ROG Phone 7 の便利機能や知っておきたい使い方をまとめました。どんな機能があるか、初期設定からカスタマイズの参考にしてください。
※ASUSよりレビュー用のサンプル機を借りて執筆しています。記事内リンクにはアフェリエイト広告も含みます。
- ゲーム機能について
- モバイルアシスタント
- デュアルバンドWi-Fi
- スマート着信音
- クイック拒否メッセージ
- 通話アラート
- ゲームの低遅延
- ミニヘッドアップ通知
- 通知履歴
- 音量調整モード
- 音量パネルの切り替えオプション
- 完全消音
- オーディオウィザード
- Bluetooth音量調整
- 効果音
- バイブレーションとハプティクス
- システムモード
- バッテリー表示スタイル
- 節電モードの自動化
- バッテリーケア
- 夜間モード
- スマートスクリーン
- リフレッシュレート
- 目の保護モード
- アニメーション速度
- システムカラースキーム
- クイック設定パネルのスタイル
- 電源ボタンメニュー
- ステータスバーのアイコン管理
- システムナビゲーション
- Always-on Panel
- 端末を持ち上げてスリープ解除
- スクリーンセーバー
- 充電ランプ
- テーマ&壁紙
- 指紋認証
- モバイルマネージャー
- Game Genie
- ツインアプリ
- エッジツール
- OptiFlex
- ジェスチャー操作
- カメラのクイック起動
- 片手モード
- 背面ダブルタップ
- AirTriggers
- スクリーンレコーダー
- スクリーンショット
- システム環境設定
- ユーザー設定
- クイック設定パネル
- まとめ
ゲーム機能について
ここでは携帯電話としての機能にフォーカスしているため、ゲーム管理機能のArmoury Crateや、ゲームアシスト機能のGame Genieについては別記事でまとめてあります。
モバイルアシスタント
設定→インターネットとネットワーク→インターネット→モバイルアシスタントについて。モバイルデータへの自動切り替えは、Wi-Fiによるインターネットアクセスがない場合に有効なモバイルデータを使用する機能。HyperFusionは、モバイルデータとWi-Fiを統合して通信品質を安定させます。ただし、対応しているアプリに限る。
モバイルアシスタントを有効にするとデータ使用量が増す可能性があるため、契約している携帯電話の料金プランに応じて使用すること。
デュアルバンドWi-Fi
設定→インターネットとネットワーク→インターネット→デュアルバンドWi-Fiをオンにすると、2.4GHzと5GHz帯のWi-Fiネットワークを同時に使用して、ネットワークの安定性と帯域幅を向上する機能。両方が接続状態になるとステータスバーのWi-Fiアイコンが2つになります。
スマート着信音
設定→インターネットとネットワーク→通話→着信音とバイブレーション→スマート着信音をオンにすると、周囲の雑音レベルに合わせて着信音量を調整してくれる機能。
クイック拒否メッセージ
設定→インターネットとネットワーク→通話→クイック拒否メッセージは、着信時にSMS(ショートメッセージサービス)を送信する機能。中央に表示される返信(非通知の時は表示されない)をタップするとメッセージを選択できます。ただし、SMSの送信には1通ごとに3円程度の料金が発生するのは理解しておくこと。
通話アラート
設定→インターネットとネットワーク→通話→通話アラート機能について。「相手が応答した、または電話を切った場合に振動させます」をオンにすると、弱めのバイブレーションで知らせてくれます。連続通話時間アラートというのもあり、SIMごとに通話時間の制限を設定すると知らせてくれる。5分以内通話無料など制限のあるプランに便利な機能。
ゲームの低遅延
設定→接続済みのデバイス→接続の設定→ゲームの低遅延は、Bluetoothヘッドセットを接続したときに有効化できる。自動的に低遅延に切り替えてくれるようで、ゲームを起動すると「ゲーム中の低遅延モードが有効になりました」と表示されます。ただし、接続するイヤホンの性能にもよるかと思います。接続設定の下にあるQualcommコーデック環境設定については、Snapdragon Sound対応イヤホンの接続が必要。今回試したのは以前レビューした、SOUNDPEATS Air4です。
ミニヘッドアップ通知
設定→アプリと通知→ミニヘッドアップ通知をオンにすると、シンプルな内容で通知を表示します。アプリリストから指定することも可能。
通知履歴
設定→アプリと通知→通知履歴をオンにしておくと、ここで通知の履歴を確認できるようになる。
音量調整モード
設定→音とバイブレーション→音量調整モードをASUSオリジナルに設定すると、選択したオーディオ項目の音量を同期させ同時に調整するようになる。選択を外すとその項目だけ同期しないようにすることもできます。
Android純正にした場合、この項目の下にアウトドアモードが追加される。
音量パネルの切り替えオプション
設定→音とバイブレーション→音量パネル切り替えオプションは、デザインとバイブの切り替えの違い。どちらも音量調節時に上部アイコンをタップすると、バイブ→ミュート→解除の操作ができます。タップして切り替えでは、下側のアイコンをタップするとバイブと解除のみでミュートを省いた切り替えに対応する。
完全消音
設定→音とバイブレーション→完全消音は、端末がミュート設定の時、メディアの音量もゼロに設定します。音量を同期しているときは使う必要ない。
オーディオウィザード
設定→音とバイブレーション→オーディオウィザードは、イヤホンを接続するとDirac Virtuoの空間オーディオを使うことができる。これは音量パネルの切り替えからもサウンドモードを変更できます。
Bluetooth音量調整
設定→音とバイブレーション→Bluetooth音量調整では、絶対音量と個別の音量調整の選択ができる。
効果音
設定→音とバイブレーション→効果音にて、操作音のオンオフができます。
バイブレーションとハプティクス
設定→音とバイブレーション→バイブレーションとハプティクスで、バイブの強さや触覚フィードバックの強度を調整できる。
システムモード
設定→バッテリー→システムモードにて、パフォーマンスを変更できます。Xモードと超省電力モードでは、機能の制限を緩和してより詳細なカスタマイズが可能。
Xモードの切り替えは、クイック設定パネルからも変更できます。
バッテリー表示スタイル
設定→バッテリー→表示設定→バッテリーの表示スタイルは、デフォルトでアイコンと割合になっています。アイコンのや割合(%)のみというシンプルな表示にも対応する。
節電モードの自動化
設定→バッテリー→バッテリーの管理に、自動で節電モードにする設定がある。バッテリー残量小時の節電では、指定した残量に到達すると自動的に有効にし、節電スケジュールは指定した時間に有効にする設定がある。
バッテリーケア
設定→バッテリー→バッテリーケアには、電池の負担を減らして寿命を長くする機能が搭載されています。
- 低速充電:ゆっくり充電しバッテリーの発熱を減らす機能
- 予約充電:バッテリーの満充電状態を短縮し劣化を最小限に抑える機能
充電制限機能もあり、MAX充電を80%か90%まで抑えてあげるとバッテリーの寿命が長くなります。
夜間モード
設定→ディスプレイ→夜間モードをオンにすると、画面が黄味がかったいろになり、ブルーライトを軽減する。スケジュールから指定した時間や日の入りから日の出までの自動化もできます。
スマートスクリーン
設定→ディスプレイ→スマートスクリーンを有効にすると、画面を見ている間はスリープへの移行時間が延長されます。この機能は画面が縦向きの時のみ有効。
リフレッシュレート
設定→ディスプレイ→リフレッシュレートは、初期設定で自動。電池持ちを重視したいときには、少ない数値にすることで消費電力を抑えられます。最小の60Hzにした時は、ディスプレイ設定にあるDC調光を有効にして低輝度時のちらつきを抑えることができる。
目の保護モード
設定→ディスプレイ→目の保護モードに、目の疲れを軽減するモードがまとまっています。夜間モード、さらに輝度を下げる、DC調光の3つまとめて操作でき、スケジュールを指定した自動化にも対応する。左側のチェックを外すことで有効にしたい機能だけも選べます。
アニメーション速度
設定→ディスプレイ→アニメーション速度→アニメーター再生時間スケールをオフにすると、オーバースクロール時のストレッチ効果(ウニッて動くやつ)を無効化できます。
システムカラースキーム
設定→ディスプレイ→システムカラースキームで、ライトとダークを選択できます。スケジュールでの自動化や、ダークモード時の壁紙の濃さを調整するのにも対応する。
クイック設定パネルのスタイル
設定→ディスプレイ→クイック設定のパネルスタイルを、純正AndroidかASUSオリジナルを選択できます。タイルが大きいか小さいか好みの問題。
電源ボタンメニュー
設定→ディスプレイ→電源ボタンのメニューは、これも好みのデザインを選択するだけ。表示項目の管理では、画面の保存とロックダウンだけオンオフに対応する。
ステータスバーのアイコン管理
設定→ディスプレイ→ステータスバーのアイコン管理にて、表示のオンオフを設定できます。ここを見れば、アイコンが何を意味しているか確認するのにも使える。
システムナビゲーション
設定→ディスプレイ→システムナビゲーションに、ジェスチャーナビゲーションとナビゲーションバーの設定がある。好みの問題もあるけれど、ナビゲーションバーにすると、マルチタスクボタンの長押しでスクリーンショットを撮れたりもする。
Always-on Panel
設定→ディスプレイ→Always-on Panelをオンにすると、スタンバイ時でも日付や時間を確認できる。表示のタイミングをタップして10秒間表示や時間を指定した表示にも対応。時計スタイルでは、デザインや表示する数字の色などのカスタマイズができます。
カスタム時計、カスタム画像、カスタムテキストといったカスタマイズに対応。
端末を持ち上げてスリープ解除
設定→ディスプレイ→端末を持ち上げてスリープ解除をオンにすると、手に取るだけで画面がオンになる。顔認証と併用することで便利に使える機能。
スクリーンセーバー
設定→ディスプレイ→スクリーンセーバーを有効にすると、充電時やドック接続時にスクリーンセーバーが起動する。時計やカラー、自身で撮った写真などを設定できます。
充電ランプ
設定→ディスプレイ→充電ランプは、端末上部の左側にあるLEDランプの点灯設定。
- 充電中に点灯
- 着信等未確認通知時に点滅
通知用のランプを搭載している機種は少なくなっているので、これはありがたい貴重な機能。
テーマ&壁紙
設定→テーマ&壁紙で、テーマや壁紙のカスタマイズができます。テーマには、ROG Phone 7 の初回起動時に行ったアンボクシングミッションのリワードSE7EN専用テーマパックがあり、壁紙には「三国志 覇道」と「FFBE幻影戦争」がプリインストールされています。
指紋認証
設定→セキュリティと画面ロック→指紋認証→端末のスリープを解除するから、指紋のアイコン表示方法を選択する。初期設定はすべて表示になっています。その他にも、ロック解除アニメーションと表示スタイルのカスタマイズもできます。
モバイルマネージャー
設定→拡張機能→モバイルマネージャーは、簡単に最適化を行うことができるユーティリティアプリ。
- スキャン
- データ使用量の管理
- メモリの開放
- クリーンアップ
- プライバシーとセキュリティ
右上の設定から、ホーム画面にショートカットを作成できます。
Game Genie
設定→拡張機能→Game Genieに、ゲームのアシスト機能がまとまっています。使い方は別記事でまとめてあるので参考にしてください。
ツインアプリ
設定→拡張機能→ツインアプリをオンにすると、アプリを複製して異なるアカウントで同時に使用できるようになる。例えばポケモンGOを複製したら、最近のタスクを開きアイコン長押しで画面分割やウィンドウ表示ができます。
エッジツール
設定→拡張機能→エッジツールに設定したアプリをサイドバーから起動すると、フローティング表示して使うことができます。サイドバーの表示から、ゲーム中は非表示もしくはなしにすることも可能。アプリケーション管理の右上ペンアイコンから有効にし、順番の並び替え。サイドバーのスタイルで、長さ、幅透明度を調整できる。
OptiFlex
設定→拡張機能→OptiFlexは、アプリの起動を加速する機能。アプリの再ロードを減らしてスタンバイ時の電力を節約します。
ジェスチャー操作
設定→拡張機能→ジェスチャー操作に便利な機能がまとまっています。
端末を持ち上げてスリープ解除
端末を持ち上げる動作でスリープを解除する機能。顔認証と併用すると便利に使える。この設定は、ディスプレイ設定にあるのと同じ。
ひっくり返してミュート
着信時に端末の画面を下に向けると、着信音がミュートになる。
スクリーンオフ
画面をダブルタップするとスリープモードになる。
スクリーンオン
画面をダブルタップするとスリープモードになる。
スワイプアップで起動
スリープ中の画面でスワイプアップするとスリープモードが解除。
音楽をコントロール
2本指で”ll”を描くと音楽を一時停止/再開し、”<”または”>”を描くと前後の曲に移動。
アプリを起動
- 「W」:天候
- 「S」:カメラ-前面カメラ
- 「e」:時計
- 「m」:カメラ
- 「Z」:ギャラリー
- 「V」:電話
これらは初期設定で割り当てられている機能となり、起動したいアプリを入れ替えられます。
カメラのクイック起動
設定→拡張機能→カメラのクイック起動をオンにすると、電源ボタンのダブルクリックでカメラアプリを起動します。
片手モード
設定→拡張機能→片手モードをオンにすると、画面下部を下にスワイプで片手モードを使える。「片手操作用に画面を縮小する」の右側にある設定からは、画面の表示範囲のカスタマイズができます。通知を表示に設定した場合は、表示範囲が変わるのではなく通知を確認できるようになる。片手モードのショートカットも有効にできます。
背面ダブルタップ
設定→拡張機能→背面ダブルタップに機能を割り当てることができます。
- スクリーンショット
- カメラを起動
- 懐中電灯(オン/オフの切り替え)
- サウンドレコーダー(録音の開始/停止)
- Googleアシスタントを開く
- マルチメディア(再生/一時停止はメディアの再生中のみ適用)
AirTriggers
設定→拡張機能→AirTriggersをオンにすると、握る動作に機能を割り当てられます。短く握る、長く握る、両方のボタンを長押しするの3つの動作と、握る強さのレベルも調整して誤作動も防げる。
- Googleアシスタント
- 音声モード
- 懐中電灯
- サイレントモード
- 画面の自動回転
- カメラを起動
- スクリーンショット
- Xモード
- Armoury Crateを開く
- アプリを起動
割り当てられる機能は3つの動作で共通。
スクリーンレコーダー
設定→拡張機能→スクリーンレコーダーに、画面録画の設定がまとまっています。通知を録画しないように、通知の重ね表示を禁止という機能は便利。最大設定は、解像度1080P、高画質、120fpsで録画できる。
スクリーンショット
設定→拡張機能→スクリーンショットの設定がまとまっています。ゲーム中に撮影したスクリーンショットにROGのウォーターマークを追加する機能もある。スクリーンショットの撮り方は他にもあります。
- 電源ボタンと音量小ボタンの同時押し
- 電源ボタンの長押しからスクリーンショットを選択
- クイック設定パネルのスクリーンショットを選択
- 最近のタスクを開いてスクリーンショットを選択
システム環境設定
設定→システム環境設定をASUSオリジナルにした場合、もっと見るから個別に変更することもできます。これは初期設定の時にも表示されるのと同じ。
ユーザー設定
ホーム画面の長押し、もしくはアプリ一覧の右下メニューからユーザー設定を開けます。
ユーザー設定では、ホーム画面設定、アプリロック、アプリ非表示の操作ができます。設定で検索しても出てこないため、場所を把握しておくこと。
クイック設定パネル
クイック設定パネルにはたくさんのショートカットが用意されているため、よく使うものは編集しておくこと。画面分割やQRコードをスキャンなどもある。QRコードはカメラアプリでも読み込めます。
まとめ
ROG Phone 7 はゲームだけでなくスマホとしての機能も優秀で使いやすい。端末の大きさ重さに慣れてしまえばかなり快適に使えます。ゲーム機能については別記事でまとめてあるのでそちらを参考に。
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