モトローラ「moto g30」と「moto g10」のカメラには、一般的なスマホにはない面白い機能が搭載されている。カットアウト、スポットカラー、シネマグラフなど使い方を解説します。
カメラ機能
フレーム内にある花のアイコンはマクロモード、中央の.5は広角モード、右側の1×は通常モード。左側にあるサイコロのようなアイコンは、Googleレンズを起動でき、画像認識やQRコードなどの読み取りもできます。
ズームは、長押しでズームコントロールをスライドさせると最大8倍まで可能。2本指で開くピンチアウトでも操作できます。
シャッターボタンの上をタップするかスワイプすると、カメラモードごとに機能を表示できる。動画では手振れ補正、写真ではアクティブフォトなどが初期設定で有効。インカメラにはフェイスビューティーがある。カメラモードの変更は右下のハンバーガーメニューから。
- ポートレート
- カットアウト
- スポットカラー
- ナイトビジョン
- シネマグラフ
- パノラマ
- グループ自撮り
- ライブフィルタ
- プロ
- スローモーション
- タイムラプス
- スポットカラー動画
※Ultra-Resモードは、moto g30のみの機能。
右上の歯車アイコンから設定を開き、写真サイズから画質を抑えたりできます。手のひらを見せて自撮りができるジェスチャー自撮りもあるので、オンにしておくと便利。ショット最適化、低光量AI、Googleレンズは初期設定でオンになっている。
ショット最適化がオンになっていると、左上にAIシーン検出されたものが表示される。料理や花火、日の出/日の入りなどが検出されると思います。
アクティブフォト
アクティブフォトは、前後を動画として残してくれる機能。初期設定では自動になっているため、静止画では通常撮影になるが、動きのあるものを撮影したときに自動的に処理してくれる。アクティブフォトで撮影された場合、その写真を開くと上部に再生アイコンが表示されます。タップすると短い動画として再生する。写真の詳細情報を見ると、すべてを表示という項目があり、前後を選択して別の画像として保存することもできます。
この写真は、マクロモードで撮影したときに風で動いていたため自動で撮影された。短い動画としてだけでなく、通常だとブレてしまうような撮影の時も処理してくれるようです。アクティブフォトは、自動、オン、オフの設定があり、確実にベストショットを撮影したいときはオンにしておくことも可能。
カットアウト
カットアウトは人を認識して背景を切り抜き、別の画像と置き換えられる機能。このモードで撮影すると編集から背景を追加を選択できます。サンプル画像がいくつかあり、自分で撮影した写真や、スクリーンショットなどのフォルダからも選択できる。
スポットカラー
スポットカラーは、選択した色以外を白黒にする撮影モード。中央に位置する十字線(クロスヘア)をドラッグして残したい色に合わせて移動する。指を離すとスライドバーが表示され、色の残し具合を調整する。左にずらしすぎると全て白黒になってしまいます。調整後にシャッターボタンを押せば、通常の写真として保存される。
スポットカラーは動画にも対応しています。やり方は同じで、動画の撮影中でもスライドバーで色の調整が可能。
シネマグラフ
シネマグラフは、一部だけが動く写真を作ることができます。撮影後に動かしたいところだけ画面をタップして緑の枠で囲む。必要のない動画部分は削って、レギュラーループで繰り返すか、バウンスループで逆再生ループにするかを選択。保存形式は、GIFとMP4を選択できます。
動画として撮影するため、近場の方がカメラの固定がしやすくて良いかも。moto g8シリーズの時に作ったシネマグラフも参考に。
まとめ
モトローラmoto g シリーズの特徴的なカメラ機能を紹介しました。「moto g10」にはUltra-Resモードがないだけで「moto g30」と機能や使い方などはほぼ同じ。低価格でもカメラ機能は優れていておすすめです。
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スマホとしての基本的な使い方は別記事を参考に。便利な機能がたくさん搭載されています。
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