モトローラ「moto g10」の便利機能や使い方をまとめました。「moto g30」の使い方もほぼ同じ、違いはリフレッシュレートが変更できるくらいです。
Motoアプリ
ほとんどの便利機能は、ホーム画面の中央にあるMotoアプリにまとめられている。端末の設定アプリにも同じ項目はあり、どちらかを変更すれば適用されます。
カスタマイズ
スタイル
フォント、色、アイコンの形、レイアウトなどを自由にカスタマイズできる機能。
壁紙
インタラクティブ壁紙は、動くアニメーション壁紙をダウンロードして適用できる。デバイスの壁紙は自分の写真に変更したり、カテゴリ分けされた壁紙から好きなものを選択できます。カテゴリ内の右下にあるアイコンをタップすると、毎日自動的に変わる設定にも可能。
ジェスチャー
クイックキャプチャー
手首をすばやく2回ひねると、いつでもカメラを開くことができます。左下の設定から起動するカメラを背面か前面に指定しておくことも可能。自動は、縦向きにしてひねると自撮りカメラが開き、横向きにしてひねると背面カメラが開くという使い分けに便利。
簡易ライト
2回振り下ろすとライトをON/OFFにできます。左下の設定からは、バイブレーションのON/OFFの変更が可能。
3本指でのスクリーンショット
3本指を少し開いて長押しするとスクリーンショットの撮影ができます。左下の設定から特定のアプリでは機能しないように例外を作ることも可能。
スクリーンショットの撮影方法は、電源ボタンと音量下げるボタンの同時押し、最近のアプリを開いて(マルチタスク表示)スクリーンショットをタップ、ユーザー補助機能メニューのショートカットからなど別の方法もあります。
スクリーンショット撮影後にページ全体を撮影するロングスクリーンショットにも対応している。
持ち上げてロック解除
デバイスを手に取ると画面が点灯する機能。顔認証を設定していて、ロック画面をスキップをオンにしていれば、手に取るだけでロック解除ができてスムーズ。顔認証の設定にある持ち上げてロック解除と同じ項目です。
下向きでマナーモード
電話の前面を下に向けて置くとマナーモードになる機能。左下の設定から、バイブレーションのON/OFF設定と、動作と例外を制御することもできます。
持ち上げて消音
電話を持ち上げて着信中の着信音を消す機能。左下の設定からアラームと着信を指定できる。
スワイプで分割
画面上で指をスワイプして、2つのアプリを分割画面で表示する。この他にもマルチタスク表示をして上部のアイコンから分割画面を選択する方法もある。画面分割に対応していないアプリでは、分割画面は表示されない。
ディスプレイ
ピークディスプレイ
画面がオフの時に軽く触れる(少し動かす)だけで、ピークディスプレイが起動します。時間やバッテリー残量や通知の確認ができる機能。届いた通知のアイコンをドラッグして内容を表示し、返信や破棄する操作にも対応している。左下の設定から、特定のアプリからの通知を受け取らない除外設定も可能。
親切ディスプレイ
画面を見ている間は、画面が暗くなったりスリープしたいようにする機能。
プレイ
ゲームタイム
ゲームタイムで管理されているアプリでは、通知や通話、ジェスチャーや明るさ調整などを制御できるようになります。アプリのショートカットは最大2つのアプリを追加でき、タップするとゲームを閉じることなくフローティング表示での操作が可能。追加できるアプリは、WhatsApp、Facebook、Hangouts、LINE、Discord が対応している。
アプリ起動中はツールキットへアクセスできるようになる。アクセス方法をスワイプに変更することも可能。表示されるアイコンは、ショートカットアプリ、スクリーンショット、スクリーン録画、通知オンオフ設定、通話オンオフ設定、イマーシブモードのオンオフ、ゲームタイム設定。イマーシブモードをオンにするとシステムナビゲーション機能しないようにする。
オーディオ効果
イコライザーを設定できる機能。オーディオデバイスごとの設定ができ、デバイスを接続するたびに前回使用していたオーディオ効果を復元してくれる。
メディアコントロール
画面がオフの時に音量ボタンで操作できる機能。
- 次のトラック:音量上げボタン長押し
- 前のトラック:音量下げボタン長押し
- 音量の調整:音量ボタン短押し
電池残量パーセント表示
設定→電池→電池残量パーセント表示をオンにしると、ステータスバーの電池アイコンの隣に数字で表示される。
最適化充電
設定→電池→最適化充電をオンにすると、より効率的に充電して電池寿命を延ばします。充電パターンを学習して、80%以降は調整して充電してくれる機能。
過充電の防止という機能もあり、3日連続で接続されたままになっていると充電を制限します。これは初期設定からオンになっているので特に気にする人用はない。
ダークテーマ
設定→ディスプレイ→ダークテーマをオンにすると、白と黒が反転するテーマになる。スケジュールを指定して、オンオフを自動化すこともできます。
ナイトディスプレイ
設定→ディスプレイ→ナイトディスプレイをオンにすると、ブルーライトをカットした黄味がかった色になる。輝度の調整や、スケジュールを指定した自動化も可能。
全画面
設定→ディスプレイ→詳細設定→全画面で、アプリごとに全画面の設定ができる。
画面の録画
設定→ディスプレイ→詳細設定→画面録画にスクリーン録画の設定がある。ゲームタイムにも同じ設定があります。録画方法は、ゲームツールバーから、もしくはコントロールパネルから起動する。ゲームツールバーから起動すると、ビューファインダーがオンになっている状態で録画が開始するようです。
マイク設定は録画ツールを開いているときに、マイク、システムサウンド、マイクとシステムサウンド、ミュートの4つを選択できる。
マルチ音量
設定→音→マルチ音量をオンにすると、アプリごとに音量を設定できる。
自動字幕起こし
設定→音→自動文字起こしという機能があるが、対応しているのは英語のみ。オンにすると2行の字幕が表示され、上下に移動することができます。
メディア
設定→音→詳細設定→メディアは、アプリを閉じでもコントロールパネルにプレイヤーを表示する機能。表示させたくないときにはオンにする。
ユーザー補助機能メニュー
設定→ユーザー補助→ユーザー補助機能メニュー→ユーザー補助機能メニューのショートカットをオンにするとショートカットを表示できるようになる。ジェスチャーナビゲーションがジェスチャーの時には、2本指で上にスワイプ。3ボタンの時には右下に起動ボタンが追加される。音量キーの長押しでも起動可能。
指紋センサーをスワイプして表示
設定→システム→ジェスチャー→指紋センサーをスワイプして通知を表示をオンにすると、指紋センサーを下にスワイプして通知エリアを表示し、もう一度下にスワイプでコントロールパネルを表示、上にスワイプして閉じる。指紋を登録していない指でも動作します。
カメラをすばやく起動
設定→システム→ジェスチャー→カメラをすばやく起動は、電源ボタンを2回押すとカメラが起動する機能。クイックキャプチャーをオンにしていれば使うことはないかも。
システムナビゲーション
設定→システム→ジェスチャー→システムナビゲーションを、ジェスチャーか3ボタンの選択ができる。ユーザー補助機能メニューを使っているときは、3ボタンナビゲーションだと手動回転アイコンが表示されなくなります。ジェスチャーナビゲーションだと左下にアイコンが表示されます。
着信音を停止
設定→システム→ジェスチャー→着信音を停止は、電源ボタンを音量大ボタンを同時に押したときに動作する機能。バイブレーションかミュートの選択、誤動作が嫌ならオフにすることも可能。
電源ボタンメニュー
設定→システム→ジェスチャー→電源ボタンメニュー→デバイスコントロールは、スマートホームデバイスにアクセスできる機能。電源ボタンを長押しすると接続してあるデバイスが表示され、ここから操作できます。
Googleアシスタントキー
電源ボタンと音量調節ボタンの他に、Googleアシスタント専用の物理キーを搭載しています。どの画面からでもボタンを押すことで起動できるため、多用する人には便利な機能。オンオフや他の機能を割り当てたりする設定はない。
QRコード
QRコードの撮影方法は、Googleレンズを使います。Googleアシスタントを起動してからレンズアイコンをタップ、もしくはカメラを起動してレンズアイコンをタップ。サイコロの1の目のようなアイコンがGoogleレンズ。
カメラモードが面白い
モトローラ製スマホのカメラには、特徴的なカメラモードがあります。
- カットアウト:背景を切り取り違う画像に差し替える
- スポットカラー:選択したカラーを強調し他は白黒にする
- シネマグラフ:写真の一部だけ動かすことができる動く画像
スポットカラーのやり方が少し変わり、十字線(クロスヘア)カーソルをドラッグして指定したいカラーに合わせるとその色がフォーカスされます。スポットカラー動画にも対応したので、クリエイティブな映像制作まで楽しめる。
カメラモードについては、別記事でまとめてあるので参考に。
まとめ
モトローラ「moto g10」「moto g30」には、たくさんの便利機能が搭載されています。Motoアプリ以外にも知っておきたい機能はあるので、初期設定からカスタマイズの参考にしてみてください。
- 公式サイト:モトローラ公式オンラインストア
- 格安スマホセット:IIJmio
端末ごとのレビュー記事も参考に。
コメント