる。

右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。

左側面には、SIMスロットのみ。

上部に、マイク穴とイヤホンジャック。VoLTEアイコン付近に、通知用のLEDインジケーターを搭載。

下部に、マイク穴、micro USB、スピーカー。

ケースが置くだけサポートに対応している。付属品は、ACアダプタ、micro USBケーブル、SIMピン、保証書。

保護ケースや保護フィルムなどは別売り。

置くだけサポート

TONE e20 が入っていたケースに電源を入れている状態で置くと、置くだけサポートという自動診断を行ってくれます。

ケース内に本体を入れ、自動修正モードのOKをタップします。

  • 機内モード
  • インターネット接続
  • キャッシュ削除
  • アカウント設定

自動修正されるのは簡単なことだけなので、あまり期待はしすぎないこと。機内モードにオンにしていたときにはオフに修正しますが、モバイルデータをオフにしてあるのは修正されないようです。

TONE e20 ベンチマーク

AnTuTu Benchmark(V8.5.3)のスコアは、95357という計測結果でした。性能は高くはないので重たいゲームには向かないけれど、一般的な使い方をするライトユーザーなら十分対応できる。マルチタッチテストは3点しか反応しなかった。

TONE e20 バッテリーテスト

PCMark の Work 2.0 battery life で計測してみたところ、12時間25分という結果になった。電池残量20%までは、10時間10分ほど。これだけ持ってくれれば1日使えそうです。

充電速度を計測

電池残量15%からどれくらいの速度で充電できるか計測してみました。

充電時間電池残量回復量回復差
開始時15%0%0%
30分26%11%+11%
1時間51%36%+25%
1時間30分76%61%+25%
2時間94%79%+18%

家族の見守り機能が充実

子供やシニア世代の見守り機能が充実しているのがトーンモバイルの特徴。現在地やアプリ利用状況の確認、利用制限は時間帯だけでなく場所を指定するなど細かな設定もできます。どれだけ活動しているかライフログを確認したり、遠隔操作も可能な家族サポート機能もあるので、家族3世代で安心して使えるように作られている。

保護者もトーンモバイルを使っていれば、TONEファミリーオプションは無料で使えます。使っていない場合でも月額200円、あんしんインターネットは月額100円という安い料金で利用可能。

トーンモバイルのオリジナル機能は別記事でまとめてあるので参考に。

TONE e20 の基本的な使い方も参考に。

TONE e20 カメラ機能

カメラを起動して、右側のアイコンをタップすると広角撮影モード。通常モードから右側のスライダーを上にするか、2本指でピンチアウトするとズーム撮影。下側のアイコンは、タイムラプス、動画モード、通常撮影、ぼかし、フェイスビューティ。

上部にモーションフォトがあり、オンにしていると撮影の前後を動画として残してくれます。撮影したものは、詳細情報を開き→すべて表示→残したい部分を選んで→右上のコピーを保存すると、別の画像データとして保存もできる。

撮影モードは、プロフェッショナル、ナイトモード、スローモーション、右側に設定。

アウトカメラインカメラ
写真サイズ12M(4:3)●
9M(1:1)
7M(19:9)
8M(4:3)●
3M(1:1)
4M(19:9)
動画モード1080P ●
720P
全画面
手振れ補正
広角
ズーム
1080P ●
720P
全画面
タイムラプス5× ●
10×
60×
180×
300×
広角
ズーム
撮影モードフェイスビューティー
ぼかし
プロフェッショナル
ナイトモード
スローモーション
フェイスビューティー

●が初期値

TONEカメラ

TONEカメラは、AIが裸などの不適切な写真撮影を検知して、子供の自画撮り被害を防げるカメラ。ホーム画面を子供用のTeenに設定すると、TONEカメラが標準カメラとなります。スクリーンショットも撮影できないようにしっかり防止されている。広角撮影などのカメラモードなく、写真と動画のみのシンプルな機能になってしまうのは少し残念。

トーモバイルのスピードテスト

トーンモバイルの通信速度は、500kbps-600kbps(0.5Mbps~0.6Mbps)程度でデータ残量を気にせずに使えます。通信速度を計測してみたところ、時間帯によっては高速になることもあるようです。※地域や環境により違いがあるので参考程度に。

ダウンロード速度
Mbps
アップロード速度
Mbps
12時台0.4118.5
13時台0.2719.7
15時台0.7615.7
16時台0.3220.2
18時台3.0210.7
19時台18.611.9
20時台18.311.0
21時台6.895.72

Wi-Fi環境がないときでも快適に使いたいなら、高速通信チケットを購入する仕組み。1GB 330円と高くはないので、利用状況に合わせて購入すると良さそう。

動画再生(YouTube等)・アプリケーションのダウンロード(Google Play等)など、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信については、速度や通信量を制限します。動画再生、アプリケーションのダウンロード等の際には、Wi-Fiでの接続または高速チケットオプションをご利用ください。

楽天モバイルとDSDSの動作確認

SIMスロットには、nanoサイズが2枚入るDSDV対応スマホ。microSDカードを使いたい場合は、1枚のSIMしか使えない仕様。楽天モバイルを試してみたところ、音声通話とデータ通信ともに使えなかった。docomoのガラケー(FOMA)SIMも試してみると、着信できたのでDSDSの運用はできるようです。

ゲームの動作確認

ゲームの動作確認もしてみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。

ポケモンGOのAR+には非対応

ポケモンGOは、負荷の多いゲームではないため普通に遊ぶことができました。ただし、トーンモバイルの通信が遅く読み込みに時間がかかるときがあるので、快適に遊びたいなら高速チケットを購入したほうが良い。それとGoogle Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には非対応のため、AR+で遊ぶことはできない。

PUBGの初期設定

PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中。快適とまではいかないが、そこそこ遊ぶことはできそうです。ただし、初回のデータ読み込みの速度はWi-Fi環境下でも遅く、他のスマホよりも時間がかかっていた。

まとめ

TONE e20 は、ハードな使い方をするヘビーユーザーには向かないけれど、初めてのスマホというライトユーザーなら十分に使える。トーンモバイルのオリジナル機能も充実しているので、子供の成長に合わせて柔軟な使い方も可能。ただし、どんな機能があるか親がしっかり把握しておく必要はあると思う。

※アップデート等により仕様が変更になる可能性はあります。公式サイトを確認してください。

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