Xperia Ace は、片手サイズの小さいスマホ。画面は大型化しているのが多い中、これだけコンパクトなモデルは貴重。
Xperia Ace スペック
型番 | J3173 |
カラー | ブラック/ホワイト |
サイズ | 高さ:約140mm 幅:約67mm 厚さ:約9.3mm |
質量 | 約155g |
OS | Android™ 9 Pie |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 630 オクタコア 2.2GHz + 1.8GHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64MB microSDカード最大512GB |
ディスプレイ | 約5インチ 2,160 x 1,080 (FHD+) TFT |
バッテリー | 2,700mAh USB Type-C |
アウトカメラ | 広角約1,200万画素 (f/1.8) オートフォーカス LEDフラッシュ 手振れ補正 |
インカメラ | 超広角約800万画素 (f/2.4) 手振れ補正(動画) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
NFC | 対応 |
Felica | おサイフケータイ対応 |
SIMスロット | nanoSIM×1 |
通信方式 | LTE:B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/38/41 3G:B1/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1,800/1,900MHz |
生体認証 | 指紋認証 顔認証は非対応 |
防水 防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
センサー | GPS (QZSS、GLONASS、BeiDou、Galileoサポート) 加速度センサー ジャイロセンサー 近接センサー 照度センサー 磁気センサー |
本体付属品 | ACアダプタ充電器 USB Type-Cケーブル 保証書 クイックスタートガイド |
参考:OCNモバイルONE
Xperia Ace 概観レビュー
5インチの片手に納まるコンパクトサイズ。
カラーは、ホワイトとブラック。ブラックだと指紋等で汚れが目立つのが気になった。docomoと楽天モバイルモデルでは、パープルも用意されている。
上部にはイヤホンジャック。カメラレンズの隣にLEDインジケーターを搭載し、受話レシーバーはスピーカーにもなっている。
下部には、Type-Cの充電端子。前面にあるスリットがスピーカーとなっているため、横向きで持った時も塞がないで済む。コンパクトでもステレオスピーカーで楽しめる。
右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。電源ボタンは指紋センサーと兼用しているため、電源を付けると同時に指紋でロック解除できる仕組み。
左側面に、SIMスロット。SIMピンがなくても開くことができます。
microSDカードスロットを取り出してから、SIMスロットを引き出す仕組みで、爪で引っ掛けて引き出せます。抜き挿し作業をするときは、画面を下側にして行うとスムーズ。
Xperia Ace ベンチマーク
ベンチマークの計測結果は、116336というスコア。マルチタッチテストは、しっかり10点反応。参考値として、AQUOS sense3のスコアは、116045とほぼ同じ。
Xperia Ace バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life で、バッテリーテストを行ってみたところ、10時間53分という結果でした。コンパクトモデルのためバッテリー容量は多くなく、2,700mAhでこれだけ持つのは良い方だと思います。また、バッテリーを長持ちさせるスタミナモードでは、状況に応じて節電レベルの調節も可能。
充電速度
急速充電には対応していないため、充電速度も計測してみました。 バッテリーの劣化を防ぐ「いたわり充電」機能を搭載しているため、使用環境によって調整されます。参考程度に。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 17% | 0% | 0% |
30分 | 47% | 30% | 30% |
1時間 | 72% | 55% | 25% |
1時間30分 | 89% | 72% | 17% |
2時間 | 99% | 82% | 10% |
Xperia Ace 使い方
Xperia Ace の使い方は別記事でまとめてあります。これから購入を検討している人も、どんな機能があるか参考にしてみてください。
Xperia Ace カメラ性能
カメラは、13種類のシーン×4つのコンディションを自動で判断し、だれでも手軽に撮影できる。横向きで撮影した時には、認識しているものを左下にアイコンで表示されます。この場合、シーンは「風景」、コンディションは「動き」が認識されている。
モードをタップすると、撮影モードを切り替えられます。ポートレートセルフィーでは、ぼけ、美肌、肌の明るさ、目の大きさ、輪郭補正の調節が可能。インカメラは、約120度の超広角撮影に対応していて、手のひらを向けるだけでシャッターを切れるハンドシャッターに対応。笑顔でシャッターを切る、スマイルシャッターにも切り替え可能。
4コマストーリーでは、4枚の写真を連続して撮影し、1枚まとめてくれる機能。4分割した1枚の写真になる4コマフォト、パラパラ動画のようになる4コマムービーを選択できます。連写ではなく、タイマーでタイミングを計れるので、動きのある4コマ撮影ができるのは面白い。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真 画像サイズ | 4:3(12MP)デフォルト 16:9(9MP) 1:1(9MP) 18:9(8MP) | 4:3(8MP)デフォルト 16:9(6MP) 1:1(6MP) 18:9(5MP) |
動画 ビデオサイズ | 4K 18:9 フルHD デフォルト フルHD(60fps) HD VGA | フルHD デフォルト 18:9 HD VGA |
ズーム | 最大5倍 | 非対応 |
超広角 | 非対応 | 約120度 約80度 |
シーン認識 | 【シーン】 料理 夜景&人物 逆光 低照度 夜景 ソフトスナップ 赤ちゃん ドキュメント 風景 スポットライト 逆光&人物 マクロ オート 【コンディション】 固定 動き 歩き検出 オート | 対応 |
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOはAR+非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には非対応のため、AR+で遊ぶことはできない。その他は問題なさそうで、ポケモンGOプラスの動作も確認済み。
ドラクエウォークはコンパクトで良いけど
ドラクエウォークなど位置ゲーには、コンパクトなスマホも良いけど、バッテリーの消費量は気になるところ。1時間で17%~20%ぐらいは消費するので、長時間遊ぶのには向かない。
黒い砂漠でバッテリー検証
黒い砂漠を1時間プレイしてみたところ、バッテリー残量は82%まで減少した。ステレオスピーカーで音が良いのはメリットだけど、画面が小さいためこの手のゲームはしんどいかも。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は快適画質。グラフィックのクオリティがスムーズで、フレーム設定は中。ローディングが遅く、動作も快適というわけではないので、ちょっと楽しむ程度に。
まとめ
ソニーがSIMフリースマホの販売するのは Xperia J1 compact 以来、4年ぶりとなるようです。Xperia Aceのようなコンパクトモデルを待っていたという人は多いのではないでしょうか。ライトユーザーであれば、片手に納まるサイズ感は魅力的だと思います。ただし、価格は安くはないため、スマホセットで割引されているが狙い目。
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