OPPO「R15 Pro」にUQモバイルのSIMを挿して、動作状況を確認してみました。自身で購入したスマホでも簡単に設定できるので参考に。
OPPO「R15 Pro」にUQモバイルのSIMを挿す
OPPO「R15 Pro」では電源ボタンの隣にSIMトレイがあります。SIMピンを挿して取り出すと、2つのスロットに分かれています。奥側(左)がSIM1、手前側(右)がSIM2でSDカードと併用。
UQモバイルのVoLTE用SIMは、マルチSIMになっていて3サイズに対応しています。VoLTE対応スマホであればSIMのサイズを調べる必要がなく便利。OPPO「R15 Pro」の対応SIMは、nanoサイズなのでマルチSIMの金属部分だけ取り外せばOK。SIMトレイに置く向きは、金属部分を下側にし、microSDカードが使えるように奥側のSIM1に乗せて挿入する。
設定は超簡単!入力の手間なし
SIMを挿入すると設定の通知があり、タップするとアクセスポイントの選択画面に行きます。au系の回線が自動で認識されるようで、UQ mobileをタップするだけで設定完了。ここで右側の「i」とタップしてしまうと詳細が表示されてしまうので、それより左側で。これだけで、しばらく待つと通信できるようになります。
アクセスポイント名の選択画面に行けなかった場合は、設定→デュアルSIM &セルラー→SIM1(SIM2)→アクセスポイント名から。SIMカードが自動で認識されなかった場合の設定は、以下の項目を入力する。
- 名前:UQ mobile(認識しやすい名前なら何でもよい)
- APN:uqmobile.jp
- ユーザー名:uq@uqmobile.jp
- パスワード:uq
- 認証タイプ:CHAP
- APNタイプ:default,mms,supl,hipri,dun
- APNプロトコル:IPv4/IPv6
OPPO「R15 Pro」ではモバイルデータ通信の使用状況を確認
OPPO「R15 Pro」では、毎日のデータリマインダー機能が備わっています。ここで設定されている容量を超えると通知してくれる機能ですが、初期設定が200MBと少ないので変更しておくと良いかも。
もし設定量を超えて通知が来た時、表示されるOKを選択するとモバイルデータがOFFになり通信ができなくなります。デュアルSIM &セルラーの設定でモバイルデータをONにするか、通知バーのショートカットからONにすることでも元に戻せます。
それとデータ使用量統計の開始日は、SIMが挿入された日に設定されます。ここを、毎月(1日)に変更しておくと、毎月のデータ使用量を管理しやすくなります。
UQモバイルの通信速度を調査してみた
スピードテストアプリを使ってUQモバイルのスピードテストをしてみました。ダウンロード速度は、かなり安定して高速な結果が出ています。しかしアップロード速度になると、テストした地域では遅いようです。一番上だけアップロード速度が速いのは、東京の新宿でテストした結果になります。
ちなみにアップロードで-0.00と表示されているところでは、OPPOのデータリマインダー機能で上限に到達したため、通信が遮断された結果になります。このように通信量をしっかり押さえてくれる機能なので、うまく使いこなせれば便利です。
UQモバイル VoLTE対応 SIMフリー端末
UQモバイルでは取扱い端末は少ないのが残念なところ。しかし店頭カタログ(総合カタログ 2018 Vol.3 )では、VoLTE対応のSIMフリー端末がたくさん掲載されています。動作確認済みのスマホになると思うので、これらを自身で購入してUQモバイルを使ってみるのも良い方法です。
- ASUS ZenFone 5Z(ZS620KL)
- ASUS ZenFone 5(ZE620KL)
- ASUS ZenFone 5Q(ZC600KL)
- ASUS ZenFone4 Pro(ZS551KL)
- ASUS ZenFone4(ZE554KL)
- OPPO R11s
- OPPO R15 Pro
- OPPO R15 Neo
- モトローラ Moto G6
- モトローラ Moto G6 Plus
- モトローラ Moto E5
- モトローラ Moto X4
- モトローラ Moto G5S
- モトローラ Moto G5S Plus
- シャープ AQUOS R compact SH-M06
- シャープ AQUOS sense plus SH-M07
※UQ mobile オンラインショップには掲載されていないのでAmazonリンクです。
ドコモのSIMを入れてDSDSを試してみた
OPPO「R15 Pro」は、DSDV対応スマホのため2枚のSIMを入れて同時待ち受けができます。現在販売している、おサイフケータイに対応しているスマホの中では、OPPO「R15 Pro」にしかない機能です。
今回はドコモのガラケーに入っているFOMAのSIMをスロット1に、UQモバイルのSIMをスロット2に入れて試してみました。しっかりガラケーのSIMで電話を受けることができ、UQモバイルのSIMでデータ通信を確認しました。SIM1からSIM2にショートメール送ってみても正常に受信します。これなら2台持ちをしている人も、1つのスマホにまとめらそうです。
1つはFOMAのSIMなので、両方4G(VoLTE)ではありません。DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)を試したのではなく、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)だけ試してみました。
まとめ
UQモバイルでは通信品質は良いのだけれど、取扱い端末が少ないのが残念なところ。UQモバイルのオンラインショップでは取扱いがなくても、UQモバイルが使えるVoLTE対応のSIMフリースマホはたくさんあるので、気に入ったものを購入して使ってみてはいかがでしょう。
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