「HUAWEI P10 lite」は販売直後2週間で、かなり売れた全モデル「HUAWEI P9 lite」より1.8倍も売れているという。実際に使ってみると使用感は抜群で、2017年の販売台数NO1になりそうだ。
「HUAWEI P10 lite」の外観レビュー
ディスプレイサイズは約5.2インチで、バッテリーを3000mAh積んでいても約146gという軽さ。高さは約146.5 mm 、幅は約72 mm 、厚さは約7.2 mmという薄型軽量のスマホになる。今回レビューしているのは、パールホワイト。カラーは他に、サファイアブルー、ミッドナイトブラック、プラチナゴールド(SIMフリー専用)、サクラピンク(UQモバイル専用)がある。
側面からみるとかなり薄く、電源と音量ボタンだけのシンプルなデザイン。写真では少し薄く見えるが、側面のカラーはゴールドになっている。他のカラーでは側面も同じ色。
反対側にはSIMスロットがあるだけで凹凸がない。nanoSIM×2のデュアルSIMスロットで、スロット2がmicroSDカードと兼用になる。DSDSではなく、SIM2枚の同時待ち受け(デュアルスタンバイ)はできない。
上部にイヤホンジャック。前面のインカメラは800万画素。
底面にスピーカーとUSB充電ポート。最近のスマホでは表裏のないUSB Type-Cが主流になりつつある中、今まで使っていたものがそのまま使える。
背面にある指紋認証センサーは感度がよく瞬時にロックを解除できる。カメラは1200万画素で、指紋認証センサーの長押しでもシャッターを切る設定もできて便利。
急速充電で快適に使える
「HUAWEI P10 lite」は、薄型軽量でありながら3000mAhのバッテリーを搭載していて長時間駆動が可能。さらに急速充電にも対応しているため、充電時間が少なくて済み使い勝手が良い。ただし、ACアダプタとUSBコードが急速充電に対応していないと通常充電となる。同梱されている純正品以外を使うときには確認しておいた方がよい。
確認方法は、充電したときに表示される稲妻のアイコン。これが1つしか表示されないときには、急速充電に対応していない。
指紋認証が快適に使える
指紋認証を使ってみると、かなり反応がよくて驚いた。これならばストレスなく使える。また指紋認証以外ジェスチャー機能もいくつかある。写真の長押しジェスチャーを有効にすれば、シャッターを切ることもでき自撮りをする時のも便利。
カメラ性能も充実している
撮りたい一瞬を逃さなに高速フォーカスや、暗がりでも明瞭に撮れたりとカメラ性能も良い。自撮りをするときでも、顔認証技術搭載のポートレートモードで写真の仕上がりを良くできる。撮った写真の編集機能も充実しているのも特徴。
オリジナルの便利な機能が盛り沢山
HUAWEIのオリジナル機能がたくさんある。ワンハンドUIではミニ画面やキーボードの移動など、手の小さな女性でも片手で使える。ブルーライトカットができる諸力保護や、モーションコントロールなども便利。
ポケモンGOをARモードも使える
「HUAWEI P10 lite」ではジャイロセンサーを搭載していて、ポケモンGOのARモードも使えるようになった。はじめ位置情報の取得ができずに戸惑った。位置情報サービスの設定はセキュリティとプライバシーの項目にあり、高精度の「GPS、Wi-Fi、モバイルネットワークを利用」にしておいた方がよいだろう。
簡易モードでシニア世代にも対応できる
簡易モードにすることで、そんなに機能はいらない人向けのホーム画面にできる。設定→詳細設定→簡易モードから変更可能。表示される文字も大きくなりシニア世代にも使いやすくなる。
デメリットは防水対応でないこと
「HUAWEI P10 lite」は防水に対応していないのが残念なところ。防水対応になると価格が上がってしまうかもしれないので、コストパフォーマンスを考えると丁度よいのかもしれない。また、おサイフケータイにも対応していないのもデメリットの1つとなるだろう。
まとめ
「HUAWEI P10 lite」を実際に使ってみると、とても快適で売れている理由がわかる。防水やおサイフケータイ機能が必要ないという人には、かなりおすすめのスマートフォンだ。
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