moto g8 power lite は、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているスタミナスマホ。moto g8 power より1万円も価格が抑えられた廉価版モデル。
moto g8 power lite スペック
カラー | ポーラブルー ロイヤルブルー |
OS | Android 9.0 |
CPU | MediaTek Helio P35 2.3 GHz+1.8 GHz オクタコア ARM Cortex-A53 CPU 680 MHz IMG PowerVR GE8320 GPU |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.5インチ 1,600 x720 (HD+, 269ppi) IPS液晶 |
アウトカメラ | 1,600万画素(メイン、f/2.0、1.0um PDAF) 200万画素 (深度、f/2.4, 1.75 um) 200万画素 (マクロ、f/2.4, 1.75 um) LEDフラッシュ |
インカメラ | 800万画素(f/2.0、1.12um) |
サイズ | 高さ:約164.94mm 幅:約75.76mm 厚さ:約9.2mm(最薄部) |
質量 | 約200g |
バッテリー | 5,000mAh microUSB 10W 高速充電器同梱 |
ネットワーク | 4G:B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41 3G:B1 / B2 / B5 / B6 /B8 / B19 2G:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth® 4.2 |
SIMスロット | nanoSIM×2+microSD×1(最大256GB) DSDV対応トリプルスロット |
NFC | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
生体認証 | 指紋 |
センサー | GPS, A-GPS, LTEPP, SUPL, GLONASS, Galileo 指紋認証 加速度計 近接センサー ジャイロスコープ 環境照度センサー SARセンサー |
主な付属品 | 充電器 USBケーブル ヘッドセット カバー SIM取り出しピン クイックスタートガイド LG(法令/安全/規制) |
moto g8 power lite 外観レビュー
6.5インチのノッチ型ディスプレイ。大画面に大容量バッテリーのため、それなりの重さはある。
背面カラーは、つや消しでも鮮やかなポーラブルー。3眼カメラにフラッシュ、指紋センサー、スピーカーが背面側に位置しているのも特徴的。
左側面にSIMスロット。
右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。
上部にイヤホンジャック。受話口の隣に通知用のLEDインジケーターも搭載している。
下部に、マイク穴とmicroUSB端子。
付属品は、ヘッドセット、充電器(10W)、USBケーブル、LG(法令/安全/規制)、クイックスタートガイド、SIM取り出しピン、カバー。
安いモデルでもヘッドセットが同梱しているし、クリアケースはスピーカー部分が空いているのも特徴的。
moto g8 power lite ベンチマーク
AnTuTu Benchmark(V8.4.3)のスコアは、103610という結果。moto g8 powerでは、174116(V8.3.6)だったので、性能の違いは明らか。
moto g8 power lite バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life の計測結果は、13時間39分となった。電池残量20%までの駆動時間は、11時間31分ほど。十分な時間ではあるが、大容量バッテリーを搭載しているのに思っていたほど駆動してくれなかった。もしかするとプロセッサーの性能が高くないため、長時間駆動で負荷が大きくなってしまったのかもしれない。※環境により計測時間は変わるので参考程度に。
充電速度の計測結果
10Wの高速充電器が同梱しています。電池残量15%に減った状態からどれくらいで充電できるか計測してみました。30分で+20%だと、1,000mAhも充電できたことになる。バッテリー容量が多いため、満充電までは時間がかかるが、充電速度は快適なレベルだと思う。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 35% | 20% | +20% |
1時間 | 56% | 41% | +21% |
1時間30分 | 76% | 61% | +20% |
2時間 | 92% | 77% | +16% |
2時間30分 | 98% | 83% | +6% |
moto g8 power と比較
moto g8 power lite | moto g8 power | |
CPU | MediaTek Helio P35 | Snapdragon™ 665 |
ディスプレイ | 6.5インチ | 6.36インチ |
質量 | 約200g | 約197g |
バッテリー | 5,000mAh microUSB 10W 充電器同梱 | 5,000mAh USB Type-C 18W ターボパワー充電器同梱 |
SIMスロット | nanoSIM×2+microSD×1(最大256GB) DSDV対応トリプルスロット | nanoSIM×2 microSDカード排他利用(最大512GB) DSDV対応 |
価格(税込) | 20,800円 | 30,800円 |
moto g8 power と比較してみました。メモリとストレージは同じですが、CPUの性能が高いためパフォーマンスに違いが出てくる。それとソフトウェア面での便利機能や、カメラ性能や機能にも大きな違いがある。moto g8 power lite の利点は、安価でトリプルスロットになっているところ。予算があるなら上位モデルの方が圧倒的におすすめ。
moto g8 power lite 初期設定や使い方
初期設定や使い方などは別記事でまとめてあります。2回振り下ろしてライトのオンオフをする簡易ライトは知っておくと便利かも。
moto g8 power lite カメラ機能
カメラモードは、マクロ、ポートレート、動画、パノラマの切り替えに、Googleレンズのアイコンもある。
このスクリーンショットは、2倍にしたときのもの。ズームはピンチアウトすることで最大4倍まで拡大可能。
廉価版モデルでもマクロ撮影に対応している。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真サイズ | 16M(4:3)4608×3456● 12M(1:1)3456×3456 12M(16:9)4608×2592 9M(20:9)4480×2016 | 8M(4:3)3264×2448 ● 6M(1:1)2448×2448 5M(16:9)3072×1728 3M(20:9)2560×1152 |
ビデオサイズ | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 |
ズーム | 最大4倍 | 最大4倍 |
カメラモード | 美顔補正 マクロ ポートレート パノラマ | 美顔補正 ポートレート |
楽天モバイルやDSDSの動作確認
SIMスロットは、nanoサイズのSIMが2枚と、microSDカードが入るDSDV対応のトリプルスロット。楽天モバイルやDSDSでの動作も確認してみました。
楽天モバイルのSIMを入れて試してみたところ、現状では通話やデータ通信には対応していないようです。次にドコモのガラケー(FOMA)SIM と BIGLOBEモバイルSIM を入れて試してみると、DSDSの動作確認ができました。2枚のSIMで同時待ち受けができるため、便利に使えそうです。
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOのAR+に対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶことができる。これだけ安いモデルでも対応しているのは凄い。
ドラクエウォークはグラフィック簡易設定ONで
ドラクエウォーク内のメニュー→その他・設定→設定→システム→グラフィック簡易設定をONにしてあげると負荷が減るので、少しだけスムーズ遊べる。画質は悪くなるけど、バッテリー容量が多いから遊ぶには悪くはないかも。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中になっていた。この設定のままならそこそこ遊べる。画面が大きいので悪くないかも。
まとめ
moto g8 power lite は、性能と機能を抑えて価格を安くした廉価版モデル。DSDV対応のトリプルスロットなのもメリットで、SIMを使い分けたい人には便利。ただし他の moto g8 シリーズ にある便利機能や、おもしろいカメラ機能などには対応していないのが残念なところ。購入を検討するときは上位モデルの機能も参考に。
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