ROG Phone 7 のゲームツール「Game Genie」の解説です。いろんな設定があるので使い方の参考に。
※ASUSよりレビュー用のサンプル機を借りて執筆しています。記事内リンクにはアフェリエイト広告も含みます。
ツールボックスの起動方法
Game Genieのツールボックスを開くには、画面の左上隅または右上隅から内側に向かってスワイプする。中央の「^」矢印をタップするとサブパネルが起動。起動前には、左右に画面輝度と音量調節バーが表示されています。縦持ちのゲームの場合は、左右のスワイプした側にツールボックスが表示される。
※ツールを使うにはArmoury Crateのゲームライブラリ、もしくはゲームリストの管理設定に起動したいアプリが追加されている必要がある。
サブパネル
サブパネルのアイコンをタップすると、いつでも異なるゲームプロファイルに切り替えることができます。切り替えるとツールボックスのカラーも変更され、視覚的に今どのモードを使っているのか認識しやすくなる。
アドバンスドに切り替えたときだけペンアイコンが表示され編集が可能。詳細設定では、タップ、ディスプレイ、パフォーマンス、ネットワークのカテゴリごとにカスタマイズできます。右上の矢印をタップするとフローティング表示で常駐する。ただし他のツールは使えなくなるため編集後は閉じた方が良さそう。アドバンスドはArmoury Crateのシナリオ詳細からも変更できます。
サブパネルにある「i」をタップすると表示が切り替わり、リフレッシュレート、システム温度、モバイルデータ、Wi-Fi、CPU使用率を確認できます。中央Game Genieのロゴの左下にはArmoury Crate、右下には設定のアイコンがあり、それぞれタップでショートカット起動できる。
Game Genieの設定
Game Genieの設定で編集できる項目。これは、端末設定→拡張機能→Game Genieと同じで、ツールボックスから起動しなくてもカスタマイズできます。ゲームリストの管理、表示順序のカスタマイズ、ゲームの録画設定は、Armoury Crateでも編集可能。
ゲームリストの管理
ゲームリストの管理は、Armoury Crateのゲームライブラリと一緒で、これの許可されているアプリはGame Genieのツールボックスを起動できる。Armoury Crateのコンソールにもこの設定はあります。
開始アニメーションの表示
ゲームリストに登録されているアプリを起動したときのアニメーション表示をオンオフにする設定。
表示順序のカスタマイズ
Game Genieのパネルに表示される順序の並び替えができる。ここで並び替えを行ってもゲームが対応していないと表示されない項目もあります。【例】スカウトモード、ROG Instant Master、XSense、PiPモード、冷却モード、キーマッピングなど。
トグル | ツール |
リフレッシュレート | ROG Instant Master |
リアルタイム情報 | X Sense |
Xキャプチャー | 冷却モード |
ネットワークスイッチ | マクロ |
ナビブロック | 振動マッピング |
アラートなし | AirTriggers |
着信拒否 | キーマッピング |
充電モードの変更 | エッジツール |
ショートクリップ | メモリ開放 |
明るさ固定 | 録画 |
スカウトモード | PiPモード |
データのみ | ロックタッチ |
バックグラウンドモード | クロスヘア |
ー | クイックコントロール |
ゲームの録画設定
ショートクリップの録画時間は、5秒、10秒、20秒、30秒を選択できる。Xキャプチャーは自動的に録画してくれる機能だけれど、日本で対応しているゲームはないようです。その他の設定で、録画する解像度や録音ソース、通知が録画されないように「通知の重ね表示を禁止」設定もある。その他の設定にある項目は、端末設定→拡張機能→スクリーンレコーダーでも変更可能。
リアルタイム情報の管理
リアルタイム情報で表示する項目の選択ができる。
温度の単位
摂氏(℃)と華氏(℉)の表示に対応。デフォルトの単位は℃になっています。
AirTriggers
AirTriggersの環境設定とタッチ設定には3つの項目があり、それぞれタップすると詳細なカスタマイズができます。
超音波ボタンの設定
超音波ボタンの設定の左側に触覚とフィードバック。タップ情報を表示は視覚的に、バイブレーションは触覚的に反応を感じ取れます。フィンガーレストをオンにすると、指を放すことなく押し込む強さで反応するようになる。右側にはジェスチャー設定があり、各項目で反応する感度や位置などのカスタマイズができます。
モーションコントロールの設定
モーションコントロールの設定も同様に、左側には触覚とフィードバック、右側のジェスチャー設定では、それぞれのアクションごとに感度の調整ができます。
クーラーボタンの設定
クーラーボタンの設定は触覚とフィードバックのみが表示されます。
ナビブロック
ツールボックスからナビブロックをオンにした時にブロックする項目の選択。ナビブロックをオンにするとジェスチャーナビゲーションもしくはナビゲーションバーが必ず有効化され、ステータスバーとGame Genieの設定は任意に選べる。
自動タッチロック
自動タッチロックは、設定した時間を無操作でいると、画面が暗くなりタッチ操作が無効化される。解除するには2本の指で上にスワイプ。初期設定では3分、電力消費を抑えたいときに有効な機能なので、必要なければ「使用しない」に。
バックグラウンドモード
バックグラウンドモード時にバッテリー残量が指定値より少なくなったら終了する設定。初期設定では3%になっています。
バックグラウンドモード実行中に定期的に通知させる機能。画面点灯時にはポップアップで、消灯時にはエッジライト効果で知らせてくれます。
マクロトラックを表示
マクロのプロファイルを使用時に、視覚的なフィードバックを表示するオンオフ設定。
ブロック管理
ブロック管理の項目に、アラートなしが有効な時でも通知するアプリアラートと、着信拒否が有効な時でも通話の通知を表示する設定がある。
ツールボックスのパネル解説
Game Genieのツールボックスは、左側のトグルと右側のツールに分かれています。これらは設定の表示順序のカスタマイズで並び替えられるが、ゲーム自体がその機能に対応していないと表示されません。例えば原神の場合、Xキャプチャー、スカウトモード、X Senseは表示されていない。逆に外付けのクーラーやコントローラーを接続すると、冷却モードやキーマッピングといった追加される。
リフレッシュレート
リフレッシュレートはタップするたびに切り替わる。ただし、ゲーム自体がそのリフレッシュレートに対応している必要があります。
- AUTO
- 60Hz
- 90Hz
- 120Hz
- 144Hz
- 165Hz
リアルタイム情報
現在の情報をフローティング表示してくれる機能。十字のアイコンをドラッグしながら好きな位置に移動もできます。表示する項目は、Game Genieの設定にあるリアルタイム情報の管理から選択。
Xキャプチャー
AIにより自動で録画してくれる機能だが、まだ日本国内で対応しているゲームがないため未確認。
複数の敵を連続して倒すなど、ゲーム内で目立つ功績が確認された場合に画面を自動で録画します。
ROG Phone 7
ネットワークスイッチ
Wi-Fiとモバイル通信の切り替え。
ナビブロック
機能を有効にすると、ゲーム中の誤タップを避けるため、各種ジェスチャー操作が一時的に無効になります。Game Genieの設定に追加設定がある。
アラートなし
通知をオフにする。Game Genieの設定に除外設定もあり、アイコン長押しでショートカット移動できる。
着信拒否
着信をオフにする。Game Genieの設定に除外設定もあり、アイコン長押しでショートカット移動できる。
充電モードの変更
充電をするときに、システムに電源を供給しながら同時に充電する通常充電と、システムのみに電源を供給し端末の発熱を抑えるバイパス充電を選択できます。
ショートクリップ
ショートクリップを有効にすると、ビデオ録画ツールが配置されます。これはアイコンをタップするたびに、時間をさかのぼって録画することができる便利機能になる。録画時間の設定は、アイコンを動かすと矢印が表示されるので、そこから(5秒、10秒、20秒、30秒)指定できます。
明るさを固定
画面の明るさが変わらないように固定する。
スカウトモード
スカウトモードを有効にすると画面の色が反転され、隠れている敵などを見つけやすくなる。機能を有効にしているときに、スクリーンショットや画面録画をしても通常シーンとして撮影されます。
データのみ
通話機能を無効にしますが、モバイルデータはそのままにして着信によるネットワーク接続の切断を防ぎます。通話機能を復旧させても、不在着信は表示されません。オン/オフを切り替えるとネットワークを再接続します。
バックグラウンドモード
画面オフや他のアプリを開いている時でもバックグラウンドで動作する機能で、時間を指定したカスタム設定も用意されている。作動中ということを忘れてしまうことがないように定期的に知らせてくれる機能もあり、Game Genieの設定にあるバックグラウンドモードリマインダーから指定する。終了するには、Game Genieのツールボックスからもう一度押すか通知バーから。通知バーでは、実行時間もしくはカスタム設定した場合の残り時間を表示したり、ゲームサウンドのオンオフ操作もできます。
※複数のアプリを同時にバックグラウンド起動することはできないようです。
ROG Instant Master
ROG Instant Masterが表示されていれば、あらかじめ用意されているマクロやAirTriggersのプロファイル使用することができます。
X Sense
イベント発生時など、AIにより自動で通知してくれる機能だが、まだ日本国内で対応しているゲームがないため未確認。
ゲーム内で重要なイベントが発生したとき、たとえば重要な敵が出現したときなどに、そのことを検知してポップアップ表示でお知らせします。
ROG Phone 7
冷却モード
AeroActive Cooler 7を接続した時に表示される。残念ながらクーラー単体の別売りはしていないようです。
前モデルのAeroActive Cooler 6ならまだ別売りしていて、ROG Phone 7に接続できるようです。AeroActive Cooler 7のようなサブウーファーは搭載していないけれど、上位モードの「Xモード+」は使用可能とのこと。
マクロ
右上の+からマクロの作成、≡からはマクロを組み合わせたマルチマクロの作成。作ったものを選択してスタートするとツールメニューが表示されます。再生アイコンの隣から、速度や繰り返しなどの再生設定をする。
ツールメニューの再生アイコンをタップするとマクロが起動。左側の南京錠アイコンをタップして赤い状態で再生するとロックタッチモードでバックグラウンド再生が可能になる。
ツールメニューの再生アイコンをタップするとマクロが起動。左側の南京錠アイコンをタップして赤い状態で再生するとロックタッチモードでバックグラウンド再生が可能になる。
振動マッピング
画面を操作した時にバイブを連動させる機能で、最大10個配置できます。設定からバイブレーションの種類がA~Eの5つ用意されている。ボタン(ボタン2辺り)を選択するとトリガー設定が開き、バイブレーションの強度やタイミングの選択も可能。
- タップ時にバイブレーション
- タップして離したときにバイブレーション
- タップと離したときにバイブレーション
AirTriggers
AirTriggersには、超音波ボタン、モーションコントロール、クーラーボタンの設定があり、上部からプロファイルの変更、追加、削除ができます。タップ∨のプルダウンからボタンの種類を選択。これらは、右側にある設定アイコンからトリガー強度などのカスタマイズできます。※Armoury CrateのAirTriggers設定と同じ。
- タップ
- デュアルパーティションボタン
- スワイプ
- スライド(横方向)
- スライド(縦方向)
- デュアルコントロール(タップとスワイプ)
- デュアルコントロール(タップとスライド(横))
- デュアルコントロール(タップとスライド(縦))
- オフ
ボタンの種類の下にあるボックスからボタン設定の選択。
タップシミュレーション
タップシュミレーションは、1つの動作、2つの動作、押す離すで別々の動作を選択できる。下側のスライドバーは実行した時の反応速度を調整できます。
タップの自動繰り返し
タップの自動繰り返しは、長押しで連射をしてくれる機能。1秒間に1~4回の設定ができ、下のスライドバーはバイブレーションの速さをカスタムできる。
ジャイロスコープ
ジャイロスコープは、端末を傾けることで照準を合わせられる便利機能。弓矢などの飛び道具で狙いをつけやすくなる。原神で試してみたところ、ボタンの配置する場所によっては反応しないことがあったので、移動させながら試してみると良いかも。
マクロ
設定してあるマクロを呼びだす機能。
AirTriggersプロファイル
AirTriggersプロファイルの切り替えを設定しておける。
シューティングアシスト
ガンシューティングで連射した時に、徐々に上にズレていくのを補助する機能。押している間は設定した強さで照準を下げてくれます。
モーションコントロール
モーションコントロールは、すべてのアクションを追加すると最大で10個の割り当てが可能。ボタン設定は、タップシミュレーション、マクロ、AirTriggersプロファイルの3つのみ。
- 右に傾ける
- 左に傾ける
- 前方に傾ける
- 後方に傾ける
- 右に回転
- 左に回転
- 振る
- 水平に前進
- 左に水平移動
- 右に水平移動
右側の設定から感度の調整ができます。これはArmoury CrateのAirTriggers設定と同じ。
クーラーボタンの設定
クーラーボタンの設定は、AeroActive Cooler 7を接続しているときに編集できます。
キーマッピング
キーマッピングは、対応するBluetoothコントローラーを接続したときにカスタマイズできます。
エッジツール
エッジツールを起動します。サイドバーからも起動できますが、ゲーム中に無効化したいときは、エッジツールの設定→サイドバーの表示→ゲーム中は非表示にする。
メモリ開放
メモリを開放してシステムを最適化する。
録画
スクリーンレコーダーが起動します。録音ソースとビジュアルフィードバックの表示を選択してスタート。録画ツールがフローティング表示され、停止、スクリーンショット、クイック削除に対応する。
PiPモード
PiP(ピクチャーインピクチャ)モードをタップすると小窓で表示できます。ドラッグして移動もできるため、他のアプリを起動したりコンテンツダウンロード中に他の作業ができたりする。ただし、アプリが対応していない場合にはPiPモードは表示されない。
ロックタッチ
ロックタッチは、ゲームを進行したまま画面の操作を無効にするモード。2本指で上にスワイプすることで解除できます。
クロスヘア
照準をアシストするクロスヘアを配置できます。スタイル、カラー、サイズ、不透明度、位置の変更も可能。
クイックコントロール
Game Genieのツールボックスを開かなくても、ショートカット起動できるボタンを最大10個まで画面上に配置できます。設定すると移動できるボタンが表示され、不透明度と大きさのカスタマイズに対応する。
- ロックタッチ
- スクリーンレコーダー
- スクリーンショット
- スカウトモード
- マクロ
- AirTriggersプロファイル
まとめ
ROG Phone 7では、新たにROG Instant Masterと振動マッピング機能が追加された。XキャプチャーとX Senseについては日本で対応しているゲームはないため今後に期待。それとアップデートで追加されたのかバックグラウンドモード(ROG Phone 6にも対応していた)も便利に使えそう。
ゲーム管理機能の「Armoury Crate」については別記事を参考に。
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