moto e6s は、価格を抑えたライトユーザー向けの格安スマホ。安くてもDSDV対応のトリプルスロット搭載で、2つのSIMを使い分けたい人にも低コストで導入できる。
moto e6s スペック
カラー | メトログレー エレキピンク |
OS | Android 9.0 |
CPU | MediaTek Helio P22 2.0 GHzオクタコア ARM Cortex-A53 CPU 650 MHz IMG GE8320 GPU |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 6.1インチ IPS液晶 1,560 x720 (HD+, 282ppi) |
アウトカメラ | 1,300万画素(メイン、f/2.2、1.12um) PDAF位相差オートフォーカス 200万画素(f/2.4, 1.75um)深度センサー |
インカメラ | 500万画素(f/2.2、1.12um) |
サイズ | 高さ:約155.6mm 幅約:73.0mm 厚さ:約8.5mm(最薄部) |
質量 | 約160g |
バッテリー | 3,000mAh microUSB 5W 充電器同梱 |
ネットワーク | 4G:B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B40 3G:B1 / B2 / B5 / B6 /B8 2G:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth® 4.2 |
SIMスロット | nanoSIM×2+microSD×1(最大256GB) DSDV対応トリプルスロット |
NFC | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
生体認証 | 指紋 |
センサー | GPS, A-GPS, LTEPP, SUPL, GLONASS 指紋認証 加速度計 近接センサー 環境照度センサー |
主な付属品 | 充電器 USBケーブル ヘッドセット カバー SIM取り出しピン クイックスタートガイド LG(法令/安全/規制) |
moto e6s 外観レビュー
6.1インチのノッチ型ディスプレイ。画面は大きくてもコンパクトに収まっている。
背面カラーは、魅力的なエレキピンク。写真では色味が伝わりづらいが、光が当たるとピンク色が際立つ。2眼カメラにフラッシュ、指紋センサー、スピーカーが背面に位置しているのも特徴。
左側面にSIMスロット。
右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。
上部にイヤホンジャック。受話口の隣に通知用のLEDインジケーターも搭載している。背面の写真より色味が分かりやすいかも。
下部に、マイク穴とmicroUSB端子。
付属品は、ヘッドセット、USBケーブル、充電器(5W)、LG(法令/安全/規制)、クイックスタートガイド、SIM取り出しピン、カバー。
安いモデルでもヘッドセットが同梱しているし、クリアケースはスピーカー部分が空いているのも特徴的。
moto e6s ベンチマーク
AnTuTu Benchmark(V8.4.3)のスコアは、91067という結果。メモリ容量も少ないので、あまり多く作業には向かない。通話やメールなど軽作業向けのスマホになると思います。また、同じタイミングで発売された「moto g8 power lite」は、103610という結果で少し高かったです。
moto e6s バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life の計測結果は、8時間37分。電池残量20%までは、7時間7分ほど。ライトユーザー向けのモデルのため、長時間使うことはないと思います。写真をたくさん撮りたいときなどには消耗するかもしれないけど、1日は十分持ってくれそう。
充電速度の計測結果
同梱の充電器は5Wです。電池残量15%に減った状態からどれくらいで充電できるか計測してみました。急速充電ではないので、充電し忘れないようにしたいところ。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 33% | 18% | +18% |
1時間 | 52% | 37% | +19% |
1時間30分 | 69% | 54% | +17% |
2時間 | 86% | 71% | +17% |
2時間30分 | 95% | 80% | +9% |
moto g8 power lite と比較
moto e6s | moto g8 power lite | |
CPU | MediaTek Helio P22 | MediaTek Helio P35 |
メモリ | 2GB | 4GB |
ストレージ | 32GB | 64GB |
ディスプレイ | 6.1インチ | 6.5インチ |
質量 | 約160g | 約200g |
バッテリー | 3,000mAh 5W 充電器同梱 | 5,000mAh 10W 充電器同梱 |
価格(税込) | 16,800円 | 20,800円 |
同じタイミングで発売されている「moto g8 power lite」と簡単に比較してみました。「moto e6s」は軽量コンパクトが良い人向け。「moto g8 power lite」は少し重いけど長時間駆動してほしい人向け。どちらも価格を抑えたライトユーザー向けのモデルになります。予算があるなら上位モデルを検討してみて下さい。
moto e6s 初期設定や使い方
初期設定や使い方などは別記事でまとめてあります。2回振り下ろしてライトのオンオフをする簡易ライトは知っておくと便利かも。
moto e6s カメラ性能
カメラモードは、ポートレート、動画、パノラマの切り替えに、Googleレンズのアイコンもある。
このスクリーンショットは、2倍にしたときのもの。ズームはピンチアウトすることで最大4倍まで拡大可能。インカメラはなぜか10倍ズームまで対応している。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真サイズ | 13M(4:3)4160×3120 ● 10M(1:1)3120×3120 9M(16:9)4096×2304 8M(18:9)4160×1920 | 5M(4:3)2560×1920 ● 4M(1:1)1920×1920 4M(16:9)2560×1440 3M(18:9)2496×1152 |
ビデオサイズ | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 |
ズーム | 最大4倍 | 最大10倍 |
カメラモード | 美顔補正 ポートレート パノラマ | 美顔補正 ポートレート |
●は初期値
楽天モバイルやDSDSの動作確認
SIMスロットは、nanoサイズのSIMが2枚と、microSDカードが入るDSDV対応のトリプルスロット。楽天モバイルやDSDSでの動作も確認してみました。
楽天モバイルのSIMを入れて試してみたところ、現状では通話やデータ通信には対応していないようです。次にドコモのガラケー(FOMA)SIM と BIGLOBEモバイルSIM を入れて試してみると、DSDSの動作確認ができました。2枚のSIMで同時待ち受けができるため、便利に使えそうです。
ゲームの動作確認
ゲーム向きのスマホではないけれど、いくつかのタイトルを試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOのAR+は非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には対応していないため、AR+のモードでは遊ぶことはできない。
ドラクエウォークは軽く遊ぶ程度なら
スムーズではないけれど、少したしなむ程度ならば良いかも。たくさん遊びたいなら上位モデルがおすすめ。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中になっていた。少しカクつくことはあるけどできなくはない。ただし、ストレージの容量が少ないため、容量の大きいゲームはおすすめしない。
まとめ
moto e6s は、通話やメールなど軽作業向けのライトユーザーモデルになる。安くてもDSDV対応のトリプルスロットを搭載しているので、SIMを使い分けられるのは便利。ただし、メモリやストレージ容量は少ないため、アプリをたくさん入れる人には向かない。使い方によっては上位モデルを検討すること。
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