OPPO Reno11 Aレビュー!薄型軽量でバッテリー性能も向上

OPPO Reno11 Aのレビューです。今回のReno Aシリーズはしっかり進化してて良い感じ、充電速度も速くて快適だ。

※メーカー貸出により記事を作成しています。記事内にはアフィリエイトも含まれています。

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スペック

OPPO Reno11 A(‎CPH2603‎)OPPO Reno9 A
(CPH2523)
カラーダークグリーン
コーラルパープル
ムーンホワイト
ナイトブラック
サイズ縦: 162mm
横: 75mm
厚さ: 7.6mm
縦: 160mm
横: 74mm
厚さ: 7.8mm
重量約177g約183g
OSColorOS 14
based on Android14
ColorOS 13
based on Android13
CPUMediaTek Dimensity 7050Snapdragon 695 5G
メモリ8GB8GB
ストレージ128GB128GB
バッテリー5000mAh
67W SUPERVOOCフラッシュチャージ 
4500mAh
18W急速充電
ディスプレイサイズ:約6.7インチ
解像度: 2412 x 1080 (FHD+)
画面占有率: 93.4%
リフレッシュレート:最大120Hz
タッチサンプリングレート: 最大240Hz
パネルタイプ: 10億色有機EL
サイズ:約6.4インチ
解像度: 2400 x 1080 (FHD+)
画面占有率: 89.4%
リフレッシュレート:最大90Hz
タッチサンプリングレート: 最大180Hz
パネルタイプ: 有機EL(AMOLED)
アウトカメラ[広角] 約6,400万画素
[超広角] 約800万画素
[マクロ] 約200万画素
[広角]約4,800万画素
[超広角]約800万画素 画角120°
[マクロ]約200万画素
インカメラ約3200万画素約1600万画素
SIMスロットnanoSIM×2+eSIM
microSDカード排他利用(最大2TB)
nanoSIM×2+eSIM
microSDカード排他利用(最大1TB)
※ワイモバイルはシングルSIM
(nanoSIM+microSD)+eSIM
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/axIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth
コーデック
Ver. 5.2
SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC
Ver.5.1
SBC/AAC/aptx/aptx HD/LDAC
NFC対応対応
Felica
おサイフケータイ
対応対応
防水
防塵
IPX5
IP6X
IPX8
IP6X
生体認証指紋認証(画面内)
顔認証
指紋認証(画面内)
顔認証
同梱内容保護フィルム(貼付済み)
SIM取出し用ピン
クイックガイド
安全ガイド
SIM取出し用ピン
保護フィルム(貼付済み)
保護ケース
クイックガイド
安全ガイド
※ワイモバイル版は保護ケースなし
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外観チェック

中央パンチホール型になった約6.7インチ有機ELディスプレイ。画面内の指紋センサーは一般的なスマホよりも下側に位置しています。背面カラーはコーラルパープルで、ラメが入っているようなキラキラした独特なデザイン。

右側面に、電源と音量ボタンが集約された。これならスクリーンショットの誤撮影が起きない。左側面にはSIMスロットのみ。厚みは約7.8mmと薄く、重さは約177gに抑えられています。

上部にはマイク穴。液晶保護フィルムはあらかじめ貼り付け済み。下側に、マイク穴、USB Type-C、モノラルスピーカー。イヤホンジャックは廃止されているので乗り換えを検討しているなら認識しておきたいところ。

付属品に、保護ケースや充電器は付いていないため別途購入する必要があります。超急速充電に対応させるには、67W SUPERVOOCフラッシュチャージを検討するように。

nanoSIM2枚とeSIMにも対応

SIMスロットは、nanoSIM2枚もしくは、nanoSIM+microSDカードの排他利用。eSIMにも対応していて2枚の物理SIMが入る貴重なスマホです。ただし、eSIMを有効にした時は物理SIMは1つしか使えないため、3つSIMすべての同時待ち受けができるわけではない。例えば、普段使いは通話用SIMとデータ専用SIMで、予備もしくは大容量をたまに使いたいとき用としてpovoを忍ばせておくなんてことができます。

ベンチマーク

機種
プロセッサー
OPPO Reno11 A
MediaTek Dimensity 7050
OPPO Reno9 A
Snapdragon 695 5G
Geekbench 6シングル:894
マルチ:2359
シングル:902
マルチ:2119
3DMark
Wild Life
22901215
PCMark
for Android Benchmark
88159881

PCMarkのスコアは伸びてないけれど、3DMarkを比較するとGPU性能は高くなっている。AnTuTu Benchmark(v10.3.4)のスコアは59万ほど。

バッテリーテスト

PCMark の Work 3.0 battery life で、音量0、画面輝度を最大、リフレッシュレートは自動選択にして計測したところ、8時間23分。電池残量20%までは、7時間2分という結果でした。画面を明るくした状態でこれだけ持つのはかなり良い。

充電速度

製品ページに記載されている「約20分で50%以上の充電可能」とされるのは、67W SUPERVOOC フラッシュチャージに対応した充電器が必要になる。それ以外の充電器の場合でも、どれくらいの速度で充電されるのか、15%まで減らした状態から計測してみました。

充電時間電池残量回復量回復差
開始時15%0%0%
15分55%40%+40%
30分81%66%+26%
45分98%83%+17%

65WのPD充電器で試してみたところ、最大40Wで充電されていて、これでも十分速かった。40W以上の充電器を持っていれば、67W SUPERVOOC フラッシュチャージはなくても良いのかも。それとバッテリー設定には、80%に達すると充電を停止する「充電の制限」に機能もあり、バッテリーにかかる負荷を減らせる。

AI機能

  • AI消しゴム(インターネット環境が必要)
  • AIクリッピング

2つのAI機能は使ってみると面白いです。

AI消しゴム

AI消しゴムは、写真に写り込んでしまったものを消去できる機能。囲むだけで自動認識する「スマートラッソ」と自動認識しないところを「塗りつぶす」、人だけを認識する「人を削除する」といろんな消し方に対応しています。

ギャラリーから写真を選択し、編集のAI消しゴムをタップ。初回はプラグインのインストールが求められます。ファイルサイズは25.9MBほど。 スマートラッソでリサとガスパールの置物を囲ってみると見事に修正してくれました。これだと違和感は少なく、なかなか優秀な感じ。

試しにリサ(白い方)だけ塗りつぶしてみると、消去ではなく作り変えが発生し、実行するたびに変わるので面白かったです。正しい使い方ではないが、いろんなところで試したくなる。

AIクリッピング

AIクリッピングは、長押しするがけで1つのオブジェクトを切り出してくれる便利機能。ギャラリーで長押ししたところを自動認識し、切り出す準備をしてくれます。保存はギャラリーに保存。ステッカーを追加は、編集のステッカーで使えるようになり。その他にコピーや共有も使える。ドラッグして移動するとファイルドックに格納もできます。

編集のステッカーを開くと追加したものが表示され、スタンプのようにデコレーションしていけます。切り抜き精度は完ぺきではないけれど、この機能もかなり遊べる。ちなみに、AI消しゴムとは違いインターネット環境がなくても使用可能。

その他の使い方については別記事を参考に。

カメラ機能

カメラは、約6,400万画素(広角)、超広角約800万画素(超広角)約200万画素(マクロ)の3眼。インカメラは、約3,200万画素。

ビューファインダーの下側に、超広角・通常・2倍の切り替え、スライドすることで最大10倍のズーム撮影ができます。Googleレンズは上部に配置された。シャッターボタンは長押しで最大20枚のバーストショット(連写)に対応する。

右上からメニューを開くとインターバル撮影があり、ショット数を5~50、間隔を1~10秒に設定して使えます。シャッターボタン上をスライドすると、その他に撮影モードが並んでいて、右上の編集アイコンから配置変更にも対応する。

アウト/イン同時動画撮影は、上下配置と丸もしくは四角のワイプモードがあります。撮影中でもワイプの場所はドラッグして移動可能です。

超広角(0.6x)・通常(1x)・2倍ズーム・10倍ズーム。

ポートレートと夜景撮影。

カメラ機能

アウトカメラインカメラ
写真アスペクト比
機能
1:1
4:3 ●
16:9
Full
インターバル撮影
超広角モード
QRコードスキャン
ビューティー
フィルター
1:1
4:3 ●
16:9
Full
インターバル撮影
手のひらを見せて撮影
ミラー自撮り
AIビューティー
フィルター
ビデオ解像度
機能
720P 30fps/60fps
1080P 30fps●/60fps
4K 30fps
ビューティー
フィルター
720P 30fps
1080P 30fps●
4K 30fps
AIビューティー
フィルター
ズーム最大10倍
・写真
・動画
・夜景
・アウト/イン同時動画撮影
・タイムラプス
・PRO
・テキストスキャナー
・ステッカー
最大2倍
・ポートレート
タイムラプス10x●
60x
120x
480x
960x
ハイパーラプス
10x●
60x
120x
480x
960x
スローモーション720P 240fps
720P 960fps
1080P 120fps
1080P 480fps●
モーション検知
他の撮影モード夜景
ポートレート
アウト/イン同時動画撮影
PRO
高解像度
パノラマ
テキストスキャナー
マクロ
ステッカー
Googleレンズ
夜景
ポートレート
アウト/イン同時動画撮影
パノラマ
ステッカー

●は初期値。動画のフィルターには、AIカラーポートレートやネオンポートレートもあり、アウトカメラには赤/緑/青の単色だけを強調する機能もある。

ゲームの動作確認

ゲーム管理アプリに追加したアプリを起動すると、左上からスワイプすることでゲームツールが使えるようになります。

ポケモンGO

AR機能に対応するのを確認できました。

原神

原神のグラフィックス画質は、最低(デフォルト)。初期設定のまま30分ほどのプレイでバッテリー残量は9%減少しました。

PUBG

グラフィックの初期設定は、クオリティがHD、フレーム設定が高。最高設定はHDRのウルトラ。クオリティをスムーズにすると、フレーム設定は極限の選択が可能になり最高60FPSで動作します。

有線コントローラーの接続確認

動作確認パススルー充電
ROG Tessen11W
GameSir G8 Galileo9W
GameSir X2s11W
GameSir X2 Pro-Xbox8W
Razer Kishi V28W
Backbone One×
Leadjoy M1C+8W

スマホを挟み込んで有線接続するゲームパッドの動作確認です。OPPOのスマホでも、OTG接続をオンにしなくても認識してくれました。どのコントローラーも動作はしましたが、Backbone Oneのみパススルー充電は反応してくれなかったです。

まとめ

あまり進化がなかったReno Aシリーズでしたが、今回は特にバッテリー性能が向上していました。デザイン面でも薄型軽量を維持してくれているのは高評価です。逆に残念なのはは、防水性能とイヤホンジャックが廃止されたところ。前モデルから乗り換えを検討している人は、このデメリットも把握しておくこと。

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